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父は千葉真一さん、兄は新田真剣佑さんの「まえだごうどん」さん
眞栄田郷敦(まえだごうどん)さんの学歴と出身校についてご案内します。
眞栄田郷敦さんの本名は「前田郷敦」さん。「眞栄田」さんの「眞」の部分が検索上、出にくいかもしれません。
父親が千葉真一さん、兄が新田真剣佑(あらたまっけんゆう)さん、異母姉は真瀬樹里(まなせじゅり)さんという多彩な家族を持ちます。
生まれたときはアメリカのロサンジェルス。小学校はそのままアメリカで過ごしたと見られ、帰国後に京都の公立中学に通い、高校は岡山市にある明誠学院高校で過ごしました。
吹奏楽に打ち込んだ郷敦さんは、東京藝術大学を受験しますが不合格だったため大学受験は諦め、大学には進学しませんでした。その代わりのように、俳優業で一気に才能を開花させてきました。
明誠学院高校 ⇒ 進学せず
眞栄田郷敦さんの母は一般の方ですが、千葉真一さんは離婚した模様。しかし新田真剣佑さんと郷敦さんは、千葉真一氏の影響(教育)を充分に受けてきたと言えそう。
真瀬樹里さんは千葉真一さんと野際陽子さんのお子さんなので、異母姉弟ということになります。
2021年8月に千葉真一氏が逝去された折は、アメリカにいた新田真剣佑さんに代わるような形で喪主を務めました。
眞栄田郷敦(まえだ ごうどん)
生まれ: 2000年1月9日
出生:ロサンゼルス
2012年:(推定)中学入学、12歳(日本在住としたら)
2015年:(推定)明誠学院高校入学、15歳
2018年:(推定)明誠学院高校卒業、18歳
2019年:『小さな恋のうた』、『ノーサイド・ゲーム』七尾圭太役、『午前0時、キスしに来てよ』
2020年:『私の家政夫ナギサさん』
2021年:『プロミス・シンデレラ』片岡壱成役、『レンアイ格闘家』主演、『星になりたかった君と』主演、『キン肉マン THE LOST LEGEND』主演、
2022年:『カナカナ』主演、『エルピス、希望あるいは災い』
その他出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
眞栄田郷敦(21)の制服と和服の両方を一気に拝めるお得感満載のドラマ。しかもツンデレ。うん、一回落ち着こう。#プロミスシンデレラ pic.twitter.com/xxn9wt4LvY
— koppi (@koppiA85) August 17, 2021
眞栄田郷敦さんの出身高校は明誠学院高校
眞栄田郷敦(ごうどん)さんの進学した高校は岡山市にある明誠学院高校であることが分かっています。吹奏楽に打ち込むために選んだといえる同校では、ずっと寮生活でした。
明誠学院高校の創立は、1924年までさかのぼります。しかし戦後の学制にて1948年に岡山県真備高等学校となり、当時は女子校でした。
現在名になったのは1997年のことで、明誠学院高等学校と改称し、男女共学にーー。
明誠学院高等学校
所在地:岡山市北区津島西坂3丁目5−1
同校はさらに2001年に「特別芸術コース」として吹奏楽系と美術・デザイン系、書道系が開設され、吹奏楽で名門校となっていきました。
【明誠学院高等学校の大学合格実績】は、公式サイトが10年統計だったため「日本の学校」サイトによりますと、2021年の場合でおよそ以下となっていました。
国公立大学
東京大学 1名
信州大学 1名
岡山大学 14名
釧路公立大学 6名
防衛医科大学 1名 など 65名くらい
私立大学
早稲田大学 2名
同志社大学 8名
関西大学 20名
近畿大学 58名
京都産業大学 35名
岡山理科大学 27名 など多数 (すべて一部抜粋)
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ところで郷敦さんが入学したと考えられる2015年ころは、吹奏楽部の実力については諸説あるものの、眞栄田さんはサックスフォンに打ち込み、また吹奏楽の部長として活躍していました。

さらに上記のように、東京芸大を受験したそうです。
眞栄田郷敦さんの育ったロサンゼルスと帰国後の京都と出身中学
眞栄田郷敦さんはアメリカのロサンゼルスで生まれました。その背景には、当然ながら父親の千葉真一さんの過ごした俳優人生と関わりがあります。
本格的アクションスターの先駆けであった千葉真一さんは、海外作品への出演を切望し、目指していました。しかしそこには様々な障壁があった模様ですが、1992年に米国の『エイセス / 大空の誓い』に出演し、そこからはロサンゼルスを拠点として暮らすようになりました。
ちなみに野際陽子さんと千葉さんはおしどり夫婦として知られていましたが、ハリウッドに拠点を移したかった千葉さんと日本で活動したかった野際陽子さんとは、1994年に離婚しています。

