吉川愛さんは本名の吉田里琴(よしだりこ)さんとして人気だった
吉川愛さんの旧芸名は吉田里琴(よしだりこ)さんで、子役から高2の春まで旧芸名で活躍していました。
3歳の頃から芸能活動を始め、小学校時代も中学校時代も仕事に多忙。
出身校は中学から日出中学に入ったと見られています。
日出高校 ⇒ 進学せず
中学からの内部進学と思われる日出高校で、2016年の春に突然、学業に専念したいと引退を発表しました。
しかし、1年の間を開けてスカウトされ、再デビューすることになりました。
その結果、2017年の『愛してたって、秘密はある。』以降は、新たな芸名となり、昨今ではすっかり新芸名の吉川愛さんが定着しているように見えます。
数々のドラマや映画に出演し、20代にして貫禄ある女優の一人となっています。
吉川愛(よしかわ あい 旧芸名・吉田里琴 よしだりこ)
生まれ:1999年10月28日
出身:東京都
2004年:5歳でCMデビュー
2006年:(推定)小学校入学、7歳、『対岸の彼女』田中あかり
2007年:『山田太郎ものがたり』
2009年:「メイちゃんの執事」、10歳
2010年:『ハガネの女』菊田真理衣
2012年:(推定)日出中学校入学、13歳
2013年:『ルームメイト』萩尾春海、『あまちゃん』 高幡アリサ
2014年:『三匹のおっさん〜正義の味方、見参!!』新垣美和
2015年:(推定)日出高校入学、16歳、『美しき罠〜残花繚乱』柏木美羽
2016年:4月、引退を発表
2017年:4月、新芸名で再デビュー、『愛してたって、秘密はある。』浦西果凛
2018年:高校卒業、『シグナル 長期未解決事件捜査班』工藤和美、19歳
2019年:『初めて恋をした日に読む話』江藤美香、『十二人の死にたい子どもたち』 マイ
2020年:『転がるビー玉』主演、『恋はつづくよどこまでも』酒井結華 、21歳
2021年:『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~』主演、『就活生日記』主演
2022年:『明日、私は誰かのカノジョ』主演、23歳
2023年:『’やっぱそれ、よくないと思う。』主演、『真夏のシンデレラ』 滝川愛梨 、『忘恋剤』主演
2024年:『降り積もれ孤独な死よ』ヒロイン、『マイダイアリー』 白石まひる
2025年:『PJ 〜航空救難団』乃木勇菜 、26歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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吉川愛さんの出身高校は日出高校?
吉川愛さんは、「思い出こみゅ」などの情報で、中学から入って日出学園の「日出中学・日出高校」に進んだとされています。
ただし厳密には日出中学・日出高校であった直接的なソースは不明。
日出高校の出身者は古い時代の方ほど情報は多いのですが、2000年前後に生まれた若手の人に関しては意外と明らかにされていません。
日出高校(現在は目黒日本大学高等学校)
所在地:東京都目黒区目黒1丁目6−15
高校時代は吉川愛さんにとって、結果的に大変動の時代でした。
後述のように、子役から活躍してきた吉川さんは高校時代はすでに経験豊かな「高校生女優」でした。
しかし、高二の春に一度引退宣言をして仕事を辞め、高三の春に再デビューという大変忙しい、かつ劇的な時期だったと言えます。
***
引退についてはこれまで、複数の記事が伝えています。
引退を宣言した理由について、当時は憶測も含めて諸説があったようです。
しかしご本人は当時、シンプルに「学業に専念するため」としています。
2016年当時の記事では以下の様子。
「私は今まで時間を使い分けて学業と仕事を両立してきましたが、これからは学業に専念するため、本日をもちまして芸能活動を終了することにしました」
(『スポニチ』天才子役”“あまちゃん”吉田里琴が芸能界引退を発表…学業専念 [2016年4月1日 より)
引退していた期間中にパン屋のアルバイトをしていたことは有名。
人生で初めてバイトをしました。パンが好きって理由でパン屋さんで半年ほど働いていました。
・・中略・・
パン屋さんだと休憩時間は1時間しかない。その間もずっと動いていなくてはいけないし、お客さんへの接客の仕方だったり、お金を稼ぐってこんなに大変なんだと改めて実感しました。
