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谷村美月さんは子役からの長い芸歴
谷村美月さんの学歴と出身校についてご案内します。
谷村さんは堺市出身の女優で、子役の時代から活躍してきました。
最初は児童劇団に所属し、モデル等も務めました。ドラマへのデビューは小学校6年時の『まんてん』でした。
地元の公立の小・中学校を経て、大阪の摂津市にある大阪薫英女学院高校に進学。
大阪薫英女学院高校 ⇒ 進学せず
高校を卒業後は絶え間なく女優の活動が続いています。
2021年に体調不良で舞台を降板して休養というアクシデントがありましたが、その後、復帰して舞台の主演も務め、今後が期待されています。
谷村美月(たにむらみつき)
生まれ:1990年6月18日
出身:大阪府堺市
1997年:(推定)熊野小学校入学、7歳
2002年:NHK連続テレビ小説『まんてん』でデビュー、12歳
2003年:(推定)殿馬場中学校入学、13歳
2005年:『カナリア』主演、15歳
2006年:(推定)大阪薫英女学院高校入学、『生物彗星WoO』主演、『時をかける少女』声優、『ユビサキから世界を』主演、16歳
2007年:『檸檬のころ』主演
2008年:ファースト写真集『花美月』、『神様のパズル』主演
2009年:高校卒業、『海の上の君は、いつも笑顔。』主演、『メイちゃんの執事』山田多美、19歳
2010年:『海炭市叙景』主演、『おにいちゃんのハナビ』須藤華
2011年:『阪急電車 片道15分の奇跡』権田原美帆、21歳
2012年:『トリハダ-劇場版』主演、『サルベージ・マイス』主演、
2013年:大河ドラマ 『八重の桜』小田時栄 、『Woman』砂川藍子、23歳
2014年:『しもつかれガール』主演、24歳
2016年:連続テレビ小説『べっぴんさん』小野明美
2017年:『サチのお寺ごはん』主演、27歳
2018年:『空飛ぶタイヤ』柚木妙子
2020年:『心の傷を癒すということ』結城理恵
2021年:舞台を降板し休養
2022年:『最果てから、徒歩5分』で復帰
2023年:『言の葉の庭〜The Garden of Words』主演、33歳
2024年:『離婚弁護士 スパイダー 〜慰謝料争奪編』清川恵美 、34歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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(2018年 「相棒」にて)
谷村美月さんの出身高校は大阪薫英(くんえい)女学院高校
谷村美月さんは、大阪の私立高校、薫英(くんえい)女学院高校に進学したことが知られており、同校の卒業生の一人となっています。
同校の設立は1931年まで遡り、当初は「薫英女子学院」でした。中学校が設立されたのは、1997年のことですが、谷村さんは高校からの入学となります。
同校は、大阪府の中でも京都の方向に向かう北東方面の摂津市にあります。
卒業生の進学先に、京都の大学が多いように見えるのも、その関係でしょうか。
出身高校:大阪薫英女学院高等学校
所在地:大阪府摂津市正雀1丁目4−1
創立:1931年
出身者には陸上競技で活躍する大森菜月さんらがいます。
また、あの林修さんが、1996〜2009年まで「校内予備校」講師を務めていたとのこと。
【大阪薫英女学院高校の大学合格実績】は「みんなの高校情報」から一部を抜粋すると、2023年の例で以下となっています。
立命館大学 43名
関西外国語大学 37名
龍谷大学 33名
関西学院大学 29名
近畿大学 23名
京都外国語大学 20名
京都産業大学 16名
同志社大学 14名 など多数
外国語大学が目立つような気がするのは同校には、普通科と国際科があることと関係しているかもしれません。
いずれにしても、谷村さんは小学校からデビューして活動しており、卒業後は進学していません。
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高校時代の谷村さんは、ずっと活動中であり、写真集も出しました。
#新しいプロフィール画像
写真集の花美月の谷村美月さんに変更しました! pic.twitter.com/F3JdLPFjSk— ひめちゃん (@himechan_konju5) October 25, 2018
なお、この写真集『花美月』を2008年に出した10年後に、デジタル化することになりその時の写真家・関めぐみさんと2018年に対談しています。
