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野村麻純(のむらますみ)さんは都内の短大時代にデビュー
野村麻純さんの学歴と出身校についてご案内します。
野村麻純さんは、鹿児島県出身の女優。
俳優の沢村一樹さん・本名野村耕蔵さんの姪で、高校まで地元で過ごしたと推定され(詳しくは後述)、短大時代から上京しました。
高校は厳密には分かりませんが、地元の公立高校の鹿児島県立松陽高等学校だったと考えられます。
鹿児島県立松陽高等学校 ⇒ 東京都近辺の短期大学
短大に進んだことは確かですが、学校名は分かっていません(後述)。
短大在学時、一般には就職活動の時期にオーディションに挑み、卒業した年にはドラマデビューしました。就職を迷った時期もあるようですが、内定を蹴る形で女優の道に絞って活動して来ました。
その後、朝ドラにも大河ドラマにも出演し、主演作もあり、着々と実績を積み上げています。
野村麻純(のむらますみ)
生まれ:1990年10月10日
出身:鹿児島県
1997年:(推定)小学校入学、7歳
2003年:(推定)中学校入学、13歳
2006年:(推定)松陽高校入学、16歳
2009年:(推定)都内の短大に入学、19歳
2011年:短大卒業、21歳、デビュー、『華和家の四姉妹』峯岸亜紀、『11人もいる!』鈴木ソアラ
2012年:『リッチマン、プアウーマン』小野遙香
2013年:『チープ・フライト』山本千鶴、『問題のない私たち』主演
2014年:『プラトニック』都築美和、24歳
2016年:連続テレビ小説『とと姉ちゃん』諸橋道子、26歳
2017年:『嘘の戦争』 四谷果歩
2018年:『透明なゆりかご』川井郁美
2020年:『25歳イマドキ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記』主演、30歳
2022年:『PICU 小児集中治療室 』小松真美子
2023年:『自転しながら公転する』 柏崎絵里
2024年:大河ドラマ『光る君へ 』さわ、『離婚弁護士 スパイダー〜慰謝料争奪編』朝倉唯、34歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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野村麻純さんの出身高校は県立松陽高等学校と推定(大東学園高校は間違い?)
「推定」とつく理由は、鹿児島県立松陽高校出身という直接的な根拠は今のところないからです。
しかし「ジテンオン」の提供する『人物名鑑』では野村麻純さんが、沢村一樹さんとともに松陽高校の出身者の一人に挙げられています。
また、ネット上の複数のサイトで松陽高校の出身と書かれています。この状況は情報ソース不明ということに尽きそうです。(それでも多くの不明ケースは正しい傾向ではあります。)
一方で、
『思い出こみゅ』では野村麻純さんの出身高校は、都内の大東学園高等学校となっています。
一応:大東学園高等学校
所在地:東京都世田谷区船橋7丁目22−1
大東学園高校は都心にある私立高校で、創立が1932年という歴史があり、出身者に中森明菜さんや飯島直子さんがいるという伝統のある高校です。
ただし同校か否か・・という前に、野村さん自身の言葉のニュアンスとして、「東京に出て短大に入った」という経緯がありますから、芸能界に属していない高校時代にあえて都内の高校に入る理由は考えられないように見えます。
(親族である沢村一樹さんが、特別な配慮をして高校から姪を都内に呼び寄せた・・という可能性も否定できませんがーー)
ということで結論がスッキリしていませんが、とりあえず鹿児島県立松陽高等学校であろうという状態ーー。
出身高校:鹿児島県立松陽高等学校
所在地:鹿児島市福山町573番地
創立:1983年
松陽高等学校は鹿児島市の中でもかなり西のほうになります。JRの最寄り駅は「上伊集院駅」。
創立が比較的新しいのは人口増に伴って高校が創立されたからで、沢村一樹さんはその一期生ということが分かっています。
創立当時は普通科のみでした。
現在、松陽高校には3つの科が設置されています。
普通科
音楽科
美術科
公立高校で同じくこの3科を持つ茨城県立取手松陽高等学校とは「姉妹校協定」を結んでいます。
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【鹿児島県立松陽高等学校の大学合格実績】は同校の公式サイトから抜粋すると、「令和5年度の実績」として、2024年春に発表されたデータは以下となっていました。
公式サイトで最初に「国公立大学28名、そのうち東京藝術大学5名」とアピールされているのは、たしかに芸術系に特化した素晴らしい実績です。
東京芸大の内訳は、音楽科2名、美術科3名(浪人)となっており、美術科受験に浪人が多い傾向は昨今も変わっていないと、あらためて思いました。
国公立大学
鹿児島大学 7名
宮崎大学 1名
沖縄県立芸術大学 2名
鹿児島県立短期大学 11名 など多数
私立大学
鹿児島国際大学 35名
志學館大学 17名
関西外国語大学 10名
第一工科大学 8名
鹿児島純心大学 7名
鹿児島女子短期大学 16名
