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演技力あふれる満島ひかりさん
満島ひかりさんの学歴と出身校についてご案内します。
満島ひかりさんは、演技力の高い女優として活躍中。沖縄の出身で、30代なかばの貫禄と若々しさが同居する魅力的な人物です。
小学生のなかばに沖縄アクターズスクール主催のオーディションで優勝したことから、芸能活動がはじまりました。そのゆえに中学の途中からは都内に移り、世田谷区立の公立中学から、高校は八雲学園高校に進学しました。
八雲学園高校 ⇒ 進学せず
高校時代は、司会などを担当することで女優としての活動に広がった時期と言えそうです。その後もずっと活動を続けており、大学には進学していません。
その後の挙げきれないような活躍は周知のとおりです。
満島ひかり(みつしま ひかり)
生まれ:1985年11月30日
出身:沖縄市(生まれは鹿児島)
1992年:(推定)小学校入学、7歳
1995年:沖縄アクターズスクールのオーディションで優勝、10歳
1996年:篠山紀信氏の「少女たちのオキナワ」に登場
1997年:「Folder」に参加しデビュー。『モスラ2 海底の大決戦』浦内汐里
怪獣モノは滅多に観ないのだけど満島ひかりちゃん映画初出演作品ということで『モスラ2 海底の大決戦』(1997)。Folderのデビュー年で小学6年生。初々しいけれど特別可愛いくもない。モスラを召喚するエリアス姉妹に長女(羽野晶紀)がいて敵対するという構図を初めて知る。 pic.twitter.com/JvySzJZ8vE
— るーとちぐーか (@toorugate01) April 25, 2020
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1998年:(推定)沖縄東中学入学、13歳
1999年:(推定)都内の駒沢中学に転校、中2、14歳
2000年:「Folder5」にて「Believe」
2001年:(推定)八雲学園高校入学、16歳
2003年:『ゼベック・オンライン』アシスタント
2004年:(推定)高校卒業、19歳
2005年:『ウルトラマンマックス』 エリー
2009年:『愛のむきだし』で高評価、24歳
2010年:『川の底からこんにちは』、『悪人』にて受賞、石井裕也監督と結婚、25歳
2011年:『おひさま』育子役、『それでも、生きてゆく』ヒロイン
2012年:『開拓者たち』主演、『北のカナリアたち』
2013年:『Woman』主演で知名度高まる、『100万回生きたねこ』主演。28歳
2014年:『ごめんね青春!』蜂矢りさ、29歳
2015年:「中島みゆき RESPECT LIVE 歌縁」参加、舞台公演『ハムレット』
2016年:『トットてれび』 黒柳徹子役
2017年:『カルテット』、『監獄のお姫さま』、『海辺の生と死』、32歳
2021年:『江戸川乱歩短編集Ⅳ 新!少年探偵団』主演、36歳
2022年:『未来への10カウント』、『初恋の悪魔』『First Love 初恋』Netflix主演
2024年:『ラストマイル』主演、『生きとし生けるもの』幸田ちひろ、39歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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弟が、すっかり人気俳優となった満島真之介さんです。
満島ひかりさんの出身地、沖縄と出身小学校、出身中学校
地元の沖縄での出身校は、まず中学について【沖縄東中学校】の出身であることが、2019年の映画『やぎの冒険』でのトークイベントで明らかになっています。
これは中村颯悟監督が、満島さんと同じ中学の出身で(中村颯悟さんの出身大学は慶應義塾)、家族ぐるみのお付き合いがあったという話題の時に出てきたコメントーー。
・・(前略)・・
実は『沖縄東中学校』出身と、同じ学校の先輩・後輩という共通点を持っているが、満島は「お母さん同士が仲が良くて、中学生でデビューしたときに『中村さんの息子だよ。颯悟になんかあったらひかり手伝わないと』と言われてて・・
(https://www.edgeline-tokyo.com/entertainment/28081 より)
出身中学校:沖縄東中学校
所在地:沖縄市桃原260−2
沖縄市立沖縄東中学校は名前の通り、沖縄市にある公立中学です。
「桃原」はともかくとして、そもそも沖縄市はどこかというと、沖縄県の沖縄市は、沖縄本島のなかでは、大雑把にいうと南から三分の一くらい北に向かったあたりに位置します。
うるま市や、北谷町などと隣接。
コザ市と美里村とが合併して「沖縄市」になったのが1974年とのことでした。
コザという地名はよく耳にしてきました。私事ながら沖縄を首里城のあたりから北端の大石林山あたりまで車で走って回ったことがあります。しかし沖縄市はたまたま、サッと通り過ぎてしまいました。あらためて沖縄は4、5日では見て回れない名所ばかりでした。
沖縄東中学校は海までも400〜500メートルの地域となります。
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なお、ひかりさんの出身小学校については複数のサイトが沖縄市の美東小学校であると伝えています。ただ情報元が明らかでないので、いまのところ伝聞形としてお伝えします。
◯出身小学校:沖縄市立美東小学校(?)
