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出身大学はランキングされたり、年収との関わりや、社長数が多い大学は?等々話題になります。芸能人や著名人の出身大学、出身高校はどちらか。大学情報、高校情報も併せてご案内しています。

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山崎育三郎さんの出身大学と出身高校、中学時代からミュージカルで活躍

山崎育三郎さんは『レ・ミゼラブル』でデビュー、妻は安倍なつみさん

山崎育三郎さんの学歴と出身校についてご案内します。

山崎育三郎さんは、ミュージカルム俳優として多彩な活動で知られています。

幼時に「アニー」に感動したという山崎さんは、母親のすすめで歌のレッスンを受け、小学校時代に童謡コンクールで受賞しました。

野球にも熱中していましたが、中学時代にアルゴミュージカルでの主演を経て、音楽系の高校へ進むことを決定。

それが、東邦音楽大学附属東邦高等学校でした。

 

東邦音楽大学附属東邦高等学校 ⇒ アメリカのハイスクールへ留学 ⇒ 東京音楽大学(声楽演奏家コース)

高校時代には、高2から1年ほどアメリカのミズーリ州のシニアハイスクールに語学留学。
帰国後は1年遅れて高校を卒業し、大学は東京音楽大学に進学しました。

東京音大に入ってまもなく『レ・ミゼラブル』のオーディションで抜擢されたことから、結局、2年で退学し、翌年にデビューすることになりました。

その後、歌手として俳優としてどちらも着実に経歴を重ねてきました。声楽を極めているため当然ながら「歌の上手い」俳優として著名です。

妻が元モーニング娘。の安倍なつみさんということも知られ、これまで3人の男児に恵まれています。

 

山崎育三郎(やまざき いくさぶろう)

生まれ: 1986年1月18日
出身:東京都

1992年:(推定)小学校入学、6歳
1997年:全国童謡コンクールにて審査員特別賞、11歳
1998年:(推定)中学校入学、12歳、アルゴミュージカル『フラワー』主演
2000年:『六番目の小夜子』加藤彰彦

2001年:(推定)東邦音楽大学附属東邦高等学校入学、15歳
2002年:ノースカンティー・ハイスクールへ語学留学
2003年:全米高校生クラシック声楽コンクールにて入賞、帰国
2004年:ソニーミュージックSDオーディション最終10名に選出

2005年:高校卒業、東京音楽大学入学、18歳
2006年:大学を中途退学
2007年:『レ・ミゼラブル』マリウスでデビュー
2008年:『夏休みのような1ヵ月』主演

2010年:舞台『モーツァルト! 』ヴォルフガング・モーツァルト
2011年:舞台『ロミオ&ジュリエット』ロミオ、『嵐が丘』で安倍なつみさんと共演
2013年:「StarS」を井上芳雄さん、浦井健治さんと結成

2015年:『下町ロケット』に出演、安倍なつみさんと結婚
2017年:『あいの結婚相談所』主演
2018年:『モーツァルト! -』ヴォルフガング・モーツァルト
2019年:「IMY」を尾上松也さん、城田優さんと結成
2020年:NHK連続テレビ小説『エール』佐藤久志

2021年:『青天を衝け』伊藤博文、全国高校野球『栄冠は君に輝く』独唱、『殴り愛、炎』主演
2023年:『リエゾン -こどものこころ診療所-』主演、『ハイエナ』主演
2024年:『ザ・トラベルナース』 薬師丸卓

その他、出演など多数 (コンサートなど音楽活動の詳細は省略しています)

*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。

山崎育三郎さんの出身高校は、東邦音楽大学附属東邦高校

東邦音楽大学附属東邦高校(2025年からは募集停止)

山崎育三郎さんが進学した高校は、東邦音楽大学附属東邦高校です。

同校は中高一貫校で、高校からの入学者もいます。

また系列の東邦音楽大学が「文京キャンパス」と「川越キャンパス」を持つことで、川越キャンパスには「東邦音楽大学附属東邦第二高等学校」もあります。

 

ところで一般に略して「東邦大東邦」と呼ばれる「東邦大学付属東邦中学校・高等学校」は「学校法人東邦大学」が設置するもので、同校とは運営母体がまったく異なります。
「東邦大東邦」は千葉県習志野市にあり、2023年度の大学受験データでも東大5名、早慶上理272名など、難関大学進学校のカラーが強くなっています。

 

ーーということで、名前が分かりにくい(間違えられやすい)傾向があるようです。

しかし、名前の通り東邦音楽大学に付属する高校であり、東邦音楽大学の文京キャンパスの大学と同じ住所にあります(大学の本部は埼玉県川越市)。

山崎育三郎さんは同校で声楽を専攻した模様ですが、現在、学科名は「音楽科」のみで、専攻として以下の4専攻があります。

ピアノ専攻
管弦打楽器専攻
声楽専攻
作曲専攻

なお同校の歴史として、名称はながいこと「東邦中学校・東邦高等学校」だったものを、2001年の4月に「東邦音楽大学附属東邦中学校・東邦音楽大学附属東邦高等学校」と改称したということ。

