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八木莉可子さん、ポカリのCMで一気に有名に
八木莉可子さんの学歴と出身校についてご案内します。
八木莉可子さんは2001年生まれのモデルで女優。
滋賀県の出身で、2024年の春に大学を卒業しました。
中2のころモデルオークションでグランプリを得た翌年にポカリスエットのCMで有名になりました。中学から忙しかった訳ですが、上京せずにあえて地元の高校に進学(後述)。
近江兄弟社高校 ⇒ 明治学院大学
近江兄弟社高校は地元の、近隣の市にあるミッション系の私立高校でした。
さらに、明治学院大学(? 後述)に入学し、その時から都内に移動しました。
仕事も多忙だったと考えられますが、しっかり4年間で卒業し、卒業式の日の写真も素敵でした。
モデル等で活躍した一方で「アナザースカイ」のMCを務め、ドラマの出演も多くなりました。
2024年は『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』で口数の少ない「妹」を演じています。
八木莉可子(やぎ りかこ)
生まれ:2001年7月7日
出身:滋賀県
2008年:(推定)小学校入学、7歳
2014年:(推定)中学校入学、13歳
2015年:「#THE NEXT ASIACROSS MODEL AUDITION 2015」グランプリ
2016年:ポカリスエットのブランドキャラクター、『時をかける少女』でデビュー、「ミスセブンティーン2016」選出
2017年:(推定)近江兄弟社高校入学、16歳、『&美少女 NEXT GIRL meets Tokyo』主演
2018年:『チア☆ダン』柳沢有紀
2020年:(推定)明治学院大学入学、19歳
2021年:『スパゲティコード・ラブ』
2022年:写真集『pitter-patter(ピターパター)』大河ドラマ『鎌倉殿の13人』きく、『First Love 初恋』
2023年:連続テレビ小説『舞いあがれ!』、『パリピ関羽&張飛』主演、「Google Pixel presents アナザースカイ」MC
2024年:「ディオール ジャパン アンバサダー」、大学卒業、23歳、『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』竜星涼さんとダブル主演渡良瀬優貴
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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八木莉可子さんの出身高校は近江兄弟社(おうみきょうだいしゃ)高等学校
八木さんは、滋賀県近江八幡市にある近江兄弟社高等学校に進学しました。
中学で、すでにデビューしていましたが、普通に地元校を受験しての進学でした。
近江兄弟社高等学校
所在地:滋賀県近江八幡市市井町177
滋賀県のなかで近江八幡市は、大津市から見ると琵琶湖の対岸というのでしょうか、草津市、守山市、野津市、近江八幡市・・というように、琵琶湖の東側に連なる市の一つ。
さらに琵琶湖に沿って、彦根市や長浜市など、歴史の舞台に出てくる地名が並びます。
そんな中で、こちらの学校名がユニークなのは、設置者の「学校法人ヴォーリズ学園」が「近江兄弟社グループ」に属することに起因します。
「近江兄弟社」とは、創業者ヴォーリズの愛した「近江」の地名と、クリスチャン精神から来る「兄弟」を合わせて命名された名前。
よって大雑把な言い方ですが、近江兄弟社高校は、キリスト教主義の私立高等学校ということになります。
英語ではOmi Brotherhood Senior High School(OBS)
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ところで同校が個人的に記憶にあるのは、堀田真由さんが在籍し、途中から都内の高校に移ったからでした。
現在、八木さんも卒業生として知られますが、歴史を遡ると国会議員の有村治子さん(ICUへ)、細野豪志さん(中学のみ、京大へ)らの出身校でした。
なお、近江兄弟社高等学校の近くには「安土城天主 信長の館」があり、「安土城跡」があり、史跡を尋ねるには、ワクワクが止まらないような地域に見えます(@個人の感想)。
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【指定校推薦】などについて、同校の公式サイトによりますと、
「連携校指定校推薦・高大連携入試枠」として、
同志社大学 22名、
関西学院大学 27名、
関西大学 7名、
龍谷大学 18名 などが挙げられていました。
【近江兄弟社高校の大学合格実績】は同校の公式サイトによりますと、「過去3年間 2022-2020」というデータでは以下のようになっていました。
国立大学
滋賀大学 2名
滋賀県立大学 4名など
私立大学
同志社大学 60名
関西学院大学 41名
立命館大学 45名
龍谷大学 93名
同志社女子大学 56名
京都橘大学 128名
関西大学 26名
近畿大学 19名
京都産業大学 29名 など多数
滋賀県の高校から関東の大学への進学は、データ的にはよく分かりませんが、莉可子さんが明治学院大学に進学したとすると(詳細後述)、同校でおそらく普通以上の成績を修めていたのではないでしょうか。
高3にあたる2019年には、仕事で多忙な一方、受験勉強にも励んでいたことでしょう。
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TBS7月期ドラマ「チア☆ダン」に
柳沢有紀役として出演させて頂くことになりました!
