Contents
楠見薫さんはもと「遊気舎」の看板女優
楠見薫さんの学歴と出身校についてご案内します。
女優として活躍する楠見薫さんは、「隠れ朝ドラ女王」という異名を取るほど、NHKの連続テレビ小説で長年、活躍してきました。
和歌山県、紀の川市の出身で、当初は演劇において劇団「遊気舎」の看板女優でした。
「遊気舎」は前身の上方小劇場から1987年に改名されたもので、1990年には後藤ひろひとさんが座長となり、後に楠見さんは後藤ひろひとさんと結婚しています。
楠見薫さんは地元と言える範囲にある和歌山県立那賀高等学校に進学しました。
和歌山県立那賀高等学校 ⇒ 神戸松蔭女子学院大学
大学に入ったあとの詳細は不明ながら、高校の卒業の3年後からは「遊気舎」の看板女優として活躍してきました。
神戸松蔭女子学院大学での学生と演劇を並行していたことと思われます。
舞台の出演が多かったため、テレビドラマを取り上げると、NHKの連続テレビ小説が圧倒的に多くなり、1996年の『ふたりっ子』に始まり、2023年にも『ブギウギ』に出演しています。
ちなみに夫の後藤ひろひとさんは山形出身で、山形大学付属の小学校、中学校、そして山形東高校という名門校の出身です。さらに現在の大阪大学(当時、大阪外国語大学)に進学しました。
楠見薫(くすみ かおる)
生まれ:1967年6月19日
出身:和歌山県紀の川市
1974年:(推定)小学校入学、7歳
1980年:(推定)中学校入学、13歳
1983年:(推定)那賀高校入学、16歳
1986年:(推定)神戸松蔭女子学院大学入学、19歳
1989年:「遊気舎」の看板女優となる、22歳
1990年:(推定)大学卒業、23歳
1996年:『ふたりっ子』辻まりえ、29歳
1998年:『青春トライ’98』村野よう子
2006年:「芋たこなんきん』中川君子、39歳
2009年:『ウェルかめ』小竹喜美子、42歳
2014年:『ごちそうさん』諸岡キヨ 役
2015年:『マッサン』斉藤先生、『あさが来た』かの
2017年:『わろてんか』スミ
2020年:『スカーレット』日高れい子、『おちょやん』かめ、53歳
2021年:『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』持田ひろみ
2023年:『ブギウギ』あん摩のアサ、56歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
この投稿をInstagramで見る
楠見薫さんの出身高校は和歌山県立那賀高等学校
楠見薫さんは和歌山県の公立高校、那賀(なが)高等学校の出身であることが分かっています。
同校は、開校した当時は農業学校でした。
戦後に現在名となり、共学校となっています。
和歌山県立那賀高等学校
所在地:和歌山県岩出市高塚115
創立:1923年
所在地は和歌山県の「岩出市」で、こちらは、下記の薫さんの出身地「紀の川市」と隣接しています。
那賀高校から500メートルほど東は紀の川市になりますから、楠見さんがこの高校に進んだのは、地理的にも自然なことだったでしょう。
***
【和歌山県立那賀高等学校の大学合格実績】は、「みんなの高校情報」によりますと、2022年の例で、以下となっています。
和歌山大学:17名
桃山学院大学:28名
四天王寺大学:19名
大阪経済大学:19名
宝塚医療大学:19名
近畿大学:18名 など多数
このように、進学が普通のような公立高校から、楠見さんは、やはり近隣と言える神戸にある、神戸松蔭女子学院大学に進学しました。
和歌山県立那賀高校の出身者には、日産自動車の志賀俊之氏、プロ野球選手だった横田久則氏などがいます。
***
高校時代の楠見さんについて、情報が少ないのですが、その後の活躍を考えると演劇方面に関心を抱いていたのではないでしょうか。
この投稿をInstagramで見る
楠見薫さんの出身地、和歌山県紀の川市と出身小学校、出身中学校
紀の川市は和歌山県の北部にある人口6万5000人くらいの都市です。
紀の川市として発足したのは2005年のことで、那賀郡打田町・貴志川町・粉河町・那賀町・桃山町の合併で生まれました。
楠見薫さんについては、出身が紀の川市ということだけは明らかです。ツイッターのプロフィールでも自ら紀の川市と明かしています。
『広報紀の川 令和5年3月号』には次の一文があります。
■フルーツ大使・楠見薫(くすみかおる)さんが来市!
2月3日、NHK連続テレビ小説などに多数出演する実力派俳優の楠見薫さんが、市役所を訪れました。楠見さんは紀の川市出身で、昨年4月に2代目紀の川市フルーツ大使に就任。
この日は1日かけて、観光イチゴ狩り園や青洲の里など、市内の観光施設を見学しました。
楠見さんが小学校、中学校時代を過ごしたのは1970年代、1980年代のことですから、当時はまだ「紀の川市」ではありませんでした。
よって、打田町とか貴志川町など、細かいことは分かりませんが、のちに紀の川市になったこの辺りの地域が出身地となります。
公式サイトによると現在の紀の川市には、打田中学校とか、荒川中学校など中学校は5校、小学校は16校が存在します。もちろん、楠見さんのころと名前も変わったかもしれません。
詳細は不明ですが、この一帯が、楠見さんの出身小学校、出身中学校になると考えられます。
詳しい情報があれば追記します。
image
和歌山県といえば、那智の滝や熊野本宮大社などを思い浮かべてしまうのですが、こちらの一帯は、広域地図で見ると、大阪にも隣接するまさに関西、ということでしょう。
楠見薫さんの出身大学は神戸松蔭女子学院大学
楠見さんは那賀高校を卒業したあと、神戸松蔭女子学院大学に進学したとされています。
1989年から「遊気舎」の看板女優となったことから、劇団の活動と学生生活を兼ねていたと考えられます。
神戸松蔭女子学院大学
所在地: 神戸市灘区篠原伯母野山町1丁目2-1
同大学は神戸大学とも隣接する「山側」にあります。
同大学は日本聖公会系のミッション・スクールで、大学として「松蔭女子学院大学」が設置されたのは1966年でした。さらに1995年に神戸松蔭女子学院大学となりました。
学部は以下の3学部となります。
文学部
人間科学部
教育学部
プロテニス選手の沢松奈生子さんや女優の岸ユキさんらの出身大学となっています。系列校として中高一貫の女子校、松蔭中学校・高等学校があります。
***
「遊気舎」は関西を拠点とした劇団で、現在は三代目の座長を久保田浩さんが務めています。後藤ひろひとさんは2代目でした。
薫さんは、「遊気舎」を2001年に辞めています。
「隠れ朝ドラ女王」と呼ばれる、朝ドラへの出身は、1996年の『ふたりっ子』から始まっており、その後は朝ドラだけを列挙しても、まさに連続のようになっています。
特に話題となったのは『あさが来た』で「かの」を演じたときで、「ほんにほんに」も好評でした。
楠見さんは趣味が刺繍ということで、ご本人のインスタでは刺繍作品(だけ)が公開されています。
楠見薫さんはかのさんでしたね。「あさが来た」はほんに楽しかったなぁ。 #おちょやん pic.twitter.com/q8T6mmqcw5
— ねこやまだ (@msao211) December 6, 2020
楠見薫さん
芋たこなんきんにも出てはったよなぁ😄#楠見薫 #ブギウギ #芋たこなんきん pic.twitter.com/pGXG5dqjPX— 京大土木芸人は京都を救え😅逃げたらあかん🤨 (@odafactory) October 2, 2023
***
以上、簡単ですが楠見薫さんの出身校についてでした。