(https://www.oricon.co.jp/news/2094259/full/ より)
これは2017年の『愛してたって、秘密はある。』で再デビューするときのコメントでした。
休業中は、気にせずに充分に日焼けもできたとのこと。
さらに得たものとして・・
「プライベートでさえ人と話すことが苦手だったのですが、お客様と接しているときに、こう対応したらいいとか話し方とか、説明力とかも話し方を学べたし、いろんなお客様と話しているうちに前より人見知りをなくせた気がします」
と言っていますから、結果的に有意義な一年間だったと言えそうです。
時間を経て2023年に『グータンヌーボ2スペシャル』に出演したときには、『真夏のシンデレラ』で共演した森七菜さんから「女優以外の仕事を考えたことはないか」と聞かれて・・
・・「だから1回辞めたんですよ、1年くらい辞めた時があって」と言い、「その時はどうしてもパン屋さんで働きたくて」と理由を明かした。パン屋で初めてのアルバイトもしたという吉川は「楽しすぎて6kgぐらい太りました。1ヶ月1kgずつ増えて」と明かして森らを驚かせた。
(https://www.crank-in.net/news/130381/1)
ということでパン屋さんで働きたくて辞めたかはーーーニュアンスが微妙ですが、今となってはそのようにサラッと言える出来事だったかもしれません。
2017年に活動を再開し、翌年には高校卒業ですから、瞬く間に過ぎた高校時代でした。
ちなみに引退の前に出演した『美しき罠〜残花繚乱』について、当時次のように伝えられています。
最新作の『美しい罠』では、ちょっと反抗期に入った娘を好演。今まで演じてきた役とはひと味違う、大人っぽさも見せている。いつまでも吉田里琴を「子役」と思って、そのイメージで見てきた人も、『美しい罠』の演技を見ると、いつのまにか演技力のある魅力的な女優に成長していたことに、きっと驚くはずだ。
(2015年『月刊タレントパワーランキング』「可憐な演技派・吉田里琴は15歳にして女優歴10年」)
20代にして貫禄ある美貌の吉川さんですが、15歳で、すでに大人の姿を見せていたことが分かります。
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(2024年)
吉川愛さんの出身地東京と出身小学校、出身中学校
吉川愛さんは東京都の出身で、「思い出こみゅ」などで出身小学校は葛飾区立住吉小学校とされています。すでに同校のおもな出身者の一人で、勝間和代さんの出身小学校でもあります。
出身小学校:葛飾区立住吉小学校
所在地:東京都葛飾区高砂8丁目14−1
同校は設立が1935年という歴史を持ちます。最寄り駅は京成高砂駅ながら、隣の柴又駅からもあまり離れてはいません。
帝釈天や寅さん記念館も遠くはありません。
また、京成高砂駅を挟んで小林聡美さんの出身校である現在の「高砂けやき学園」も見えているそんな地域となります。
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続いて中学は上記のように日出中学に進み、そのまま日出高校に内部進学したと見られます。
日出高校の出身者は多いのですが、中学・高校がともに日出だった方は少なく、女優の森田想さんは、「中高一貫の日出学園」に進んだことがほぼ確実とされています。
そこで勝手な推測になりますが、森田想さんは2000年の2月生まれのため、1999年10月生まれの吉川愛さんとは同じ学年ということになります。
(直接的な根拠となる資料を見たことがありませんが・・)
いずれにしても芸能コースを設けている日出学園に、吉川さん(当時、吉田里琴さん)と森田想さんが同級生としていた(?)としても不思議はありません。
ただし繰り返しになりますが、吉川愛さんが日出中学、日出高校の出身という確かな根拠はまだありません。
出身中学校:目黒日本大学中学校(当時は日出中学校)
所在地:東京都目黒区目黒1丁目6−15
日出中学の住所は日出高校と同一になります。
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録画していた坂の上の雲(再放送)を視聴。
真さん役の染谷将太がドチャクソイケメンだったのにビビる。(成長後は阿部寛)
それに加えて、りーさんの幼少期役の吉田里琴ちゃんが、現:吉川愛なのは全く気づかんかったわ!!!! pic.twitter.com/hZ4uZouRmW
