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多彩な演技を見せる鶴見辰吾さん
鶴見辰吾さんの学歴と出身校について。
鶴見辰吾さんは大河ドラマや朝ドラも含めてじつに多様なドラマで活躍しています。
東京都の出身で、地元の青山小学校から成蹊中学校・高等学校に進み、そのまま成蹊大学に進学し、法学部政治学科を卒業しました。
成蹊中学校・高等学校 ⇒ 成蹊大学
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中学に入って早々にデビューしたので、中学からから大学までずっと俳優を務めながらの学生生活でした。青山育ちで、薬師丸ひろ子さんとは幼馴染でした。
大学卒業後の継続的な活躍は周知のとおりです。
鶴見辰吾(つるみしんご)
生まれ:1964年12月29日
出身:東京都
1971年:(推定)青山小学校入学、7歳
1977年:(推定)成蹊中学入学、13歳。『竹の子すくすく』でデビュー
1979年〜:『3年B組金八先生』宮沢保 〜2011年
1980年:(推定)成蹊高等学校入学、16歳。『翔んだカップル』田代勇介
1982年:連続テレビ小説「ハイカラさん」
1983年:(推定)成蹊大学入学、19歳。『高校聖夫婦』安西俊
1992年:『一杯のかけそば』兄
1994年:『こころ』私役
1999年:『鮫肌男と桃尻女』
2005年:大河ドラマ『義経』平宗盛、41歳
2011年:『DOCTORS〜最強の名医〜』坂口和夫
2012年:『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』小竹由紀夫役、『梅ちゃん先生』立花陽造、48歳
2014年:大河ドラマ『軍師官兵衛』小早川隆景、『若者たち2014』、50歳
2018年:『特命刑事 カクホの女』刈谷晋作役
2020年:『Daughters』並木宏忠、『サイレント・トーキョー』磯山毅、56歳
2021年:『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』久我山秋晴、『太陽は動かない』河上満太郎
2022年:『エンディングカット』渡辺正人
2023年:『ガラパゴス』、『TOKYO MER〜隅田川ミッション〜』、59歳
2024年:『完全無罪』真山健一、『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー』ビリーの父、60歳
その他出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
以下は『翔んだカップル』のことを振り返っての、鶴見さんのコメントです。
撮影当時は15歳。映画出演は初めてだったものの・・・(中略)・・・
ソファの上でゴロゴロしたり、制服のネクタイを捻ったり…俳優たちはセットの中におとなしく座ってはいない。
鶴見さんは「現場ではどんどん野放図になっていきましたね。たっぷり一日かけて1カットを撮影という現場で、緊張が削ぎ落とされていって、勝手に動けるようになっていきました。
監督の指示は、抽象的なことばかり。「俺も分かんないから、お前自分で考えろ」って」と回想する。(『翔んだカップル』トーク、ゲスト鶴見辰吾さん http://filmex.net/dailynews2011/2011/11/post-10.htmlより)
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鶴見辰吾さん出身高校は成蹊高等学校(出身中学も)
鶴見辰吾さんは上記のように成蹊高等学校に、中高一貫校ですから中学から進学しています。成蹊大学も良家の子息が多いと言われますが、中高一貫の成蹊中学校・高等学校もその傾向があるのでしょう。
成蹊大学と同じように、当然ながら成蹊の中学も高校も三菱グループとの深い関係があります。所在地も成蹊大学とつながっています。
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成蹊中学校・高等学校
所在地:東京都武蔵野市吉祥寺北町3丁目3−1
鶴見辰吾さんにとっては、中学一年で『竹の子すくすく』のオーディションでヒロインの弟役でデビュー。その後は『3年B組金八先生』や、上記のように『翔んだカップル』での難しい役などを、中高生として演じてきました。
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成蹊高等学校では成績が上位になると、成蹊大学への内部推薦制度を利用しながらも、他大学を受験できる内推併願制度があるそうです。他大学への受験をチャレンジしながら、成蹊大学にも進むことができるということ。
余談になりますが、絵本作家で『からすのパンやさん』で有名な、かこさとし(加古里子)さんの経歴は成蹊高校と東大の出身でした。
