美容師の資格を持つ成田凌さん
成田凌さんは注目度アップ中の俳優さんの一人。美容学校在学中にモデルへの転身を決めたという異色の経歴の持ち主。
埼玉県の出身で、さいたま市立与野東中学校から県立高校の南稜高校に入り、卒業後は日本美容専門学校に進学しました。
埼玉県立南稜高校 ⇒ 日本美容専門学校
日本美容専門学校の学生だった時、原宿の古着屋「dude」の縁でメンズノンノの専属モデルになるチャンスを得ました。専門学校在学中に美容師の資格を得ています。
なので美容師役は必ずやりたいと願っていたそうですが、2017年のフジテレビの『人は見た目が100パーセント』でイケメン美容師役を演じました。
「美容学校にも通って、1年生のころはサロンに手伝いにも行きました。
(中略)パーマのときに使う紙とか消耗品も多くて、練習すればするほど必要になって。実は美容学生って結構お金がかかるんです(笑)」
情熱をかけた美容師への夢だったが、2年生になったころ、転機が訪れる。
「就職活動をしているときに、このままでは簡単に夢が叶(かな)ってしまう気がして、それではつまらないと思ったんです。
あと、当時一緒に住んでいた友人が自分と同じサロンを就活で受けると聞いたので、“もうやめた!”って。
それでメンズノンノに応募して事務所に入りました」
(週刊女性PRIME 2017年4月18日号より)
ということで美容専門学校のときにモデルとしてソニー・ミュージックアーティスツに所属することになりました。
2017年には戸田恵梨香さんと一緒にいて車の接触事故があったことが報道されたことがありますが、真相は定かでありません。あくまでも報道の世界の話。とうに過去の話となりました。
近年の重ねての活躍が光っています。
成田凌(なりたりょう)
生まれ:1993年11月22日
出身:埼玉県
2000年:(推定)小学校入学、7歳
2006年:(推定)中学入学13歳
2009年:(推定)南稜高校入学、16歳
2012年:(推定)日本美容専門学校入学、19歳
2013年:『MEN’S NON-NO』専属モデルとして活動、20歳
2014年:『FLASHBACK』で高梨臨とW主演
2015年:『She』、『ブスと野獣』主演
2016年:『ふれなばおちん』、『逃げるは恥だが役に立つ』石田ゆり子の部下役
2017年:『大貧乏』『人は見た目が100パーセント』「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」
2018年:『ニワトリ★スター』楽人役
2019年:「カツベン!」主演染谷俊太郎
2020年:「糸」竹原直樹役、「おちょやん」 天海一平役、『アンサング・シンデレラ』小野塚綾
2021年:『まともじゃないのは君も一緒』主演、「おちょやん」 天海一平役、『くれなずめ』主演
その他出演多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
成田凌さんの出身高校は埼玉県立南稜高校
成田凌さんの進学先、埼玉の共学校である埼玉県立南稜高校は戸田市にあります。
しかし、蕨市でも戸田市でもなく、「南の稜線」を意味する言葉から南稜高等学校となったとのこと。位置が微妙なところにある理由から。
所在地:埼玉県戸田市美女木4丁目23−4
南稜高校の設立は1980年で、比較的新しい高校。当初はすべて普通科のみでした。その後、普通科のなかに外国語コースが作られたのが1989年。
成田凌さんに外国語を選んだという情報はなく、2009年の入学で普通科にいたと思われます。
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成田凌さんは高校時代も、それ以前から熱中していたサッカー部に所属。サッカーをしている成田さんを想像したら、カッコいい以外にはありません。
当校は女子のほうが若干多く(6割)、文化祭では成田凌さんは女装して(させられて?)AKBのセンターで踊ったという逸話もあります。
サッカーしてる成田凌を拝めて、改めてイケメンだなと再確認したのち
成田凌に蹴られるサッカーボールにすら、なりたい、いいい pic.twitter.com/XNBn9kpFvG— みーーーー (@nXOr08YBtlYPH5n) November 10, 2019
埼玉県立南稜高校の卒業生には立川談春さん(中退)らがいます。スポーツ選手を輩出しています。
成田凌さんの出身地さいたま市と出身中学校
成田凌さんの出身中学は、さいたま市立与野東中学校であるとされています。ご本人による公開ではありませんが、周囲のつぶやきなど。
広瀬すず。。。
成田凌なの。。よりによって与野東の先輩。
いいなぁーーー😍— takimaru (@yu_ka_ta_ry1226) January 1, 2017
所在地:埼玉県さいたま市中央区下落合3丁目21−10
まあ、住所は別にいいのですがw、この方向で、道路を挟んで左側がさいたま市立与野東中学校、右側がさいたま市立下落合小学校となります。
