出身大学

出身大学はランキングされたり、年収との関わりや、社長数が多い大学は?等々話題になります。芸能人や著名人の出身大学、出身高校はどちらか。大学情報、高校情報も併せてご案内しています。

大学に進学せず

門脇麦さんの出身大学と出身高校

演技派女優の門脇麦さん、主演続き・・

門脇麦さんの学歴と出身校についてご案内します。
演技派として知られる門脇麦さんは、ニューヨーク生まれで東京育ち。

年齢のわりに出身の小学校から高校まで、知られており、進学する生徒の多い高校にいました。

しかし高3で、両親に一旦は反対されながら、ニートになって家で何もせずに過ごすのと、芸能界入りとの二択を親に迫るような形で、事務所に所属することになりました。

都立狛江高等学校 ⇒ 進学せず

高校卒業の年にデビューして以来、独特の存在感で実績を積み上げてきました。

朝ドラにも大河ドラマにも出演し、早々に主役にたくさん起用されているのも門脇麦さんの特徴となります。

門脇麦(かどわきむぎ)

生まれ:1992年8月10日
出身:東京都

1999年:(推定)小学校入学、7歳
2005年:(推定)中学校入学、13歳
2008年:(推定)狛江高校入学、16歳
2011年:(推定)狛江高校卒業、19歳、『美咲ナンバーワン!!』でデビュー
2012年:『リアル鬼ごっこ3』
2013年:『スクールガール・コンプレックス〜放送部篇〜』主演、『八重の桜』山本久栄、21歳


2014年:『愛の渦』女子大生、『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』主演、『戦う女』主演
2015年:朝ドラ『まれ』ヒロインの友人、『二重生活』主演、『探偵の探偵』市村凛
2016年:『太陽』主演、『わたしは真悟』主演
2017年:『世界は今日から君のもの』主演、25歳


2018年:『止められるか、俺たちを』主演
2019年:『さよならくちびる』主演
2020年:『麒麟がくる』 ヒロイン駒 、『ねじまき鳥クロニクル』笠原メイ
2021年:『あのこは貴族』主演、『うきわ -友達以上、不倫未満』主演
2023年:『リバーサルオーケストラ』主演、『ながたんと青と-いちかの料理帖』主演、31歳

その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。

門脇麦さんの出身高校は狛江高等学校

門脇麦さんは都立の狛江(こまえ)高校の出身であることが知られています。

狛江高校は1972年の設立で、比較的あたらしい高校。
狛江市内に公立高校がなかったという背景からつくられました。

フリーアナウンサーの笠井信輔さんらとともに、麦さんは同校の代表的な出身者となっています。

東京都立狛江高等学校

所在地:東京都狛江市元和泉3丁目9−1

狛江高校は多摩川の土手に接するような、恵まれた景観を誇っています。小田急線の「和泉多摩川駅」から歩いて数分の距離。

ダンス部は高校ダンス選手権で優勝するなどの実績。

【都立狛江高等学校の大学合格実績】は2022年の実例で、同校の公式サイトによる概略として新卒者で以下となります。(分類名は同校による)

国公立大学 15名
早慶上理 17名
GMARCH 226名
日東駒専 193名
成成明国武 102名

また「みんなの高校情報」(2022年版)によりますと具体的には以下となります。

日本大学 87名
東洋大学 70名
法政大学 70名
中央大学 68名
明治大学 60名
専修大学 55名 
早稲田大学 13名 など 多数

つまり卒業生の多くが大学に進学しているなかで、あえて「受験しない」ことを決断した麦さんの決心のほどが固かったということが分かります。

***

門脇麦さんにとって高校時代は、「暗黒」の3年間だったと、あるインタビューで語っています。

ただし「暗黒の3年間」がなければ今の自分はない、とのことで、表向きはバレエ以外のことを探す悩みの時期だったようですが・・

暗黒の3年間でしたね。でも、その3年間がなければ今の自分はいないので、暗黒だったけれど、今思うと必要な時間だったし、その状況を不思議だなとも思います。

(https://www.oricon.co.jp/special/1133/ より)