かこさとしさんの経歴との厳密な関係は不明ですが、成蹊高等学校が旧制成蹊高等学校だった時代、つまり尋常科4年+高等科3年の7年制旧制高等学校では、帝国大学への進学が保証され東大(東京帝国大学)にも多数の生徒が進学していたそうです。
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余談ついでに、戦前戦後を含めて当時の学制の変化は激しく、高等小学校とか女学校、旧制中学、旧制高校等、実感をつかめないよく分からない名称があるようです。
鶴見さんの幼少時代、薬師丸ひろ子さんと幼なじみ・・出身は青山小学校
時間がさかのぼって、幼児期のこと。
鶴見辰吾さんは幼稚園も小学校も、薬師丸ひろ子さんと同級生だったことが分かっています。なるほどお二人は1964年生まれで、鶴見さんは12月、薬師丸さんが6月生まれ。
こんなお二人が並んだら、どれほど可愛らしかったことでしょう。
出身小学校:港区立青山小学校
所在地: 東京都港区南青山2丁目21−2
出身幼稚園:原宿幼稚園
所在地:渋谷区神宮前3丁目42−1
ミッション系の幼稚園で、現在も人気の幼稚園だそうです。
同級生だったメイクアップアーティスト岡田サリーさんのブログには、幼児期の思い出に、「薬師丸ひろ子ちゃん、慎吾くん・・」と出てきます。
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この二人、鶴見辰吾さんと薬師丸ひろ子さんが共演したのが、1980年の『翔んだカップル』でした。
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「翔んだカップル オリジナル版」見ました。相米慎二監督作初鑑賞。全体にぶっきらぼうな作りですが、それが難点でなく、ちょっと凝ったトリッキーな撮り方や時代の空気が伝わる情景の捉え方、若いキャストの瑞々しい演技と魅力いっぱい。が!何より!薬師丸ひろ子たんの可愛さがぶっちぎりでヤバい!!!! pic.twitter.com/3E1l4wtPTS
— 木梨柳月 (@tativillehabit1) May 17, 2021
眩しいばかりです。
鶴見辰吾さんの出身大学は成蹊大学
鶴見辰吾さんは、成蹊学園の高校から成蹊大学法学部へ進学しました。
同じキャンパスの中ですから、鶴見さんは3年+3年+4年の通学となりますが、実際は大学を8年かけて卒業。
ずっと通学ではなく、大学時代は休んだ時期があるということ。一旦辞めたけれど復学したようです。
成蹊大学
所在地:東京都武蔵野市吉祥寺北町3丁目3−1
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読売新聞によりますと、大学について以下のように述べました。
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俳優と「二足のわらじ」をはきながら、8年かけて意志を貫き通せたのは、仲間がいたからです。
中学から大学まで通った成蹊学園は、生徒の結束が固い。友だちと過ごした愛着のある学校を、僕だけドロップアウトしたくなかったんです。
(「大学卒業、あきらめず猛勉強…鶴見辰吾さん」2014年10月06日より)
そして担当教授の加藤節氏から「勉強してくれて、ありがとう」と言われたとは、なんともありがたい話ですネ。その後、鶴見さんは学園創立100周年映画「たしかなあしぶみ」に出演しています。
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成蹊学園といえば、有名なことながら安倍晋三元首相は、小学校から中学校、高等学校そして成蹊大学と、すべて成蹊に通っています。
また、中井貴一さんは3年年上で、中学から大学まで成蹊ということも鶴見さんの一緒となります。
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鶴見さんは、ロードバイク好きとして有名。また50代で始めたマラソンでも素人とは思えない成績を残しています。2016年の横浜マラソンでは、3時間9分27秒の初公式記録で完走したそうです。
#自分が似ていると言われた有名人・キャラクターをさらす見た人もやる
中学生の頃は金八先生の鶴見辰吾さんに似てると良く言われました
天パだったからだけだと思われます今は毛が無いので眼鏡を掛けたピッコロ大魔王です(笑) pic.twitter.com/u1CkPSzt5s
— futoshibo1967 (@ballaka1985) May 14, 2024
(今さらながら、「金八先生」ではセンセーショナルなテーマが扱われました)
出演作等は多くて列挙しきれないのですが、鶴見辰吾さんは今後もそんな活動が続くことでしょう。2024年には還暦を迎えます。
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以上、鶴見辰吾さんの出身校についてでした。