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森田想(こころ)さんは「うるさくしてもいい場所に」と、芸能事務所に
森田想さんの学歴と出身校についてご案内します。
東京都出身の女優、森田想さんは、2000年生まれの若さながらたくさんのドラマ・映画に出演し、知名度も高まっています。
森田想さんは子どものころ、『うるさくしてもいい場所に・・』とお母さんが子役事務所に入れたとされています。
すなわち都内の小学校時代に芸能事務所に入り、CMも含めて諸々に出演してきました。
中学と高校は、後述の諸々の根拠から日出学園中学校高等学校(現・目黒日本大学高等学校)だったと考えられます。
日出学園中学校・高等学校 ⇒ 進学せず
高校時代の後半は芸能コースでなく普通コースを堪能した様子。
しかし、進学はせずに芸能生活を続け、高校卒業の年には、初めての主演映画『アイスと雨音』が公開されました。
その後のたくさん出演歴で、顔も名前も浸透してきた女優の一人です。
森田想(もりた こころ)
生まれ: 2000年2月11日
出身:東京都
2006年:(推定)小学校入学、6歳
2007年:『三日遅れのハッピーニューイヤー!』
2008年:『キミ犯人じゃないよね?』めぐみ
2010年:『霊能力者 小田霧響子の嘘』幼少期の小田霧響子
2012年:(推定)日出中学校入学、12歳
2013年:『映画 鈴木先生』湯川
2014年:『ソロモンの偽証』のオーディションに参加
2015年:(推定)日出高校入学、15歳、『ソロモンの偽証』蒲田教子
2016年:『貞子vs伽椰子』真来、『SCOOP!』和子
2018年:(推定)高校卒業、18歳、『アイスと雨音』初主演
2019年:『いだてん〜東京オリムピック噺』少女期の美濃部喜美子
2020年:連続テレビ小説 『エール』幸文子
2021年:『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』 レナ、『君は永遠にそいつらより若い』 岡野あかり
2022年:『わたし達はおとな』絵梨
2023年:『インターホンが鳴るとき』丹波真琴 、『わたしの見ている世界が全て』主演、『正欲』久留米よし香
2024年:『朽ちないサクラ』津村千佳、『辰巳』 ヒロイン、『3000万』ソラ、『サユリ』神木径子、TAMA映画賞最優秀新進女優賞、24歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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森田想さんの出身高校は日出高校(現・目黒日本大学高等学校)
森田想さんの出身高校は日出高校と考えられます。
その根拠は、まずは「中高一貫の芸能コースのある学校」に進んだと『テレ朝ポスト』2024年4月30日の記事などに記されていること。
都内で芸能コースがあり、かつ中高一貫というとかつての日出高校、現在)目黒日本大学高等学校が該当します。(詳細は後記)
日出高校の出身者はたいへん多いのですが、世代によって、在校当時の名前が違いました。
日出女子学園高等学校
↓
日出高校 (2001年)
↓
日出高校が共学化 (2005年)
↓
目黒日本大学高等学校 (2019年)
昨今は目黒日大の名前が定着してきました。
しかし、たとえば原田知世さんの時代は日出女子学園高等学校で、
共学化された直後に入学したのが仲里依紗さん、その他多数の日出高校出身者がいます。
***
ところで、「中高一貫の芸能コースのある学校」だけでは出身高校が漠然としています。
しかし、ご本人のインスタグラムに以前は「平成29年度卒業式」の看板の前で、女子高校生5人で微笑んで撮影している卒業式の日の写真がありました。
(2024年12月現在削除されています)
削除されているので引用不可ながら、そのうち一人が手に抱えている証書の形態も、かつて小芝風花さん(日出高校卒業)が卒業式で手にしたものに似ているようでした。
また着用の制服も、目黒日大高校の公式サイトで紹介されている(https://www.meguro-nichidai.ed.jp/junior/schoollife/uniform/)そのものに見え、同校で間違いないようです。
(image)
(細かいことをいうと、森田さんの高校卒業は2018年3月で、写真の「平成29年度卒業式」は、つまり2017年度の高3生の卒業ということで、時系列も間違いないと思われます)
日出高校(目黒日本大学高等学校)
所在地:東京都目黒区目黒1丁目6−15
目黒駅からすぐ、庭園美術館も目黒川の桜並木も近いというステキな立地としても知られます。通学に便利という点も、芸能人をたくさん輩出した一因でしょう。
目黒日本大学高等学校には2つのコースがあり、それぞれに2つのクラスがあります。
進学コース
特進クラス(2・3年) 選抜クラス(1年)
N進学クラス
スポーツ・芸能コース
スポーツクラス
芸能クラス
【目黒日本大学高等学校の進学実績】を公式サイトから、一部を抜粋すると2021年度卒業生の場合で以下となっていました。
国公立大学・・東京外国語大学など2名
早慶上理・・計 5名
GMARCH・・計 30名
日東駒専・・計 272名 (うち日本大学266名)
***
ところで、上記『テレ朝ポスト』2024年4月30日の記事では以下のように記されています。
中高一貫の芸能コースのある学校に進んだ森田さんだが、高2と高3の2年間は一般コースを選択したという。
「高2と高3の2年間は、一般コース、勉強するコースに入ってちゃんと学生生活を楽しんだという感じです」
そこで、馴染めたかという質問にはーー、
「そこの苦労はそんなになかった気がします。文化祭とかもしっかりやりましたし、楽しかったです」
と答えています。
芸能コースがあって一般コースがあるというこの経緯は、まさに日出高校そのものでしょう。
また、上記のインスタでは、体格があまり変わらなかったことに触れて「・・お陰で6年間同じ制服を着続けました」というリアルな言葉もあり、森田想さんがまさに中高生の生活を楽しんだ様子が分かります。
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森田想さんの出身地、東京都と出身小学校、出身中学校
森田さんが東京都の出身ということは明らかにされています。
また結論からいうと小学校は今のところ不明。中学校は、上記の日出中学(現・目黒日大中学校)となります。
出身中学校:目黒日本大学中学校(当時は日出中学校)
