東京ラブストーリーの原作者、柴門ふみさん
柴門ふみさんの学歴と出身校についてご案内します。
柴門ふみさんは「東京ラブストーリー」で有名な漫画家。恋愛の教祖等と呼ばれると派手なイメージもありますが、大人の佇まいや落ち着きを感じさせてくれるエッセイも多数。
人生相談などでも度々見かけます。
徳島県の出身で、徳島の市立高校からお茶の水女子大学に進みました。
徳島市立高等学校 ⇒ お茶の水女子大学
柴門さんは、学生時代から漫画研究会で同人誌を発表していました。また学生時代から後に夫となる漫画家の、弘兼憲史さんのアシスタントを務めていました。
柴門ふみ(さいもんふみ・本名:弘兼準子、旧姓 細井準子)
生まれ:1957年1月19日
出身:徳島県
1963年:(推定)小学校入学、6歳
1969年:(推定)徳島大学附属中学入学、12歳
1972年:(推定)徳島高校入学、15歳
1975年:(推定)お茶の水女子大学入学、18歳
1979年:(推定)大学卒業、22歳。「クモ男フンばる!」でデビュー
1980年:弘兼憲史さんと結婚、23歳
1981年: 『P.S. 元気です、俊平』連載開始 ⇒1999年ドラマ化、堂本光一
1990年:『東京ラブストーリー』⇒1991年ドラマ化、鈴木保奈美・織田裕二
1992年:『あすなろ白書』⇒1993年ドラマ化、石田ひかり
2000年:『九龍で会いましょう』⇒2002年ドラマ化、石田ゆり子
2011〜2012年:『同窓生〜人は、三度、恋をする』⇒2014年ドラマ化、井浦新
2012年:徳島市観光大使に就任、55歳
2016年:『東京ラブストーリー 〜After 25 years〜』⇒2020年ドラマ化
2017年:『恋する母たち』60歳 ⇒ 2020年ドラマ化、木村佳乃
その他著書多数、
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
柴門ふみさんの「柴門」とは、サイモン&ガーファンクルのサイモンから。出典が曖昧で恐縮ですが柴門さんが憧れのサイモンさんに会う機会があり、そのとき自分のペンネームの由来を伝えたけれど、いまいち伝わらなかった・・・というようなエッセイを読んだ記憶があります。
年譜をみると、なんとも順調に漫画家としてデビューしています。
私生活では1男1女のお子さんのうち、娘さんは吉田戦車の『伝染るんです。』企画に寄稿したそうです。⇒その後、お笑い芸人のカズマ・スパーキンさんと結婚しています。
⇒ 息子さんも「西倉新久」として漫画家となっています。
おおお、動いてる柴門ふみを初めて見たけど…男脳だなこの人#漫道コバヤシ#東京ラブストーリー#弘兼先生の嫁 pic.twitter.com/LCZJaq5KJT
— 川上将浩 (@kokonogi) 2017年7月27日
おはようございます。10/18金曜日。あさイチに柴門ふみさんが出演されてます。東京ラブストーリー懐かしい。制作秘話が面白い😃#あさイチ #柴門ふみ pic.twitter.com/prAwKLmScN
— opato-hiromi.k (@opatopato2565) October 18, 2019
柴門ふみさんの出身高校は徳島市立高校
柴門ふみさんが進学したのは徳島市立高校でした。
徳島県で「市立」の高校は徳島市立高校のみです。
ちなみに徳島県立の徳島高校はあるかというと、徳島市内に徳島県立徳島北高等学校はあるものの、徳島高校はありません。
徳島が総合選抜の入試をしていたときの1校が徳島市立高校だそうです。
徳島市立高校は現在、徳島県でもっとも偏差値の高い高校になっています。
徳島市立高等学校
所在地:徳島市北沖洲1丁目15−60
同校の出身者では、やはり柴門さんが著名と思われますが、ニュースキャスターの浜尾朱美さん、民進党の小西洋之議員などがいます。プロの元サッカー選手がたくさんいるのも注目されます。
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徳島高校は吉野川が海に注ぐ河口に近いためか、海の空気が感じられるような位置にあります。
柴門ふみさんは、小さいときから漫画を描くのが趣味で、一条ゆかりさんの作品などに影響を受けたそうです。徳島高校時代は、勉強もしたでしょうけれど、そんな趣味も続行したと予想されます。
柴門さんの出身地徳島と出身中学校
柴門ふみさん、当時、「細井準子さん」だったふみさんは、現在、鳴門教育大学附属中学校の出身者一覧に、徳島市長だった原秀樹さんらとともに掲載されています。
