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猫背椿さんは短大に入学後、ファンだった大人計画に入団
猫背椿さんの学歴と出身校についてご案内します。
すでにベテランの活躍をしている猫背椿さんは、代表的な「大人計画」の女優として知られます。
子どものころの詳細はあまり判明していません。しかし20代途中まで都内の清瀬市に住んでいました(後述)。
地元とも言える都立の清瀬高校に進学し(根拠後述)、卒業後は跡見学園短期大学に入学。
東京都立清瀬高等学校 ⇒ 跡見学園短期大学
短期大学入学の年に「お手伝いでもよかった」というスタンスで大人計画に応募し、団員となりました。
当初はアルバイトも兼ねていたようですが、やがて大人計画でも貴重な存在となり、今に至るまで様々な演技を見せてくれています。
猫背椿(ねこぜ つばき 本名・山本恵子)
生まれ:1972年10月17日
出身:東京都
1979年:(推定)小学校入学、7歳
1985年:(推定)中学校入学、13歳
1988年:(推定)清瀬高校入学、16歳
1991年:(推定)跡見学園短期大学入学、『大人計画』に入団、19歳
1993年:(推定)〃卒業、21歳
1994年:『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』22歳
1999年:『田舎で暮らそうよ』富川由紀江
2001年:連続テレビ小説『ちゅらさん』 保母、29歳
2003年:『マンハッタンラブストーリー』再現ドラマの女
2005年:『タイガー&ドラゴン』谷中鶴子
2008年:『モンスターペアレント』梶田清美、36歳
2013年:『猫弁と透明人間』大貫沙織 、41歳
2017年:『監獄のお姫さま』小島悠里
2018年:大河ドラマ『西郷どん』歌橋
2019年:『刑事ゼロ』背川葉奈
2020年:『共演NG』古川しおり 、48歳
2021年:『知ってるワイフ』小谷つかさ
2022年:『卒業式に、神谷詩子がいない』神谷良子
2023年:大河ドラマ『どうする家康』登与、『この素晴らしき世界』 浅野真由美
2024年:『肝臓を奪われた妻』田代春美 、『ふくすけ 2024 -歌舞伎町黙示録』、52歳
2025年:『消失』
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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猫背椿さんの出身高校は清瀬高等学校かも?
猫背椿さんは出身校について、跡見学園短期大学を卒業したこと以外には、正確なことは分かっていません。
東京で育ったことは確かなので、ふつうに都内の高校だったと想像できます。
しかし一つだけ、以下の表現から類推できる高校があります。つまりご本人アカウントでこんなコメントがあり、もう10年も前のツイートでした。
珍しい素敵な男子とさし飲みサンプル松井君だよ25年ほどの付き合いになるよ(清瀬高校同学年)!! pic.twitter.com/XpvQ9B0fBv
— 猫背椿 (@nekotsubaking) June 3, 2015
「清瀬高校同学年」のこちらの男性が、2015年当時に「25年ほどの付き合い」というのは、1990年頃から知り合いということで、猫背さんが高校生だった年齢ーー。
なにか細かい詮索で恐縮ながら、ふつうに考えると猫背さんが清瀬高校にいたのだろうと考えられます。
なので、清瀬高等学校かも?というのはテキトウながらそんな感じです。
出身高校:東京都立清瀬高等学校
所在地:東京都清瀬市松山3丁目1−56
創立:1973年
都立清瀬高校の設立が比較的新しい理由は分かりません。しかしいわゆる団塊ジュニアの生まれたころーーと関係あるのかないのか。
名前の通り、同校は都内の清瀬市にある公立高校で、清瀬駅からほどほどの距離にあります。
【東京都立清瀬高校の大学合格実績】は「みんなの高校情報」から一部を抜粋すると2024年の例として、以下となります。
筑波大学 2名
東洋大学 67名
法政大学 53名
日本大学 42名
武蔵大学 35名
駒澤大学 28名
武蔵野大学 28名
大東文化大学 25名 など多数
猫背さん(山本恵子さん)の場合、高校卒業が1991年で、30年以上前のことでした。
当時は短期大学もたくさんあり、現在ではその多くが廃止されているという時代的な変化もありますが、ともかく猫背さんは、跡見学園短期大学に進学しました。
(*短期大学が廃止されたことについては、ご興味があれば野村麻純さんのページに多少、実情のデータあります)
***
高校時代の猫背さんがどんな様子だったか・・
たまたまこんなテキストもあります。
猫背椿@nekotsubaking
高校生活三年間は今は無き西新宿LOFTで年越しライブでした。ピーズやカステラ、ピロウズ、スピッツ等素敵なバンドの音と汗の大晦日!!屋根裏との掛け持ちバンドが多かったように記憶してます。親は寂しそうだったけど楽しかった!!体力的に今はできないから行ってて良かった!!!!