所在地:東京都目黒区目黒1丁目6−15
目黒日本大学中学校は、所在地も住所も高校と同一。
また、学校名でいうとギリギリの世代ながら、森田想さんは日出中学・高校の時代に卒業したことになります。
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小学生のころの森田さんはというと・・
東京都で生まれ育ち、小さい頃から目立ちがり屋だった森田さんは小学校1年生のときに母親の勧めで養成所のオーディションを受けて事務所に所属、子役として活動をスタートしたという。
(https://post.tv-asahi.co.jp/post-250806/)
養成所でダンス、タップダンス、歌のレッスンを受けて、お友達もできて楽しかったようです。
また『anan』の取材では2019年にこう答えています。
「目立ちたがり屋でうるさい子供でした。『うるさくしてもいい場所に』と、母が子役事務所に入れたんです。読書が好きだったので、物語の登場人物になれる演技の仕事はすぐ好きになれました」
(https://ananweb.jp/categories/entertainment/13169)
これは、2018年に公開された『アイスと雨音』にて初主演を務めたときのもので、『アイスと雨音』では「74分ノーカット」という大変な撮影を成し遂げました。
『アイスと雨音』観了。松居大悟版カメ止め。74分ワンカット。戯曲公演を練習する若者たちの葛藤を描く。練習パートと現実が交錯して熱いメッセージ性も。
森田想の素晴らしい演技をカメラが離れずに追う。74分が過ぎてもずっと追っていたくなる。 pic.twitter.com/hHUxMuGnHs— 坂間傘 (@sakamakasa2) January 27, 2023
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森田さんの中学時代に大きかったのは『ソロモンの偽証』に出演したこと。
公開が2015年のこの映画は、2014年の8月8日午前8時8分にキャストが発表されました。
主演は役名と同じ藤野涼子さん。他に清水尋也さんや、富田望生さん、前田航基さんらが出演しました。富田望生さんとはその後も友人関係だそうです。
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子役事務所から今の事務所に移った時期、中学3年生の頃が転換期だと思っています。
ちょうど映画『ソロモンの偽証』をやらせて頂いて、そこで厳しさなど全部知った感じです。やるにはしっかりと覚悟を持たないといけない、それを踏まえたうえで“やっぱりやりたい”とその時点で思ったんです。
(https://otocoto.jp/interview/cafecinema88/)
そこでは、悔しくて泣いたりが多々あった様子。
しかし、そこで出会った友達も貴重でした。友達と・・
その日の撮影が終わるたびに「お前も良かったよ」「いや、お前も良かった」とお互いに褒め合っていました(笑)。今も皆で褒め合って生きています。
大作の撮影の現場では、こんなことが起きていたのだと感心しました。
ところで、このインタビューの続きで大学についてのコメントがあり、次項に続きます。
森田想さんの出身大学はなし
森田想さんは大学には進学していないと考えられます。
その理由は上記『otocoto』の記事にて述べていること。2024年4月のインタビューでした。
大学にも行かないで、人より早く社会に出て、皆が子役からやっているので一通りやり尽くした感じがあるんです。(同上)
話の趣旨としては「今の自分に対しての満足度」ということで、満足してきたけれど、メインキャストも脇役もやって、やり尽くして、次のフェーズに行きたいということーー
そこで役者以外にしたいことを聞かれて、「演じることが好きなので、作る側にトライしたいとは思ってない」と答えているのが印象的でした。
例えば、これまでは脚本に書かれていることだけを演じていればいいと思っていたとしたら、自分の中の癖を足してみる、あるいは逆に消してみるなど足し引きをする期間だと思っています。社会的にプロデュースが出来るような地位になっていないですし、まだもう少し自分的には下積み期間だと思っています。(同上)
ということで、意志の強い人物というのを感じます。さらに潔いイメージが伝わってくる森田想さんです。
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また、2024年の『スポーツ報知』では、18歳ころをこう綴っています。
・・中略・・だが、18歳の頃は、女優を続けるか苦悩した日々もあった。
「暗黒期みたいな感じです(笑い)。大学に進学する友人と比較してしまうこともあったし、気分が落ちて、自然と嫌なことが続いていましたね」
長期間悩んだが、同世代の女優らが励ましてくれたことで、もう一度女優として頑張ると決意した。(https://hochi.news/articles/20240418-OHT1T51269.html?page=1)
この言葉通り(大学は進学せず)、もろもろの悩みを超えてーー。しかし昨今ではたいへん活躍の場が広がっています。
視聴者によりますが、2024年にNHK『3000万』にて(青木崇高さん、安達祐実さんらの出演)、闇バイト犯人の一人、ソラを演じて、この女優さんは?と気になった方も多いようです。
『辰巳』に出てた森田想ちゃん、『3000万』にも『民王R』にも出てる!ブレイク間近やね! pic.twitter.com/EmILIs469l
— シネマリ子@映画垢 (@cinemarico_) November 5, 2024
ちなみに2024年に公開された映画『辰巳』は、撮影はすでに2019年のものでした。
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2024年には第16回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞も得ており、ここ数年、着実に注目度を上げている女優の一人となりました。
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(「わたしの見ている世界が全て」にて)
2000年生まれの一人として、さらに期待されます。
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以上、簡単ですが森田想さんの出身校についてでした。