出身大学

出身大学はランキングされたり、年収との関わりや、社長数が多い大学は?等々話題になります。芸能人や著名人の出身大学、出身高校はどちらか。大学情報、高校情報も併せてご案内しています。

大学に進学せず

市川実日子さんの出身大学と出身高校、中学からモデル活動の実力派女優

市川実日子さんは大田区の公立校から都立高校へ

市川実日子さんの学歴と出身校についてご案内します。

モデルで女優の市川実日子(いちかわ みかこ)さんは本名で、3歳ほど年上の市川実和子(みわこ)さんがいます。

小学生の時、印西市の木刈小学校にいましたが後に転居し、出身は東京都となっています。

都内の大田区では、地元の公立小・中学校を卒業。

さらに地元の公立高校である大崎高等学校を卒業したという情報があります(後述)。

東京都立大崎高等学校 ⇒ 進学せず

中学の途中で、モデル活動を始めた実日子さんは、高校はふつうに都立高に進んだと見られ、その後、考えた末に大学には進学しないことを決めた模様。

 

映画にもドラマにも、絶え間なくたくさん出演してきましたが、どんな役割でも、個性的な佇まいがずっと続いています。

実力は誰もが認めるところで、さらに期待されています。

 

市川実日子(いちかわ みかこ)

生まれ: 1978年6月13日
出身:東京都

1985年:(推定)木刈小学校入学、7歳
1991年:(推定)貝塚中学校入学、13歳
1994年:(推定)大崎高校入学、16歳、『Olive』専属モデル(1998年まで)
1997年:(推定)高校卒業
1998年:『How to 柔術』で映画デビュー、20歳

2000年:『タイムレスメロディ』
2001年:『とらばいゆ』
2002年:『blue』主演、(翌年モスクワ国際映画祭最優秀女優賞受賞)
2003年:『すいか』芝本ゆか 、25歳
2004年:『いま、会いにゆきます』永瀬みどり
2007年:『めがね』ハルナ
2008年:大河ドラマ『篤姫』お龍 、30歳

2013年:大河ドラマ『八重の桜』山川二葉 、35歳
2015年:『山のトムさん』トキ
2016年:『シン・ゴジラ』 尾頭ヒロミ 、38歳

2017年:『三度目の殺人』篠原一葵
2018年:『アンナチュラル』東海林夕子
2019年:『イノセンス 冤罪弁護士』有馬聡子、『凪のお暇』坂本龍子
2021年:『大豆田とわ子と三人の元夫』綿来かごめ、43歳

2023年:『月とケーキ』主演
2024年:『ルート29』理映子、『ラストマイル』東海林夕子
2025年:『ホットスポット』主演、47歳

その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。

 

 

市川実日子さんの出身高校は都立の大崎高等学校?

市川実日子さんの出身高校について、たしかな情報ソースは確認できません。

しかし現在のところ、各種SNSへの過去の書き込みから、ある程度推測されます。

東京都立大崎高等学校。100年以上の歴史ある伝統校です。女優の市川実日子さんやギタリストのCharさんの出身校でも有名です。
(https://www.homemate-research-high-school.com/dtl/00000000000000162820/ より)

 

これは当事者情報ではなさそうですがーー。

他にネット上では市川実日子さんが都立大崎高校出身だと複数のサイトが伝えています。今のところこのページでは伝聞形としてお伝えします。

 

image

 

都立大崎高校は、上記の口コミでも道路を挟んで戸越公園と向かい合っている緑豊かな学校という評価がありました。

出身高校:東京都立大崎高等学校


所在地:東京都品川区豊町2丁目1−7
創立:1911年

 

創立当初は「荏原郡大崎町立大崎女子実業補習学校」でした。

また高校受験において東京都が「単独選抜制度」を導入したのは1994年でした。

ちょうど市川さんたちの学年が入学する年で、その辺りの詳しい経緯に、関心はありますがよく分かりません。

 

 