2010年12月31日
これは、高校時代から20年くらい経過してからのつぶやき。年越しライブを楽しんでいた元気いっぱいの高校生だったようです。
また2021年の季刊『むさしの』によると、
「私も高校生の頃にバンドをやっていたんですけど、スタジオ代って結構高かったから、今の武蔵野市の子どもたちがうらやましいです。」
と語っている場面があります。
猫背さんは大学に入ってすぐに「大人計画」に入団するわけですが、それは唐突というより、このようにバンド等でエネルギッシュに活動していたという土台があったかもしれません。
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(2024年)
猫背椿さんの出身地東京都(清瀬市?)と出身小学校、出身中学校
上記のように、猫背さんの出身小学校、出身中学校について情報は特にありません。
清瀬市の公立高校に進んだとしたら、都内でも北西方向の、比較的埼玉に近い一帯のあたりが出身地だったかもしれません。
ーーというより2021年の季刊『むさしの』にて、椿さんが、
「20代のはじめに清瀬市から引っ越してきた」
と語ったことがあります。つまり清瀬市出身ということでたぶん間違いなさそうです。
清瀬市 ⇒ 武蔵野市
ちなみに清瀬市などの一帯は地盤が硬いという話を聞いたことがあります。
情報がないことと関係あるかないかーー、猫背椿さんというユニークな芸名でなく本名の山本恵子さんは、おそらく同姓同名の方が全国におられるでしょう。
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私生活では、猫背さんは結婚してお子さんもいることが分かっています。2023年3月の取材です。
子供?! 実は26歳で一般男性と結婚し、今は小学生の子供がいる母親でもあるのだ。
「帰ってからご飯を作ると遅くなるので、家を出る前に1日分の食事を用意するという生活を10年続けています」とニッコリ。はっちゃけているようで真面目な一面を持つ、奥深い魅力の女優なのだ。(『zakzak』女優・猫背椿 大人計画の〝猫背〟ですが役にはまっすぐ背筋〝ピンッ!〟 松尾スズキに「お前も大事な駒だ!」と、駒?と思いつつ築いた信頼関係より)
ということで1990年代の終わり頃には結婚されていたようです。
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(2021年)
猫背椿さんの出身大学は跡見学園短期大学
猫背椿さんは跡見学園短期大学を卒業したことが知られています。
細かくいうと、卒業後の1995年に同校は「跡見学園短期大学部」と改称されています。
ちなみに1992年当時の跡見学園短期大学の定員は、以下の通りでした。
文科 400名
家政科 200名
生活芸術科 200名
猫背さんがどの専攻だったかは分かりません。
その後、2005年には短期大学としての学生募集を最終として短期大学部は2007年に廃止となりました。
*全国的に短大の学生数は1993年ころのピーク時には約53万人でした。しかし、たとえば2023年度のデータではは8万人あまりということで8割以上の減少となっています。
つまり猫背さんが短大に進んだ1991年は、まさに短大全盛期だったと言えそうです。
出身大学:跡見学園短期大学(現・跡見学園女子大学文京キャンパス)
所在地: 東京都文京区大塚1丁目5−2
跡見学園短期大学があったのは、現在の跡見学園女子大学文京キャンパスです。
地下鉄「茗荷谷駅」からは、筑波大学附属高校やお茶の水女子大学附属高校に向かう高校生などとともに「跡見学園中学校・高等学校」に向かう生徒の姿が見られます。
「あとみ」といわれるこちらは、極端にお嬢様学校というのではないけれどしっかり、凛とした空気のある学校ーーといったイメージがあるようです。
その「跡見」の短期大学は廃止され、現在は跡見学園女子大学の学生が3・4年次に学ぶキャンパスとなっています。(1・2年次は、新座キャンパス)
昨今は茗荷谷駅近辺も跡見入口の直前に中央大学法学部の建物ができて、少々雰囲気が変わりました。
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猫背さんは1991年の、短大に入学したその年に『大人計画』に入団しました。
