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『CanCam』の専属モデルから女優としても幅広い活動の高橋メアリージュンさん
高橋メアリージュンさんの学歴と出身校についてご案内します。
モデルとして女優として長く活躍する高橋メアリージュンさんは滋賀県大津市の出身です。
中学卒業の年に『横浜・湘南オーディション2003』でグランプリを得てモデルの道を歩みました。ドラマにも出演するようになり、数々の役柄をこなしてきました。
ずっと芸能活動を続けており大学等へは進学していませんが、社会人として規格外野菜との縁から農業に関心を持ち、アグリイノベーション大学校で学んで終了しました。
出身高校はなし ⇒ 進学せず ⇒ アグリイノベーション大学校
また、自身が潰瘍性大腸炎や子宮頸がんに罹った体験を本に著しています。
父親の会社の倒産から経済的に苦労した時期がありましたが、妹の高橋ユウさんもモデルで成功しており、弟たちもそれぞれ活躍しています。
高橋さんの活動の背景には、家族の絆からくる安定感のようなものも感じられます。
高橋メアリージュン
生まれ: 1987年11月8日
出身:滋賀県大津市
1994年:(推定)小学校入学、7歳
2000年:(推定)中学校入学、13歳
2003年:中学校卒業、『横浜・湘南オーディション2003』でグランプリ、16歳
2004年:『CanCam』の専属モデル、17歳
2007年:NHK連続テレビ小説『純と愛』マリヤ、『CECIL McBEE』CM、20歳
2009年:『愛のお悩み解決!シアワセ結婚相談所』、22歳
2013年:『チャリダー★』MC、潰瘍性大腸炎治療中を公表、26歳
2014年:『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』 駒形由美 、27歳
2015年:『残念な夫。』須藤由衣 、28歳
2016年:「びわ湖大津ふるさと観光大使」高橋ユウさんと、『火花』百合枝 、29歳
2017年:『カルテット』大橋茶馬子、『コウノドリ 第2シリーズ』佐野彩加 、30歳
2018年:『 わたしの「不幸」がひとつ欠けたとして』出版、『あなたには帰る家がある』森永桃 、31歳
2020年:『私の家政夫ナギサさん』陶山薫 、33歳
2021年:『大豆田とわ子と三人の元夫』松林カレン、『老後の資金がありません!』レイナ、アグリイノベーション大学校を修了
2022年:『両刃の斧』沢木美織、35歳
2023年:『ブラックポストマン』祖父江ひなた、『季節のない街』増子光代 、36歳
2024年:『新空港占拠』龍 、『スカイキャッスル』夏目美咲、『ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編』インカラマッ 、38歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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高橋メアリージュンさんの出身高校はなし
高橋さんが『横浜・湘南オーディション2003』でグランプリを獲得したのは2003年8月のことでした。この年は、年齢から逆算するとメアリージュンさんが中学を卒業した年です。
高橋さんは、子どものころに家庭が貧しかったことを語っていますが、このとき、高校には進学していなかった模様です。
PASONICA JPNさんのサイト(https://www.pasonica.com/高橋メアリージュン)によると・・・
高橋さんは子どものころ元々は裕福で6LDKの家に住んでいたけれど、小6の時に父親の会社が倒産し、経済的に困難に陥ったようです。
倒産後は、妹や弟の4人兄弟でひとつの部屋を使い、妹とひとつのベッドで寝ており、両親の借金返済のために中学時代にも週5日のアルバイトをして、バイト代はすべて親に渡していたとのこと。
「ロイヤルホスト浜大津店」でアルバイトをしていたそうです。
(ちなみに一説によると2013年当時も、高橋さんは給料をすべて親に仕送りしてからお小遣いをもらう生活をしていたそうです)
このような状況にいた高橋メアリージュンさんは高校には進学していません。
***
『横浜・湘南オーディション2003』でグランプリを獲得したときは、父親が画期的な動きをしてくれたことが知られています。
まず高橋さんはモデルになったきっかけを聞かれたときに、端的に「家が貧しかったんですけど、早く働きたくて」と答えています。
「横浜・湘南オーディション」に応募すると、無事に書類審査が通りました。しかし滋賀県から横浜まで行く新幹線代がない・・・
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(素敵なお父さんと・・・)
そんな中、部屋に来た父親が「お姉ちゃん、いつ何がどんな奇跡を起こすか分からから、新幹線は無理やけど、車で良かったらお父さん、送っていくで」と声をかけてくれたといい、「家族みんなでお父さんの弟さんに大きい車をお借りして、下道で横浜まで行って。家族6人で、お母さんも“家族旅行や!”って」と回顧。
(『スポニチ』高橋メアリージュン 貧しすぎて…新幹線代出せずオーディションをあきらめかけた過去「お父さんが…」2023年9月3日 より)
ということで、家族みんなで下道を通って横浜の会場に向かい、劇的にグランプリを得て、翌年には『CanCam』の専属モデルとなりました。
このころが、高校生の年齢に該当します。
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(写真は後年)
高橋メアリージュンさんの出身地滋賀県大津市と出身小学校、出身中学校
時間を遡って、メアリージュンさんの子ども時代の話です。
まず出身地は、滋賀県の大津市であることが分かっています。
父:牛乳配達所を経営する日本人
母:フィリピン人
ということでメアリージュンさんはハーフになります。
また、4人姉弟は結局、皆が専門の分野で活躍しています。
妹:高橋ユウさん(モデル)・・・・卜部弘嵩さんと結婚
弟:高橋源治さん(絵画アーティスト)・・・既婚
次弟:高橋祐治さん(サッカー選手)・・・元AKB48の高城亜樹さんと結婚
後に、2016年には出身地の大津市の「びわ湖大津ふるさと観光大使」を妹の高橋ユウさんとともに務めています。
