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BASIN TECHNO (ベーシン・テクノ)でデビューした岡崎体育さん
岡崎体育さんの学歴と出身校についてご案内します。
岡崎体育さんはシンガーソングライターで、音楽プロデューサーでも俳優でもあります。また「岡崎体育」は人名だけでなくソロプロジェクトの名称としても使われます。
音楽に触れた育った岡崎体育(本名・岡亮聡)さんは、生まれは兵庫で、幼児期以降は京都の宇治市で育ちました。
宇治市の公立小・中学校を経て、高校は地元近隣の進学校とされる南陽高等学校に進学。
京都府立南陽高等学校 ⇒ 同志社大学
音楽の趣味はずっと続いていましたが、中学・高校時代はテニスでも活躍しました。さらに同志社大学の文化情報学部に進学。
大学時代にバンド活動を行い、音楽ソフトのCubase(キューベース)と出会うことで、活動の基盤が作られた様子です。
一旦は就職したものの、その後の音楽活動が実を結び、2016年にBASIN TECHNO (ベーシン・テクノ)でメジャーデビューしました。
ミュージックビデオ、シングル、アルバム等を多数出した他に、2018年には連続テレビ小説『まんぷく』で俳優デビューも果たしました。
岡崎体育 (おかざきたいいく 本名・岡 亮聡 おか あきとし)
生まれ:1989年7月3日
出身: 兵庫県西宮市(京都府宇治市で育つ)
1992年:京都府宇治市に転居
1996年:(推定)小学校入学、7歳
2002年:(推定)宇治中学校入学、13歳
2003年:CDを購入、作曲を始める
2005年:(推定)南陽高校入学、16歳
2008年:(推定)同志社大学入学、19歳
2009年:ボカロP「シトキアP」として活動
2012年:大学卒業、就職、退職、音楽ソロプロジェクト「岡崎体育」を始める、23歳
2014年:SMEJと契約
2016年:「BASIN TECHNO」でデビュー
2018年:『天才てれびくんYOU』レギュラー、連続テレビ小説『まんぷく』チャーリー・タナカ
2019年:さいたまスーパーアリーナ公演、30歳
2020年:『MIU404』犯人役
2023年:大河ドラマ『どうする家康』鳥居強右衛門
2024年:『ライオンの隠れ家』貞本洋太、35歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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岡崎体育さんの出身高校は京都府立南陽高等学校
岡崎体育さんは府立の南陽高等学校に進学しました。
京都府立南陽高等学校
所在地:京都府木津川市兜台6丁目2−2
創立:1986年
開校が比較的新しいのですが、同校は最初から「進学校」を目指した公立高校だったそうです。また現在、「山城通学圏」という中で最も進学実績の良い進学校とのこと。
なお、同校には2つの科があります。
普通科
サイエンスリサーチ科
京都府の中で最も南方となり、数百メートル南は奈良県という位置。
大雑把に言うと、奈良市との距離より京都市中心部への距離が5〜6倍ありそうです。
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(10歳ころとみられます)
同校は「京都府最南端の高等学校」とのことで、南陽高校という名前の由来にもなっています。
同校はその後2018年には中・高一貫となり、一部は中学から入る生徒もいるという状態ーー。
岡崎体育さんの他に、サッカー選手の土屋明大さんらが卒業生となっています。部活で「なぎなた部」があるという点もユニーク。
【京都府立南陽高等学校 大学合格実績】は、「スタディ高校受験」から抜粋すると2024年の例で以下となっています。
国公立大学
大阪公立大学 9名
大阪大学 2名
京都大学 4名
神戸大学 3名 他に63名など多数
私立大学
近畿大学 160名
龍谷大学 114名
立命館大学 87名
同志社大学 55名
関西大学 32名 など多数
岡崎体育さんは、ここにもあるように多数の生徒が進学する同志社大学に進みました。
***
高校時代の岡崎体育さんは、高校の進学状況からしても勉学面でしっかり学んでいたことが分かります。
しかも音楽一辺倒だったかというと、硬式テニス部で活躍していました。かなりエネルギーのあふれる高校生だったことでしょう。
音楽面では、高校時代にギターを購入したけれど弾き方で一旦は挫折したとされています。
岡崎体育さんの出身地・宇治市と公立の出身小学校、出身中学校
岡崎体育さんの出身中学については「ヤバイTシャツ屋さん」の「こやまたくや」さんが、二人とも「宇治中学校」だったことを2017年に語っています。
―お二人のそもそもの出会いをお聞きしたいんですけど、こやまさんと岡崎さんは、同じ宇治中学校出身なんですよね?