鹿児島純心女子短期大学 10名 など多数
(抜粋につき合格者の所属していた科などは区別せずに、このページにおいてまとめています)
ざっと見ると、2024年の時点で東京の短大への合格者は見かけません。しかし、2010年当時に、野村さんは都内の短大に移動したということでしょう。
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なお、野村さんは2017年に『嘘の戦争』に出演した時のインタビューで、「短大時代に就職内定していた会社を蹴って、オーディションで受かった事務所に入ったそうですが、女優を目指したのはいつ頃ですか?」と聞かれての答えの中で次の言葉がありました。
鹿児島から上京した身で内定も蹴ったので、事務所に入れなければ無職。当時は受かることしか考えていなかったですが、必死だったのかなと思います。
(『ORICON NEWS』野村麻純インタビュー:番手を上げていくことを目指して「自分の足跡をちゃんと残したい」より)
言葉のニュアンスとして、もし高校時代から上京していたら、「鹿児島から上京した身で内定も蹴った」という表現は出てこないように思います。
そもそも、ご家族の引っ越し等の理由がなければ、高校から都内という状況はあまり考えられません。
野村麻純さんの出身地鹿児島と出身小学校、出身中学校
子どもの頃に戻ります。
『鹿児島テレビ』のサイトによりますと、麻純さんが抱いていた夢とは・・
小さい頃の夢はお花屋さんになりたいとか?美容師さんとか?デザイナーとか?歌手とか?モデルとか?ふわふわふわふわしていたそうです。
都内の短大在学中に内定を頂くも断り、今の事務所のオーディションを受け、合格したと言う事です。
(『とと姉ちゃん” 女優を直撃!』2016年9月12日 より)
お花屋さんとか、デザイナーとか、確かにふつうに女の子が挙げそうな夢です。
この続きで
「今年も春に帰り、お母さんとおばあちゃんに会い、ドルフィンポートを一人でてくてく歩いたり。」
と語っているのがやはり鹿児島出身らしい様子です。
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ところで出身の小学校と中学校は、確かなことは分かりません。
「思い出こみゅ」では小学校は一応鹿児島市立西紫原小学校とされています。
出身小学校:鹿児島市立西紫原(にしむらさきばる)小学校?
所在地:鹿児島市紫原4丁目16−4
こちらは、下記の「鹿児島市山下町中央公園」などに比べると、鹿児島市内でもやや南方面となり、最寄り駅もJRの「南鹿児島」駅となります。
親戚である沢村一樹さんの出身小・中学校は分かっていますが、さすがに、同じと考えるのも不自然でしょう。
よって、詳しいことは不明というのが現状。
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ところで野村さんは、アメーバブログを長年続けています。
その中で2016年9月6日の「8強」というタイトルの記事では、中学時代に硬式テニスをしていたと書いています。
中学3年間、硬式テニスをしていたけど、めちゃくちゃに破壊的に下手でした。
だけど部のレベルは非常に高くて、、なんかもう私は最後らへんマネージャーみたいになってた。
・・(中略)・・
あの長い坂とか、長い階段とか
歩道橋の声出しとか中央公園とか
あーーー 懐かしいなあって。
・・(後略)・・
「鹿児島市」と「中央公園」を手がかりに地図で検索すると「鹿児島市山下町中央公園」だけが出てきます。
そこは「鹿児島市立美術館」にも「鹿児島県立博物館」にも近く、「かごしま水族館」も近隣という、まさに鹿児島市内の中心部に見えます。
こちらの公園から勝手に中学校を探すのもおかしいのですが・・・
一応、近くを見ると、
甲東中学校 (鹿児島市樋之口町4−38)
長田中学校 (鹿児島市小川町3−10)
などがあります。いずれも鹿児島市立。
参考までに(鹿児島市山下町中央公園)
所在地:鹿児島市山下町4−1
以上、あくまでも勝手に推測したら・・という話でした。
***
ということで小学校も中学校も、候補となる学校はあるけれど確かなことは不明というのが現状です。
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野村麻純さんの出身大学は都内の短大(候補は大妻女子など)
上記のアメーバブログでも「都内の短大在学中」だったことは確かです。
ただし、それ以上の学校名などは分かりません。
野村さんのアメーバブログの2022年2月15日のブログには、本が好き、図書館が好きという話がありました。
子どもの頃から図書館が大好き。
小中高、短大も大学も(同じ敷地だったので)ヘビーユーザー。
いつの時代もよく通っていました。
ですが、学生の時に図書係みたいなものをした記憶はなく・・(後略)・・
ここから読み取れる様子は、短大時代には同じ敷地に短大と大学がともにあったことです。
この日のブログでは、野村麻純さんの本の感想と紹介というのでしょうか、20冊くらいについてレビューが綴られています。
本好きで知られる野村さんですが、まさにすごい量で、しかも実感に裏付けられるような言葉が並んでいて感心しました。
たとえば朝比奈あすか著『君たちは今がすべて世界』について、
