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「セーラー服と機関銃」で人気が沸騰した薬師丸ひろ子さん
薬師丸ひろ子さんの学歴、出身校についてご案内します。
薬師丸ひろ子さんはベテラン女優で歌手。東京の都心、青山で育ち、原宿幼稚園に通い、青山中学一年の時に映画『野性の証明』でデビューしました。「セーラー服と機関銃」によるフィーバーはご存知の通りです。
高校は都立の八潮高校に入学し、高校時代に一旦は女優業を中断してから玉川大学に進学しました。
都立八潮高校 ⇒ 玉川大学
玉川大学では文学部の英米文学科を卒業。一時、玉川大学は「薬師丸さんに会える」（？）憧れの大学という盛り上がりを見せました。
卒業後の幅広い活躍は周知のとおりです。
薬師丸ひろ子（やくしまるひろこ、本名・薬師丸博子）
生まれ：1964年6月9日
出身：東京都北青山
1971年：（推定）青山小学校入学、7歳
1977年：（推定）青山中学入学、13歳
1978年：『野性の証明』でデビュー
1980年：（推定）八潮高校入学、16歳。『翔んだカップル』主演
1981年：『セーラー服と機関銃』の大ヒット
1982年：休業宣言（12月に玉川大学推薦入試合格）
1983年：玉川大学入学、19歳。『探偵物語』
1984年：『Wの悲劇』
1985年：角川春樹事務所から独立
1988年：玉川大学卒業、24歳（病気で休学のため5年で卒業）
1990年：『病院へ行こう』
1991年：玉置浩二さんと結婚、27歳。（1998年に離婚）
1997年：『ミセスシンデレラ』
2002年：『木更津キャッツアイ』浅田美礼
2005年：『1リットルの涙』、『ALWAYS 三丁目の夕日』
2013年：『あまちゃん』鈴鹿ひろ美
2016年：『富士ファミリー』
2019年：『いだてん〜東京オリムピック噺〜』
2020年：『エール』
2021年：『最愛』真田梓
2022年：『とんび』たえ子 、『川っぺりムコリッタ』、『拾われた男 Lost Man Found』山村
＊その他、出演など多数。薬師丸さんの歌手活動については基本的に省略しています。
＊略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
#エール
— 朝ドラユニバース@朝ドラ小ネタ探求者 (@AsadoraUniverse) May 6, 2020
薬師丸ひろ子さんが演じる音の母ちゃんは雷おこしを食う！！！
ちなみに、あまちゃんの薬師丸ひろ子さんは、天野アキと濡れおかきを食べるシーンがある。#あまちゃん pic.twitter.com/TqqC7PZEjr
薬師丸ひろ子さんの出身高校は都立八潮高等学校
都立八潮高校は、場所は東京都の八潮ではなく、埼玉県の八潮市にでもなく、品川区にあります。
名前に「八」が付くのは、旧制府立第八高女からきたとのこと。創立は1918年。
同校がグループ合同選抜制度を導入したのは1982年のことなので、薬師丸さんが入学した当時は、学群制度により「旧第一学区」内で城南高校・赤坂高校とで「12群」を組んでいた時代のこと。
おそらく都心育ちで青山中学に通学していた博子さんにとっては、この地域によって、制度上、振り分けられたような形で八潮高校に入学したのではないかと考えられます。
学群制度とは、簡単に言うなら「学力が平均になるように」合格者を振り分けるもので、この方式により、たとえば日比谷高校は進学実績が下がったなどの事実が、歴史的な経緯として知られています。
東京都でその辺の問題点に取り組んだのが、かつての石原慎太郎知事でした。
そのあたりはキリがない話となりますが、いずれ、1994年以降は単独選抜制度で受験を行っています。
都立八潮高校
所在地：品川区東品川三丁目27番22号
都立八潮高校は芸能人なども輩出しました。関根勤さんも、社会人類学者の中根千枝さんも卒業生。
また近年では、二階堂ふみさんも八潮高校から慶応大学に進学しました。二階堂さんは、朝ドラ「エール」で薬師丸さんの娘。
薬師丸ひろ子さんが『セーラー服と機関銃』であまりにも有名になり、映画のなかのセーラー服が同校の制服というのエピソードも、また有名になりました。
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埼玉の八潮高校の制服はちょっと違います。当たり前ですが。
略歴のように、薬師丸さんは、中学生の時からデビューしており、高校生になり、最初は出演を固辞していた相米慎二監督の『翔んだカップル』で主演。
さらに、翌年『セーラー服と機関銃』が、映画も、薬師丸ひろ子さんが歌った曲としても大ヒットしました。
セーラー服の女子高生が零細やくざ組織の組長となり、クライマックスでは機関銃をぶっ放すという意表を突いた奇想天外な話を成り立たせたのは、
薬師丸のスターとしての威力以外の何物でもなかった。
硝煙に包まれたヒロインが放つ「カ・イ・カ・ン」という呟きは、流行語になったほどである。
また、彼女の歌う主題歌『セーラー服と機関銃』もヒットして、上々の歌手デビューを飾った。
（光文社『セーラー服と機関銃』をはじめ、主演作を次々に大ヒットに導いた映画女優薬師丸ひろ子の時代2020/04/29 より）
この映画の反響は想像をはるかに上回るもので、ある時大阪で薬師丸さんの舞台挨拶が予定されると、ファンが集まりすぎて、機動隊まで出動し、挨拶も上映も中止したという、信じられないような事態ーー。