土屋太鳳さん演じる、藤谷わかばの親友役です!
早く言いたくて、そわそわしてたから情報解禁なって嬉しい😂笑 pic.twitter.com/UOHd7bwjNv— 八木莉可子OFFICIAL (@yagirikaco) May 23, 2018
(2018年の『チア☆ダン』にて柳沢有紀役でした)
高校時代の八木さんは、すでにデビューして仕事のための上京と地元の高校生活との両立を果たしていました。
「東京の高校を選ばなかった」理由について八木さんは次のように述べています。
私は、素の自分でいられる学校生活が今の私には大切と思って、地元での高校3年間があるのとないのでは私の中で将来的に何かが変わるような気がして。
(インタビューの詳細は次項に)
高校生活を充実させることは演技の部分でも活かされると考える、その賢明な姿がたいへん印象的でした。
ちなみに、2017年、2018年のころの莉可子さんは素のまま、というかあまりに可愛らしいツイートを多数挙げています。
私事ですが
今日、無事16歳を迎える事ができました🎉
誕生日をお祝いして下さったみなさん!本当にありがとうございます💕
16歳も私らしく全力で、頑張っていこうと思います!
今年も皆さんどうぞよろしくお願いします🙇 pic.twitter.com/28sSAPSx2Q— 八木莉可子OFFICIAL (@yagirikaco) July 7, 2017
可愛いだけでなく、八木さんは芯から真っ直ぐな人だと思いました。
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なお、『seventeen-web』によると、受験が済んで大学生になった2020年当時、「有名私立大学の1年生になった八木ちゃん」と紹介されており、
「『英単語アプリ mikan』は、間違えた単語がくり返し出てきて、自然と覚えられる」
「『YouTube』では、"古典 助動詞 覚え方"とかって調べて、替え歌で覚える方法とかをめっちゃ参考にしてました!」
など、莉可子さんから、受験勉強に役立つアドバイスがありました。そして「1日10時間勉強する」と決めていたそうです。
高校生として、仕事のない日は10時間勉強という固い意志を持って勉強していたことがよく分かります。
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八木莉可子さんの出身地守山市(?)と出身小学校、出身中学校
出身中学校を「アナザースカイMC」時代に訪ねる
時間は遡ります。
高校はこのように近江八幡市にありますが、八木莉可子さんの出身地は守山市と見られます。
その根拠は、八木さんが「Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)」のMCに選出され、地元を旅するという企画(2023年10月)において、
「デビューした当時通っていた中学校」
を訪ね、さらに「恩師から最後の授業」を受けるという設定があったからです。
番組中で学校名が出たかはともかく、地元の視聴者からは明らかにそこは、守山市の【守山北中学】だったということで話題となり、現在では広く知られた事実となった模様です。
さて、このような経緯を伝えた『毎日キレイ』の記事のタイトルは、
【八木莉可子:中学の時は生徒会長でひょうきん者 「アナザースカイ」新MCが地元・滋賀へ】
でした。
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出身中学校:守山市立守山北中学校
所在地:滋賀県守山市荒見町235
同校は、近江兄弟社高校と市が異なるとはいえ、直線距離10数キロの関係に見えます。
また、守山北中学校の通学区は「河西小学校区」のみということで、転校等がない限りその前の小学校は、守山市立河西小学校と考えられます。
地図では、あらためて見るまでもなく守山北中学校のすぐ側にあります。
守山市立河西小学校
所在地:滋賀県守山市小島町1843番地
このように推測部分も含めながら、八木莉可子さんの小・中学校はこの2校と考えられます。