— えぬせ (@nseman) September 15, 2024
幼児期に芸能活動を始め、5歳でコマーシャルに登場していた吉田里琴(よしだりこ)さんは、小1の頃に『対岸の彼女』に出演し、続いて小学校時代に注目された『山田太郎ものがたり』にも、『メイちゃんの執事』にも出演。
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(『メイちゃんの執事』にて。保護しているのは鈴木亮平さん)
まさに天才子役と言われた一人でした。
また中学生時代に朝ドラの『あまちゃん』にも出演し、上記引用の記事タイトルにも「天才子役 あまちゃん 吉田里琴が芸能界引退を発表」とされる存在でした。
現在ではすっかり「吉川愛」さんですが、それまで視聴者にとって子役の「吉田里琴」ちゃん。
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子役時代は、まさに3歳からのスタートでした。
――わずか3歳で芸能界に入った経緯を教えてください。
『いないいないばあっ!』(NHK Eテレ)の最後にたくさん小さい子が出ているんですが、母があのてんとう虫の衣装をどうしても私に着せたくて事務所に入れたのが芸能界に入るきっかけでした。
(https://ananweb.jp/categories/entertainment/17662 より)
結局、『いないいないばあっ!』でなく『おかあさんといっしょ』に出てその日は黄色い風船をもらって帰ったそうです。その後・・
「3~5歳の間に約200本オーディションを受けているんですが、全部落ちたことも覚えています」
ということで、小学校時代も仕事であまり学校に行けなかったとのこと。それで勉強の基礎が分からないまま中学、高校と進んで一度学業に専念したいという思いに至った様子。
しかし1年後に現在の事務所の方にスカウトされて復帰しています。
道で会ったファンの方から「またテレビで見られる日を待ってるね」と声をかけていただいたりして、それが思った以上に心に響いてすごく嬉しくて。そんな時に今の事務所の方にたまたまスカウトされたんです。
(同上)
スカウト時にその人物は、かつて子役をしていた「吉田里琴」ちゃんだと知らなかったそうなので、やはり光るものがあったのでしょう。
(当時は吉田里琴@yoshida_riko として頻繁に更新されていました)
(画像引用元;https://twitter.com/yoshida_riko より 当時の公式Twitterは終了しています)
吉川愛さんの出身大学はなし
このように高校時代に一度は引退し、再デビューした吉川愛さんは、『愛してたって、秘密はある。』以来さらに怒涛の出演を続けています。
大学等へは進学していません。
まだ高校卒業から10年も経っていないわけですが、「吉川愛」名義にての活動はかなりのボリュームとなっています。
2019年に『十二人の死にたい子どもたち』 に出演したときは、自分の性格についてこう答えました。
友達からは「サバサバしている」「悩みがなさそう」と言われます。天真爛漫(らんまん)、それが一番の長所なのかなと思います。ある意味、今回『十二人の死にたい子どもたち』で演じたマイちゃんと性格が似ているんです。
(https://www.cinematoday.jp/page/A0006453 より)
共演の杉咲花さんには強い刺激をうけたとのこと。
映画『転がるビー玉』、ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』など、主演作も多い一方で、連続ドラマの2024年『降り積もれ孤独な死よ』や、2025年『PJ 〜航空救難団』などでも、確実にインパクトを残す女優さんとなっています。
明日、私は誰かのカノジョ Season2 #02
吉川愛 横田真悠 pic.twitter.com/p19XEx3e5Z— ●∑ (@Ru_oUq) May 23, 2023
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(2024年の『マイダイアリー』にて)
吉川さんのインスタには時々桜田ひよりさんが登場します。
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以上、簡単ですが吉川愛さんの出身校についてでした。