出身大学

出身大学はランキングされたり、年収との関わりや、社長数が多い大学は?等々話題になります。芸能人や著名人の出身大学、出身高校はどちらか。大学情報、高校情報も併せてご案内しています。

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田村健太郎さんの出身大学と出身高校、東京都立大学出身で舞台で活躍!

田村健太郎さんは友人から誘われて学生劇団活動に・・

田村健太郎さんの学歴と出身校についてご案内します。

 

舞台から活動してきた田村健太郎さんは、東京都の出身。ご両親の影響で演劇に親しんで育ちました。

都内のおそらく公立の小・中学校の出身と考えられ、高校は都立の名門校、戸山高校に進学しました。

詳細は不明ながら中学のころ、俳優の森田甘路さんと一緒だったと推定されます。

東京都立戸山高等学校 ⇒ 首都大学東京

 

首都大学東京(東京都立大学)の出身であることは公式サイトで明らか。

大学2年のころ、高校時代の友人に誘われて学生劇団をやるようになり、オーディションを経て徐々に「ナイロン100℃」の研究生や団員になっていきました。

就活を迷った時期もあったそうですが、やはり俳優の道へ。

舞台だけでなく、昨今では各種のドラマでお見かけする役者さんの一人となっています。

 

田村健太郎(たむら けんたろう)

生まれ:1986年12月15日
出身:東京都

1993年:(推定)小学校入学、7歳
1999年:(推定)中学校入学、13歳
2002年:(推定)戸山高校入学、16歳
2005年:(推定)首都大学東京入学、19歳

2007年:「レミゼラブ・ル」オーディション合格
2008年:ナイロン100℃の研究生になる
2009年:(推定)大学卒業、23歳、『罪とか罰とか』、ナイロン100℃「世田谷カフカ」
2012年:青年団若手自主企画「いないかもしれない 静ver」
2013年:『横道世之介』
2017年:『女囚セブン』大平仁 、月刊「根本宗子 スーパーストライク」、31歳

2019年:連続テレビ小説『なつぞら』堀内幸正、『ボイス 110緊急指令室』緒方拓海、33歳
2021年:『花束みたいな恋をした』、『ここは今から倫理です。』物理教師
2022年:『猫と塩、または砂糖』 主演、『初情事まであと1時間』 主演、シスカンパニー「ザ・ウェルキン」、35歳

2023年:『どうする家康』土屋長吉重治、 『ブラッシュアップライフ』、『手』
2024年:『肝臓を奪われた妻』井川賢三、吉住モータースから独立、38歳
2025年:『港に灯がともる』林洋太、『おいしくて泣くとき』、『ホットスポット』岡田信一

その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。

田村健太郎さんの出身高校は東京都立戸山高校

東京都立戸山高等学校は都立高校の中でも、歴史もあり、進学実績などでも代表的な高校の一つと言えます。

田村健太郎さんが戸山高校の出身というのは、自身ではっきり述べていませんが、SNSで他の人物からのコメントなどから、現在は同校の卒業生の一人とされています。

 

また田村さん自身が2021年6月に、映画に関連して「X」でつぶやいたなかで「高校が高田馬場だった」と語ったことがあります。これは『すばらしき世界』について・・でした。

田村 健太郎 Kentaro Tamura@tamkenNNN
「すばらしき世界」、早稲田松竹にて上映決定と!
高校が高田馬場だったので早稲田松竹の前をよく通って下校していました。高校生にも是非見てほしいなあ!

 

大きな括りで「高田馬場」近辺の高校を探してみても、女子校などを除くと代表的な高校はやはり戸山高等学校です。個人的には乙武洋匡さんを思い出しました。

 

出身高校:東京都立戸山高等学校

所在地:東京都新宿区戸山3丁目19−1
創立:1888年

 

戸山高等学校は学習院女子大学や学習院女子高等科などと至近距離で、隣接するような関係。もちろん早稲田大学のキャンパスにも近い一帯です。

東京都立戸山高校では自由な校風を誇り、制服もありません。

 

***

戸山高校の創立は、当時は私立だった「補充中学校」まで遡ります。

 

現在の場所に移ったのは戦後の1949年のこと。このとき同時に共学化されました。

長い歴史のゆえに東條英機元首相や、生命科学者の柳澤桂子さん、元NHKの磯村尚徳さんなど錚々たる面々の卒業生がいます。

 

俳優の萩原聖人さん(定時制に一時期在籍)や、映画監督の谷口千吉さん、劇作家の長塚圭史さん(長塚京三さんの息子)、乙武洋匡さん、漫画家の藤巻忠俊さんなどとともに、田村健太郎さんも同校出身者の一人となっています。

***

 

東京都内には、いわゆる高偏差値の高校が多数並びます。

お茶の水女子大学附属高校、筑波大学附属高校、筑波大学附属駒場高校、開成高校といったトップクラスの高校の他に、「都立高校」だけに絞っても、次のような高校が各種の「ランキング」に並んでいます。