さらに空港にまでファンが押しかけたそうです。
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しかし、その映画に出演した後、博子さんは、大学受験に向けて1年半の休業期間を設けています。そのあたりに意志の強さを感じさせられます。
薬師丸さんは、そもそも『野性の証明』でデビューした後、その1作で引退も考えていた人。
最近この歌の歌詞が浮かぶ。角川映画の野生の証明は忘れかけてるけど、高倉健、薬師丸ひろ子、中野良子の存在感は凄く、凄い映画なのです。
— 川蝉☆奇蹟の月 (@kawasemi_11) February 15, 2019
☆ 「野生の証明」 戦士の休息 町田義人
☆ https://t.co/fdjMX5oKDO pic.twitter.com/dqICWJM3Ve
高校時代も、先生からは学校を休むなと言われ、「普通の高校生」であることを目指した等、意外なエピソードが残っています。
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薬師丸さんの出身地、北青山と出身小学校、出身中学校
薬師丸ひろ子さんの出身地は、港区の北青山とされます。北青山とは、北青山一丁目から北青山三丁目のことでひろ子さんの出身中学、青山中学も北青山1丁目となります。
港区立青山中学校
所在地： 東京都港区北青山１丁目１−９
都心でありながら、広々とした空気が感じられる一帯ですね。鶴見辰吾さんは幼稚園も小学校も一緒で（中・高以降は成蹊）、幼馴染みでした。薬師丸ひろ子さんの出身小学校は、青山小学校でした。
港区立青山小学校
所在地： 東京都港区南青山２丁目２１−２
青山小学校も、青山中学と道を挟んですぐの近隣関係。
幼稚園は原宿幼稚園。
所在地：渋谷区神宮前３丁目４２−１
現在も人気の幼稚園だそうです。
メイクアップアーティストとして活躍する「岡田サリー」さんのブログ（2012-08-13）によると、岡田さんは渋谷区の原宿幼稚園の出身で記事に「同級生に、薬師丸ひろ子ちゃん（彼女は北青山の都営団地でした）、鶴見慎吾くん・・」という記載があります。
ちなみに薬師丸さんと鶴見さんは1980年に『翔んだカップル』で共演しました。
いずれ、青山霊園もあり、秩父宮ラブビー場もあり、ワタリウム美術館もあるこんな街なかで薬師丸さんが育ったということのようです。同じくこの近辺で育ったのが高橋一生さんです。
この地域の集合住宅に住んでおられたのでしょう。小さい薬師丸さんがエレベーター前で母親を待ったという話もあります。
薬師丸ひろ子さんの出身大学は玉川大学
高校時代の後半は、このように仕事を休んで受験勉強に専念していましたが、12月に推薦入試の合格が決まり、1983年に入学しました。
玉川大学は、玉川学園が運営する私立大学で、創立者の小原國芳氏が「全人教育」を掲げたことはあまりに有名。
おもなキャンパスは、町田市で住所にも玉川学園が含まれます。
玉川大学は、スタート時は文学部と農学部でしたが、その後工学部が設置され、現在は経営学部も芸術学部なども擁する総合大学となっています。
玉川大学はチャペルや礼拝堂が築かれ、しかし特定の会派に属するミッションスクールではないとのこと。学生数は7000名くらい。
玉川大学
所在地：東京都町田市玉川学園六丁目1番1号
「玉川学園前駅」という文字通り玉川学園に行くためのような駅があります。
以前に知人が玉川大学に入り、寮に入ろうという時に、持ち物に、両親だったか家族の写真を、部屋に飾るために準備するという話があり、そういう気遣いの大学なんだと思いました。
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薬師丸ひろ子さんは、玉川大学では英米文学科でした。高校時代も「普通の高校生」であろうとしたように、学生としても普通の大学生であろうとしたし、実際、玉川大学は出席にも厳しく、博子さんもしっかり学業を修めたもようです。
薬師丸ひろ子さん、若い時もよかったけど、今めちゃいい💕#薬師丸ひろ子 #ミュージックフェア#守ってあげたい pic.twitter.com/cEbQHUBkil
— 花🌸 (@sakichachan) October 9, 2022
薬師丸さんが玉川大学に入学したことで、ことに翌年は倍率が上がったそうです。
会いたくて会いたくて玉川に入ったという人も結構いたという逸話ーー。年齢はかなり離れていますが、俳優の千葉雄大さんも玉川大学に進学しました。
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その後の活躍は、あまりにもエピソードが多く、濃いファンも多く、もちろん幅広いファンもいます。出演歴なども記しきれないような活躍ですが、2019年に大河ドラマ『いだてん』、2020年の朝ドラ『エール』への出演も記憶に新しいところ。
その前に話題作『あまちゃん』での鈴鹿ひろ美役もありました。
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若い頃の薬師丸さんはもちろん魅力的ですが、年を重ねると、また余裕ある優しい表情が滲んできて、さらに好きです。以上、薬師丸ひろ子さんの出身校についてでした。
