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大学に進学せず

円井わん(まるいわん)さんの出身大学と出身高校、「表現教育科」のある高校で学んで上京

円井わんさんは本名ではありません、いきなりの映画出演から活躍

円井わんさんの学歴と出身校についてご案内します。

円井わんさんは大阪出身の女優で、10年くらいの活動の後、急激に認知度が高くなっています。

大阪で公立の小・中学校を卒業したと考えられ、高校は「表現教育科」のある高校ということで香ヶ丘(かおりがおか)リベルテ高校に進学しました(根拠は後述)。

香ヶ丘リベルテ高等学校 ⇒ 進学せず

女優になりたいという気持ちは長いこと温めてきたそうですが、高校卒業時にご家族の反対を押し切って上京。

しかし、たまたまの縁から上京の翌年には映画『獣道』に出演し、次第に経歴を重ねてきました。

 

早々に『KONTORA-コントラ』で主演しグランプリなどを受賞し、オファーの続く女優さんとなっています。

映画出演も多いのですが、昨今では連続テレビ小説『ばけばけ』などでも顔を知られた存在となっています。

 

円井わんまるいわん 本名から改名)

生まれ:1998年1月3日
出身:大阪

2004年:(推定)大阪で小学校入学、6歳
2010年:(推定)大阪で中学校入学、12歳
2013年:(推定)香ヶ丘リベルテ高校入学、15歳
2016年:高校卒業、上京、18歳

2017年:映画『獣道』宗教団体の子供、『光と禿』マリちゃん
2019年:『Iターン』、『全裸監督』 明子 、自主映画『KONTORA-コントラ』でグランプリ、21歳
2020年:『タイトル、拒絶』カナ

2021年:『KONTORA-コントラ』主演、『DIVOC-12 「ココ』ヒロイン、『ブラックシンデレラ』斎藤杏
2022年:『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』主演、24歳

2023年:『セクシー田中さん』榎本華
2024年:『光はどこにある』主演、『不適切にもほどがある! 』杉山ひろ美、『虎に翼』音羽綾子 、『バジーノイズ』内海岬
2025年:『てっぺんの向こうにあなたがいる』、『ヒグマ!!』 若林桜子、『ばけばけ』野津サワ、『初恋DOGs』小笠原理世 、27歳

その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。

 

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円井わんさんの出身高校は香ヶ丘(かおりがおか)リベルテ高等学校

円井わんさんの出身高校について、学校名の直接的な根拠はありません。

しかし高校時代に「表現教育科」というクラスにいたという発言がありました。

2020年の『NB Press Online』の記事です。

 

大阪時代は、なにもやっていなくて、ただ高校の“表現教育科”というクラスだったので、授業の中に演技とかダンスとか楽器演奏が含まれてはいました。
(https://nbpress.online/archives/34418)

 

この続きで・・

「けれども、私としては演技したいはずなのに、女優を一番やりたいと言っているのに、なぜか恥ずかしくて、自分でも『こいつ、雑魚だな』って思うようなタイプの人間でした。」

 

これは高校時代のわんさんの状態で、のちに立派に花開くわけです。

***

高校名の話に戻ると、「表現教育科」というと、東京都立総合芸術高校などにも同類の分野はありますが、さすがに関東は関係なさそうです。

調べてみると「表現教育科」の検索ワードに関連する高校は、全国でも以下の2校のみでした。

香ヶ丘リベルテ高等学校
堺リベラル高等学校

この2つのうちどちらかーーという話でなく、実はこの2校は関連校です。

 

どういうことかというと・・香ヶ丘リベルテ高等学校にあった「表現教育科」は、2018年度に堺リベラル高等学校として独立しました。

 

つまり2018年以前に堺リベラル高校は存在せず、2018年以降に「表現教育科」に入りたい人の進学先は堺リベラル高校になるけれど、円井わんさんが高校に進学した2013年当時に該当する高校は、香ヶ丘リベルテ高等学校しかありません。

 

両校は関連校で、登録住所も一緒、同じ敷地内にあるという関係です。
さらに両校とも女子校となります。

 

出身高校:香ヶ丘リベルテ高等学校

所在地:大阪府堺市堺区浅香山町1丁2−20
創立:1922年

 

ただし現在の香ヶ丘リベルテ高等学校には表現教育科はなく、普通科だけとなっています。

同校はスタート時は「堺愛泉女学校」であり香ヶ丘リベルテ高等学校となったのは2012年でした。

円井わんさんが高校に入学したのは、その翌年と考えられますから、かつての「堺女子高等学校」から現在名に変わったばかりといえます。

・・

ということで、長い説明になりましたが、円井わんさんの出身校は香ヶ丘リベルテ高等学校と考えて間違いないようです。

 

***

香ヶ丘リベルテ高等学校はその後普通科のみになっていますので、現在、進学状況としては「堺リベラル中学校・高等学校」のほうが参考になることでしょう。

 

 

堺リベラル高校において2年次・3年次には「表現進学」か「表現アクティブ」かを選択して、進路に備えるとのこと。

 

