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大学に進学せず

美村里江(旧名・ミムラ)さんの出身大学と出身高校、高校時代のカットモデルから女優へ

女優だけでなく読書家でエッセイストの美村里江(みむらりえ・旧名・ミムラ)さん

美村里江(旧名・ミムラ)さんの学歴と出身校についてご案内します。

美村里江(旧名・ミムラ)さんは、高校時代のカットモデルがきっかけとなって事務所に所属し、結果としては高校を卒業した年に「月9ドラマ」のヒロインとしてデビューしました。

埼玉県深谷市の出身で、古い情報によると幼稚園から中学まで、地元の学校に通っていました。

美術が得意なことから埼玉県の伊奈学園総合高校に進学。

伊奈学園総合高等学校 ⇒ 進学せず

高校後の進路を迷うころと演技レッスンが楽しくなった時期が重なり、大学等へは進学しませんでした。

劇的にヒロインを務めたあと、一時期は休業の期間もありましたが、外から見直して芝居の魅力を再確認して活動を再開。
その後、朝ドラや大河ドラマも含めてたくさんの役を演じてきました。

 

女優活動とともに大層な読書家としても知られます。自らのエッセイも書き続け『文集』などの著書もあります。

2018年に『西郷どん』出演を機に芸名をミムラから美村里江(みむらりえ)さんに変更。

私生活では再婚した科学者の夫と夜釣りなどを楽しんでいます。

 

美村里江(みむらりえ 旧名・ミムラ)

生まれ:1984年6月15日
出身:埼玉県深谷市

1991年:(推定)上柴東小学校入学、7歳
1997年:(推定)上柴中学校入学、13歳
2000年:(推定)伊奈学園総合高校入学、16歳
2003年:高校卒業、『ビギナー』でデビュー、19歳
2004年: 『FIRE BOYS 〜め組の大吾〜』、『離婚弁護士』吉田香織、『海猫』野田美輝
2005年:『着信アリ2』主演、『ミムラの絵本日和』執筆
2006年:一時休業、金聖響さんと結婚(2010年に離婚)、22歳

2008年:再開、『斉藤さん』真野若葉 、『落語娘』主演、24歳
2010年:大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』細川ガラシャ、26歳
2011年:『おまえなしでは生きていけない』向田邦子役
2012年:連続テレビ小説『梅ちゃん先生』松、28歳

2013年:一般男性と再婚、29歳
2015年:エッセー集『文集』
2016年:『トットてれび』向田邦子役 32歳
2018年:大河ドラマ『西郷どん』大久保満寿、芸名を『美村里江』に改名
2020年:『柳生一族の陰謀』お福、36歳

2021年:『青天を衝け』徳信院
2022年:『家庭教師のトラコ』中村真希
2024年:『舟を編む 〜私、辞書つくります』馬締香具矢 、40歳
2025年:『おいしくて泣くとき』風間南 、『対岸の家事〜これが、私の生きる道!』坂上里美、41歳

その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。

 

 

美村里江(旧名・ミムラ)さんの出身高校は伊奈学園総合高等学校

ミムラさんは、美術の推薦で伊奈学園総合高校に入学したことが知られており、同校のおもな出身者の一人でもあります。

同校の「総合」とは総合学科という意味合いではありません。「総合選択制」という制度において、生徒が時間割を生徒自身で決定し組み立てる仕組みとなっています。

また「学園」という部分が私立のような印象ですが、あくまでも埼玉県立の高校。

 

伊奈学園総合高校には現在、学系が7つあります。

人文系
理数系
語学系
スポーツ科学系
芸術系
生活科学系
情報経営系

美村里江(旧名・ミムラ)さんはこの中の芸術系だったことでしょう。

 

出身高校:伊奈学園総合高等学校

所在地:埼玉県北足立郡伊奈町学園4丁目1-1
創立:1984年

 

なお2003年に伊奈学園中学校を開校したため、現在は一部は中高一貫校となっています。もちろん、ミムラさんの時代は高校のみ。

住所のある「伊奈町」は、美村里江(ミムラ)さんの出身地の深谷市とも比較的近い関係。

 

【伊奈学園総合高校の大学合格実績】は「みんなの高校情報」から一部を抜粋すると、2024年の例で以下となっています。
国公立大学
東大 1名
埼玉県立大学 5名
埼玉大学 8名
北海道大学 5名 など多数
私立大学
東洋大学 124名
日本大学 100名
大東文化大学 80名
文教大学 54名
獨協大学 49名
法政大学 44名
明治大学 38名 など多数

基本的に進学前提であることが分かります。

 

***

こういう高校においてミムラさんは、美術系の大学への進学も考えた様子。

しかし、2015年のインタビューによると、演技のレッスンを受けるうちに結局デビューすることになりました。

実は事務所に所属する際、テレビは恥ずかしいので出ないという約束をしていたんです。でも、私生活では3姉妹の末っ子で家計のことも分かっていたので、進路で悩んでいました。

