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あまりにも沢山お見かけする俳優さん！？
滝藤賢一さんはドラマなどで安定的に活躍中の俳優さん。出演作があまりに多く、選び難い方の一人です。名古屋の出身で、地元の県立高校を卒業後、上京し無名塾で演劇を学ぶ一方で、大学は放送大学を卒業しました。
愛知県立天白高等学校 ⇒ 専門学校 ⇒ 無名塾 ⇒ 放送大学（放送大学の時期は推定）
高校卒業後に映画監督を目指して一旦は専門学校に入りますが、映画監督の道を断念し、俳優を志すようになりました。
放送大学に入った時期や詳細は不明ながら、滝藤賢一さんは1998年から「無名塾」に10年ほど所属していました。真木よう子さんらと同期。
滝藤賢一（たきとうけんいち）
生まれ：1976年11月2日
出身：愛知県
1989年：（推定）中学入学
1992年：（推定）天白高校入学
1995年：上京（推定）専門学校へ
1998〜2007年：無名塾
2008年：『クライマーズ・ハイ』神沢周作役
2009年：NHK土曜ドラマ『外事警察』、無名塾時代の後輩女性と結婚
2012年：『てふてふ荘へようこそ』米倉道則
2013年：『半沢直樹』近藤直弼役
2014年：『俺のダンディズム』主演
2016年：『重版出来!』高畑一寸役
2017年：『関ヶ原』豊臣秀吉
2018年：『半分、青い』楡野宇太郎、『花のち晴れ〜花男 』神楽木巌役、「探偵が早すぎる」主演
2019年：「決算! 忠臣蔵」 戸田采女正
2020年：「麒麟がくる」 足利義昭
その他出演等多数
＊略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。
2018年の一時期だけ切り取ると、NHKの『半分、青い』でざっくばらんな田舎の父親、楡野宇太郎役を務め、一方で『花のち晴れ〜花男 』で豪邸に住む実業家で厳格で冷徹な父親、神楽木巌役を演じ、見事な両立の演技を見せてくれました。
【コラム】滝藤賢一が父親役で引っ張りだこ！ 『半分、青い。』『花のち晴れ』で見せる対照的な父親像#半分青い #花のち晴れ
https://t.co/dmokkyJZbr pic.twitter.com/nMIU5j8TLG— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) April 30, 2018
滝藤賢一さんの出身高校は愛知県立天白高等学校
上記のように、滝藤さんは愛知県で地元の県立高校、愛知県立天白高校を卒業しています。天白（てんぱく）高校は地元の区分では「尾張地区1群・Bグループ」という学区でした。
愛知県立天白高等学校
所在地：名古屋市天白区植田東一丁目601番地
天白区の、植田インター近辺にある天白高校は、基本的に進学が前提の高校。一割ほどが国公立大学に行くとのこと。
創立は1977年という比較的新しい高校です。
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天白高校の出身者には、滝藤賢一さんの他に小説家の佐藤智加さん、シンガーソングライターの藤田麻衣子さんらがいます。
高校生の頃は、ちょいワルを気取っていたとかスラムダンクの影響でバスケットボールをやっていたという話もあります。高校時代からバイト代を皆、衣類にあててしまうくらい、お洒落でもあったそう。
次の項目に記しますが滝藤さんは、高校時代は、北野武監督とタランティーノ監督の作品を見て、映画監督を夢見るようになったそうです。
滝藤賢一さんの出身地名古屋と、出身の小学校、中学校
滝藤さんは弟と両親という4人家族。家の中ではボタンを製造する音がいつも聞こえていたそうです。
内弁慶で、弟を泣かせたり母と喧嘩したりという、家族にはなかなか血気盛んな少年だった模様。
子どもの頃の様子については、2019年12月に「幸せ！ボンビーガール」に出演した時に、次にように言われています。
今回のスペシャルボンビーゲストは愛知県名古屋市の長屋風一軒家に父、母、2歳下の弟と4人暮らし。両親は実家の一角に作った工場でベビー服のボタン付けの仕事をしていた。高校生になると北野武監督とタランティーノ監督の作品を見て映画監督を夢見るようになり卒業後に上京。
（https://kakaku.com/tv/channel=4/programID=26678/episodeID=1320934/ より）