公式サイトによると・・

・「表現進学」 ・・国公立大学・難関私立大学受験をめざします。
・「表現アクティブ」 ・・芸術系・音楽系大学、その他四年制大学や併設の堺女子短期大学(舞台芸術コースなど)と幅広い進路をめざせます。

とのことでした。

実際、進学先の大学名が国公立も私立も、多数が挙げられていました。

 

***

 

円井わんさんは同校を卒業後すぐに役者を目指して上京しましたが、いつからそういう夢を持っていたのでしょうか。

役者をやりたいというのは、小さいときからずっと思っていたのですが、何がきっかけだったのかは覚えていないんですよね。それこそ幼稚園のころからです。家族ごっこが大好きで、友達と家族の演じ合いをしていた記憶があります。・・中略・・それでも役者にはなりたくて、高校に入学したころの作文で初めて書いたら、親には猛反対されました。やっていけるわけない、というんです。

(https://mini-theater.com/2020/11/13/46497/ より)

 

この続きで、
「私は表現に救われてきた人間なんです。」
と述べているのも印象的。

 

表現というのは特に音楽で、ロックバンドのUVERworldの歌詞に救われたそう。

「ただ音楽は趣味でいい、私にはできないなという気持ちがありました。演技は全く勉強したことはなかったのですが、変な自信があったんですね。

 

ということで反対されてもの上京につながります。

***

また、『NB Press Online』の記事によると特技の「ドラム」については、高1からやっていたとのこと。弦楽器はできなかったけれど作詞は好きーー。

そのドラムがきっかけとなって出演が決まった映画が、2024年の『バジ―ノイズ』でした。

 

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(2016年)

円井わんさんの出身地・大阪と出身小学校、出身中学校(詳細は不明)

円井わんさんの出身地は大阪というだけで、今のところそれ以上のことは分かりません。

 

出身校の香ヶ丘リベルテ高等学校が堺市にありますが、「表現教育科」のある高校を選んだということは、堺市が地元とも言えないでしょう。
(しかし、堺市が地元という可能性もあります)

***

ところで円井さんが主演した映画『コントラ-KONTORA』の、主役のソラについてこんな質問がありました。

―父親との関係や生まれ育った土地に対して、ソラが抱える孤独や閉塞感、いら立ちなどを自分の中に落とし込むためにしたことはありましたか?。

 

それに対してわんさんの言葉・・

落とし込むというよりも、過去を思い出しました。お父さんとは最近までうまくいかなかったし、地元はめっちゃ嫌いなんです。大阪市内なんですが、すごく狭い世界で、それこそ差別や偏見だらけの街でした。
(同上)

 

この続きで・・

「学校にもうまくなじめなくて、クラスではやっていることに興味がなかったから、私、そんなに好きじゃないって言ったら、速攻でいじめられました。」

 

これは映画に関するインタビューでなので、ここだけ引用するとニュアンスが異なるかもしれません。

 

ただ、率直な感想として少女時代のわんさんが、その場の流行等に媚びることなく、自分の意思をもった子どもだったことが分かります。

また、上記の続きによると役者をやることによって過去の、嫌だったという負の感情を消化できたそうです。

 

***

円井わんさん自身の「note」があるのですが、2024年7月10日にこんな記事がありました。長い引用になりますが・・

 

私は鍵っ子でした。
両親共働きで、兄が家にいたり友達と遊んでたりするとまだ良かったのですが兄が小学3年生あたりになると妹を連れて友達と遊ぶ事は無くなりました。・・中略・・
疲れて帰ってきてご飯作りの途中で、私がヤイヤイ母に話しかけたり
それはそれで母が聞いてなさそうだったら、「聞いてる!?」って怒ったり
怒ったのかと思ったら泣き始めたり、と思ったら寝てたり、兄妹喧嘩したり

反抗期が来たと思ったら子供二人は私立高校に入学してお金も物凄くかかっただろうし
それでも行きたいとこに行きなさいと
子供を優先してくれた両親には本当に感謝してます。

 

お母さんはたいへん働き者だった様子です。

多忙だけど、2連休あると必ずどこかへ連れてってくれたそうで、キャンプや釣りによく行ったとのこと。

ということで、家族構成は

両親

本人

という四人でした。

 

image

このように具体的な出身校については現在のところ不明です。

情報があれば追記させていただきます。

 

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(2023年)

 

円井わんさんの出身大学はなし

円井わんさんは高校卒業後に上京し、大学等へは進学していません。

役者を目指すことにも大学に行かないことにも反対があった様子。

 

しかし上京して間もなく、たまたまのように映画『獣道』に出演することになりました。

あてもなく東京に出てきて、とりあえずバイトを探して、映画好きが集まるバーで働くことになったんです。そこでたまたま知り合った人が女優さんで、そこからのつながりでした。彼女が『獣道』の内田英治監督の作品に出ていて、内田さんとお会いして、『獣道』に出演して、それが楽しくて現場につきたいなと思ったんです。

(『ミニシアターに行こう』2020年【夢は世界の懸け橋に! 期待の逸材、円井わんインタビュー】より)

 