このタイミングは、まさに山崎さんが入学した時に改称されたことになります。想像ですが、それまでは略すと東邦高校になるため、千葉県の上記の高校が「東邦大東邦」と呼ばれるようになったのでしょうかーー。

 

出身高校:東邦音楽大学附属東邦高等学校 

所在地:東京都文京区大塚4丁目46−9
創立:1948年

 

なお、同校の卒業生のほとんどが東邦音楽大学に進学するという説もありますから、育三郎さんは少数派のパターンだったかもしれません。

東邦音楽大学でなく、東京音楽大学を選んだには理由があることでしょう。詳細は不明。

 

追記:2024年8月のニュースに寄ると東邦音楽大学附属東邦中学校・東邦高等学校は2025年度から生徒募集を停止するそうです。

 

アメリカの日本人のいない田舎に留学

山崎さんにとって高校時代は、「留学」「介護」という一般にあまり関連しないような2つの要素がありました。

まず留学については、高2の時期にミズーリ州にあるノースカンティー・ハイスクールに語学留学しました。

 

ノース・カウンティー・シニア・ハイ・スクール


所在地:7151 Raider Rd, Bonne Terre, MO 63628 USA

 

2000人の生徒のうち、アジア人が他にいない同校で、最初はいじめのような扱いを受けたけれど、山崎さんは機転で乗り越えたことが知られています。

 

ホストファミリーの御夫婦が親切だったことも乗り越えた一因とのこと。

さらに、高校のある時のダンスパーティーのような場で思い切って踊って、周囲がワーッと沸いて、最後には「お前最高だよ!」と皆が集まってきたことで、周囲の視線が変わりました。

そもそも同校を選んだのは、ミュージカルの勉強のためではありません。一方でご家庭では留学が当然(?)のような裕福な家庭だったことから、語学留学しました。

留学先を決めたのは「オハイオ州に留学した兄の影響」が大きいとのこと。

僕は4人兄弟の3番目で、上の兄は高校、大学とアメリカへ、2番目の兄は大学の時にニュージーランドにラグビー留学していたんです。そんな兄たちからいろんな話を聞いていて、僕も海外に興味がありました。

(https://www.iss-ryugakulife.com/wp-content/uploads/2020/02/2019_a-2.pdf より)

 

お兄さんからは、都会に留学すると日本人がたくさんいて英語が身につかないから田舎が良い、というアドバイスでした。

同校では、山崎さんが上記のダンスで人気者になってからは引っ張りだこになっており・・

「アメリカでは黙っていると埋もれてしまうけれど、自分が表現することについてはみんな耳を傾けてくれるし、認めてくれるんです」

という育三郎さんのコメントには、大変実感がこもっていました。

 

 

また英語を習得するためにずっと家族にも電話せず、あえて英語漬けで生活していると、3か月くらいで急にみんなが言っていることが分かる瞬間が来たとのこと。

『ワダヤドゥーイーナー』と聞こえていたのが、突然、「何してるの?(What are youdoing now?)」って言っていたと分ったそうです。ーーこれは何かとても参考になる話です。

 

帰国して祖父母を介護

もう一つ「介護」のこと

山崎育三郎さんは、アメリカにて2003年に「全米高校生クラシック声楽コンクール」のミズーリ州大会で上位入賞したあと、帰国し、高2で他の生徒より1年遅れる形で、日本での高校生活を再開しました。

一方でそのころ、ご家庭の事情で家には祖父母と育三郎さんの3人暮らしとなりました。

2021年の『毎日新聞』の記事で、【山崎育三郎さん 「僕もヤングケアラーだった」 祖父母の介護経験】というのがあります。

 

・・・祖父は認知症になってうまく言葉を伝えられず、祖母は右半身不随で車椅子生活をしていました。

当時、僕の両親は離婚して母は実家の岡山県、父は単身赴任で北海道。3人の兄弟も留学や学校の寮生活で、東京の家には僕しかいませんでした。

ということで、それまで心身とも追い込まれるような状態で介護をしてきた母親に代わって、育三郎さんが介護を担ったそうです。

 

高校生が自分で生活するだけでも大変なのに、祖父母のお世話をしていたというのは驚異的ーー。

かつ高校生活の後半は、大学受験の準備もあります。
ご家庭が経済的に恵まれている一方で、このような環境を一人で受けて立つ強靭な精神力があったことが分かります。

 

 