「小学生の時の感覚がブワァと甦ります。そうだった、あの時はあれが全て。
あの時はあれが世界なんだよな〜と自身の子供時代を思い返します。
なんとも言えない教室の空気感とか、友達との距離感、家庭科室の大きい机とか、給食当番の制服の匂いとか。子どもだからこその残酷さにハラハラしたり気まずくなりながら読み終えました。」
(原文は改行あり)
長々引用してしまいましたが、一見平易にしてサラッと読む人の心に届くテキストを生み出せる素敵な人物だと思いました。
***
横道に逸れました。
ここの要点は、短大と大学が同じ敷地にある大学の短期大学部のほうに通っていたということです。
しかし、都内でこの条件に合うところを探すのはなかなか難しいかもしれません。
一つのキャンパスに諸々あるということで有名な成城学園は現在は短大はありません(2007年に廃止)。
また、かつては短期大学があったけれど廃止された大学は多数あります。
白百合短期大学 1966年に廃止
武蔵野女子大学短期大学部 2006年に廃止
玉川学園女子短期大学 2004年に廃止
東京女子大学短期大学部 1992年に廃止
昭和女子大学短期大学 2014年に廃止 (ただし2009年当時はあった)
青山学院短期大学部 2022年に廃止 (ただし2009年当時はあった)
日本女子大学 短大なし
明治学院大学 短大なし
二松学舎大学 短大なし
大妻女子大学短期大学部 該当(2024年以降国文・英文は募集停止)
上智大学短期大学部 所在地が神奈川県の秦野市(2024年で募集停止)
ちなみに全国的に短大の学生数はピーク時の1993年度の約53万人に比べると、2023年度は8万人あまりで84%の減少と、2023年秋の「共同通信社」などが伝えています。
概論をいうと切りが無いのですが、ともかく短大が減っています。
(2023年度で公立15校、私立285校の計300校の短大が存在)
ただし野村さんの入学時の2009年として検討すると、上記の中では以下が該当します。
昭和女子大学短期大学
青山学院短期大学部
大妻女子大学短期大学部
なお、上記引用の2022年2月15日のブログにこんな箇所もあります。
「私も学生時代に、寮生活の経験はありますが
大人になってからのルームシェアは🤔どうなんだろ」
ここで寮については、青学の場合は寮があるのは相模原市となり、昭和女子大学にはなさそうーー。大妻女子大学には大妻加賀寮という寮が新宿の市谷加賀町にあります。
よってこの3校の中では大妻が有力かもしれません。
参考までに・・
大妻女子大学短期大学部 ?
所在地:東京都千代田区三番町12番地
千鳥ヶ淵に近い文字通りの都心です。
取り留めのない話になっています。
しかし上記以外にも短大と大学が同じ敷地内の大学はあると思われます。たとえば遅ればせながら学習院女子短期大学も大学と同じ敷地内にありましたが、2001年に廃止されました。
ともかく今のところ結論はありません。
(念のため、この辺りすべてこのページが勝手に推論しているに過ぎません)
***
いずれにしても野村さんは内定していた就職を蹴って『フラーム』に入りました。
ーもともと表現することが好きだったんです。文章を書いたり、絵を描いたり。短大でも絵本や俳句、短歌の創作を勉強して、コピーライターをできたらいいなと思って、広告代理店の内定をいただいていました。
でも改めて考えたら、自分自身を使って表現することがやりたくて。それが役者という仕事だと気づいたんです。
(https://www.oricon.co.jp/special/49800/)
所属は、有村架純さん、戸田恵梨香さん、松本穂香さんらの属する女性タレント専門の芸能事務所です。
文学部的な勉学を修めて、自分自身を表現する役者という仕事に行き着いたというのは説得力があります。
略歴のように在学中にオーディションを受け、卒業した年には『華和家の四姉妹』でデビューし、『11人もいる!』の鈴木ソアラ役はたいへん注目されました。
その後も順調に出演作が続いており、傍目にはたいへん順調に見えます。
ただ本人にとってはつらい時期もあったようです。
20代前半の頃は、現場でお芝居について怒られた時に『お前の代わりはいくらでもいるんだ』と言われたこともあり、そういうのが積もりに積もって、私の代わりなんてたくさんいるんだと考えてしまって。演じていても楽しくないし、次につながっているのかもわからなくて、向いてないんだなとネガティブな思いしか出てこなくなり、どん底でした。
(『マイナビニュース』 2024年4月「野村麻純、“どん底”乗り越え強く 叔父・沢村一樹への憧れも語る「追いかけたい」より)
お前の代わりはいくらでもいる・・そう言われたら実際苦しいことでしょう。
しかし、『マイナビニュース』のこの取材は2024年に『光る君へ』で吉高由里子さんの演じる「まひろ」の友人「さわ」を演じる時のもの。
かなりの存在感を発揮しています。
叔父の沢村一樹さんとの関係は、2022年に公開されました。沢村さんの妹さんの娘とのこと。
沢村さんの次男である野村康太さんは、従兄弟ということになります。
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以上、簡単ですが野村麻純さんの出身校についてでした。