鳴門教育大学附属中学校というのは、もともとは徳島大学附属中学校で、1986年に移管され、2004年に改称されました。要するに鳴門教育大学が1986年に開学されたということ。
なので、柴門さんの在校時はまだ、徳島大学教育学部附属中学でした。
そして現在も鳴門教育大学のある鳴門市にではなく、中学校は徳島市内にあります。
鳴門教育大学附属中学校
所在地:徳島市中吉野町1-31
県庁所在地にある国立の中学に、地元の優秀な小学生が進学し、さらに地元の代表的な公立高校に進学という、ある意味、典型的な進学と思われます。
ちなみに隣県の香川県で、国立の香川大学附属中学から地元の香川県立高松高校に進学したのが、女優の藤澤恵麻さんでした。
このように柴門さんは、出身地の徳島で代表的な進学校を経て、大学から上京しました。
徳島は阿波踊りがイベントとして著名ですが、コロナ禍では阿波おどりの実行委員会が解散したというニュースを耳にしました。
柴門ふみさんの出身大学はお茶の水女子大学
お茶の水女子大学、お茶大では、文教育学部の哲学科でした。
当時のお茶の水女子大学の哲学科には、『われ笑う、ゆえにわれあり』等の土屋賢二氏が哲学教授としていたはず
土屋氏の書籍でも、柴門さんが教え子だとありました。
お茶の水女子大学出身の漫画家としては、先輩に当たる湯田伸子さんがいました。湯田伸子さんは福島県の会津女子高校の出身で、漫画研究会の初代会長。2016年に逝去。
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また、お茶大出身の文学者では川上弘美さんが有名。柳沢桂子さんは生物学者でもあり、著書でも知られます。
アナウンサーでは井上あさひさんが代表的。加藤真輝子さん、結城さとみさん、中村仁美さん、加藤シルビアさんらもいます。
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お茶の水女子大学
所在地:東京都文京区大塚2丁目1−1
最寄り駅の茗荷谷近辺は、都心ながら緑の多い一帯となっています。
駅前のタワーマンションも落ち着いており、小石川植物園も歩ける範囲。お茶大の近くに中央大学法学部が移転してくる予定があるそうですから、この近辺の空気も、もう少し学生街らしさが生まれるかもしれません。
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お茶の水女子大学のキャンパスは、よく知られるように、付属の幼稚園から高校まで、すべて含まれます。近年は悠仁さまの関係でしょうか、警備面もかなり充実しました。
また近頃では敷地外から喫茶室など利用できる同窓会会館コモンズも建ちました。
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柴門ふみさんは、お茶の水女子大学の学生時代に、すでに結成されていた漫画研究会に入り、また先述のようにこの時期から弘兼憲史さんのアシスタントとなっていました。
卒業後に弘兼さんと結婚。
数年前ですが、「あさイチ」に織田裕二さんが出演したときに、当時のMC有働由美子さんが「カンチ!」と言って感動していたのが、面白いと言っては悪いけれど、かなり印象的でした。
『東京ラブストーリー』は、放送当時、盛り上がっていたわけですね。
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一度だけ講演会をお聞きしたことがあります。素敵な方で、かつ浮わつかない成熟した雰囲気が印象的でした。
2020年にドラマ化された『恋する母たち』(木村佳乃さん主演)は、コロナ禍での落ち着かない世の中でのドラマとなりました。
母たちが恋したらそれは不倫といえますが、柴門さんは、恋が一種の祭りであり、祭りはいつか終わるものというような表現をされていたのが印象的です。
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その主題歌は松任谷由実さんでした。
この後11時からのユーミンコードは、「恋する母たち」原作者の紫門ふみさんをゲストにお迎えしお送りします。
ここでしか聞けない、裏話も満載。
お聞き逃しなく!#ユーミンコード #恋する母たち#恋はは pic.twitter.com/nLKls93L75— 松任谷由実 Official (@yuming_official) October 30, 2020
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以上、徳島出身の漫画家、柴門ふみさんの出身校について、でした。