2000年生まれの実力ある若手女優
富田望生(とみた みう)さんの学歴と出身校についてご案内します。富田望生さんは味のある役柄で、見る者を納得させてくれる若手実力者の一人。
出身校については、詳細が分からない点も多いのですが、2000年生まれという若さの故と考えられますので、情報は今後増えていくことでしょう。
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現時点で分かっていることは、福島県のいわき市で育っていた富田さんが、東日本大震災をきっかけに都内に引っ越し、中学生時代にタレント募集に応募して活動を始めたこと。
中学時代に撮影した『ソロモンの偽証』に出演した後、高校に進学したと思われますが、詳細は不明。その後も芸能活動に専念しているため、大学には進学していません。
都内の高校(?) ⇒ 進学せず
いわき市で育っていた、その地元には愛着があったようすです。
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寂しい気持ちもあったけれど、『ソロモンの偽証』の舞台挨拶で監督が「こいつはこの作品と出合うために福島を離れる運命だったから、よろしくお願いします」と言ってくださったことで、救われたという心境が、富田さんの立場を表しているようす。
『ソロモンの偽証』で浅井松子役をやるため体重を増やしたこともよく知られています。
富田望生(とみた みう)
生まれ: 2000年2月25日
出身:福島県いわき市
2006年:(推定)小学校入学、6歳
2011年:震災の後に郷ケ丘小学校から東京に移る、11歳
2012年:(推定)中学入学、12歳
2014年:『ソロモンの偽証』のオーディションで浅井松子役を得る、14歳
2015年:(推定)高校入学、15歳。『ソロモンの偽証』で映画初出演。
2016年:『ホーンテッド・キャンパス』樹里子
2017年:『ぼくらの勇気 未満都市2017』薔薇太陽
2018年:『SUNNY強い気持ち強い愛』渡辺直美の高校時代役
2019年:『3年A組-今から皆さんは、人質です-』魚住華、『妄想エレベーター』主演、連続テレビ小説 『なつぞら』よっちゃん、19歳
2020年:『教場』枝元佑奈、『ブスの瞳に恋してる』大山美幸、20歳
2021年:ドラマ版『ソロモンの偽証』
2022年:『ナンバMG5』守田巻、『一橋桐子の犯罪日記』、22歳
2023年:『ジャズ大名』狂言回し化け狐、『だが、情熱はある』山崎静代、連続テレビ小説『ブギウギ』小林小夜
2024年:『ダーウィンが行く!?』恩田はるか、『日日芸術』 富田望生役
2025年:『港に灯がともる』金子灯 、25歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
「ナンバMG5」クセの強い同級生役に富田望生「はっちゃけられそうだな、よっしゃ!」(コメントあり)https://t.co/2hlHB7sd2j#ナンバMG5 #富田望生 pic.twitter.com/7kiMW4sksg
— コミックナタリー (@comic_natalie) March 22, 2022
富田望生さんの出身高校は詳細不明
富田望生さんは、冒頭のように中学時代にタレント活動を始めました。高校は、結論として詳しいことは分かりません。
芸能コースのような特別な仕組みのある日出高校や、堀越高校という可能性はありますが、同年代の人から同期だった等のウワサも特にはないようです。
たとえば同じ2000年生まれの前田旺志郎さんは(12月7日生まれなので学年はひとつ下)堀越高校から慶應義塾大学に進学しました。浜辺美波さんも堀越高校出身。
また、上白石萌歌さんは、2000年2月生まれで、富田望生さんと誕生日も数日違いで、実践学園高等学校から明治学院大学に進学。
・・などと他の方の出身校を挙げても、特に富田さんに関連する参考になる情報はまだありません。
特に秘匿することでもなく、若い女優さんゆえに情報が少ないと考えられます。
そういえば、『ソロモンの偽証』でヒロインを務めた、役名も芸名も同じ藤野涼子さんについても、出身高校やその他の情報は分かっていません。
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クラーク記念国際高校(北川景子さんら)のような通信制の高校に進んだ、あるいは日出高校の通信コースに所属するなど・・・もろもろの可能性は考えられますが、情報が分かり次第追記します。
いずれにせよ、2017年からジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属してる富田さんは、通学にせよ通信にせよ、東京都あたりの学校機関を拠点としていたと推測されます。
