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いとうあさこさんの出身大学と出身高校、家族は東大出身、自身はお嬢さま学校

いとうあさこさん、19歳で家出して芸人の道へ

いとうあさこさんの学歴と出身校についてご案内します。

いとうあさこさんの出身校については、シンプルです。

小学校から高校まで学校法人雙葉学園による「雙葉小学校」「雙葉中学校・高等学校」に在籍し、すべて女子校でした。

雙葉高校は超進学校ながら、あさこさんは大学には進学せずに、数年を空けて舞台芸術学院に進みました。

雙葉高校 ⇒ 舞台芸術学院

一時は舞台芸術学院の同期メンバーとペアを組んでいたこともあります。
その後ピン芸人となり、ブレイクしてからは女優としても活躍してきました。

なお、いとうあさこさんの家はもともと資産家で、父の伊藤新造氏は銀行役員を経て複数の経営者を務める実業家ーー。父も兄も東大卒とされます。

ご本人も、小学校から雙葉学園に通った時点でお嬢様的な子ども時代が想像されます。

一方で、たいへんマイペースで、芸人としては自虐的なネタでも知られます。現在では幅広くその活躍が認知されています。

いとうあさこ (本名・伊藤麻子)

生まれ: 1970年6月10日
出身:東京都渋谷区

1977年:(推定)雙葉小学校入学、7歳
1983年:(推定)雙葉中学校入学(内部進学)、13歳
1986年:(推定)雙葉高校入学(内部進学)、16歳
1989年:(推定)雙葉高校卒業、19歳(家出する)

1994年:(推定)舞台芸術学院入学、24歳
1997年:佐藤千亜紀さんと「ネギねこ調査隊」として活動、27歳
2001年:「電波少年的15少女漂流記」参加、31歳

2003年:ピン芸人として活動、R-1ぐらんぷりで準決勝、33歳
2008年:「山田ジャパン」に参加、38歳
2010年:『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』声優、『あさこ40歳。~私、生きてる!』上梓、40歳

2016年:『世界の果てまでイッテQ!』レギュラー、46歳
2019年:『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』アンカー、49歳
2021年:『あさこ・佳代子の大人なラジオ女子会』、51歳

2022年:『トークィーンズ』 MC、『鈴木さん』主演
2024年:『山田ジャパン愛称→蔑称』、『山田ジャパン大渋滞 2024』、54歳

その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。

 

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いとうあさこさんの出身高校は雙葉高等学校

「雙葉中学校・高等学校」は完全中高一貫校ですから、同校が出身高校ということは、出身中学でもあります。

設立は1875年までさかのぼるカトリック精神に基づく女子校。

赤坂葵町にに開かれたことから、またフタバアオイは二枚の葉をつけることに関連して「雙葉」の名前が生まれたとされます。

中・高での定員はおおよそ150名とされ、小学校で約40名だったところに中学受験で100名ほど加わることになります。

出身高校:雙葉高等学校

所在地:東京都千代田区六番町14−1

住所は千代田区ながら、JRの四ツ谷駅(新宿区)から出ると、四谷通りを挟んで上智大学と雙葉学園はちょうど対になるような位置となっています。

【雙葉高等学校の大学合格実績】は「みんなの高校情報」から抜粋すると2023年度の実例で以下となっています。

国立大学
東京大学 13名
東京農工大学 5名
東京藝術大学 5名
お茶の水女子大学 3名 など多数
私立大学
早稲田大学 68名
慶應義塾大学 55名
上智大学 39名
明治大学 39名
東京理科大学 31名
立教大学 21名 など多数
(この部分は川上弘美さんのページと同じ)

 

このように大学進学がふつうに見える高校にて、いとうあさこさんの場合、敢えて進学を選ばなかったのは、大学受験の18歳、19歳のころ、自分は自分という意志を持っていたことが伺えます。

 

その点をいとうさんは「私が通っていた高校は進学校なのですが、その当時、私は進学しなかった唯一の生徒」と「『かがやき』追い風向かい風スペシャルインタビュー」でも語りました。

 

 

また、2018年の日刊スポーツの取材では「勉強は嫌いではなかった」とも述べています。

勉強は嫌いではなかったんです。理系が好きで、大学に行くなら宇宙物理かなと思っていたのですが、当時はリケジョ(理系女子)なんて言葉もなく、文系に転向したんです。

そしたら、びっくりするくらいできなくて。19歳で家出をしました。
(https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201803280000437.html より)

家出というのは当時、尾崎豊さんに憧れて、と言われています。

 

 

 

いとうあさこさんの出身地東京都渋谷区と出身小学校、出身中学校

一旦、子どもの頃の話に戻ります。

いとうあさこさんの出身小学校、中学校は上記のように、いずれも雙葉学園による雙葉小学校と雙葉中学校になります。

小学校から入る人数は少ないわけですが、同様に小学校から雙葉小学校に通った人物には、他にかたせ梨乃さんや、川上弘美さん、高橋真麻さんらがいます。

ただし川上弘美さんは小学校5年生からの編入でした。年齢はいとうさんより一回りくらい上となります。

 

出身小学校:雙葉小学校

所在地:東京都千代田区六番町14−1

小学校時代について、あさこさん自身はこう語りました。

幼稚園では男女問わずいつもみんなで遊んでいたのですが、小学校に入ってから、いわゆる“人見知り”だったのかもしれませんが、気付くと一人で過ごしていて。

でも「寂しい」とか「仲間に入れてほしい」とか、特には思わず、「これが私」くらいの感覚だったのかも。

(https://www.kouritu.or.jp/tokyo/568_p03_05.pdf より)