【大崎高等学校の大学進学状況】は、同校の公式サイトの「令和5年度進路状況」から一部を抜粋すると、以下となっています。

合計250名
国公立大学 1名
私立大学 183名
専門学校 59名 など
就職した人は1名でした。

進学先の大学名としては、青山学院、学習院大学、駒澤大学、明治大学等々が挙がっていました。

***

さて、市川さんが大崎高校の出身だとして・・の話ですが、雑誌『Olive』の専属モデルになったのが1994年の高1の年。

その前にも雑誌には登場していました。

 

ただし、堀越高校や日出高校に進んだ方たちと違って、実日子さんは中学生当時は本格的に芸能活動をしておらず、公立高校に進学したのは自然な流れに見えます。

さて、『Olive』で「27000人の中から選ばれた」専属モデルというのは、なかなかすごい事態です。

 

テーブルに広げられた自分のページを見て、「よくわたしを専属にしようと思ってくれたなぁ。これを可愛いっていう感覚が、みんなすごいと思う!」と、他人事のように笑っている。
(https://ginzamag.com/categories/interview/61268 )

 

こちらは2018年になっての取材で、わずかなこのテキストからも、市川さんのさっぱりとした潔さが伝わってきます。

 

「少女モデルにありがちなロングヘアーのお人形タイプとは真逆。中性的で、ちょっと野性味も感じさせるかっこいい顔立ちだ」

と受け手が評することにも納得します。

この取材の後半部分によると、モデルデビューしたのは中1か中2のとき、とのこと。

 

高校時代はいずれにしても、実日子さんにとってモデル活動に多忙な時期でした。

 

市川実日子さんの出身地東京都(大田区)と出身小学校、出身中学校(印西市の小学校も)

市川実日子さんは、東京都の出身ではありますが、最初の小学校が千葉県印西市の木刈(きかり)小学校だったことが分かっています。

なぜなら「木刈小学校創立30周年実行委員会」というアメーバブログのサイトがあります。

式典開催にあたって校内に「輝く先輩たち」という展示コーナーがあり、「女優・市川実和子・実日子先生」という囲み付きで二人のことが大きく紹介されていました。

二人とも、こちらの小学校におられたようです。

 

出身小学校:印西市立木刈小学校

所在地:千葉県印西市木刈2丁目6

女優の真木よう子さんは、印西市の出身で木刈中学校を卒業したことが分かっています。
あらためて、真木よう子さんと市川さんの年齢を比べると、真木よう子さんのほうが1982年生まれで、4歳ほど年下になります。いずれ、当時の接点はなかったことでしょう。

***

その後、東京都に移り出身は東京都となっています。

また、都内に移ってから出身小学校は「思い出こみゅ」では馬込第三小学校とされています。

出身中学はすでに、作家の米原万里さんらと共に大田区立貝塚中学校の卒業生となっていました。

 

出身小学校:大田区立馬込第三小学校

所在地:東京都大田区北馬込1丁目28−1

馬込第三小学校から、1キロ程度のところに上記の大崎高等学校があります。

 

出身中学校:大田区立貝塚中学校

所在地: 東京都大田区中馬込3丁目13−1

 

学校名に貝塚という名前がつくくらいなので・・と探すと、やはり少し離れた同じ緯度上くらいに「大森貝塚遺跡庭園」がありました。行ってみたいものです。

同校の建設工事を行ったときも、校地から貝が出土されたそうです。

***

小・中学校時代の実日子さんは、上記のように中学の途中で、お姉さんでモデルをやっていた市川実和子さんに誘われる・・というよりはお姉さんの事務所の人から「『オリーブ』に出てみませんか」と誘われ、

最初は戸惑っていたけれど、「じゃあお姉さんと一緒だったらどう?」と言われて、出ることになったそうです。

 

ご本人の感覚は、

スタジオで働いている大人たちが、かっこよかったんです。みんな真剣に、メイクしたり、洋服選んだり、撮り方を考えたり。わぁ、なんかカッコイイって思ったのが、わたしのはじまりです。
・・中略・・