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(そっくりさん姉妹)
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出身校については、公式発表ではないものの出身中学校の「有名人一覧」に載っており、出身小学校の「著名出身者」とされることから、以下であるとされています。
なお、小学校も中学校も、お笑い芸人の宮川大輔さんと同じとなります。
出身小学校:大津市立比叡平(ひえいだいら)小学校
所在地:滋賀県大津市比叡平1丁目45−1
「比叡平」の一帯を見ると、あらためて大津市は京都市と接しているのがよく分かります。
山岳を挟んで、比叡平はじつは銀閣寺(東山慈照寺)と、最短距離4キロ程度に見えます。もちろん比叡山も遠くはありません。
出身中学校:大津市立皇子山(おうじやま)中学校
所在地:滋賀県大津市尾花川12−1
中学校は、上記の比叡平(ひえいだいら)小学校に比べると、琵琶湖のすぐ近隣となります。
作家の宮島未奈さんは、出身は静岡ながら大津市に住んで作家活動をしており、大津市の膳所高校(ぜぜこうこう)などが小説『 成瀬は天下を取りにいく』に出てきますが、膳所高校は実在。
また、小説中に「びわ湖大津ふるさと観光大使」が出てくるので、個人的にはそちらで「大使」のことを知りました。しかし、すでに著名人の二人となった高橋さん姉妹が、大使の役を担っていたわけです。
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なお先述のPASONICA JPNさんのサイトによると高橋メアリージュンさんは、小2から中3までバレーボールをやっていたそうで、中学時代は「ヤンキーだったらしい」とのこと。
さらに、中学時代に4歳年上の高校生に恋をしてファッションに目覚めたという転機もあったようです。
なお、妹の高橋優さんは、1991年生まれで3学年ほど年下。こちらの高橋ユウさん(芸名)も、2002年にavex audition 2002で最終合格者15人に選出されています。
つまりユウさんは、むしろメアリージュンさんよりも早いくらいにモデル活動に挑んでおり、モデル歴は長いのでした。ユウさんはキックボクサーの卜部弘嵩さんと結婚し、お子さんも二人います。
高橋メアリージュンさんの出身大学はなし(アグリイノベーション大学校を修了)
このようにモデルや女優の仕事を続けてきた高橋さんは大学等へは進学してません。
ただし、いわゆる大学進学の時期とは別に、アグリイノベーション大学校を修了しています。こちらはいわゆる大学とは異なり、「学校法人札幌静修学園」が運営する農業スクールです。
2022年の『FRaU』(講談社)の記事によると、きっかけはあるマルシェで「規格外野菜」というものがあると知ったこと。
私も最初はフードロスについての知識が何もなかったのですが、実際にいろんな生産者の方たちとお会いしてお話をうかがううちに、「彼らに少しでも共感できるよう、失礼のないよう、最低限の知識を得るために農業を学びたい」と思ったのです。
(https://gendai.media/articles/-/92161 より)
アグリイノベーション大学校の受講生として、オンラインで農業の技術と経営を学ぶほか、月に2回ほど畑に行って、農法や野菜の手入れの仕方などを教わっていたそうです。
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そこでメアリージュンさんは「先生を見ていると、自分のミスを他人のせいにしたり、物事が上手くいかないのを何かのせいにして生きているのが恥ずかしくなります」との、素敵な学びを得たようです。
このようにして、農業の学校を無事卒業しました。
なお、アグリイノベーション大学校の公式サイトには高橋さんの「農業の知識が全くない私でも講義がわかりやすく、実際に土を触る畑での実習は印象深いです・・・」等のコメントが掲載されています。
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なお上記の、高橋さんに関する『FRaU』の連載は、数回にわたっており、父親の会社が倒産する前は家族皆で毎年ディズニーランドに行っていた時の写真などもありました。
農業の話の前には『高橋メアリージュン20代で縛られていた「結婚願望」という固定観念』という記事があります。
それによると居場所や家族は「結婚と出産」でなければなしえないという考え方から解放されたという・・そんな内容でした。
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これらの話は大変興味深く、かつ、高橋さんが強い絆の家庭で育ったからこそ、現在があるということを感じさせる記事でした。ご興味のある方はhttps://gendai.media/articles/-/92160をごらんください。
かなり幅広いドラマで高橋さんの姿をお見かけします。
きっぱりしていて、でも根底が優しい人・・というのが分かる気がします。
また、『FRaU』の記事によるとNHK連続テレビ小説『純と愛』に出演したとき、主演には選ばれなかったけれど、遊川和彦さんが高橋さんに目を留め、物語の中にマリヤという役を作って出演させてくれたというエピソードがありました。
今週11(金)A-Studioは高橋メアリージュンさん☆モデル・女優として活躍、映画や数々のドラマで印象を残す(『コウノドリ』好演も記憶に新しいです)彼女は日本人の父とフィリピン人の母のあいだに生まれた4人きょうだいの長女☆実は波瀾万丈の人生で…https://t.co/2fP8iOHKVG
よる11時~お楽しみに! pic.twitter.com/iXdPYon3pF— A-Studio+ (Aスタプラス、Aスタジオ) (@a_studio_tbs) May 9, 2018
数々のエピソードによると、子どものころから苦労したというより、温かい家族に囲まれて育まれてきたということを感じた女優さんです。
2024年の『スカイキャッスル』でも注目されます。松下奈緒さん、木村文乃さんらと共演。
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以上、簡単ですが高橋メアリージュンさんの出身校についてでした。