そして門脇さんが凄いと思う点は、こんなところです。

その時の悩みから現在は脱出したか、と聞かれると「していない」とのことで・・さらに、

脱出はしていないんですけど、違いはあって。昔は悩んでいることに悩んでいたけれど、今は悩んでいることには悩んでいない、むしろ悩めばいいというか。

(同上)

こちらは2014年のオリコンニュースからでした。

***

その後、2016年に日テレの「解決!ナイナイアンサー」に出演した時の門脇麦さんのコメントが、若干の物議を醸したことがありました。

番組は当時見ていませんし、言葉の意味は本人にしかわからないことがあると思います。

ところが門脇さんがその日、質問されて高校時代の友人関係について語ったことが、一部の視聴者から批判を受けたわけです。

しかし、他のインタビューでも麦さんは当時のことを、自分のことが嫌いだったと語ったこともあります。また上記のように高校時代は「暗黒」だった時代でもあり、決して当時の友達を貶めるような意図はなかったと考えられます。

むしろ人気スターを集めて、「人気者がドン底初告白スペシャル」という企画を打ち出して、インパクトのあるコメントを引き出そうとしている番組制作者側に悪意を感じました。

***

知られているように麦さんは、当初、ご両親から芸能界に入ることを反対されたといいます。しかし18歳当時の高校生では、芸能事務所に履歴書を送ることができなかったため、両親に次のように談判したもよう・・

そして両親に「これからニートになって、家で何もせずに過ごすか、この仕事をするんだったらどっちがいいですか?」と究極の2択を突きつけたという。両親からは「そこまで本気だったら1個だけ事務所受けて、ダメだったら諦めなさい」と伝えられた

(https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/02/14/kiji/20210214s00041000544000c.html より)

ふつうに高校生が事務所を受けると言っても・・と想像してしまいますが、以降の活躍を考えると、この時点で、すでに並外れたエネルギーを溜めていたのでしょう。

そして、プロを目指して10年以上続けていたバレエでの土台も、大きかったと言えそうです。

(その後、バレエの経験もしっかりと活かされている様子。バレエダンサーの中村祥子さんらと共演)

門脇麦さんの出身地東京と出身小学校、出身中学校

門脇麦さんは世田谷区の出身とされ、また出身小学校も中学校も明らかとなっています。

じつは出身中学校について、正しくは「桐朋女子中学校」と考えられますが、一方で「世田谷区立砧中学校」の出身者一覧にも載っています。

しかし麦さん自身がインタビューで中学は「女子校」と語っていますから、砧中学校の出身というのは間違いでしょう。 ツイッター上では出身が(同期ではない)、「桐朋女子中学校」と「狛江高校」で麦さんと同じ、と書いている方もいて、私立から公立へも珍しい例ではないのでしょうか。

ということで、出身小学校は公立の「世田谷区立明正小学校」、出身中学は私立の「桐朋女子中学校」でした。

***

出身小学校:世田谷区立明正小学校

所在地:東京都世田谷区成城3丁目3−1

明正小学校は住所も成城で、多くの芸能人を輩出してきた成城学園もすぐ近くに見えます。

出身中学校:桐朋女子中学校

所在地:東京都調布市若葉町1丁目41−1

こちらは、小田急線から離れて、京王線の仙川駅の近くとなります。
また、桐朋女子中学校・高等学校であると同時に、こちらの敷地は、桐朋学園大学仙川キャンパスでもあります。
すなわち、桐朋学園大学を卒業した高畑淳子さんなどが、通った場所と同一となります。

また、多少離れたといっても、上記の明正小学校とも、まだ数キロの距離です。

***

「桐朋女子中学校・高等学校」は、中高一貫の女子校で、高校には普通科の他に音楽科があり、音楽科は男女共学となっています。

また音楽科では、桐朋女子高校と「桐朋学園大学音楽学部」が高大連携の一貫校となります。したがって出身者には、学校名に「女子」がつくけれど、男性の著名人、小澤征爾さんや、秋山和慶さんなどの指揮者がいます。