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(2024年)
富田望生さんの出身地福島県いわき市と出身小学校、出身中学校
富田さんは福島県いわき市の出身であることは明らかながら、出身小学校を特に公表はしていません。しかし以下のFacebookのコメントからいわき市の「郷ヶ丘小」の出身と見られます。
公式データでないので、以下のコメントは決定的な話ではありませんが、もし疑問の余地を挟むとしたら、卒業は「郷ヶ丘小」ではなく、引越し先の小学校だったのでは?というくらいです。
富田望生さんの出身小学校:いわき市立郷ケ丘小学校
所在地:福島県いわき市郷ケ丘3丁目50−18
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いわき市は福島県でもやや南部の浜通りの都市の一つ。スパリゾートハワイアンズのある所もいわき市で、いわき市は海に面している地域もあるけれど、JRいわき駅周辺の市街地は内陸という、そんな都市になります。
2011年3月の東日本大震災のとき、11歳になったばかりのみうさんは、母親の仕事の関係でやむを得ず6年生から転校し、しかし、故郷のいわき市にはたいへん、後ろ髪をひかれる思いだったようす。
以下は2018年にリクルートワークス研究所の「若者の時代」にて取材を受けた時のコメントです。
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仲のいい友達や大好きなピアノの先生と離ればなれになることが嫌で嫌で仕方がなくて、
東京に行く新幹線のなかで「東京になんか行きたくない。今からでも福島に戻ろうよ」と言って母を困らせたのを覚えています。
小学6年生になったときでした。
(https://www.works-i.com/works/series/karera/detail004.html より)
その時まで、ピアノを習って自分もピアノの先生になりたいと思い、「自然と先生が卒業した高校や大学にも興味がわき、同じような道に進もうと思っていました」とのことですから、ひょっとしたら、ピアノの先生になっていたかもしれません。
これらの様子から、富田さんはいわき市の小学校(おそらく郷ケ丘小学校)の出身ではあるけれど、卒業時には、都内の小学校に移っていたと考えられます。
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次に中学校ですが、富田さんが入学し、あるいは卒業した中学については詳細は不明。
富田望生さんの出身中学が「府中市立府中第四中学校」(府中市美好町2丁目)という説が複数見られますが、情報ソースは不明のため確認でき次第追記します。
いずれ、小学校最後での経緯から、母親の仕事の都合から都内に移り、そこで住んだ地域の小学校(6年生のみ)と中学校に通学していたと想定されます。
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その中学時代に、『ソロモンの偽証』のオーディションがありました。
富田望生、映画『ソロモンの偽証』の役作りで「2ヵ月で15kgぐらい太った」 https://t.co/3gXwXIKNCj pic.twitter.com/ox75Y2YMFT
— 乃木坂46大好き\(^o^)/速報 (@nogizaka46lov15) September 23, 2017
『ソロモンの偽証』のオーディションの話があったのは、中学3年生に進級する直前でした。受験もあるので、ここで役がもらえなかったら辞めようと思っていました。
(同上)
このように中3の時期に映画の撮影があり、それが富田望生さんが高1のころに公開されたということになります。
劇中の「浅井松子」の役は観るものには強烈な印象を残しました。応募した動機としては次のように語っています。東京で再度ピアノを習っても長続きしなかった日々のあとのことーー。
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でもある日、「今、私は何もしていないな」と思ったんです。
何もしていないこの状況を変えたい。ただそのためだけに、インターネットでたまたま見つけたタレント募集に応募しました。
・・・(中略)・・・
女優になりたいというよりは、ピアノに代わる習い事感覚でした。
(同上)
ちなみに『ソロモンの偽証』でキャスト、特に浅井松子の両親はというと、以下の方たちです。
#ソロモンの偽証
— 富田望生ファン (@tomitamiufan) July 28, 2020
(父)浅井洋平役 #塚地武雅 #ドランクドラゴン
(母)浅井敏江役 #池谷のぶえ
さんツイッター2020/7/24より