日比谷高校
国立高校
西高校
戸山高校
立川高校
青山高校
・・・
(おもに「みんなの高校情報」ページより、偏差値は変動するため省略)

 

また・・

【都立戸山高校の大学合格実績】は、「みんなの高校情報」から一部のみ抜粋すると2024年の例で以下となっています。
国公立大学
東大 12名
東京工業大学 10名
東京都立大学 10名
北海道大学 15名
一橋大学 15名
東北大学 9名 など多数
私立大学
明治大学 125名
東京理科大学 87名
早稲田大学 83名
慶応大学 58名
中央大学 55名
立教大学 49名 など多数

ここでは東京都立大学となっていますが、田村さんの時代はまだ首都大学東京でした。生徒数も多いのですが、合格者の数を見てもまさに進学校であることが明らかです。

***

高校時代の田村さんについて、詳しいことはあまり分かっていません。

ただ、俳優になるにあたって「高校時代の友人に誘われた」と語っている(後述)ことから、ふつうに勉強している高校生で、ふつうに友人関係も恵まれて・・という様子だったのではないかと考えられます。

(映画『私はいったい、何と闘っているのか』 2022年)

田村健太郎さんの出身地東京都と出身小・中学校、父親も文学座の役者

田村健太郎さんの小学校・中学校については、今のところ学校名などは不明。

しかし、どの学校かは別として俳優の森田甘路さん(慶應義塾に進学)が、田村さんのことを『幼なじみ』だったと語った記事があります。

 

ところが、その幼なじみが役者で忙しくなってきて、ライブに出られなくなっちゃったんですよ。その彼は朝ドラの『なつぞら』にも出た田村健太郎という役者なんですけど、今所属している劇団ナイロン100℃を主宰してるケラリーノ・サンドロヴィッチさんの『どん底』という舞台に出ると言うので僕も見に行ったら、本当にすごくて。
(https://news.mynavi.jp/article/20210128-moritakanro/3)

 

この部分は森田甘路さんが、田村さんに誘われたのがきっかけで劇団ナイロン100℃に所属することになった・・という説明部分でした。

しかしその前に「その彼」とは、中学のころに学校からの帰り際に即興コントをやったりして絡んでいた・・という趣旨の話からの続きーー。

 

(2020年「知らなくていいコト」には田村さんも森田さんも出演)

 

つまり田村健太郎さんは、おそらく森田甘路さんと中学で一緒だったように読み取れます。

森田さんも東京で育ったけれど小・中学校の名前は分かっていません。

 

いずれ二人とも、役者とか演じることに興味のある生徒で、かつ学業にも優れていたのでしょう。

高校が高田馬場にあり、高校生が高田馬場に通学することは都内のどの地域からもそう難しい場所ではありません。よって戸山高校から逆算して実家の場所を考えるのは・・・無理がありそうです。

つまり、具体的な地域などは分かりません。

 

***

しかし、田村健太郎さんのお子さんのころについては多少のことが分かります。

一言でいうと「両親の影響で幼少より舞台に親しむ」とある取材記事で紹介されています。

母がもともと観劇好きで、僕が小学3、4年生ぐらいになってからまた劇場に行き始めたので一緒に連れて行ってもらったり、文学座で役者をしていた父の舞台を観たりすることがあって、自然と興味を持ちました。演劇は、すごく面白くてずっと好きでしたし。
(https://entrenet.jp/magazine/52997/)

 

つまり、お母さんは観劇好き。お父さんは文学座の役者だった・・ということで、演劇がまさに身近にあった少年時代と言えそうです。

 

さらにこの記事の続きによると、

大学1年では英会話サークルに入った
大学2年で日本大学芸術学部に進んだ高校時代の友人から一緒に劇団をやらないかと誘われた。

 

ということで、大学時代の話は後述しますが小学校の頃から演劇を観て育ったことは確か。

また、公立の高校に進学していることから、中学は中・高一貫の私立校とは考えにくく、公立校に通っていたのではないかと推定されます。

 

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(2019年『クラッシャー女中』にて、中村倫也さんと)

田村健太郎さんの出身大学は首都大学東京(東京都立大学)

田村さんは公式サイトのプロフィールに東京都立大卒と記しています。

また、東京都立大学公式WEBマガジンの『シリーズ卒業生はいま!』にて、田村健太郎さんが卒業生で、【首都大学東京 都市教養学部 都市教養学科 経営学系(当時)卒業。】とされています。

「当時」と付いているいように、現在は学部の区分けが多少違うようですが、経営学を学んでいたことが分かります。

 

 

ちなみに上記の戸山高校の生徒が首都大学東京に進学するのは、ふつうの進学先のように見えます。

***

 

こまかいことながら、田村さんの入学した2005年はちょうど、「首都大学東京」がスタートした年でした。「首都大学東京」の母体となった大学の一つ、というか大きな部分が「東京都立大学」。