「ボンビーゲスト」という言い方は番組の演出なので、滝藤さんが幼いころに貧しかったという話とは、まるで別でしょう。
むしろ上京してからも、無名塾時代も、実家からの援助があったそうなので、ご実家の経済力はむしろ、豊かだったのかもしれません。
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出身は名古屋ではありますが、出身の中学校・小学校については、詳細不明。
出身中学校は名古屋市立藤森中学校という説が多く見られます。しかし確認する限りでは、口コミ等も「藤森中学校だそうだ・・」的なニュアンスなので、分かり次第追記します。
藤森中学校だとしたら、所在地は名古屋市名東区小池町66であり、そこに通学することになる小学校は藤が丘小学校、本郷小学校、豊が丘小学校という近隣の小学校があります。
「藤が丘」という駅があり、上記の天白高校とも数キロ圏内ではあります。
滝藤さんは上京して無名塾に・・
滝藤さんは高校卒業後、上京して、上記のように「監督を夢見て」専門学校で学んだと見られます。（専門学校の詳細は不明）
略歴を振り返ると、無名塾に合格したのが1998年で、高校卒業が1995年ですから、この時期が専門学校だったことでしょう。
このころ、19歳のときに塚本晋也監督の『バレット・バレエ』のオーデションに合格しています。それを契機に無名塾も受けることにーー。
（滝藤さんが天白高校を卒業後、即、放送大学に進学したような表現も、幾つかのところで見られます。しかし、当サイトではそれはないと考えています。詳細は下記に。）
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無名塾
所在地：東京都世田谷区岡本１丁目６−２
ご存知、仲代達矢さんの主催される塾。
閑静な住宅街の、お洒落な佇まいのなかにあります。東名高速を挟んで、世田谷美術館などのある砧公園も近くにーー。
審査の最中、20歳だったのに髭面だったため40歳に見えると言われ老け顔が印象的だったのか1200人の中から選ばれ無名塾に入所。
起床は朝5時、電車代約750円を節約するため自転車で50分かけて移動。
6時に掃除を行うが一箇所だけすれば良いというルール、しかし早い者勝ちで結局大変な落ち葉掃除をしていた。その後、砧公園で10kmのランニング、走り終わると稽古が23時まで行わる。
（同上）
砧公園で10キロ走るとは、予想以上でした。
また、以下は別のインタビュー（『滝藤賢一 舞台を10年間…毎日吐きそうだった下積み時代』女性自身2014年）で、語ったこと。
「毎日、吐きそうでしたから。でも親に仕送りしてもらってたし、せっかく入った以上はという気持ちがあって。
『やりたくて続けている』というよりは『逃げちゃいけない』という気持ちが強かったですね。同年代の人たちが日々遊び倒している20代にひたすら“修行”。それを10年ですよ（笑）」
（https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1610389/ より）
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本人もキツイですが、仕送りして援助を続けた親心も、並大抵ではなさそうです。しかし年齢を考えると、高校卒業後の大学生や大学院生時代の年齢が少し長引いている状態、とも言えるでしょうか。勝手な推測ですが、双方のお気持ちを考えてしまいました。
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無名塾は養成期間は3年間とされます。これまで無名塾については多くの俳優さんが入ってきました。
滝藤賢一さんは22期生で、同期に真木よう子さんがいました。無名塾が公募を始めたのは1977年のこと。草創期には2期生で1978年に入塾した役所広司さんや、4期生だった益岡徹さんらがいました。高校を卒業してすぐに入塾したのが若村麻由美さんでした。
滝藤さんは1998年から2007年まで無名塾に所属し、仲代達矢さんから「滝 藤太郎」という名前をいただいて、畏れ多く謹んで辞退したとのことです。
原田眞人監督の『クライマーズ・ハイ』（2008年公開）のオーディションに合格して出演。その辺りを区切りとして無名塾は卒業しました。
