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10歳でデビューした加藤諒さん
加藤諒さんの学歴と出身校についてご案内します。
加藤諒さんは静岡の出身で、子役の頃から活躍してきたタレント。
地元、静岡市の中学校から静岡市内の私立高校である「常葉大学附属橘高校」に進学し、さらに多摩美術大学の二部に進みました。
常葉大学附属橘高校 ⇒ 多摩美術大学
多摩美では当時、美術系で唯一であった夜間の学部(美術学部二部)として設立されその後「造形表現学部」となったこちらの学部に進学しました。現在では廃止されています。
加藤諒さんが子どもの頃に『あっぱれさんま大先生』でデビューしたのは有名なようです。 ただ、子役の活躍というものは、ずっと続くものでないことは、加藤さんに限りません。
多摩美の学生のころも、役者としての仕事を探しながらコツコツと努力し、やがて、いろんなドラマ等でキャラクターの濃い人物を演じるようになりました。
加藤諒(かとうりょう)
生まれ: 1990年2月13日
出身:静岡市
1996年:(推定)小学校入学、6歳
2000年:『あっぱれさんま大先生』でデビュー
2001年:『ガッコの先生』日向響
2002年:(推定)城内中学入学、12歳。『主に泣いてます』小桃宣親
2003年:連続テレビ小説『こころ』山本万次郎
2005年:(推定)常葉学園橘高校入学、15歳。『HINOKIO』平井健太
2006年:『夜のピクニック』
2008年:(推定)多摩美術大学入学、18歳。『デトロイト・メタル・シティ』 根岸俊彦
2012年:『主に泣いてます』小桃宣親、22歳
2013年:『小暮写真館』田中博史
2016年:『とと姉ちゃん』玉置正雄 、『真田丸』石合十蔵、26歳
2017年:『僕たちがやりました』水前寺
2018年:『ギャングース』
2019年:『パタリロ!』主演、『ルパンの娘』、『翔んで埼玉』下川信男
2020年:『とんかつDJアゲ太郎』室満夫、30歳
2021年:『バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間』本人役、31歳
2022年:『ナンバMG5』東ミチル
2023年:『幸運なひと』仲澤哉太、『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ』前島洋平
2024年:『嘘解きレトリック』久保 、『はたらく細胞』先輩赤血球 、34歳
その他出演多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
子どもの頃の写真は、誰かが、すぐに分かってしまいますね。
子役時代の加藤諒が幼い時とがもんさんにそっくりな件 pic.twitter.com/XMAsEn7NyJ
— けっと (@japori134) February 21, 2017
加藤諒さんの出身高校は常葉大学附属橘(とこはだいがくふぞくたちばな)高等学校
出身校の常葉大学附属橘(とこはだいがくふぞくたちばな)高等学校は、中高一貫の私立校で、加藤さんは高校からの入学でした。
設立されたのは1963年のこと。当初は男子校の「橘高等学校」でした。現在の名前になったのは2017年、つまり最近のことです。
以前の名前は常葉学園橘高等学校で、加藤さんの在学当時の高校名となります。
常葉大学附属橘高校では、普通科のなかに「総合進学コース」と「総合芸術コース」があります。芸術のほうにさらに「美術」と「吹奏楽」があるそうです。
大学では多摩美に進んでいることから、加藤さんは芸術コースの美術専攻だった? と推測しますが、それを示す情報は確認できていません。
普通に、総合進学コースだったのかもしれません。分かり次第追記します。
常葉大学附属橘高等学校
所在地:静岡県静岡市葵区瀬名2丁目1−1
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加藤諒さんは、高校時代にもいくつかの映画に出演しています。
連続ドラマ等ではないので、地元から撮影に通ったりしながら、高校生の学業と両立できていたということでしょう。
加藤さんの育った静岡市の葵区と地元の中学校
静岡市立城内中学校の卒業者一覧に加藤諒さんの名があります。
同校は、加藤さんだけでなく、Jリーガーの大先輩、三浦知良さんや、漫画家のしりあがり寿さんらを輩出してきたユニークな学校の様子です。
加藤諒さんは、もともと静岡市の葵区出身とされ、色んな方のツイートには小学校も「城内小学校」にて一緒だった、というものも見かけました。
静岡市立城内中学校は さすが「城内」というだけあって、この写真の道の右側は城内中学校、左側は駿府城公園、という素晴らしい場所にあります。