こやま:はい。でもそれはあとになって知ったことなんです。出会いは、まさに「メディア芸術祭」に応募したアニメーション『寿司くん』で。
(https://www.cinra.net/article/interview-201709-sushikun より )
この「宇治中学校」とは「宇治市立宇治中学校」のこと。
しかし「こやまたくや」さんの言葉を借りるまでもなく、ある時に岡崎体育さん自身のインスタグラムで、「宇治中まぢ最高〜 」というコメントを添えて、こやまたくやさん、川島明さんと自身の3人の写真を並べて「京都・宇治中学校 奇跡のオフ会」としています。
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お笑いコンビ・麒麟の川島明さんは1979年生まれですから、1989年生まれの「岡亮聡」さんよりも10年くらい年長。
(川島明さんは同じ地元から、府立の「莵道(とどう)高等学校」に進学しました。)
出身中学校:宇治市立宇治中学校
所在地:京都府宇治市宇治矢落64−1
地図で見ても、1キロくらいのすぐ側に『平等院』が見えています。
京都の名所を観て歩いても平等院鳳凰堂だけは少々離れている・・というのが観光客の視点での平等院ーー。それがここにあるとは、羨ましいような場所です。
なお、宇治中学校に進む児童のいる小学校は以下の3校。
宇治市立菟道(とどう)小学校
宇治市立菟道第二(とどうだいに)小学校
宇治市立神明小学校
このなかで、こやまたくやさんの出身小学校とされる「宇治市立菟道第二小学校」が岡崎体育さんの出身小学校という情報もありますが、ソースが不明につき、確かなことが分かれば追記します。
それにしても宇治市は、平等院だけでなく「宇治市源氏物語ミュージアム」もあり、「お茶と宇治のまち歴史公園」など歴史を感じさせる施設が並んでいます。
ぜひとも行ってみたい市の一つです。
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また、岡崎体育さんは、一人っ子で母子家庭だったことが伝わっています。
子供時代については、2016年にミュージックビデオ「MUSIC VIDEO」を公開し爆発的な人気を得た時に、諸々のインタビューが行われたもよう。
幼少期の音楽体験については以下のように語りました。
幼いころの音楽体験といえば、6~7歳のころにピアノを習っていたことでしょうか。ただ、それも習っていた先生のご都合でたった3ヵ月で辞めてしまったんですが。ただ、家には常に音楽が身近にありましたね。当時、母が Queen (ロジャー・テイラー)の追っかけをしていたこともあり、よく Queen や Deep Purple といった洋楽ロックを耳にする機会が多かったんですよ。
(https://japan.steinberg.net/jp/artists/steinberg_stories/okazakitaiiku.html より)
そして小学校の卒業文集には「作曲家になる」と書きました。
さらに中学時代には、作曲ゲームに熱中・・
曲作りのような作業が初めて面白いなと思ったのは、ニンテンドーDS 用ゲーム「大合奏!バンドブラザーズ」に入っていた、おまけの作曲ゲームだったと記憶しています。(同上)
ちなみに初めて購入したCDは、SPEEDの「my graduation」。それらを購入するにあたって・・
僕の家、お小遣い制じゃなくて、欲しいものは母親にプレゼンテーションして説得できれば買ってもらえるっていう制度だったんです。
(https://natalie.mu/music/pp/okazakitaiiku)
母親の影響が雰囲気だけでなく、現実的にも作用していたことが伺えます。ちなみに母親は岡崎という名でMCをしていたとのことで、そんなお母さんの影響でハイレベルな音楽環境があったと言ってよいでしょう。
また、中学1年のころに「エミネム」のCDに感銘し、CDを増やしていったとのこと。
さらにある資料によると中学時代は軟式テニス部に入っていたようです。初恋について・・
初恋は14歳。当時軟式テニス部に入ってたんですけど、隣で練習している女子バレー部の子に恋心を抱きまして。わざとテニスボールを転がしてその子に拾ってもらったりしてました。
(https://natalie.mu/music/pp/okazakitaiiku/ より)
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(エミネムのCDを聴いていた中1のころ)
岡崎体育さんの出身大学は同志社大学(新設された文化情報学部だった)
岡崎体育さんは同志社大学の文化情報学部に入学し、しっかり4年で卒業しています。
同志社大学の文化情報学部は、2005年にあらたに設立された学部で、京都市内の今出川キャンパスでなく京田辺キャンパスにあります。
文化情報学部で学ぶ分野は4つあります。定員は294名。
文化資源学コース
言語データ科学コース
行動データ科学コース
データ科学基盤コース
「文系と理系の壁を越えた文理融合の力を結集して、問題を解決していく」分野とのことです。
岡崎さんの入学が2008年なので、文化情報学部ができてまだ3年めということでしょう。