その後、千葉さんが結婚した年下の一般女性との間に、ロサンゼルスにて新田真剣佑さんが1996年に生まれ、眞栄田郷敦さんは2000年に生まれます。
千葉真一氏は俳優として輝かしい活動をしたあと、2010年に東京にて結婚披露宴を兼ねた『芸能生活50周年記念式典』を開きました。
その後、郷敦さんたちの母親の方と千葉真一さんは2015年に離婚した模様です。
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話を郷敦さんに戻すと、生まれた時にハリウッドに近いロサンゼルスにいたことは明らかで、また10歳のころ(2010年?)に空手の全米大会で二位に輝いたという実績が知られています。
父親の千葉真一氏がオリンピックを目指す体操選手であったわけですが、息子としても抜群の運動能力をもっていたことでしょう。

ロサンゼルス在住が、郷敦さんにとって正確に何歳までだったかは分かりません。
しかし中学入学年と考えられる2012年に日本にいたとしたらその4月から、あるいは中学の途中でロスから移動したとしたらその後、京都市内の京都市立修学院中学校に入ったことが分かっています。
千葉真一氏が一時、2008年ころに京都芸術大学(当時の京都造形大学)教授を務めていたことと、おそらくご家族の事情が関連することでしょう。
京都市立修学院中学校
所在地:京都市左京区一乗寺御祭田町2
さすが京都というのか、市立ながら趣のある名前です。
右京区の修学院離宮に近く、叡山電鉄叡山本線の修学院駅も見え、「修学院」が地名に多数ついているこの一帯に、修学院中学校はあります。
サッカーやラグビーが強く、同校から著名スポーツ選手を輩出してきました。
また、眞栄田郷敦さんと時代は異なりますがチュートリアルの福田充徳さんと徳井義実さんも京都市立修学院中学校の出身者です。
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眞栄田郷敦さんの出身大学はなし
先述のように郷敦さんは高3の卒業時に東京藝術大学を受験しました。
東京藝大はご存知のように大きくは美術と音楽に別れます。音楽の中で野村萬斎さんのページにあるように定員は以下となっています。
作曲科 15名
声楽科 54名
器楽科 98名
指揮科 2名
邦楽科 25名
楽理科 23名
音楽環境創造科 20名
サックスで受験したとしたら、この中の器楽科になると思われます。
東京藝大を楽器で受験することの、気が遠くなるような「狭き門」状態は、当事者ではありませんが、本当に狭いことはそれなりに知っています。
ある楽器を専門として、全国にその優れた奏者が何人かいるとして、その数人の中で東京芸大受験で争うような事態となるそうです。
ちなみに、器楽科はさらに以下に別れます:
ピアノ
オルガン
弦楽
管楽・打楽
室内楽
古楽
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ということで、郷敦さんと話が逸れてしまいました。
しかし要するに一般論として、楽器で東京芸大に入ることはじつに大変です。
そして郷敦さんの凄いところは、執着することなく一度の受験で芸大受験には見切りをつけたことではないでしょうか。
音楽を目指したこと、しかし俳優の道に進んだことについて、2019年の「映画.com ニュース」にて以下のように答えています。
「サックスを始めて7年になるんですが、中学2年生の頃から東京藝術大学への進学を考えていました。でも受験した結果、不合格になってしまって、その時考えていたのが『(今の)自分にはサックス、音楽しかない』ということ。
だから、もっと幅広く、色んな“芸”を磨きたいという気持ちが芽生えたんです。そこがスタートです。
ずっとサックス奏者としての展望しか見てこなかったんですが、それまでにやってきたことを全て生かしつつ、幅を広げていく。(受験が)駄目になってしまったからこそ、幅も広がったんです」
(https://eiga.com/news/20190326/14/ 映画.com ニュースより)
その後のようすは、略歴で振り返っても、まだ2、3年のうちに凄いことになっています。芸名の「眞栄田」さんは、「前田」よりも父親と兄が用いている「真」の字を使いたかったからとのこと。
『小さな恋のうた』でデビューしたときは劇中でバンドを結成しています。
#グートゥーミートゥー
— グートゥーミートゥー (@gumi864931) April 5, 2019
今日のゲストは
🎥映画「小さな恋のうた」から
🌸山田杏奈さん&眞栄田郷敦さん🌸
5/24(金)いよいよロードショー🌟
5/22(水)には #小さな恋のうたバンド としてCDデビュー🎶❗️#小さな恋のうた #小さな恋のうたバンド #MONGOL800 #山田杏奈 #眞栄田郷敦 #ラジオ沖縄 pic.twitter.com/wfY9pa0gTp
千葉真一さんの息子ということを知ってしまうと、才能があるから・・と思われないこともないでしょう。しかしそういう点を含めても、意を決した方向に道を開いてきた郷敦さんの芯の強さを感じます。
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以上簡単ですが、眞栄田郷敦さんの出身校についてでした。
#千葉真一 #SonnyChiba
— Sassy Ryan (@blackryan53) October 8, 2022
1939年1月22日 – 2021年8月19日
可愛いあの娘 That Cute Girl 1965 pic.twitter.com/j6UqJOgAyJ
*千葉真一氏(本名:前田禎穂さん)は、2021年8月19日に新型コロナによる肺炎のため、82歳で逝去されました。