『獣道』は伊藤沙莉さんと須賀健太さんの主演。

それをきっかけに『光と禿』でも出演と諸々のお手伝いを兼ねて参加。

さらに、2019年には自主映画で主役を務め『KONTORA-コントラ』でグランプリを得ました。

『コントラ』ではインド出身のチョウハン監督が、円井さんを「目が悲しそうだからキャスティングした」と語ったそうです。

 

 

この作品に関して、戦争映画を見たり本を読んだりして備えました。

このように円井わんさんは、上京してからインディーズ映画という世界を知って視野が広がり、実際に活動も幅も広がってきました。

***

 

さて円井わんさんというお名前ですが、本名かな?と誰しも思うところーー。

本名は、中西麻梨香(なかにしまりか)さんです。

現在の公式プロフィールに本名を載せているわけでありません。しかし、かつては本名でアメーバブログも開設していました。

また『光と禿』に出演したころ、はじめは中西麻梨香で活動しており、その後、芸名を「円井わん」に変えたそうです。

 

 

有名人になった2025年ころには、名前の由来がネタのように(?)記事になったりしました。

たとえば下記のテキストでは、『デイリースポーツ』の記事タイトルが【円井わん 名は体を表す!?由来は“とがり過ぎ”「昔は欲望の塊だったけど」名前のように変化】となっており、

もはや貫禄ある女優だからこそ、いじられているようにも見えます。

特徴のある名前は芸名で、19歳の頃に命名。最初に入った芸能事務所で「柴犬」に似ていることから「柴ちゃん」と呼ばれており、芸名をつける際に「『“わん”でいいじゃん』『めっちゃいい!』ってなって、名字は『お前、とがり過ぎだから丸くなった方がいい。じゃあ“円井”じゃね?』ってなりました」と楽しげに振り返った。

 

 

 

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(2023年)

 

また、『光と禿』サイトのツイートでは・・

「光と禿」今秋シアターセブンにて念願の大阪単独公開決定!
主演のクリトリック・リスのスギムさんの地元大阪。
友梨ちゃん役の樋井明日香さんの地元大阪。
ライブハウス店員まりちゃん役の中西麻梨香さんの地元大阪。
大阪の皆さん、ハゲしく宜しくお願いします! · 2017年6月20日

 

ということで、「中西麻梨香さん」の「地元大阪」も強調されていました。その頃はまだ「中西麻梨香さん」として活動していたということ。本名を伏せているわけではありません。

ちなみに『光と禿』には金井勇太さんも出演。

 

***

 

円井わんさんの活動は、略歴を振り返ると2016年に上京してまだ10年弱ですが、着実に映画に、ドラマにと広がってきました。

映画『獣道』に思いがけず出演のような流れになった後、2020年の『タイトル、拒絶』でのカナ役も2021年の『KONTORA-コントラ』も、大きな転機となった作品。

 

撮影は『コントラ』のほうが早く、2024年になって振り返っての取材では、撮影期間よりも準備期間に時間をいただいたとのこと。

演じた役が少しメンタルにくる役柄だったので、撮影中はちょっと気が狂いそうになったりもしました。岐阜県内で撮影したのですが、岐阜から東京まで歩いて帰ろうかと思ったくらいです(笑)。
(https://u-watch.jp/news/interview/marui-wan/ より)

 

この作品の主演以降、オファーが増えたそうです。

 

 

『タイトル、拒絶』では、伊藤沙莉さんや恒松祐里さん、森田想さんらと共演。山田佳奈監督が登場人物が多くても一人ひとりに焦点をあてる作品づくりをする姿にも感銘を受けたとのこと。

 

 

当時はまだベテランの女優たちの間で緊張していたようです。しかし伊藤沙莉さんの素晴らしいのに飾らない姿にも感心していました。

 

***

『NB Press』の記事によると、ムロツヨシさんが、慣れないわんさんにも分け隔てなく接し、皆に紹介してくれたり・・・わんさんは感動してムロツヨシさんを手本にしたいと思ったとのこと。

 

また好きな女優さんとして内田慈さんを挙げているのも印象的でした。

昨今では、2024年の『虎に翼』と2025年の『ばけばけ』と、連続テレビ小説に続けて出演し、いつの間にか視聴者に顔を知られた存在となっています。

 

 

 

ちなみに、円井わんさんの諸々の写真が岸井ゆきのさんに似ている・・・と思ったのですが、

これは個人的感想かと確認してみたら、ーーー円井わんさんと岸井ゆきのさんは、やはり似ている?と話題になっているようです。

 

 

昨今では・・わんさんは

実は今脚本を書いているんです。書いては消してを繰り返してもう5年くらいやっています。あと、ドキュメンタリーを撮ろうとしています。

俳優として映画やドラマに出演させていただいていますけど、脚本とか監督とか裏側のことも知っておきたいと思うんですよね。
(同上)

 

やりたい作品に出られないなら、自分でつくってしまったらいい・・という発想がある様子。
たいへんアグレッシブなエネルギーが感じられます。

***

以上、簡単ですが円井わんさんの出身校についてでした。

-大学に進学せず

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