 

ということで、お母さんがその様子を心配して、某大学の心理学部の学生さんと遊ぶ(?)ような場を設けてくれたようです。それが直接の要因かはともかく、やがて友達と遊ぶようになったもよう。

 

出身中学校:双葉中学校


所在地:東京都千代田区六番町14−1

 

雙葉小学校も雙葉中学校も、登録上の所在地は高校と同じで、校舎も3校とも合わせたような巨大な建物となっています。中学受験で入る生徒が多いということになります。

 

なお雙葉学園の雰囲気について自身は、「わりと自由でしたね」と語っていました。

わりと雙葉って、とてつもない大金持ちや教科書に出てくる財閥の子もいるんですけど、いわゆるサラリーマン家庭が一番多いので、平和ですよね。

・・中略・・

体育の授業で少年隊さんのストライプブルーという曲を踊ったのは覚えています。本人に任せられるという、節度がある中にいました。
(https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201803280000437.html より)

 

クラスではムードメーカだったとのこと。

 

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いとうあさこさんの出身大学はなし、舞台芸術学院で学ぶ

このように、いとうあさこさんは、大学等でなく舞台芸術学院に進学しました。
その進学の前に、上記のように19歳で家出という経緯があったもよう。

2014年当時の『マイナビ転職』の取材で、あさこさんは次のように述べました。

 

転機は19歳の時の家出だ。「芸能界入りのためではなく、歌手の尾崎豊さんの歌に背中を押され、自分の意思で自由に生きたいと、勢いで飛び出してしまったんです」

アパートを探し、アルバイト雑誌で見つけた配膳人紹介所に登録してホテルに派遣され働き始める。そこで知り合った男性と恋に落ち同棲するも、男性は仕事を辞めてしまう。

彼の借金返済もあって毎日16時間ぐらい休みなく働きました。これがよくテレビなどで話している貢ぎ生活です(笑)。

(Vol.121 「お笑い芸人 いとうあさこ、こうと決めたら突っ走る」より)

 

このように「家出」によりご家族とは一時は疎遠になったものの、お兄さんの結婚式に呼ばれるなど、徐々にご両親との間も修復したとのこと。

記事の続きでは「夜はミュージカルの専門学校に通った」とあります。
それが、「舞台芸術学院」のミュージカル別科でした。

 

舞台芸術学院

所在地:東京都豊島区西池袋3-5-19

 

舞台芸術学院は、1948年に設立されており、これまで、もたいまさこさんや、平岩紙さん、大倉孝二さんなど多くの芸能人を生み出してきました。

 

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平岩紙さんは9歳ほど年下、大倉孝二さんも4歳年下で、意外と(?)いとうさんは舞台芸術学院出身者の中でも先輩格のようです。

 

芸能界への憧れは子どもの頃からあり、演劇もやりたかったけれど・・

演劇は筆記の授業があったので、実技だけのミュージカル科に入りました。夜学でしたし、時間があまりないので実技だけで良いと思って入ったんです。

(『日刊スポーツ』2018年「いとうあさこの仕事の流儀、手を抜かず前向く理由」より)

 

しかし、ミュージカルも20歳過ぎから始めた人が入れる甘い世界ではなかったということーー。しかしその厳しさを味わったことが原点となったそうです。

 

略歴にあるように1997年に「ネギねこ調査隊」を結成したけれど泣かず飛ばずで3年で解散。

20代で舞台をやっている頃は、経済的にも困難でした。

下っ端でお金もらえないのに、練習は出ないといけないから、バイトもできずとにかくお金がなかったです。お米の一番安い大袋を買ってきて、1日3合炊いて、食べるのですけど、白ご飯だけじゃつまらないから89円くらいで売っているミートソース缶を買ってきて。・・後略・・(同上)

 

一方で、多少稼ぐようになってから、アルバイトで貯めたお金を1200万以上、貢いでしまったことも知られています。

ところで2010年にいとうさんは、『あさこ40歳。~私、生きてる!』(アマゾンへのアフィリリンクになります)を上梓しました。

その本の執筆にあたっては、相田翔子さんや「今の私のほぼすべてを知っている」オアシズの大久保佳代子さんにご登場いただいたとのこと。

 

なお『あさこ40歳・・』発行時の取材によると、舞台芸術学院へ通ったのはーー

24歳でミュージカルの学校に通い始めたと思っていたら、最初の彼氏に貢ぎ始めて2、3年で学校に行っていた。」

この言葉から、も舞台芸術学院への進学は、高校卒業後のいわゆる大学進学のようなタイミングでなかったことが、あらためて確認できます。

***

その後も活躍は続きます。

2024年になっての記事(2022年当時取材)では「芸歴25年以上」と紹介され、「プロ根性」が絶賛されていました。そのなかで次のように記されたのも、いとうあさこさんを端的に表しているようです。

 

・・一方、雙葉小学校から雙葉高等学校というお嬢様学校に通い、育ちのよさから体を張っても下品に感じず、好感度が高い女性芸人の筆頭という印象も強い。

(https://dot.asahi.com/articles/-/223452 より)

 

以上、簡単ですがいとうあさこさんの出身校についてでした。

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