元検事、今は弁護士、かつては小池さんを応援した若狭勝さん
若狭勝さんの学歴と出身校について。
若狭さんが度々マスコミに取り上げられていた2017年当時は「日本ファーストの会」の代表でした。
「輝照塾」の発起人で「希望の党」の党員でもありました。よく知られるように、2016年の東京都知事選挙において当初から小池百合子現都知事を応援したことは有名。
現在は政治活動は引退した形でテレビでコメントを求められる姿を見受けます。
若狭勝さんは東京都の出身で、都立の江北高等学校から中央大学法学部に進学。
江北高等学校 ⇒ 中央大学
昔ほど中央といえば法科というカラーでした。中央大学を卒業した年の10月に司法試験に合格していますから、優秀な学生だったことでしょう。
働く父親の姿に接して、「汗水流して働く人が報われる法律」という信念ができたそうです。
私の父は、若いとき、タクシーの運転手をし、その後、足立区内で零細の町工場を営み、母とともに、毎日、プレス機械やけとばしという機械を踏んでは、一個につき何十銭の価格で下請け製品を加工していました。
汗水流して働く姿が目に焼き付いています。(中略)
そんな中、地元の小学校・中学校・高校と卒業しました。ですので、大学に行くまで法律と無縁の家庭で育ちました。(後略)
(公式サイトのプロフィールより)
若狭勝(わかさまさる)
生まれ:1956年12月6日
出身:東京都葛飾区
1972年:(推定)江北高等学校入学
1980年:中央大学卒業、(旧)司法試験合格
1983年:検察官に任官し東京地検検事となる
1993年:東京地検刑事部検事、特捜部検事
2000年:法務省司法試験考査委員
2009年:検事退官、弁護士登録(第二東京弁護士会)
2013年:若狭・高橋法律事務所設立、参議院議員選挙比例区で落選
2014年:衆議院議員総選挙、比例区で初当選
2016年:衆議院東京10区補欠選挙当選
2017年:「日本ファーストの会」代表、衆議院議員総選挙で落選
2018年:輝照塾を閉塾、日本ファーストの会を解散
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。
検事の時代には、浅香光代さんによる野村沙知代さんへの公職選挙法違反(虚偽事実公表罪)の告発を受けた捜査にも関わったようす。(当時は連日のワイドショーネタだった様子)
弁護士に転身したのは、裁判員制度にいより弁護士の役割がより大きくなり、冤罪を防ぐために弁護士として法廷に立ちたかったとのこと。
「ヤメ検」という言葉がいつから頻繁に使われてきたか分かりませんが、若狭さんはいわゆるヤメ検の典型的な存在かもしれません。メディアにたくさん登場してきました。
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存在が際立ったのはやはり2016年の東京都都知事選。小池百合子さんの転出による補欠選挙で自民党公認で当選しました。
そして2017年には東京都の都議選の時に自民党を離党し、希望の党の結党メンバーとなりました。
そして現在、上記のように輝照塾も日本ファーストの会も閉じた後、近頃ではコメンテーターの活動が見られます。1956年生まれで60代なかばとなった若狭さんには、かつてに増して年長者の重みも漂います。
若狭弁護士が渡部の不倫についてコメント。とくダネだけでなく、Nキャスでも知識を披露していたw pic.twitter.com/rb5Zo3Hfbv
— fdh (@fdh03300164) June 13, 2020
若狭勝さんの出身高校は都立江北高等学校
都立江北高等学校の開校は1938年「東京府立第十一中学校」という歴史のある高校です。隅田川・荒川などのまさに川の北にあるという現在名の由来。
足立区のこの公立高校は、この地域で育ったと述懐している若狭さんにとって文字通りの地元の学校だったことでしょう。
都立江北高等学校
所在地:足立区西綾瀬四丁目14番30号
都立江北高校の出身者には、雛形あきこさん(定時制中退)や、法務大臣だった長尾立子さん、通産大臣だった深谷隆司さんらがいます。
歴史ある都立高校の一つ、ということです。
若狭勝さんの出身大学は中央大学
若狭勝さんの進学した中央大学法学部は多摩キャンパスにあります。
この法学部が、都心回帰というのでしょうか、茗荷谷駅に近い新キャンパスに移転の予定があり、中央大学法学部はそういう意味でもさらに注目されそう・・
中央大学法学部
所在地:八王子市東中野742-1
MARCHではなく、かつて「六大学」と言われていた時代の中央大学の法学部に進学し、上記のように学生で司法試験をパスした優秀な若狭さんです。
*当サイトでは、政治家の方について、支持・不支持等の意図はありません。
2021年現在、若狭勝さんは、これまでの経歴からも何か事件があるとコメントを求められるような存在となっています。
以上、たいへん簡単ですが若狭勝さんの出身校についてでした。