対談時の言葉で、気になったというか意外だったのが、高校時代の自分について・・
ずっと日常のことも考えてはいたんです。ただ、女優を将来の職業にすると思ってなくて。高校を卒業したらどこか就職して……と思っていたのに、タイミングを逃しちゃってここまできちゃいました(笑)。
・・(中略)・・
卒業文集にも将来の夢を女優とは書いてなくて、タレントって書いてました。
(https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2018/10/15/107302/ より)
傍から見るとスターでも、ご本人は「どこか就職してと思っていた」とは、素朴というか謙虚というかーー
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略歴を振り返ると、高校時代に主演した作品も『生物彗星WoO』や『神様のパズル』など多数あり、高校生にしてすでに著名人でした。
それでも卒業式のころを尋ねた取材(2009年)によると、美月さんが校内で、できるだけ普通に過ごせるよう、先生が気遣ってくれたようです。
通っていた高校は、芸能界に入っていたのは私だけで、先生が“学校では谷村も普通の生徒なんだから”って、サインとかもずっと止めて下さってたんです。
それが卒業式で一気に爆発しちゃって! 私が退場するときにみんながデジカメでバシャバシャ撮ってすごいフラッシュで、・・
(https://deview.co.jp/Interview?am_interview_id=242 より)
この2009年4月当時は、谷村さんが卒業して都内で一人暮らしを始めたばかりでした。
初めての一人暮らしで、炊飯器を買ってご飯を炊いたとか、「朝起きたら、絶対に掃除機をかけるんですよ」とか、初々しいような新社会人の姿でした。
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谷村美月さんの出身地大阪の堺市と出身小学校、出身中学校
子どもの頃に戻ると、谷村美月さんの出身地は大阪府の堺市です。
出身校については、デビューが早かったためか早々に以下の学校であることが知られています。
出身小学校:堺市立熊野小学校
所在地:大阪府堺市堺区熊野町東5丁1−49
こちらの熊野小学校は創立が1872年まで遡る歴史ある学校。
同校の出身者の一人として谷村美月さんが挙げられます。また、同校の児童は堺市立殿馬場中学校へ進学することになっています。
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地元の方には今更の話と思われますが、同校から1キロくらいのところに仁徳天皇陵(大仙古墳)があるのを見るとワクワクします。育った地域にもよるでしょう。
しかし、地元の子どもの動ける範囲に古墳がある・・となると、地域の人にとっては散歩の度に見かけるお馴染みの場所なのか、日々畏敬の念で接する特別の場所なのか、ちょっと想像がつきません。
大雑把に言うと、城趾しか残っていない傾向の東日本と、立派な城が多数あるような(個人の印象も含む)西日本との違いかもしれません。
話が逸れましたが、ともかく堺市には、他にニサンザイ古墳や上石津ミサンザイ古墳、御廟山古墳などが並んでいて、個人的にはゆっくり滞在して歩きたい場所です。
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出身中学校:堺市立殿馬場(とのばば)中学校
所在地:大阪府堺市堺区櫛屋町東3丁2−1
殿馬場(とのばば)中学校は、元の名前は「堺市立第二中学校」。
敷地の反対側にはかつて「堺奉行所」があり、奉行のための馬場も設置されていたそうです。
ゆえに一帯は奉行様の、つまり殿の馬場ということで「殿馬場」と呼ばれていたとのこと。
都内なら高田馬場を思い浮かべますが、たぶん同類の名前由来ということでしょう。
なお1981年に校内で室町時代の井戸の跡が発見されたとのことで、やはり、史跡のある街というのは違うと感心しました。
ベビーブーム云々の関係で、一時は生徒数が1900名もいたそうです。同校の出身者の一人として谷村美月さんが挙げられています。
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先ほどの熊野小学校とは400m程度の近距離。