自分がなんなのかもわからない、石ころみたいなときから仕事をはじめてたんですよね。モデルって、1人でスタジオに行くんです。当時はFAXで撮影場所の住所が送られてきて、地図を持って、会ったことのない大人が大勢いるところに1人入っていく。
(同上)

こんな感想にも、モデルに憧れるというより、そこで働く人を見ているところが市川さんらしさでしょうか。

 

 

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「またあのかっこいい大人たちに会いたいっていう気持ちで、スタジオに行ってました。」

ーーということで、まだネットは盛んでなく、雑誌が絶対的な存在だったその時代に、市川さんはぴったりハマったと言えそう。

 

時代の空気と彼女のとがったビジュアルはこの上なくマッチして、雑誌をめくればその姿があった。
(同上)

 

雑誌絶対、サブカル全盛・・という時代に、「彼女のとがったビジュアル」というのが合致したというのが、

後年の市川さんの媚びないというか、じつにストレートな姿勢と一貫しているように感じます。

 

市川実日子さんの出身大学はなし

市川実日子さんは、高校を卒業した翌年には映画に出演するようになり、大学などには進学していません。

 

映画は『How to 柔術』でデビューしたあと、『blue』で主演し、その作品は「モスクワ国際映画祭最優秀女優賞」を受けました。

共演は小西真奈美さん

 

2003年の小林聡美さん主演の『すいか』でも、20歳のユニークな娘を演じました。

 

 

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小林聡美さんとはその後、『めがね』でも共演しており、大河ドラマにも2度出演しました。

 

 

長年の活躍の出演作は大変多く、しかし意外な気がするのは、わりと主演は少ないこと。

というより、実力がにじみ出ていて、主演作が目白押しであると、こちらが勝手に想像してしまうのかもしれません。

 

もっとも、市川さんが見ている所は主演であるとかないとか、そんな所にないような気がします。

2016年の映画『シン・ゴジラ』で演じた尾頭ヒロミは、ノーメイクにぼさぼさ髪ながら、男臭い世界で清涼な存在感が際立っていた。ネットで似顔絵イラスト祭りが起こるなど、一躍人気キャラに。モデルとしては長年スターだったけれど、世間的なブレイクは、尾頭ヒロミ役ということになる。
(同上)

 

「似顔絵イラスト祭り」が起きるというのも、分かる気がします。

実際、「#市川実日子似顔絵」なるものがありました。

 

 

『凪のお暇』の坂本龍子も、市川さんらしい印象で、松たか子さん等の話題作『大豆田とわ子と三人の元夫』では、市川さんが演じた「かごめ」さんは突然亡くなってしまい、視聴者をびっくりさせました。

***

私生活では、上の姉市川実和子さんがモデルということはよく知られています。じつはもう一人の姉がいて、お名前は和日子(わかこ)さん。二人の姉からもらった字を使っていると、どこかで語っておられました。

 

***

2025年になって早々に話題を集めた『ホットスポット』はバカリズムさん作で、市川実日子さんが主演。

 

バカリズムさんの脚本は喫茶店の隣の席で繰り広げられているような会話の連続で、肩肘を張らないというか、とっても自然なんですよね。

面白くしようと考えてしまうと、なんかちょっと鼻が膨らむじゃないですか。“面白いことを言う私”という意識は、作品の邪魔になってしまうと思うので、とにかく”力まない
(https://ginzamag.com/categories/interview/488389)

 

この姿勢が、市川さんらしい気がします。『ホットスポット』では平岩紙さん、角田晃広さんらが共演。

 

2025年1月18日の『スポーツ報知』記事で、市川実日子さんはSNSをやらない理由を聞かれて

「私の何かを見たい人いるんですかね? 特にやらない理由を考えたこともない。自分の中で腑(ふ)に落ちてないから、やる予定はございませんね」

と答えたのも、これまで女優として貫いてきた姿勢とまったく一致するような気がします。

 

 

***

以上、簡単ですが市川実日子さんの出身校についてでした。

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