なお、小学校のころは新体操を6年間習っていたことを、下記のインタビューで述べています。
お母さんのお友達が勧めてくれたオーディション
2015年のオーディション「#THE NEXT ASIACROSS MODEL AUDITION 2015」が開かれた時、莉可子さんは中2でした。
翌年、一気にさらに著名人となったのは、女優の登竜門とされる「ポカリCM」のキャラクターになったから。
これらの経緯について、デビューから3年経った2018年に『マイナビニュース』での取材がありました。
お仕事の時は地元の滋賀から新幹線で通っているんですが、富士山ぐらいになると「よし! がんばろう!」みたいなスイッチが入って、地元に帰ると「普段の八木莉可子」に戻ります。
(https://news.mynavi.jp/article/20180527-yagirikako/ より)
普段の自分に戻るという様子が、微笑ましいことです。この2018年の時点で莉可子さんは、まだ高校2年生。
「高校では良い意味で芸能人扱いされずに、みんな普通に接してくれるのでありがたく思っています」
とのことで気負いのない、とても健康な高校生の姿が思い浮かびます。この取材の時に、「中学では生徒会長をやっていた」ことも証されました。
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(自身のアカウントから。22歳になって投稿。可愛らしい・・日付が2007年に見えるため、小学校前のりかこさん、でしょうか)
またオーディションについては、幼時のころからIKKOさんに憧れるなど、ずっと憧れはあったけれど、なかなか実行に移す機会がなく・・・しかし、
「お母さんのお友達がオーディションを勧めてくれた」
ということで、それが中2のこと。
会場にはタンクトップとショートパンツで臨み「何でその格好なんですか?」と聞かれて「シンプルイズベストだと思って」と答えたそうです。
(その時の審査員の微笑ましい反応とか、勝手に想像してしまいました)
写真とウォーキング、面接の審査でした。写真は家で撮った簡単なもので(笑)。二次審査は自分の中でのコンテストのイメージというか、シンプルを意識してタンクトップとショートパンツ。でも、周りを見るとみんなかわいらしい格好で、焦りました(笑)。(同上)
翌年2016年のポカリスエットのオーディションでは、中学で踊っていたソーラン節を踊ったとのこと。(審査員の皆さんは「金八先生」を観ていた世代かも・・)
マネージャーさんからは「控室に聞こえるくらい全力で踊って来て!」と言われて、しっかり声を出して踊りました。
その頃、自分の携帯を持っていなくてお母さんのを借りてたんですよ。そこにソーラン節の音楽を入れていたんですが使い方をきちんと分かっていなくて。再生を押して、構え! ……で音が流れず。それを何回か繰り返していると、審査員の方が操作してくださいました(笑)。 (同上)
こうして、ポカリのブランドキャラクターとなりました。
「私がポカリ?」と周りの状況に追いついていない状態でした。今までがすごい方ばかりなので、「本当に私でいいのかな」とすごく不安でした。(同上)
こんな初々しい姿も眩しいことです。
ポカリの広告に八木莉可子さんを起用した人!天才!!
元気の塊!みたいなイメージなのにうざったくないこの雰囲気。グイグイ引き込まれる。関西弁もいい。 pic.twitter.com/Kg1iY4pKQq— たなはし (@coron5894) April 9, 2018
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その後、八木莉可子さんの学校のクラスで、持ち時間3分の催しでポカリダンスを披露したそうです。
何人かが「ポカリのダンスを踊りたい」と言ってくれて、最初は冗談だと思っていたんですが、「踊れる人がいるからやろう!」と盛り上がって。
ということで、とても新鮮ですがこの取材にて先述の「東京の高校を選ばなかった」点も語られました。
八木莉可子さんの出身大学は明治学院大学?
