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かつては二世俳優さん?今はベテランの代表!中井貴一さん
中井貴一さんの出身校と学歴についてご案内します。
中井貴一さんは、佐田啓二さんの息子で二世俳優。というより、もはや立派なベテラン俳優さんで数え切れない活躍をしています。
東京都の出身で成蹊中学校・高等学校から成蹊大学に進学しました。
成蹊中学校・高等学校 ⇒ 成蹊大学
成蹊では経済学部を卒業。
父親の佐田啓二氏は大スターでしたが、1964年に交通事故で亡くなり、1940年代から1960年代にかけて活躍していた方なので、むしろ現在では知らない人のほうが多いかもしれません。
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ご本人は俳優になる等は、まったく考えなかったそうです。しかしその秘めた能力を信じた、松林宗恵氏が佐田啓二さんの17回忌の時に貴一さんをスカウトし、中井さんは見る見る実力を発揮していきました。
活動を始めたのが、成蹊大学の学生だったころ。
デビュー間もなくから、たくさんの受賞歴に輝いてきました。出演の映画やドラマ等々、数えきれない程ですが、2020年には紫綬褒章を受けています。
中井貴一(なかいきいち)
生まれ:1961年9月18日
出身:東京都
1968年:(推定)小学校入学、7歳
1974年:(推定)成蹊中学入学、13歳
1977年:(推定)成蹊高校入学、16歳
1980年:(推定)成蹊大学入学、19歳
1981年:『連合艦隊』
1983年:『ふぞろいの林檎たち』、22歳
1985年:『ビルマの竪琴』
1988年:『武田信玄』
1994年:『四十七人の刺客』
1999年:『梟の城』
2000年:39歳の誕生日に結婚
2003年:『壬生義士伝』
2005年:『亡国のイージス』、『義経』源頼朝役、44歳
2006年:映画初製作
2008年:『次郎長三国志』、47歳
2012年:『平清盛』平忠盛役、『最後から二番目の恋 』
2013年:『雲霧仁左衛門』
2014年:『柘榴坂の仇討』
2018年:『嘘八百』、57歳
2020年:『共演NG』主演・遠山英二
2021年:『華麗なる一族万俵大介』、60歳
2022年:『大河への道』主演、『ザ・トラベルナース』九鬼静
2023年:『月とシネマ2023』主演
2024年:『終わった人』壮介、『母の待つ里』主演、63歳
その他出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
芸能人の2世ということで、中学からずっと大学まで成蹊というのも何となく納得です。お母さんが「パパの方が何倍も二枚目だった」と言ったという逸話の、父親、佐田啓二さんもステキな方だったことでしょう。
「共演NG」役者役を演じる出演者たちに 「役者さんのすごさを再認識した!」 – https://t.co/W5Izmq23jH #中井貴一 #堀部圭亮 #小澤廉 #小野花梨 #山口紗弥加 #細田善彦 #若月佑美 pic.twitter.com/YCl3Zc1US0
— ニュースサイト[OVO オーヴォ]【公式】 (@ovO_NEWS_Ovo) November 2, 2020
中井貴一さんの出身高校は成蹊高校(出身中学も成蹊)
中井貴一さんが通学した中学・高校は成蹊中学校・高等学校でした。
同校は旧制成蹊高等学校だった時には、かなりの数の生徒が東大(東京帝国大学)に進学していた時代がありました。
生徒数は中学生と高校生を合わせて1800名くらい。成蹊高校の生徒の2、3割が成蹊大学に進学とのことで他大学への生徒も多数。成績が良いと内部進学の権利を保持しながら他大学も受験できる制度もあるそうです。
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出身校としては鶴見辰吾さんとまったく同じ。
鶴見さんは1964年生まれなので、1961年生まれの中井貴一さんは3年上級になるはず。ご当人同士の面識は不明ながら中・高時代から二人がともに所属していた時代があるはずです。
また安倍晋三首相は1954年生まれなので、中井さんや鶴見さんと比べると、少し上の世代になります。
成蹊高等学校
所在地:東京都武蔵野市吉祥寺北町3丁目3−1
中井さんは、高校時代には役者になることなど考えておらず、テニスに熱中しインターハイに出場したり、将来テニスのコーチになろうかと考えるほどでした。
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中井さんの出身地は田園調布、出身小学校は八幡小学校?成蹊小学校?
