名門の「檀」家に生まれた檀ふみさん
檀ふみさんは、檀一雄さんが父、檀太郎さんが兄という名門家庭に育った品の良い女優さん。清純派女優という名がぴったりです。
阿川佐和子さんとの共著『ああ言えばこう食う 往復エッセイ』でも有名です。出身校も名門で、東京学芸大附属大泉中学校、東京教育大学附属高校を経て慶応大学を6年で卒業しています。
東京学芸大学附属大泉中学校 ⇒ 東京教育大学附属高等学校(現在の筑波大学附属高校)⇒慶應大学
高校を卒業して慶応に入るまでに、駿台予備校に通っています。2020年の6月で66歳。2017年の5月17日には阿川佐和子さんの結婚が報道されました。父が作家、本人が慶応大学という共通点の2人で、共著もあるためどうしても檀ふみさんを連想してしまう・・という声も聞かれました。
檀ふみ(だんふみ)
生まれ:1954年6月5日
出身: 東京都練馬区
1970年:東京教育大附属高入学
1972年:『昭和残侠伝 破れ傘』お雪役
1973〜1988年:『連想ゲーム』レギュラー解答者
1974年:慶應大学入学
1984年:『日本の面影』小泉セツ 役
1986年:『火宅の人』桂一雄の母役
1994年:『わが愛の譜・滝廉太郎物語』日本アカデミー賞助演女優賞
1999年:『ああ言えばこう食う』講談社エッセイ賞受賞
2004年:『どうもいたしません』発行
2006〜2009年:『新日曜美術館』
2015年:『花燃ゆ』杉滝役
2016年:『とと姉ちゃん』ナレーション
その他、出演著書多数
檀ふみ pic.twitter.com/CH5TnbCCJW
— 有川オレガ (@orega2061) 2017年5月5日
余談ですが檀ふみさん(本名)と、女優の檀れいさん(本名及川まゆみさん・及川光博さんの妻)とは血縁等はありません。姉妹かと勘違いされることもありますが無関係ですね。
『花燃ゆ』に出演された時なにかのインタビューで、(テレビやドラマ等に)あまり出ませんから・・とさらっと言っていた感じが印象的でした。どこか達観している空気に、品性を感じさせてくれる女優さんです。
檀一雄さんと開業医の娘だった妻の律子さんとの間に生まれたのが兄の檀太郎さん。檀ふみさんは後妻に入られたヨソ子さんとの間に生まれました。2016年5月30日に『徹子の部屋』に出演したときには、母のヨソ子さんを看取ったときの思い出を語られました。ヨソ子さんは自分のことをふみさんより、美人だと思っていたとか・・・
いずれ逸話の多い家系の方です。
出身高校は東京教育大附属高校
上記の通り、東京学芸大学附属大泉中学校から東京教育大学附属高等学校から駿台予備学校、さらに慶應義塾大学経済学部というエリートコースを辿っています。
東京学芸大学附属大泉中学校は、併設の「東京学芸大学附属高等学校大泉校舎」が段階的に統合する形で「東京学芸大学附属国際中等教育学校」が開校したために、附属の大泉中学校は現在は閉校されています。練馬区東大泉五丁目22番1号にあり、檀ふみさんは練馬区出身なので、中学校としてはちょうどよい位置だったのかもしれません。
もともと1947年の東京第三師範学校附属中学校を前身とする歴史ある中学校でした。民進党(旧)の山尾志桜里さんも同じ中学の出身になります。
また、東京教育大学附属高等学校は現在の「筑波大学附属中学校・高等学校」(1978年に改称)になります。偏差値の高い言わずと知れた名門高校です。筑波大附属としてはもう一つ「筑波大学附属駒場中学校・高等学校」もあり、こちらは男子校になります。
筑波大附属高校は、道路を挟んでお茶の水女子大学+その附属高等学校(お茶高)とも向かい合っています。また附属という名称ながら筑波大学への内部進学枠はありません。
檀ふみさんさんの出身大学は慶應義塾大学
また慶應義塾大学はいうまでもない難関校ですが、檀ふみさんは浪人時代を経て入学しており、しかも経歴をみるとその受験のさなかにも、おそらく連想ゲーム等に関わってこられたようです。
慶応の経済学部は偏差値67.5になります。
檀ふみさんは独身。『新日曜美術館』の司会などをされている時は、まさにその持ち味がピッタリという空気でした。2000年発行の『ああ言えばこう嫁行く』という本はどんな内容か、やはり気になりました。
檀ふみさんにはこれからも、熟年となってさらに魅力のあふれる女優さんのまま活躍して頂きたいです。