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滝藤賢一さんの出身大学は放送大学
滝藤さんが放送大学を卒業し、大学卒業の資格も得ていることは、「放送大学出身の有名人」などにも掲載されています。
ただし、放送大学にいつ入学し、いつ卒業したかは、詳しくは分かりません。
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放送大学は一般の大学受験とは異なります。しかし、きっちり学業を消化していかないと卒業が難しく、脱落者も多く、まして4年間での卒業は困難と言われます。
放送大学については、「放送大学学園」が放送大学を運営し、本部は千葉市の美浜区にあり、放送による通信制の大学です。
放送授業で卒業に必要な大半の単位を修得できます。卒業には124単位修得が必要で、94単位は放送授業で、20単位は面接授業及びオンラインで(ただし2016年からの制度)など、特殊な単位取得になります。
志村けんさんや坂本冬美さんも放送大学に入っています。
放送大学は、通学の必要はともかくとして、本部は千葉市にあります。
所在地：千葉県千葉市美浜区若葉２丁目１１
放送大学には、滝藤さんが無名塾の頃に籍を置いたか、とも考えましたが、無名塾の日々は「吐きそうだった」というキツイものでしたし、経済的な事情もあるので、放送大学入学については、俳優業が安定した後だったのかもしれません。
いずれ、今のところ推定の話でした。
秀吉か、足利義昭か。「家族6人２LDKで暮らしています」
私生活では3人の男の子と一人の女の子の父親という滝藤さんです。
ところで、俳優さんにして意外な（！？）そして素晴らしい子育てをしておられると思った記事がありました。2019年の東京新聞の記事『俳優 滝藤賢一さん 家族6人 2LDKで暮らしています！』から〜
滝藤さんは、3男1女のお子さんたちを、あえて狭い空間で育てているそうです。
4人の子どもと妻。2LDKの部屋で暮らしています。
芸能人っぽくないでしょ。
僕は特別に裕福な暮らしをさせたいわけでもないんです。真っ暗になるまで公園で遊び、リビングで勉強。布団を4枚敷いて6人で重なるように寝ています。こういう生活がとても大事だと思っているので、できるだけ続けたい。
（https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/life/10999/ より）
奥さんは無名塾の後輩で、栄養士さんでもあります。
そして滝藤さんは、仕事後は家に直行して帰り、お子さんをお風呂にいれたり、家族で食事をして、寝る準備ができたら借りてきた映画を見る等の工夫をされているそうです。
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2013年に『半沢直樹』に出ていた頃は、主人公の天敵である香川照之さんの演じる大和田常務に応じて、同期の堺雅人さんを裏切ってしまった・・ことから、ドラマ上でブーイングを受けたそうです。
今後もまだまだ色んな役を見せてくれそうです。
2017年の映画『関ヶ原』では豊臣秀吉でした。一方で2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』の中では、ちょっと頼りないけども重要な立場だった将軍、足利義昭を演じました。
最後の足利将軍として、悪い人でないけれど、優れてもおらず、ほどほどに優柔不断な義昭を、滝藤賢一さんがよくぞ演じているとあらためて感心しました。
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まるで別人のように取り巻く状況による表情が移り変わる。
この義昭なら滝藤賢一を配役した事に深く納得。#麒麟がくる pic.twitter.com/3Jw9nL0Yv1— 豆大福 (@ma_daifukuan7c) December 13, 2020
2020年の半沢直樹では、滝藤さんが多忙すぎた故か、登場がなくて多くのファンががっかり・・という反応も聞かれました。
あまりにも何でも演じてしまえるので、これからもどんな演技を見せてくれるか楽しみです。
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以上簡単ですが、滝藤賢一さんの出身校についてでした。