『大人計画』の中では、名前を松尾スズキさんがつけている場合があり、平岩紙さんが有名。正名僕蔵さんも松尾スズキさんと相談して決めたとかーー
意外にも猫背さんの名前は自分で考えたようです。
「正直、覚えてないんです。(同劇団に)入団したときに芸名を自分で付けなさいと言われて、どうせ、そのうちクビになるだろうという気持ちで付けました。(同上)
なぜ入団したかというと、大人計画のファンだったから・・と。それまで演劇は未経験というのですから、なかなか勇気ある挑戦にも見えます。
˗ˏˋ本日23:45から「#飯を喰らいて華と告ぐ」第2話放送ˎˊ˗
📺「アジの姿造り」
◆お客様:#猫背椿🍜あらすじ… pic.twitter.com/6Be8FHOw1n
— ドラマ「飯を喰らひて華と告ぐ」公式🍜12月25日(水)Blu-ray&DVD発売! (@meshikura_drama) July 16, 2024
(2024年)
「大人計画のファンで、公演を見に行ったときにもらったチラシに、新人募集のものも入っていたんです。役者になりたいというよりは、大好きな大人計画に入りたかった。お手伝いでもよかったんです」
(同上)
「大好きな大人計画に入りたかった」という純粋な動機が眩しいようです。また同記事によると28歳まではアルバイトをしながらの活動でした。
辞めたいと思ったときもあるけれど、松尾さんが引き止めてくださったことに感激ーー。
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ところで、『大人計画』は1988年に松尾スズキさんが作りました。数年後に宮藤官九郎さんが参加。
松尾さん、宮藤さんの関連で常連さんのように阿部サダヲさん、正名僕蔵さん、荒川良々さん、星野源さん、皆川猿時さんらの顔が浮かびます。
女性で代表的な存在が、平岩紙さんと猫背椿さんでしょう。
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若い中では上川周作さんも期待されます。
大人計画の皆さんは、一味濃いキャラクターを見せてくれるようで楽しみです。
劇団かもめんたる『ゾンビいまさら』池袋あうるすぼっと初日。う大さんならではの毒溢れる言葉に抱腹しつつもやがてストーリーに胸を締め付けられてしまう傑作。猫背椿さんのっけから面白い。前作で衝撃的だった成松修さん今作も威容。特に明日のチケットまだあるそう。もう一回観たい。 pic.twitter.com/NE8Jdb3YUR
— デヒブノイネハ (@n3k0_z3) February 7, 2024
(2024年)
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X(旧ツイッター)のアカウントには「劇団では賄い担当です」とあり、たいへん美味しそうな写真が並びます。
猫背さんのその後の活動は、淡々とずっと続いており、テレビドラマだけでなくたとえば『ふくすけ 』では2024年の公演のまえに、1998年に出演した2回目が公演されていました。
視聴者が知っていてもいなくても、そういう継続性のある活動をしている・・という一端を、あたり前のことながら感じます。
2024年の「肝臓を奪われた妻」では、主演の伊原六花さんを支える唯一のような存在でした。
私が演じる、田代春美は、八方塞がりで絶望的な状況の優香にとって、唯一心を許せる人であり、自分の一番大事な存在である結人を任せられる人物なので「安心感」と、スリリングな展開のなかでの「セーフティーゾーン」を心がけつつ演じたいと思っています。
(https://natalie.mu/eiga/news/566829 より)
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ということで、あらゆる場面に対応するベテラン女優さんとなっています。大河ドラマにも2回出演し、大河ドラマ『どうする家康』では自然に登与を演じていました。
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以上、簡単ですが猫背椿さんの出身校についてでした。