・・中略・・
気がついたらデビューというかたちでスタートしていました
(『産経ビズ』2015.7.28 14 【私のおしゃれ学】女優、ミムラさん 私のホームはテレビドラマ より)

 

ここにもあるようにご家庭では3人姉妹でした。

一方で、ミムラさんの公式のweb siteであるhttps://mimulalala.com/ の中の『バウムクーヘン』という記事(2012.06.12 )では、

「しかし女医さんである妹のスケジュールを見ては、こんなことで音を上げてはいかんと・・」

という部分があり、

3人姉妹の末っ子か? それとも妹さんもいるか? 不明ではあります。細かいことながらーー。

 

***

つまり高校時代は、美村里江(ミムラ)さんにとって芸能事務所に所属することになった転換期でした。もともとはアルバイトとしてカットモデルをやっており、

上記のように「テレビは恥ずかしいので出ない」という前提でした。

 

しかし、結果的に高校卒業の年である2003年に月9ドラマ『ビギナー』のヒロインとしてデビュー。

『ビギナー』のヒロイン公募オーディションには1万人以上の応募があったそうです。

 

ただしその日、事務所のある恵比寿駅についた時、ミムラさんはスカウトで来たけれど、たくさんの親子連れがオーディション会場に向かうのに戸惑った様子。

 

 

スカウトと聞いたけど、オーディションのことだったのか。これは勘違い、そして場違いだった。なんかおいしいものでも食べて帰ろうと思い、受付でもそう伝えたのですが、オーディションはやっていますがスカウトは別ですと私だけ違う階に通され、面談となりました。
(『マイナビニュース』https://news.mynavi.jp/article/20150820-mimula/ より)

 

この場でも「テレビはなしで」と断ったそうです。

 

この『マイナビニュース』の記事は、その年2015年にミムラさんが『文集』を出しており、その中で諸々の経緯を赤裸々に綴った・・・という背景があってのことです。

「月9デビューで味わった世間のやっかみのごとくバッシングと精神的ダメージ、事務所つながりで声が掛かる続編ドラマ出演の違和感・・」

と、この記事では記されており、

今となっては20年以上前のことですが、高校生だった当時の美村里江(ミムラ)さんにとって、劇的というより気持ちの上でも大変な出来事だった様子が伺われます。

 

 

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美村里江(ミムラ)さんの出身地深谷市と出身小学校、出身中学校

美村里江(ミムラ)さんの出身地は埼玉県の深谷市であることが知られています。

深谷市出身といえば渋沢栄一氏はじめ渋沢家の人々や尾高惇忠氏はじめ尾高家の人々がいて、美村里江(ミムラ)さんもその一人とされています。

 

深谷市は、夏には高温を記録することで知られる熊谷市のさらに北。
「メイプル超合金」のカズレーザーさんは埼玉県の加須市の出身で高校は熊谷高校でした

特に接点はないと思われますがミムラさんもカズレーザーさんもともに、1984年生まれですから高校生のころに、比較的近くにいたことになります。

***

 

ミムラさんの出身の小学校や中学校については、口コミの情報で「深谷市立上柴中学校」出身ということが知られています。

また公式発表ではありませんが、現在は表示されていない「2チャンネル」等の形跡から、

上柴西幼稚園
上柴東小学校
上柴中学校
伊奈学園高校

という情報もあります。

(旧掲示板書き込みから)

 

このように公式発表ではないものの、小・中学校は以下と考えられます。

 

出身小学校:上柴東小学校

所在地:埼玉県深谷市上柴町東5−9−1

 

出身中学校:上柴中学校


所在地:埼玉県深谷市上柴町西2−23−1

両校は200〜300メートルくらいの近距離にあります。

***

子どものころの美村里江(ミムラ)さんは、豊かな自然の中で育ったようです。

ちなみに後述のように、結婚前の本名は「小暮里江」さんということで、当時は小暮さんでした。

私は埼玉県の深谷市というところで生まれ育ちました。小さな頃はまだ真の闇があった街。つまり夜になったら真っ暗になって星しか見えない、自然が豊かな場所でした。そんなところで石ころを拾ったり、虫を捕まえたり……。石はいまだによく拾って家に持ち帰るし、虫の図鑑も何冊も持っています。
(https://president.jp/articles/woman-print/26944 より)

 

このテキストの後半では、絵本への愛着や向田邦子さんの作品への敬愛なども述べられています。

 

ちなみに2015年の『文集』を読んだ人からは、「よくあんなにいろいろ覚えていますね」という反響があったようです。

言われてミムラさんが振り返ってみると・・

他の人と少し違うのかなと思い当たるのは二つあります。一つは3歳の時には3桁の計算ができたらしいです。「計算」というものではなく、頭の中にあるみかんやりんごの山を瞬時に数えるのだと当時答えていたそうですが(サヴァン症候群みたいでこのままだったら格好良かったですね)。
(『マイナビニュース』https://news.mynavi.jp/article/20150820-mimula/ より)