さらにこちらは、名前の通り桐朋に「女子」が付く学校ですが、系列校の「桐朋中学校・高等学校」は男子校。出身者に西島秀俊さんがいて、西島さんは横浜国立大学に進学しました。

桐朋女子中学校は調布市にあり、一方の男子校「桐朋中学校・高等学校」は少し離れており、東京都国立市中3丁目にあります。

***

門脇麦さんは、生まれた時はニューヨークだったことが知られています。

5歳までなので、帰国子女という言い方は大げさかもしれませんが、ある意味開けた環境で育った、と言えるかもしれません。

そして、特徴的なことは幼時からバレリーナを目指していたことでしょう。

image

門脇さんは、14、15歳のころにバレエを辞めています。
しかし辞めたことでまた、「自分は手放してしまったという気持ち」に苛まされていたと、上記にもある2021年の記事で語っていました。

ゆえにその頃、「早く何かになりたかったというか、早く仕事を始めたくて」とのこと。

そんな、ある意味早熟な中学生のようです。なぜ辞めたかという質問には2016年のインタビューでこう答えました。

中学生ぐらいの頃から、プロになれるかなれないかの 差が目に見えて分かるようになってきて。小さい頃から一緒にやってきた子が有名なコンクールに出て留学するとか、そういうことが身の回りで当たり前のように起こるようになってきた。その時くらいから、私の実力では世界でやっていけないことを本能で察知しました。

(http://www.highflyers.nu/ocu/mugikadowaki/ より)

バレエを辞めたことでも苦しみ、それをどう乗り越えたか、というと・・

バレエをやっていた頃の自分が一番好きだったので、やめた後もあの頃の自分と常に比べていました。あの時の自分に勝つために何かを探さなきゃという意識がずっとあって、それは今でもあるんです。

(同上)

この辺に、門脇麦さんの強さがあるような気がします。

***


ちなみにもっと小さいころ、小学生のころの麦さんは、いわゆる「わんぱく」だったそうです。

上記の記事によると、いつも追いかけっこしたり、男の子泣かせな女の子だったとーー。小学生時代は運動神経が良かったので目立っていたけれど、女子校の中学にいくと、そうもいかず。

また中学では運動は部活をしている人に敵わないから、だんだん体育も苦手になったとのこと。

そして女優になりたいという方向性については・・

中学3年生の頃からそう思うようになっていたんですが、通っていた中学が私立の中高一貫の学校で芸能活動が禁止だったので、高校は受験して公立の学校に通いました。

(同上)

ということで、私立の中高一貫の中学から、公立の高校に変えた理由もよく分かりました。

門脇麦さんの出身大学はなし

このようにして、門脇麦さんは、大学に進むことなく女優となりました。

卒業の年である2019年にはすでに『美咲ナンバーワン』でデビュー。

ここまで引用を多く用いてきましたが、門脇さんの持っている強いオーラのようなものに関心があったので、諸々のご本人のコメントを読んで、今の活躍に合点がいった気がします。

既述のように、年齢の割に主演が多い女優さんです。

個人的には、主演ではないけれど『探偵の探偵』(北川景子さん主演)にてかなり怖い(?)市村凛役の麦さんを知って、その印象はかなり強烈でした。

略歴を確認すると、その後の主役が多いようです。

大河ドラマ『麒麟がくる』 ではヒロイン的な「駒さん」。架空の人物といえますが、そんな役割を担うことに、2020年のこの時期ではなんの違和感もない貫禄でした。

また、舞台の『ねじまき鳥クロニクル』(村上春樹原作)で笠原メイを演じたのも、なるほど、麦さんならメイになれる・・と感心しました。

2023年も『リバーサルオーケストラ』の主演を見事に演じ、やはり躍進が続きます。

***

以上、簡単ですが門脇麦さんの出身校についてでした。

-大学に進学せず

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