浅井松子役 #富田望生 さんへメッセージhttps://t.co/FND2LTFBUihttps://t.co/G9LTwCeiuj#nhk_life @nhk_life_comedy #LIFE人生に捧げるコント pic.twitter.com/qOp1BULqQ9
映画で、この親子3人のほかほかした空気感がステキでした。
かつ、およそ理不尽な経過で亡くなった浅井松子さんのことも・・切ない話です。
余談ながら『ソロモンの偽証』では高木学年主任役が安藤玉恵さん(早稲田大学出身)だったり、のちの城東第三中学校の校長上野素子役が余貴美子さん、北尾教諭役が松重豊さん(明治大学出身)など、メインキャスト以外の配役も錚々たるメンバーでした。
もちろん、ヒロインの父親は佐々木蔵之介さん(神戸大学出身)。
中学生キャストの33人というメンバーも、今思うと特に豪華な顔ぶれ・・・
松子を追い詰めた形の三宅樹理役は石井杏奈さん、弁護側助手の野田健一役が前田航基さん、柏木卓也役が望月歩さん等々でした。
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ということで出身小学校、出身中学ともに、富田さんについては現在、この程度の情報になります。
富田望生さんの出身大学はなし
2000年2月生まれの望生さんは、現役で大学に進んでいるとしたら2022年の夏にはすでに、大学を卒業している年齢です。
ただし先述のように、大学に進学した話はなく、していないと考えられます。
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2020年に新成人を迎えた際、成人の日その日に『ヒルナンデス!』に富田さんは出演しました。そこで望生さんの母からの手紙が寄せられました。
2000年2月25日、パパが天国に帰った日から5か月後の月命日、パパにそっくりな望生に逢えたことが人生一番の喜びです。生まれてきてくれてありがとう!!
・・・(中略)・・・
『望んで生きる』望生は望生の生き方で、1分前までの過去を楽しんで、今から始まる未来を楽しんでいってね!! 成人おめでとうございます。(https://www.excite.co.jp/news/article/Techinsight_20200114_660013/ より)
ということで何とステキなお母さんでしょう。
こんな経緯で富田さんはお父さんとは会ったことがないわけですが、しっかり守られているのかもしれません。
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(そっくりな・・ということでちょっと胸が熱くなりました)
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冒頭の略歴を振り返ると、2019年には『3年A組-今から皆さんは人質です』でさらに知名度を上げましたし、連続テレビ小説 『なつぞら』ではヒロインの友人「よっちゃん」でした。
ひと頃「富田望生 結婚」というキーワードが注目されたのは、ドラマ中で番長との「結婚」があったからかもしれません。
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(成島出監督と)
ちなみに先程からの映画は、2021年にドラマ版『ソロモンの偽証』として公開されました。ヒロイン(上白石萌歌さん)始め、設定もキャストも変わったのですが、 浅井松子役だけは変わらず富田さんでした。
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2015年の テアトルアカデミー主催の合同LIVEでは中島みゆきさんの「化粧」を歌い、みゆきさんが好きだとのこと。
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2022年のドラマ『石子と羽男 そんなコトで訴えます?』ではゲスト出演で、富田さんにしては珍しく黒い部分を持ったキャラクターでした。
更新頻度は多くないながら公式ブログには、望生さんの心優しいテキストがたくさんあって好感を持っています。
繰り返しになりますが2000年生まれという若い方なので、今後の活躍がますます期待されます。2000年生まれで活躍中の河合優実さんも注目されます。
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連続テレビ小説『ブギウギ』での小夜役は少々クセが強く、個人的にはもっと富田さんの温かみが滲み出る役も見たいと思いました。一方で2025年の『港に灯がともる』も期待作です。
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以上、簡単で不明部分が多い現状ですが、富田望生さんの出身校についてでした。ご高覧ありがとうございます。