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芸大出身のアナは珍しい?林田理沙さん
林田理沙さんの学歴と出身校について。林田理沙さんはMHKのアナウンサーで、次第に存在感を増しつつある、期待される人物です。
2018年から2020年までブラタモリを担当していましたが、2023年には「ニュースウオッチ9」のメインキャスターとしてさらに知名度を高めています。
長崎で生まれ、横浜で育ちNHKのアナウンサーになってから長崎放送局と福岡放送局で勤務ーー。
中学と高校は湘南白百合学園。東京芸術大学に進み、大学院の音楽研究科を修了しています。
湘南白百合学園 ⇒ 東京藝術大学(大学院)
湘南白百合は、出身高校というより林田さんにとっては幼稚園からずっとのことですから出身校は端的に「白百合と東京芸大」ということになります。
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東京芸大はご存知、美術学部と音楽学部がありますが、音楽学部の中でも理論を学ぶ比重の大きい楽理科を専攻していました。
2018年2月のサンケイスポーツの記事によると「絶対音感を持つ」と報道されています。絶対音感・・ってどういう感覚でしょうか(・∀・)b
ブラタモリはまるで出世コース、と言っては語弊があるでしょうか。しかし起用されたアナウンサーはかなりの信頼を得ています。
さらには林田さんは、首都圏ネットワークのキャスター等で活躍し、夜のメインニュースのメインキャスターも務めます。
林田理沙(はやしだりさ)
生まれ:1989年12月19日
出身:長崎から神奈川へ
1996年:(推定)湘南白百合学園小学校入学、7歳
2002年:(推定)湘南白百合学園中学校入学、13歳
2005年:(推定)湘南白百合学園高校入学、16歳
2008年:(推定)東京藝大入学、19歳
2012年:(推定)東京藝大大学院入学、23歳
2014年:NHK入局、6月長崎放送局へ
2016年:NHK福岡放送局へ異動
2018年:NHK東京アナウンス室、ブラタモリ、29歳
2020年:『首都圏ネットワーク』のメインキャスター
2021年:『青天を衝け』大河紀行ナレーション
2023年:「ニュースウオッチ9」メインキャスター、34歳
略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
ちなみに福岡での「ロクいち!福岡」の先代キャスターは近江友里恵さんで、林田アナウンサーは近江アナウンサーの後を追うような形で異動しました。
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出身高校は湘南白百合学園高等学校(出身中学も、出身小学校も)
湘南白百合学園中学・高等学校は高校から入学できない中高一貫校です。
しかも林田理沙アナウンサーの場合は、幼稚園からずっと湘南白百合とのこと。この学園はたいへん校則が厳しいそうです。
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九段北にある「白百合学園」は姉妹校になります。白百合学園に小学校から高校の途中まで行っていたのが松たか子さん。
白百合学園といえば、盛岡や仙台にも系列の学園があり、また系列の白百合女子大学もあります。白百合女子大学の出身者に蓮佛美沙子さんがいます。
湘南白百合学園高等学校
所在地:神奈川県藤沢市片瀬目白山4-1
卒業生には、医師でタレントの西川史子さん(中学まで)や、プロテニス選手の杉山愛さん(中学まで)、高橋真紀子アナウンサーなどがいます。
林田理沙さんは大学で東京芸大を選ぶことから、こちらの幼稚園、小学校から高校までの長い期間に渡って、音楽への才能が際立っていたことだけは明白でしょう。
年齢とNHK入局年から推定すると、現役で入学したと思われます。
【登竜門】NHK『ブラタモリ』、5代目アシスタントに林田理沙アナhttps://t.co/T5jFBDYY0q
東京芸大を卒業し、絶対音感を持つという林田アナ。明るい性格と人当たりの柔らかさなどから同番組への出演が決まったという。 pic.twitter.com/6Jeimcj6NL
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年2月14日
出身大学は東京藝術大学(大学院音楽研究科)
東京藝大には音楽学部と美術学部があります。
音楽学部は上野キャンパス。上野公園の中を歩くと、「旧東京音楽学校奏楽堂」があり、その周辺の趣もたいへんステキです。
東京藝大
芸大音楽学部所在地:東京都台東区上野公園12−8
ご存知の上野公園ですが、こちらは奏楽堂「台東区立旧東京音楽学校奏楽堂」となっており現在台東区立です。
奏楽堂所在地:東京都台東区上野公園8−43
朝ドラの『純情きらり』でもヒロインの桜子がこの辺りに合格発表を見に来る場面がありました。
東京藝大はいうまでもなく、音楽家をたくさん輩出してきました。東京音楽大学から東京藝術大学に入った石丸幹二さんもユニークな経歴をお持ちです。
野村萬斎さんのページにもあるように、音楽学部のなかには、
作曲科 15名、
声楽科 54名、
器楽科 98名、
指揮科 2名、
邦楽科 25名、
楽理科 23名、
という枠があります。そこで林田さんは「楽理科」でした。
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学生時代に、林田理沙さんは日本におけるクラシック音楽の普及について研究していたとか・・楽理科でさらに大学院ということで、実技の音楽もさることながら、研究生活をしてきた学生という点でもユニークな存在ではないでしょうか。
蛇足ながら、東京芸大では大学院への進学率は相応に高い傾向です。
ちなみに林田理沙さんの卒論関係は、以下となっています。
卒論:『日本でクラシック音楽がどのように普及したか』
修論:『ブーニン・シンドロームについての一考察 : 日本におけるショパン受容およびクラシック音楽文化受容の観点から』
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絶対音感という林田アナですが、ブラタモリ時代はタモリさんと素朴な掛け合いも見られました。
『ブラタモリ』とアシスタントのアナウンサーたち
ところでブラタモリといえば、言うまでもなく国民的な人気番組。タモさんの絶妙なお相手をするアシスタントとして、林田さんは5人目でした。
タモリさんの地学的、地理的知識の博学具合に驚かされます。一方でアシスタントの方が、視聴者目線で素朴な疑問や素朴な驚きを投げかけてくれるのも魅力ーー。
ブラタモリ歴代のアシスタントの女性アナウンサーは次の方々です。出身大学サイトなので、一応、出身大学を並べてみました。
久保田祐佳さん(1982年生まれ・慶應義塾大学)
→ 首藤奈知子さん(1979年生まれ・日本女子大学)
→ 桑子真帆さん(1987年生まれ・東京外国語大学)
→ 近江友里恵さん(1988年生まれ・早稲田大学)
→ 林田理沙さん(1989年生まれ・東京芸術大学)
→ 浅野里香さん(1991年生まれ・聖心女子大学)
ブラタモリ、林田アナ編をまとめてDVD化して欲しい pic.twitter.com/CvWA31ztHl
— 船橋メタル (@fz10701) May 22, 2021
ということで、久保田アナウンサーは紅白歌合戦でもお見かけしました。
桑子さんはニュースで活躍し紅白歌合戦の司会も務めました。
近江友里恵さんは、なんと『あさイチ』で有働由美子さんの後任を務めた後に退職。
その後の活躍も、やはり多様なところが素晴らしいと思います。
この部分は余談ながら。
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以上、簡単ですが林田理沙さんの出身校について、でした。