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バカリズムさんの出身大学と出身高校、映画学校在学時から芸人へ!

バカリズムさんは福岡から上京しコンビからピンに

バカリズムさんの学歴と出身校についてご案内します。

バカリズムさんは、コンビとして活動していた時期もありますが、2005年に相方が引退して以降は、升野英知(ますの ひでとも)さんがピン芸人としてバカリズムを名乗っています。

バカリズムさんは、福岡県の田川市出身で、地元の小・中学校を卒業したあと、地元の私立高校の飯塚高校に進学しました。

飯塚高校時代は野球部で活躍し筋肉も鍛えられていました。しかし芸人になるにあたって、あえて体格を落としたそうです。

飯塚高等学校 ⇒ 東京映画学校 (現在の東京映画大学)

 

高校卒業後は当時の主流とされるNSCでなく、上京して東京映画学校に進学。

在学中にコンビのバカリズムを結成し、活動してきました。コンビのバカリズムは『笑う子犬の生活R』などの深夜番組を中心に活躍。

ただし10年間のコンビは必ずしも順風満帆とは言えなかった様子で、その後、バカリズムさんのピン活動が長くなりました。奥さんは夢眠ねむさんで、多摩美術大学情報デザイン学科の出身。二人にはお子さんもいます。

バカリズムさんの身長は165センチで、様々な着想が生かされていることから、頭が良いと言われています。
2020年代を見ると、すでに業界のベテランの一人と言えそうです。脚本家としての評価もさらに上昇しています。

 

バカリズム(本名・升野英知 ますのひでとも)

生まれ: 1975年11月28日
出身:福岡県田川市

1982年:(推定)田川小学校入学、7歳
1988年:(推定)中央中学校入学、13歳
1991年:(推定)飯塚高校入学、16歳
1994年:(推定)日本映画学校入学、19歳
1995年:松下敏宏さんとコンビ「バカリズム」を結成、20歳

1999年:『爆笑オンエアバトル』(〜2003年)
2000年:『笑う子犬の生活R「やや甘い生活〜何故、人生は中途半端になってしまうのか〜』
2005年:松下さんが引退、『R-1ぐらんぷり』決勝進出、30歳
2006年:『アイドリング!!!』でMC、『R-1』出場(5年連続)、31歳

2009年:『IPPONグランプリ』、34歳
2010年:「面白いと思うピン芸人は?」アンケート1位
2012年:田川市のゆるキャラ「石田川炭夫」のデザイン、『バカリズム THE MOVIE』監督・脚本・主演
2015年:『バズリズム』MC、40歳
2017年:『架空OL日記』でギャラクシー賞受賞、42歳

2019年:夢眠ねむさんと結婚、44歳
2020年:「24時間バカリズム専門チャンネル」、『劇場版架空OL日記』
2022年:『R-1グランプリ2022』で賞レース審査員、『ノンレムの窓』窓先案内人役兼脚本
2023年:『第74回NHK紅白歌合戦』ゲスト審査員、『ブラッシュアップライフ』 受付係兼脚本、第一子誕生
2024年:『IPPONグランプリ』チェアマン、『侵入者たちの晩餐』脚本
2025年:『ホットスポット』脚本、50歳

その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。

 

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バカリズムさんの出身高校は私立の飯塚高等学校

バカリズム(升野英知 )さんは、地元福岡県飯塚市の私立高校、飯塚高校の出身であることが知られています。在学中は野球部でした。

同校は2001年までは男子校でしたから、升野さんが入学した当時は男子校。

地元の小・中学校を経てバカリズムさんは、やはり地元の福岡県立「西田川高等学校」に進学しようとしましたが、合格しなかったそうで、飯塚高校に進みました。

 

image

ちなみに「西田川高等学校」は、定時制・全日制についていろいろ変遷があった末に、2021年以降は、フレックス3部制定時制高校となっています。西田川高校の卒業生に井上陽水さんがいて、1948年生まれの井上さんにとって田川はもともと縁のない土地ながら、小・中・高を過ごした町でした。