静岡市立城内中学校
所在地:静岡市葵区駿府町1−107
加藤諒さんの出身小学校が 城内小学校だったとして、2007年には静岡市立青葉小学校と静岡市立城内小学校が統合する形で「 静岡市立葵小学校」となっています。
これは加藤さんが高校生になってからのことなので、おそらく当時の城内小学校だったのでしょう。
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この地域は近くに「静岡市美術館」もあり、JRの静岡駅も近く、しかし駿府城周辺の広々とした景観も広がるーー。こういう地域で加藤諒さんが育ったと考えられます。
加藤諒さんの出身大学は多摩美術大学
加藤諒さんは上記のように多摩美術大学の「造形表現学部」に進学しました。
多摩美術大学に「美術学部二部」が創設されたのが、1989年。
それを継承した「造形表現学部」に改組されたのが1999年。加藤諒さんがおそらく2008年に入学し、4年で卒業したとしたら2012年ですが、「造形表現学部」は2014年に募集が停止され、2017年に廃止されました、
多摩美術大学というと美大受験ですから、偏差値もさることながら、まずはデッサン力など【実技の力】が求められます。
そういう意味でも、2021年3月に加藤諒さんが「プレバト」に出演して丸シールアートに挑戦した時、残念ながら結果が最下位ーー。ということで、多摩美の公式ツイッターにも数々の反響(少々抗議?)が寄せられたようです。
このあたり、後出しのように書くのもなんですが・・
「造形表現学部」では、たとえば多摩美の絵画や彫刻の分野とは、求められる才能が違っていたのかもしれません。あるいは加藤諒さんの実力が、たまたま「プレバト」の最中には発揮されなかっただけ、かもしれません。
それを証明するように(?)、一方で加藤さんの趣味として優れた「食品サンプル作り」が知られています。
2020年12月に『朝だ!生です旅サラダ」』に出演したときに、作っている食品サンプルを公開し、皆がその出来栄えに驚いたそうです。
・・・2017年に出演した「林先生が驚く初耳学!」では『食品サンプルは外国人観光客のお土産No.1』という話題に及んだ時、
加藤が『食品サンプルの衰退は日本医療の危機になる』という初耳学を披露。
食品サンプルの技術がカテーテルの訓練器に使われているのだとか
(2020年12月18日エキサイトニュースより)
他の番組出演でも、食品サンプルについて、加藤諒さんは
「食品の持つ美しさを凝縮し、さらにそれを強調し、よりリアルに美味しそうに見せてくれる。本物よりも本物に見える。それは役者にも通じる」
とコメントしたそうです。
学生時代は加藤さんは、次のように語り、野田秀樹氏の授業などで学んだとのこと。
多摩美術大学では、映像演劇学科というのがありまして、そこで舞台のセットを作ったり、たまに出たりとかしていました。
教授が野田秀樹さんで、授業を受けて、インターンシップということで「NODA MAP」に出させていただいたりもしました。(アメーバニュース 2016年4月より)
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多摩美術大学は、ご存知のように私立の美術大学の代表的な存在。おもなキャンパスは八王子に広がります。
所在地:東京都八王子市鑓水2丁目1723
松任谷由実さんは、高校時代に御茶ノ水の、御茶の水美術学院に通って多摩美の受験に備えました。
なお多摩美では現在も、美術学部の中に「演劇舞踊デザイン学科」があり、さらに「演劇舞踊コース」と「劇場美術デザインコース」とに別れています。
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加藤諒さんが多摩美術大学を卒業したころの『主に泣いてます』では、少女の心を持った男の子という小桃宣親を演じました。加藤さんにそのイメージがついたという面もありそう・・・。
ご両親が子どもの頃の加藤さんのことを聞かれて、女の子とばかり遊んでいると、答えたというエピソードもあります。
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しかし、あらためて出演経歴を振り返ると、朝ドラにも、大河ドラマにも出演し、幅広い活躍です。「とと姉ちゃん」に出演した時は、玉置3兄弟という、ヒロインたちに意地悪する兄弟の次男役でした。
幅広い活躍が期待されています。
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以上簡単ですが、加藤諒さんの出身校についてでした。