莉可子さんは、年代としては高校を卒業した2020年に大学に入学しました。また4年後の2024年春に大学を卒業したことは、ご本人アカウントのInstagramなどから明らかです。
その大学というのが、明治学院大学というのも、下記のような理由でほぼ確実と考えられます。
2024年4月の『クランクイン』の記事では、武元唯衣さんが青山学院を卒業、上白石萌音さん☆が明治大学卒業、野々村真さんの長女、香音さんが成城大学卒業などの情報と合わせて、八木莉可子さんの卒業も報道されました。
↓では自身のインスタで卒業を報告しているのですが、この写真の、特に「3枚目の背景」を見ると、レンガ造り構造が、かなり独特です。
ミッション系の大学で、お洒落なチャペル等を持つところは多いのですが、レンガと上の壁面デザインのユニークさから、この要素は、都心にある明治学院の礼拝堂や記念館(おそらく記念館)の近辺と見られます。
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明治学院大学白金キャンパスを見学💠礼拝堂(1916年)明治学院記念館(1890年)明治学院インブリー館(1889年) pic.twitter.com/VQO26N8WY7
— mayumama (@ma_yumama) October 4, 2024
「記念館」の周辺の拡大地図
このときの八木さん自身のコメント。
私事ですが、先日大学を卒業しました。
オンライン授業に手こずったり、食堂のメニューで永遠に悩んだり、卒論が終わらなくて半泣きで徹夜したり、キャリーケースを引いて大学に行ったり、大好きすぎて授業がなくても行ってみたり…。
(https://www.instagram.com/p/C5igc8evIkK/ より)
授業がなくても行ってみたり・・とは、母校を心から愛していた様子が分かります。
なお明治学院大学の公式サイトによりますと、【明治学院礼拝堂(白金チャペル)】は、竣工は1916年で関東大震災で被災し、改修し、その後の増設を経て上空から見ると十字型の、現在の形になったそうです。
東京女子大学の礼拝堂も、建造物の歴史上意義あるものとされますが、明治学院のこれらの建物もたいへん趣が感じられます。
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ちなみに2020年に大学に入学した皆さんは、学生としては代表的なコロナ禍被害者と言えるかもしれません。
入学時はまだ混乱期で外出もままならず、都内の多くの大学にて地方から上京した学生が、都内にいる必要があるだろうか(?)と悩むほど、休講やオンライン授業が多いと言われた時期ーー。
そんなタイミングで学生生活をスタートした人はたいへんお気の毒でした。
しかし、何れにしても八木さんがしっかり4年で卒業したのは立派です。
明治学院大学
本部の所在地:東京都港区白金台1丁目2−37
なお、2020年の「週刊SPA」の取材で八木さんが「社会問題や環境問題を学んでいます」と答えたことから、学部が社会学部と推定する説も見かけますが、それだけで学部を特定するのは早計と弊サイトでは考えています。
もっとも、社会学部のの可能性は他の学部より高いでしょう。
明治学院の学部は2024年現在以下の構成になります。
文学部
経済学部
社会学部
法学部
国際学部
心理学部
なお大学の公式サイトによりますと、2024年5月1日現在の学生数(学部のみ)は12,478名ということで、あらためて、大きな大学であることが分かります。
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「明学」と呼ばれる明治学院大学が創立されたのは、まだ江戸時代のこと。1863年にヘボンさん夫妻が横浜にやってきて開かれました。
現在の大学名になったのは戦後でした。
「明学」の出身者には元貴族院議員の賀川豊彦さんや、ヤンキー先生として著名になった義家弘介さん、元千葉県知事の森田健作さんらがいます。
さかのぼると島崎藤村も明治学院の出身で、『広告批評』の天野祐吉さんや、作家の太田治子さん、鈴木おさむさん、女優の安田成美さん。篠原ゆき子さんらが出身者となります。
そして近年では上白石萌歌さん、趣里さんなどが知られています。
都心にあるというだけでなく、建造物にも歴史があり、お洒落な雰囲気が漂います。卒業にあたっては、授業の出席日数なども厳しいという噂も聞きました。
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大学4年間も活動は忙しく続いていました。
しかし、八木さんは学生生活もしっかり楽しんでいる様子があります。高校も敢えて地元を選んでしっかり高校生活をしたという姿勢と一貫していると、感心しました。
その様子というのは、2022年10月の『学生新聞』での取材でした。
Netflixシリーズ「First Love 初恋」で共演した木戸大聖さんとともにインタビューされています。
私は現在大学3年生で、仕事と学業を両立した生活を送っています。いままではオンライン授業がほとんどだったのですが、この秋からはすべての科目が対面形式になりました。友人と一緒に授業を受けたり、昼休みは食堂で美味しいご飯を食べたりと、とても楽しいキャンパスライフを送っています。
(https://daigakushinbun.com/post/views/1307 より)
上記インスタでも、「食堂のメニューで永遠に悩んだり」という飾らないコメントがありましたが、楽しいというのが、上辺だけの言葉でない様子が伝わってきます。
じつはこの取材でも子どもの頃を「家の周りは自然が豊かで、幼少期は田んぼで遊んだり、おたまじゃくしを捕まえたりするなど、とても活発な少女だったように思います」と語っています。
繰り返しになりますが、やはり八木さんは自然豊かな環境でのびのび育ってきたようです。
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大学4年にあたる2023年には朝ドラの『舞いあがれ!』にも出演しました。さらに「Google Pixel presents ANOTHER SKY」、アナザースカイのMCに。
そして2024年、大学を卒業して間もないのですが、『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』にて、竜星涼さんとダブル主演で渡良瀬優貴を演じています。
たいへんテンポの早い、期待されるドラマです。
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以上、簡単ですが期待してやまない八木莉可子さんの出身校についてでした。