さらに「首都大学東京」は2020年の4月に「東京都立大学」に改称されました。

以前の「東京都立大学」は2011年に閉学しているため、新しい「東京都立大学」は、以前の都立大学に戻ったわけではありません。

さらにこまかく言うと田村さんの卒業したと考えられる2009年にも組織としての古い方の東京都立大学は存在していました。そういう、少々ややこしい事情のゆえか、田村さんの出身大学は表現が微妙になります。

***

前置きが長くなりましたが、いずれにしても田村健太郎さんは、20005年に「首都大学東京」、現在の「東京都立大学」に入学しました。

 

東京都立大学(旧・首都大学東京)南大沢キャンパス

所在地:東京都八王子市南大沢1丁目1

 

東京都立大学のキャンパスは、「南大沢キャンパス」がメインとなり、他に、日野キャンパスや、荒川キャンパスなどがあります。

学部は2025年現在以下となります。

人文社会学部
都市環境学部
システムデザイン学部
健康福祉学部
経済経営学部
法学部
理学部

学生数は大学院と合わせておおよそ9000名ほど。

田村さんよりも1年年下で2006年に首都大学東京に入学したのが、柿澤勇人さんです。

***

田村健太郎さんは大学に入って友人に誘われてお芝居をするようになり、上記の取材の続きでは、以下のように語りました。

 

その後、短期間でしたが仲間とお笑い事務所の開催している小さなライブに外部から参加してみたり、オーディションを受けて端役で舞台に出させてもらったりしているときに、ナイロン100℃の研究生に応募して、大学4年生から1年半くらい在籍していたんですが劇団員には落ちてしまったので、そこからまたお芝居のオーディションを受けたりしていました。
(同上)

 

このあたりで、俳優か就職かという悩みや迷いはあったようです。就活して、求人情報サイトに登録したり企業説明会にもいったけれど、頑張れずにいた・・と。

 

そこで「急遽、役者が必要になったから、1か月くらいスケジュール、空いていない?」と声をかけられたのがきっかけで、就活でなく劇団のほうに活動が向かいました。

ご両親は、演劇の世界を知っているので見守ってくれたとのこと。

***

(2024年)

また、上記の東京都立大学公式WEBマガジンの『シリーズ卒業生はいま!』では、

「大学の2年次からはさらに演劇中心の生活になってしまい、大学に行くために時間をやりくりする状態だった」

ことも語られました。

 

大学を卒業してそのまま劇団生活を続けていましたが、20代の時は俳優業だけでは生活できず、バイトのかけもちが大変でした。大きな転機は、NHK朝ドラ「なつぞら」と連続ドラマ「ボイス110緊急指令室」に出演できたこと。

それ以降はバイトをせずに、芝居だけに集中できるようになりました。テレビの連続ドラマに出ると知名度も上がり、両親や親戚、友人たちが喜んでくれました。

 

 

(「ボイス110緊急指令室」にて)

 

ここに続いて、自分のことを冷静に捉えていると思われる部分が以下・・

「この業界は、豊かな才能に恵まれてスカウトされ活躍される方がいる一方で、僕は自分で首を突っ込んで関わり続けてきたタイプ。」

 

なお入学してすぐに英語研究会のESSに入ったことは、仕事で英語のやり取りが必要なときに役立っているそうです。

また大学のAVライブラリーには演劇関係のDVDが揃っており、何時間もこもって視聴したとのこと。

また、単位を確実に取るために「3年次までに必須単位のほとんどは履修して、4年次はゼミと少しの単位を残すのみ」というのも、たいへん納得のいく行動だと思いました。

 

***

略歴をもう一度振り返ると、学生時代から始めていた演劇活動が卒業後の舞台で定着していった様子が分かります。

舞台が中心だったので、実力の割にテレビや映画の角度からはまだまだ知られていないのかもしれません。

 

しかし、地道な活動はしっかり根を張っているように見えます。

『ボイス 110緊急指令室』での姿や、『ここは今から倫理です。』での先生役、『どうする家康』での土屋長吉重治役など、かなり視聴者の目に浸透しているような気がします。

2025年では出演している映画『港に灯がともる』も、ドラマ『ホットスポット』も注目されました。

 

***

 

ところで上記の記事は、2024年に田村さんが事務所から独立した時期の、独立について取材でした。そのなかで取材した方が、田村さんについて

「どの作品でも“この役を演じている人”というのではなく“そういう部分を持っている人なんだ”と、感じさせる素敵な俳優さん」

と表現されているのが、しっくり来ました。

「バス乗り場を尋ねたり、病院の待合室にいたら話しかけたりしてしまいそうなほどガードがない自然体の方」

ということで、たしかにそんな自然な空気感が伝わってくる落ち着いた聡明な人物と思います。

 

***

以上、簡単ですが田村健太郎さんの出身校についてでした。

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