この地図に見覚えがあると思ったら、道を挟んで反対側に「大阪府立泉陽高等学校」があり、そこは沢口靖子さんと西加奈子さんの出身高校でした。
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小・中学校時代の谷村さんは、小2の頃から活動が始まっていました。
児童劇団に所属したのは、母親の勧めでした。
谷村さんは2024年では34歳ですが、小2で8歳ころにデビューとすると芸歴は長いわけで、プロフィールに関わる情報が多々あり、現在ではすでに消えてしまっているデータもあります。
よって、出身小学校や出身中学校が明らかになっているのは、「子どもの頃から有名人」だった人として、わりと普通の状態と考えられます。
テレビにデビューしたのは12歳で、当時の朝ドラ『まんてん』にて、小日向文世さんの娘役でした。
反響を読んだ主演作、『カナリア』は、まだ美月さんが15歳の時でした。この映画に初出演し、かつ初主演で、「第20回高崎映画祭最優秀新人賞」を受賞しています。
華々しいスタートだったと言えます。
『麻希のいる世界』の新谷ゆづみの眼差しに、『カナリア』の谷村美月が、つい、重なったのですが、17年も前の作品なんだ… pic.twitter.com/R4YyTxWXbk
— babby (@cipriani_s) January 31, 2022
広島で撮影された『サルベージ・マイス』を主演した時の取材(「ライブドアニュース」)によると、母親が広島出身であること、落ち着いていると人からは言われるけど、本人はスポーツが大好きであること・・などが語られました。
まだ21歳ころの谷村さんです。
また、その時の話によると中学時代は部活でジャズダンスをやっていたとのこと。
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(『おにいちゃんのハナビ』にて)
谷村美月さんの出身大学はなし
このような経緯で谷村美月さんは大学等へは進学していません。
略歴を振り返ると谷村さんは中学・高校、そして高校卒業後のしばしの間、特に主演作が目立つようです。
その後も、出演作はたいへん多く、女優の中でも特に多いほうかもしれません。
しかし逆にいうと、大作映画やゴールデンタイムのドラマでの主演には、あまり恵まれなかったかもしれません。素人からの印象ですがーー
たとえば、2013年の『Woman』で、女医としていい味を出していた場面も印象深いのですが、そのころ以降の主演作が少ないように見えます。
決してバイプレイヤー等でなく充分に主演を張る女優なのですが、もっと目立っても良いような気がします。
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『サチのお寺ごはん』は、『孤独のグルメ』や『花のズボラ飯』などの原作者久住昌之さんによるが手掛けた漫画をさらにドラマ化しました。
同作で谷村さんは、「不運続きな人生を送る27歳の主人公」。
2020年の『心の傷を癒すということ』も良い作品でした。
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その翌年、2021年の10月には、呼吸器疾患からくるパニック発作によって舞台『LUNGS(ラングス)』を降板し、しばらく休養ということで、谷村さんにとって活動のリズムが変わってしまったかもしれません。
しかし、身体に無理のない範囲で美月さんらしさを発揮して活躍していただきたいと感じます。
復帰後の2023年には、新海誠監督の『言の葉の庭』の舞台で主演を務めました。
いよいよ明日開幕✨
舞台 #言の葉の庭 #TheGardenOfWords稽古の様子と、演出のアレクサンドラ・ラターさん、
主演の岡宮来夢さん・谷村美月さんのインタビュー動画をお届けいたします🎥フルバージョンはYouTubeでご覧ください🍃
▶️前編 https://t.co/DcCQZMfVZD
▶️後編 https://t.co/ZsTRNe9CCR pic.twitter.com/mixk0iQHnn— 舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』 (@tgow_stage) November 9, 2023
実力のある女優さんなので、さらに幅広く主演作などを期待しています。
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以上、簡単ですが谷村美月さんの出身校についてでした。