 

一方でインフルエンザにかかって高熱のあと、幼稚園の友人のことを、誰が誰か思い出せない状態になったとのこと。

この時の出来事に端を発して、その後も”ひょうきん者で人を笑わせたい自分”と”何も構わないでほしい、一人で居たい自分”が数年単位でいったりきたりしました。(同上)

 

部分だけ引用すると、ニュアンスが変わりかねないのですが、「全く違う方向に二部屋あったので記憶が蓄積しやすかったのではないかと想像しています。」

ということで、

ミムラさんという人物は、女優さんという役柄を超えてたいへん興味深い方だと、あらためて感じました。

 

(2021年 『青天を衝け』にて)

美村里江(ミムラ)さんの出身大学はなし

早めの休業

このようにミムラさんは、高校の卒業後は『ビギナー』でデビューし、仕事に専念し大学等へは進学していません。

そのまま、オファーが続いたため、略歴のように人気ドラマに連続して出演し、脚光を浴びた反面精神的にプレッシャーも大きい時期でした。

その結果、2006年末から一時休業の時期を迎えます。

 

演技はもとより、ちょっとした写真撮影も、インタビューの受け答えも、全てがダメで。自分が本当にこの仕事をできる人なのか、一度問いただしたいと思い、(事務所の)社長に『辞めさせてください』と伝えたんです。
(『シネマトゥデイ』ミムラ、休業の真相 “空白の2年間”を激白 2017年2月 より)

 

ただし、社長は「たぶん戻ってくると思うから休んでおいで」と待ってくれたもよう。

 

「映画や芝居を観たり、本を読んだり、一人旅も経験。」

ということで、『お芝居ってこんなに面白いんだ』という気持ちに至ることができました。

しかし、19歳にしてデビューした美村里江(ミムラ)さんにとって、早めとも見える休業期間は、おそらくその後の芸能生活に必要な糧だったと言えるでしょう。

 

休業と直接の関係はありませんが、ミムラさんは2006年に指揮者の金聖響さんと結婚しました。ただしその結婚生活は4年ほどで終止符をうち、2010年に離婚。

 

以前に「ミムラ 国籍」というキーワードがあったのは、金聖響さんと結婚したことと関連していたかもしれません。しかしミムラさんは日本国籍。

その後、ミムラさんは2013年に科学者の一般男性と再婚しました。

さらに、2018年に芸名をミムラから美村里江さんに変更したときに、結婚前の本名「小暮里江」さんを明かしており、日本人ということもあらためて明らかにしました。

 

 

ところで、2015年の『マイナビニュース』記事によると、ミムラさんは「今、一番大切なものは?」と聞かれて、「今の夫です」と答えています。

夫が精神的なくつろぎを与えてくれるので、かつて「秘密基地」的に作っていた空間もあまり要らなくなったもよう。

 

大好きな向田邦子さん役を務める

読書好きのミムラさんが特に向田邦子さん(現在の実践女子大学卒)を敬愛していることはよく知られています。

そればかりでなく、2011年の『おまえなしでは生きていけない 〜猫を愛した芸術家の物語〜』と、2016年の『トットてれび』にて2回も「向田邦子さん」を演じました。

 

このとき、美村里江さんは向田さんの筆跡まで練習し、文字を見て書くスピードも変えながら書くうちに向田さんが少し悩みながら書いたであろう部分とか、ノリノリだった部分とかも感じるようになったそうです。(『NEWSポストセブン』より)

 

 

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女優でエッセイスト

美村里江さんの肩書は「女優でエッセイスト」となっています。

広く知られるようにたいへんな読書家であると同時に、書くことも大好き。ムーミンのファンということから「ミムラ姉さん」にちなんだ旧芸名も生まれました。

2015年の『文集』は全376ページという膨大なボリュームになります。

このときの『文集』が1000円というのは、もっと高い価格をススメられたけれどプロでないという自覚からの希望だったそうです。

ちなみに2015年は又吉直樹さんの『火花』が芥川賞を受賞した年でした。

 

そんなこともあり、ミムラさんにも文学作品を書かないかと打診されることもある様子。ただし、ご本人は「うぬぼれるな、と言われそうですぐわれに返りました」とのこと。

しかし、今後もテキストを期待したいところです。

2020年のコロナ禍のころ、『たん・たんか・たん』を出したときは、公式ブログにて、以下のように語りました。

すぐに小説を書くことや、作曲することの難易度は高いですが、短歌や俳句・川柳はスマホ、または紙とペンさえあれば記録していけます。家で鬱屈とした気分になった際は気軽にお試しください。
(https://mimulalala.com/memo200422.html)

 

人として多くのヒダも引き出しも持ち合わせている女優さん・・ますます期待しています。

 

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(2025年 『対岸の家事〜これが、私の生きる道!』にて)

***

以上、簡単ですが美村里江(旧名・ミムラ)さんの出身校についてでした。

-大学に進学せず

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