同時に音楽活動も続けており、帰国した翌年の2004年には「ソニーミュージックSDオーディション」にて10名に選ばれました。

 

山崎育三郎さんの出身地東京と出身小学校、出身中学校

大学進学の前に、子どもの頃の話に戻ります。

(5歳の頃・・たっぷり面影があります)

 

まず出身の小学校については、港区の高輪台小学校が知られています。

 

出身小学校:港区立高輪台小学校

所在地:東京都港区高輪2丁目8−24

住所の通り、港区の高輪というお洒落な都心となります。

 

小学校時代の山崎育三郎さんは、「高輪クラブ」という野球クラブにも所属していました。野球の能力も高く、野球好きなことは芸能人になってからも続いています。

 

 

同校は1935年に、東京市の高輪台小学校として開校した歴史を持ちます。

都心のゆえに、かつて3000人以上の児童をかかえた同校も令和時代にはおおよそ700人程度となりました。

卒業生には、漱石の孫である夏目房之介さんやタレントの関根勤さんらがいます。

高輪台小学校の児童は、中学受験等でない限り港区の高松中学校に進学します。

***

また、出身の中学については、直接的な根拠は確認できませんが、「思い出こみゅ」などの情報に寄ると、港区立の高松中学校とされます。

上記のように高輪台小学校の出身ならば、高松中学に進むのは妥当な流れとなります。

 

出身中学校:港区立高松中学校

所在地:東京都港区高輪1丁目16−25

 

同校は高松宮邸敷地の一部に建てられたという歴史を持ち、越境通学も多いという人気校。敷地が広く、17士の赤穂浪士が切腹した場所という名所もあります。

生徒数は現在では、各学年100人程度の規模となっています。

 

(なんとステキなお母さんでしょう・・ ご本人アカウントの写真です)

 

小・中学校時代の山崎さんにとって、小椋佳さんの企画したミュージカル『フラワー』のオーディションで、主役に抜擢されたことは劇的な出来事でした。

育三郎さんはその時のカーテンコールに感動し、ミュージカル俳優を目指すようになったとされます。

その後、音楽系高校の準備をして入学したのが、上記の東邦音大付属東邦高校でした。受験のためにピアノも猛特訓。

この経緯からも山崎さんは公立中学にいたと考えられ、高松中学出身という信憑性は高いようです。

***

また、2017年の『サンスポ』の記事では、中学時代に友人とバンドを組んでいたそうで、「GLAYさんの『生きてく強さ』はバンド時代に歌っていた曲」と語っています。

 

これはカバーアルバム「1936 ~your songs~」にてのコメントで、山崎さんは、「1936 ~your songs~」にて2016年の「日本レコード大賞」の企画賞を受賞しました。

 

山崎育三郎さんの出身大学は東京音楽大学(2年目に退学)

このようにして育三郎さんは、東邦音大の附属高校から東京音楽大学に進学しました。
上記のように、付属高校から東邦音大に進まずに、東京音楽大学に進んだ事情は不明。

 

東京音楽大学

所在地:東京都目黒区上目黒1丁目9−1

東京音楽大学では、専攻が以下の通りに分かれています。

声楽専攻
声楽芸術
声楽特別演奏家コース
器楽専攻
作曲指揮専攻
音楽文化教育専攻
ミュージック・リベラルアーツ専攻
吹奏楽アカデミー専攻
ミュージックビジネス・テクノロジー専攻(2024年度より)

 


(生田絵梨花さんも東京音楽大学の出身)

 

ただし山崎育三郎さんは、自身が大好きなミュージカル『レ・ミゼラブル』でマリウス役を演じることで仕事が中心となり、大学は2年目の秋に中退しました。

***

略歴を振り返るとそれは2006年のことで、2007年以降舞台の主演が続き、また、俳優の仕事も順調に続くことになりました。

その契機にはミュージカルの先輩、石丸幹二さんの紹介もあったとされます。石丸幹二さんは同じく東京音楽大学でしたが、さらに東京藝術大学に入りました。

 

2015年に『下町ロケット』に出演したことでも知名度が上昇。
2021年の大河ドラマ『青天を衝け』では伊藤博文役を演じ、政治家がたいへんサマになっていました。

また同じ2021年の高校野球では夏の大会で『栄冠は君に輝く』をア・カペラで独唱。

さらに2024年には公式戦のオープニングゲーム、阪神対広島戦にて甲子園で国歌独唱と始球式という二刀流を務めました。

 

私生活では2011年の『嵐が丘』で共演した元モーニング娘。の安倍なつみさんと2015年に結婚し、その後、3人の男のお子さんが生まれています。

まだまだ色んな役で、視聴者は楽しませてもらえそうです。

 

***

以上、簡単ですが山崎育三郎さんの出身校についてでした。

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