同志社大学では今出川と京田辺の両キャンパスの使い方にもろもろの変遷がありました。しかし2015年以降は以下の学部が京田辺キャンパスを使っています。
文化情報学部
理工学部
生命医科学部
スポーツ健康科学部
心理学部、
グローバル・コミュニケーション学部
同志社大学 京田辺キャンパス
所在地:京都府京田辺市多々羅都谷1−3
概観すると、京田辺市は京都府の中でもかなり南端の位置となります。
上記の京都府立南陽高等学校とも10キロ程度の近隣ーー。
地理的に近いことは必ずしも進学の要因にならないとしても、結果的に岡崎体育さんは小・中・高・大学とも比較的近隣の学校だったと言えそうです。
***
学生時代時代はバンドの「愛新覚羅ヌルハチ」を組み、さらにユニット「ヴァーツヤーヤナ・カーマ・スートラ」として活動しました。
「愛新覚羅ヌルハチ」は電子音楽とバンドサウンドを融合させたもの。
でも、結成してほどなくメンバーが渡米したり、就職活動したりで抜けていって最終的に僕とドラムの子だけ残って。そのあとにその子とパンクユニット「ヴァーツヤーヤナ・カーマ・スートラ」を結成したんですけど、むちゃくちゃ演奏が下手くそだったんですよ(笑)。しかも持ち曲がほとんどないという。それが功を奏してというか、30分のライブを持たせるために劇をやることになり。でもセリフを覚える時間がないから、セリフを録音して口パクでパフォーマンスするオペレッタっていうのをやってました。
(『音楽ナタリー』 岡崎体育 盆地テクノのメジャー進出 より)
いずれ口パクでパフォーマンスとか・・臨機応変なパワーがないと難しそうです。
それらが即、デビューに結びつかなかった一方で楽器店でCubase 5を購入したことが、その後の活動への大きな転機となりました。
それは9万9000円のDTMソフトでした。
・・・そしたら店員さんにDTMソフトを執拗に勧められ……。「僕、ベースを買いに来たんですけど」って言ったら、「この中にベースの音があるから! これからの時代DTMやで」って9万9000円のソフトを買わされたんです(笑)。それでせっかく買ったし使おうやって話になって。
(同上)
Cubase(キューベース)のことは素人にはまったく分かりませんが、岡崎さんが「音楽制作システム」について聞かれて、用意しているものについて・・
・制作をメインに行う最新の Cubase Pro がインストールされた MacBook Pro
・ライブで使用する Cubase 5 がインストールされた MacBook Pro
という2台を挙げていました(2016年当時)。
***
時系列を整理すると、大学に入ったのが2008年、卒業が2012年で、その間にバンドやユニットの活動があった他に、ボカロPの「シトキアP」としての活動も始めていました。
卒業時には、一旦は一般企業に就職しましたが半年で退職。
その年に岡崎体育としての活動を始め、「BASIN TECHNO」でのメジャー・デビューにつながります。
デビュー後もしばらくは、宇治市の実家に住んでいたそうです。
いよいよ2016年にメジャーデビューしたときは・・家族も喜んでくれたとのこと。
それと僕、スーパーでバイトしてるんですけど、パートのおばちゃんもYouTubeとか観てくれて、周りの温かい応援に支えられてますね。
4年やってメジャー・デビューできなかったらあきらめろと言われており、「27歳の夏までにメジャー・デビューします」と宣言し、実際に成し遂げたことは、周知のとおりです。
なお一例として2016年当時の日程をみると、こんな状態で、チケットはすべて完売でした。
岡崎体育ワンマンライブ「クソワロタ共和国」
2016年5月27日(金)東京都 TSUTAYA O-WEST
「バリウケル帝国」
6月5日(日)大阪府 LIVE HOUSE Pangea
「バリイケメン王国」
6月17日(金)奈良県 奈良NEVER LAND
岡崎体育さんの 『MUSIC VIDEO』Music Video はこちら
その後、『天才てれびくんYOU』のレギュラーになったり、朝ドラにも、大河ドラマにも出演し、まさに肩書が多様であるように多様な活躍をしています。
『どうする家康』では、長篠城包囲戦で壮絶な最期を遂げた鳥居強右衛門(すねえもん)。 鳥居強右衛門には、戦国の武士で最も好きというコアなファンも多いそうです。
東京大学史料編纂所によると、2024年5月に「落合左平次道次背旗(鳥居強右衛門磔図)」を中津市歴史博物館へ寄託し、「鳥居強右衛門磔の図特別公開展」が中津市で開催されたそうです。
『どうする家康』21話、汚い岡崎体育みたいな人が出てきたと思ったらお腹を空かせた岡崎体育だった…… pic.twitter.com/JbWwkmtqGg
— HAL (@is_jenga) July 18, 2023
岡崎体育さんが出た回は「ミュージカルだった」という感想も聞かれました。さすが・・
柳楽優弥さん出演の2024年の『ライオンの隠れ家』では、役所職員としていい味を出していました。
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さらに、まだまだいろんな姿を見せて貰えそうです。
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以上、簡単ですが岡崎体育さんの出身校についてでした。