 

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升野さんの進学した飯塚高校の学科は現在は以下となっています。

普通科
介護福祉科
総合学科

介護福祉科や総合学科は後に作られたもので、バカリズムさんの時代にはありません。
また建築科、土木科があったのは 1970年代のため、升野さんの当時は普通科だったと考えられます。

 

出身高校:飯塚高等学校

所在地:福岡県飯塚市 立岩1224
創立:1962年

飯塚高校の出身者には元大相撲関脇の益荒雄広生さんや、プロ野球の辛島航(からしまわたる)さんらがいます。

プロ野球選手を輩出するくらい野球部の強い高校で、バカリズムさんも高校時代には野球部で鍛えており、高3の夏には甲子園福岡県予選でスタメン出場しました。

 

これまでも、野球部時代は筋力トレーニングに精を出したことなどを語っており、ファンの間では知られてきたが、コメント欄には「体が全然違う」「高校時代はムキムキと聞いていたけどここまでとは…」「別人みたい」との声が相次いだ。
(https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202308150000156.html より)

 

これはご本人が2023年の8月に、自身の高校時代と現在のバッター席の姿を並べてインスタにアップした時の周囲の声。

 

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当時、かなりの筋肉ムキムキだった様子です。

 

なお、2017年の取材「人格形成にヤンキー漫画の影響」というテーマの中では、以下のように語っています。

 

・・・地元がけっこう血の気の多い地域だったので、小学生でもみんな背伸びして読んでたんですよ。当時の僕らの世代は、みんな気質的に影響を受けてたと思いますね。そこで「ガンを飛ばす」みたいなヤンキー文化を知りましたね。
・・中略・・
うちの学校は厳しかったから、学校ではボンタンなのかボンタンじゃないのか、ギリギリわかりづらいボンタンを履いて、先生の目をごまかしてましたね。で、塾に行くときだけめちゃくちゃなボンタンを履く(笑)。
(https://manba.co.jp/manba_magazines/3919 より)

 

当時のバカリズムさんはヤンキー憧れがあり、ちょっと剃りこみっぽいのを入れたり改造した学生服を着たりなどしていたそうです。

 

【田川高校の大学合格実績】は同校の公式サイトから、一部を抜粋すると、令和5年度の場合で、以下のとおりでした。

国公立大学 21名
九州工業大学 2名
福岡教育大学 2名
岡山大学 1名
熊本大学 1名 など多数
私立大学
青山学院大学、東海大学、同志社大学、立命館大学、西南学院大学、九州国際大学など多数

バカリズムの升野さんは、日本映画大学(当時の日本映画学校)に進学しました。

 

バカリズムさんの出身地、福岡県田川市と出身小学校、出身中学校

バカリズム・升野さんは、田川市の出身であることに加えて、2021年のNHK『ファミリーヒストリー』に取り上げられたことから、先祖のことも部分的には知られています。

番組によると、母方の高祖父にあたる原弥平次さんが幕末に活躍し、一方で原弥平次さんは福岡藩の太政官札贋造事件にも関わりがあったもようーー。

 

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出身の小学校、中学校については、それぞれバカリズムさんの取材記事で明らかとなっています。

小学校については、バンドのKroi のメンバーが2024年2月に『バズリズム2』に出演し、メンバーの益田英知(ますだ ひでとも)さんとのやり取りがありました。

益田英知さんは田川に小学校まで住んでいたそうです。
ちなみに「ますだ ひでとも」さんと「ますの ひでとも」さんは、一文字違い。

・・するとMasudaは小学校までしか住んでいなかったと言い、「後藤寺小学校」と通っていた学校名を告げると、「後藤寺小学校。隣じゃん!僕、田川小学校。すげえ」と驚きの声をあげた。
(https://www.entax.news/post/202402112100.html より)

 

 