この小学校だったかはともかく、学区の関係で、この辺りの地域(さいたま市下落合?)で少年時代の成田さん過ごしたようす。
サッカーをやっていたのは少年時代からずっとのことです。
与野東中学校でも活躍していたことでしょう。与野東中学校は公立の中学ながらサッカーの強豪校としても知られるそうです。
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成田凌さんの出身校は日本美容専門学校
成田凌さんの進学先、日本美容専門学校は高田馬場にあり、公式サイトによると専門科の昼間部などは2年制でオープンキャンパスなども行われています。
成田さんにとっては上記のように、在学中にメンズノンノに応募してモデルへの道を進みました。そのまま就職したら夢が叶ってしまうと考える所が、素晴らしい決断だったようです。
公式サイト http://www.nichibi.com/
日本美容専門学校
所在地:新宿区高田馬場1丁目21−12
日本美容専門学校は、高田馬場駅から歩いてすぐ。
早稲田の理工学部キャンパスも近くにあります。余談ながら、近くの西早稲田駅の近くには、早稲田美容専門学校も見えます。こちらではありません。
冒頭のように、成田さんは資格を得るための学校時代にモデル事務所に所属して、俳優への道を拓いてきました。
美容院に勤務したことはなくても、プロの美容師の資格を持つ成田凌さんですから、腕はまさにプロそのものでしょう。
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ところで2017年の映画、GReeeeNの名曲『キセキ』誕生にまつわる“軌跡”と“奇跡”を描いた“輝石”の物語、映画『キセキ ―あの日のソビト―』の公開に当たり、取材された記事で成田凌さんはこんなことを語っていました。
この映画は、親の期待を背負って歯医者を目指す人物の苦悩や葛藤も描かれたわけですが、将来について悩んだことについての質問でした。
僕は大きい分岐点が2回あって。1回目は高校を卒業して、大学に行くか、専門学校に行くかで迷って、美容師の専門学校に行ったんです。そのときの判断は早かったですね。大学を卒業して、普通のサラリーマンになって、スーツを着て、毎朝、出勤している自分の姿が全く想像できなかったから。
(https://deview.co.jp/Interview?am_interview_id=655&set_cookie=3 より)
スーツを着て毎日出勤する自分の姿が想像できないというのは、なにか成田さんらしい気がします。
さらに・・・
専門学校を卒業したあとは、美容師免許を持っているので、最近まで美容師になる気満々でいて。
この仕事を始めたのは最近なんですけど、あるきっかけがあって。その瞬間に、“同じ土俵に立とう”って決めたんです。本当に、瞬間だったと思います。
(同上)
というわけで、なんらかの契機によって覚悟を持って仕事に臨んでいるようです。
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また、2017年は「コード・ブルー」で若い医師役を演じました。それまでの役と違って、自信なく誠実に葛藤する若い医師の姿が新鮮でした。
その後も活躍を重ね、2020年後期のNHKの連続小説『おちょやん』ではヒロインの夫という重要な役を演じました。
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成田さんの母親はとんねるずのファンで、とんねるず関連の公開お見合い番組に出演したことがあるそうです。ただし別の男性と結婚して生まれたのが成田凌さんとのこと。こちらも過去の話ですが、エピソードが多々残されている成田さんのご家族ということでしょう。
そんな経緯が成田さんの進路に影響があったかは分かりませんけれど、何かふわっとした、応援されている空気を感じます。
トーク番組などで成田さんが語った話から、ご家族についても、お兄さんやお母さんなど、割と情報が出ています。
一般の方のことではありますが、ご家族が温かいということでしょう。
こんな成田凌ヒモにしたすぎるでしょ………….. pic.twitter.com/zHXBv0SjH7
— 上條唯 (@yuuuiyuuui0102) November 28, 2020
2021年は朝ドラへの出演は周知のこととして、映画の2本(『まともじゃないのは君も一緒』『くれなずめ』)での主演も注目されました。
あらためて、小さい頃も今も・・・
成田凌の幼少期の写真微塵も変わってなさ具合にわらけるしくそ可愛いくてかれこれ小一時間眺めてるんだけどどうきもちわるい??どう?? pic.twitter.com/6RtI4vU56M
— わたし (@yyyhaaan26) February 16, 2017
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すっかり安定感の増してきた成田凌さんについて。
簡単ですが、美容専門学校に進学しながら、美容師にならずにモデルデビューしたという経歴でした。