中井貴一さんの出身地は世田谷区の田園調布だったことが分かっています。有名な逸話ながら、中井さんに貴一という名前をつけたのは、小津監督。
ところで中井さんの出身小学校ですが、世田谷区立八幡小学校という話もあり、一方で、上記の成蹊学園の一つ、成蹊小学校の出身者一覧に載っているという件もあります。
途中で転校があったとしたら、双方とも正しいことになりますが、詳細は不明です。
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世田谷区立八幡小学校については、mixiの『世田谷区立八幡小学校卒業生の会コミュ』にて、中井貴一さんも、お姉さんの中井貴惠さんも、同校にいたことが語られています。
ちなみに、石黒賢さんもこちらの小学校の出身者だそうで、石黒さんのお父さんの経営するテニススクールに、中井さんも通っていたとか・・
さすが田園調布・・という空気がありそうです。
世田谷区立八幡小学校
所在地:東京都世田谷区玉川田園調布2丁目17−15
時代を遡ると、江戸時代の寺子屋にも通じる長い歴史のある小学校とのこと。東急東横線と、東急目黒線の合流するあたり。
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もう一つの説である成蹊小学校は、上記の成蹊中学とも高校とも、そして下記の成蹊大学とも同じキャンパスになります。
成蹊小学校
所在地:東京都武蔵野市吉祥寺北町3丁目3−1
こちらを卒業したとしたら、小学校の途中で公立から私立に転校したということもあるかもしれません。
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中井貴一さんの出身大学は成蹊大学
中井さんは成蹊大学の経済学部を卒業。
前述のように成蹊大学では小学校、中学、高校も同じキャンパスにあり、吉祥寺駅から徒歩では20分くらいの位置にあります。
成蹊大学
所在地:東京都武蔵野市吉祥寺北町3丁目3−1
成蹊大学も、成蹊中学も、成蹊高校も、やはり三菱グループとの関連が強い「学校法人成蹊学園」が設置しています。
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成蹊学園は、初代理事長が彼の岩崎小弥太氏で、その後、三菱金曜会のトップが成蹊学園の理事長を務める流れになっているようです。
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岩崎小弥太さんは、吉祥寺に約1万坪もの岩崎農園や清風荘という数奇屋づくりの別荘を持っていました。農園に隣接した8万坪の広大な土地をもさらに購入し、それらを成蹊学園に寄贈して、現在のキャンパスとなったとのこと。
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成蹊学園三菱留学生奨学金の制度も2007年から始まっています。成蹊大学といえば安倍晋三氏のイメージが定着したかもしれません。年齢は少々離れていますが、安倍氏は中井貴一さんとは知人関係とのこと。
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中井貴一さんは、上記のように父の佐田啓二氏の17回忌で声をかけられたのですが、3歳直前に父を亡くした貴一さんは、17回忌ですから普通に大学生の年齢になっていたことが分かります。
そのとおり、デビューは成蹊大学の学生時代でした。貴一さんの母は、夫の佐田氏が亡くなったあと、遺産だけで質素に暮らしていたとのこと。だから貴一さんは自ら学費を稼ぎたいという思いもあり、スカウトに応じた展開となったことが、これまでのコメントから推察されます。
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品があって様々な役をこなしている中井貴一さん。大河ドラマでの頼朝役を覚えている方も多いことでしょう。芸能人2世ということで、俳優の船越英一郎さんはすでに活躍の中井貴一さんを注目していた時期もあるとのこと。
1983年から始まった『ふぞろいの林檎たち』では仲手川良雄役を演じ、同作はその後、1985年にも1991年にも、1997年にも上演されています。時任三郎さんや柳沢慎吾さんも出演しました。
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「ふぞろいの林檎たち」
中井貴一がとても良いドラマです(語彙力)#最近の若者が観たことないであろう番組名をあげてRTされたら続ける pic.twitter.com/10XAi8XRxg— ざくろ坂の侍 (@MINOLTAX700) February 21, 2020
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2005年の『亡国のイージス』でのスパイ役も圧巻でした。2018年1月8日に放映されたテレビ東京の『娘の結婚』では、一人娘との生活を地道に保って、スーパーでシャケのパックを、時々値引きされたのを買う実直な父親の姿が印象的でした。
そういえば、もう長いことNHKの「サラメシ」のナレーション担当。三谷幸喜さんとの交友も知られます。
2020年の『共演NG』ではドラマ制作の舞台裏のようなものを正面から見せており、共演NGだった元恋人の二人、しかも超大物俳優の二人(W主演は鈴木京香さん)が再共演するという破天荒なストーリーが話題を呼びました。秋元康さんが手がけた話題作。
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中井さんというと「中井貴一 嫁」と探す方も多いようですが、上記のように2000年の39歳の誕生日に結婚しました。お相手は一般の方、吉谷麻友子さんで、アメリカの大学を卒業し、外資系スポーツメーカーに勤務した方。アメリカの聖アグネス教会で挙式したそうです。
意思の通じるおしどり夫婦という評判です。
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2021年で還暦となった中井貴一さんの活躍はますます広がりそうです。
以上、簡単ですが、中井貴一さんの出身校についてでした。