出身小学校:田川市立田川小学校

所在地:福岡県田川市栄町4番23号
1889年(明治22年)- 田川採炭会社が創業。

ここで、先ほどの飯塚高校との位置関係を広域で見ると、田川市と飯塚市が隣接していることが分かります。

田川小学校は、明治時代に田川採炭会社が創業したという歴史を持ちます。尋常小学校になった時点では私立でした。しかし1945年に運営が田川市に移管されました。

***

ところでバカリズムさんの出身校の「中央中学校」が田川東中学校に統合されたのは、2023年の4月のことで、この時、田川市では市立中学の7校を2校にするという大きな変革がありました

つまり5校が閉校されたわけで、その儀式に著名出身者からコメントなどが寄せられました。

そこでバカリズム(升野英知)さんが中央中学校の出身であることが明らかとなっています。

中央中には卒業生のお笑い芸人・バカリズム(本名・升野英知)さんが、ビデオメッセージと閉校記念誌への寄稿文を届けた。
寄稿文では、自身の中学生時代を「楽しくなかったからこそ、必死で楽しいことを探した」などと振り返った。

執筆を頼んだ同中の同級生で田川市立金川小教諭の岡田大助さんは「常に反骨心を持っていた英ちゃんらしい文章。彼の創作に反映されている、状況や人の心理を見抜く力は、中央中で基礎が作られたのだと思う」と語った。
(https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20230407-OYTNT50051/ より)

 

升野さんの同級生が地元の小学校の先生になっていることも、リアリティーがあります。

なお田川の中学校の閉校式には、池田エライザさんも、監督デビューした作品で田川市が舞台となる『夏、至るころ』に関連して、メッセージを寄せていました。

 

出身中学校:田川市立中央中学校 (現在は田川東中学校に統合)

所在地:福岡県田川市中央町3−71

中央中学校は上記の田川小学校とは、322号線を挟んですぐ近く。両校の近くに石炭記念公園があることも、歴史を物語っているようです。

***

 

子どものころのバカリズムさんについては、「漫画好きとしても知られる」人物として取材を受けています。

最初のマンガは、たぶん小学1年で読んだ『キン肉マン』だと思います。ちょうど流行り始めた頃で、たまたま置いてあったジャンプを読んだのが最初ですかね。
・・中略・・
僕は絵が得意だったので、よく描いてました。だから、ストーリーを追うというより、「どれくらい上手く描けるか」とか、「新しい超人を生み出せるか」とか、そういう楽しみ方だったと思います。
(https://manba.co.jp/manba_magazines/3919 より)

漫画家になりたかったか? という質問には・・

でも小学校高学年くらいで「マンガ家になりたい」と思い始めて。その頃、『まんが道』を読んだんですよ。それに影響を受けて、「こういう道具が必要なんだ」とか、「持ち込みしなきゃいけないんだ」とか、そういうことを意識しましたね。
・・中略・・
でも「マンガ家になりたい」というのは、高校生くらいまではなんとなく思ってたかもしれないです。「マンガ家じゃなくても、イラストを描く仕事には就くんだろうな」とはずっと思ってて。図工とか美術も常に5で、それが自分の唯一の特技だったから。

 

なおこの取材は、2016年の『架空OL日記』が本人主演でドラマ化されたときのもの。

 

『架空OL日記』は、2006年からバカリズムさんが3年ほどで、ネット上にて「銀行勤めのOL」のフリをして綴っていたブログを書籍化し、さらにドラマ化したものです。

 

バカリズムさんの出身大学は日本映画学校(現在の日本映画大学)

バカリズムさんは高校卒業後に、川崎にある日本映画学校に進学しました。

日本映画学校の卒業生には、内村光良さん、出川哲朗さん、北村有起哉さんらがいます。

升野英知さんは「映画学校9期」と呼ばれます。

それは、同校ができた当初は「横浜放送映画専門学院」で、その生徒は横浜○期、「日本映画学校」の卒業生は映画学校○期と呼ばれているからです。

例えば出川哲朗さんは横浜9期で、北村有起哉さんは日本映画学校の時代に入りましたが、1年ほどで辞めています。

 

横浜放送映画専門学院(1975年)・・2年制の各種学校

日本映画学校(1985年)・・・3年制・2年制の専門学校

日本映画大学(2011年)・・・映画学部のみの単科大学

 

日本映画大学

所在地:神奈川県川崎市麻生区万福寺1丁目16−30
(現在、新百合ヶ丘キャンパスと白山キャンパスがあります)

 

 

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(2011年?)

 

バカリズムさんが、吉本等でなく日本映画学校に進学した理由は、自身が関西弁でないから大阪の吉本総合芸能学院(NSC)に行くのは抵抗があり、しかし東京にはまだ(NSC)がなかった等と言われています。

「映画学校」を出ながら、映画はあまり見ていないし興味がないとも、本を出したけども自身は文字が図形にしか見えないからあまり本を読まない・・・等とも、逸話が伝わっています。

 

ちなみに現在の日本映画大学は、学部が映画学部のみという単科大学。

升野さんが入学した日本映画学校の時代は、2つの科がありました。

映像科(3年制)
俳優科(2年制)

升野さんは、「俳優科」において俳優でなく芸人を目指しすことを、決めていたようです。

 

日本映画学校(前後を含む)出身者で脚本家として活躍する方は多数折られます。野木亜紀子さん(2024年の『海に眠るダイヤモンド』、『ラストマイル』など)は代表的でしょう。

お笑いタレントでは、すでに内村光良さん、出川哲朗さんらがいましたから、芸人を目指すバカリズムさんが同校を選んだことは、突飛なことでなく、すでに実績のある教育機関だったことが分かります。

 

***

略歴のように、バカリズムさんは日本映画学校に入学したその翌年に、同じく日本映画学校の学生だった松下敏宏さんコンビ「バカリズム」を結成しました。

松下敏宏(まつしたとしひろ)さんは、2005年、コンビを組んでから10年後に芸能界を引退しています。すなわち、1995年から2005年まではバカリズムとはコンビ名でしたが、それ以降はソロユニット形式で升野さんの名前がバカリズムとなっています。

コンビ時代に4年ほど出演していた『爆笑オンエアバトル』では、どちらかというと苦戦していた様子。

 

 

しかしソロのバカリズムさんは、解散まもなくの『R-1ぐらんぷり』にて決勝進出という快挙。フリップネタの『トツギーノ』を『爆笑レッドカーペット』などのネタ番組で披露しました。

やがて『R-1』は2010年で卒業し、2009年から出演していた『IPPONグランプリ』では最多優勝回数を記録しました。

 

 

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(2019年)

 

その後のバカリズムさんの活躍はじつに多種多様で、審査員等も務めてきました。

升野さんの書籍も脚本作品も多数上り、略歴はごく一部になっています。脚本家としては向田邦子賞を受賞しており、脚本家の坂元裕二さんもバカリズムさんを高く評価しています。

 

***

私生活では、2019年に夢眠ねむさんと結婚し、2023年に第一子が誕生しました。様々な芸人さんとはもちろん幅広い交友があります。

バカリズムさんの脳の仕組みについて、2018年のSmartFLASHの記事では・・

「MRIを撮ったら左脳が発達して、右脳の方まで来ている。考え過ぎの超論理的思考で脳が変わってるって」

(バカリズム、左脳が発達しすぎて「考え過ぎの超論理的思考」)

と話題にしていました。

脳科学は興味深い分野ですが、「左脳が発達して、右脳の方まで」とはどういうことか、個人的にもたいへん気になります。

 

2023年の『ブラッシュアップライフ』 も、2024年の『 侵入者たちの晩餐』もたいへん好評を呼びました。

ますます期待されています。

***

以上、簡単ですがバカリズムさんの出身校についてでした。

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