所在地:沖縄市桃原3丁目4−1
こちらの美東小学校は上記の沖縄東中学から200メートルもない近隣。したがって自宅が引越しなどない限り、ふつうに学区内の小学校であると考えられます。
ただし沖縄市の公式サイトなどでは、どの小学校からどの中学へという関連は確認できませんでした。
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さて沖縄での小・中学校時代を満島ひかりさんは、どう過ごしていたでしょうか。
沖縄アクターズスクールのオーディションに出場したのが10歳ころ、小学校4年生と考えられます。こちらは「安室奈美恵を目指せ!NEW・SUPER MONKEY’Sオーディション」でした。
それが契機となり、沖縄アクターズスクールに通学。
さらに1997年の7人組のユニット「Folder」のデビューへと繋がります。
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「Folder」のメンバー、 DAICHIこと三浦大知さんの29枚目のシングル「燦燦」は2022年の連続テレビ小説『ちむどんどん』の主題歌となっています。
『ちむどんどん』は黒島結菜さん主演で、ヒロインが結婚したのは宮沢氷魚さんでした。
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沖縄アクターズスクールには三浦さんもバスで90分かけて通っていた・・という話も伝わっています。いずれ沖縄アクターズスクールの存在が「Folder」のメンバーにとっても、もちろん満島ひかりさんにとっても大きな契機となりました。
それが小学校時代の後半のこと。さらに上記の沖縄東中学校時代とつながります。
さらにもう一つ、ひかりさんは中学時代に都内に移り、都内の中学を卒業したという経緯があります。
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沖縄の沖縄東中学から、世田谷区の駒沢中学に転校しました。
この情報はもう10年以上前から知られており、たとえばこんなつぶやきも見られました。
SMITS @miruchandesu
満島ひかりって駒沢中学出身だったんだ。午後9:50 · 2010年11月1日
そして・・
所属事務所はユマニテ。世田谷区立駒沢中学校、八雲学園高等学校卒。祖父がフランス系アメリカ人のクォーターである。 (https://plaza.rakuten.co.jp/auafq006/diary/201010230000/ より)
いずれにしても個人の方のブログなどの情報ながら、すでに2010年にはひかりさんが「駒沢中学出身」というころが明らかになっていました。
出身中学:世田谷区立駒沢中学校
所在地:東京都世田谷区駒沢2丁目39−25
なんと駒沢中学校は向井潤吉記念館のすぐ脇でした。
そして駒沢大学や、オリンピック公園を挟んで、じつは進学した先の八雲学園高等学校とは、比較的近い関係となります。
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14歳のころ、都内に移動してからでしょうか、満島ひかりさんはフェイ・ウォンさんの映画『恋する惑星』を見て、役者をやりたいと思ったそうです。
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当時、Folderに所属していた満島さんは、「14歳ぐらいの時にこの映画観て、私、音楽のグループやってたんだけど役者さんやりたかったですよ。フェイ・ウォンが歌手で映画に出てて歌ってるみたいにお芝居しててこれだって思って・・(後略)・・・
(https://coconutsjapan.com/entertainment/drivethree-mitsushimahikari/28075/ より)
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まさに、後年、「歌ってるみたいにお芝居する」すばらしい女優となっています。
満島ひかりさんの出身高校は八雲学園高校
このように、ひかりさんは都内で駒沢中学を卒業したあと、芸能活動にも配慮して八雲学園高等学校に進学しました。八雲学園高校は高畑充希さんの出身校でもあります。
あらためて二人の年齢を確認しますと、
高畑充希さん:1991年生まれ
満島ひかりさん:1985年生まれ
ということで、若々しい満島さんですが、高畑さんより6歳上ですから、高校在学当時の接点は考えられません。
八雲学園高等学校
所在地:東京都目黒区八雲2丁目14−1
創立:1938年
こちらの高校は、「都立大」駅前からも近い目黒の都心地域となります。長い歴史もありますが、女子校だった本校は2018年から男女共学となりました。もちろん満島さんのころは女子校。
出身者には他に、梶芽衣子さんや今井絵理子さん、辻希美さんらがいます。若い方では長濱ねるさん。
地理的にも満島さんが暮らす事務所の寮暮らし、と考えられるその拠点から、中学も高校も比較的近かったのかもしれません。
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【八雲学園高校の合格実績】は、「inter-edu.com」から抜粋すると、2021年の実例で以下となっています。
早慶上理 13名、
早稲田 9名、
慶応 3名、
GMARCH 31名 (分類はinter-edu.comによる)
卒業生88名に対してでした。2021年に共学になっています(中学は2018年)から、卒業生に関するデータはまだ微妙な時期でした。
満島さんの高校時代は、「Folder5」の活動期間(およそ2000〜2003年)ともかなり重なっています。
「Folder5」としても様々な活動はありましたが、上記の「役者さんやりたかったですよ」という思いを温めていた時期・・と言えるのではないでしょうか。
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満島ひかりさんの出身大学はなし
このように芸能活動続きで、満島ひかりさんは大学には進学していません。
高校を卒業してまもなく『ウルトラマンマックス』でエリーを演じ、数年の間を置いて、2009年に『愛のむきだし』で注目されたということになります。
『愛のむきだし』では安藤サクラさん、綾野剛さん、松岡茉優さんらが出演しており、豪華キャストでした。
この撮影では園子温監督と、満島ひかりさんとで喧嘩のようにぶつかっていた、ことも伝わっています。
また、撮影当時はしばしば満島と喧嘩をしていたそうで「この日も大喧嘩していました。天気が悪いのも満島のせいにしていたくらい(笑)」園子温と満島ひかり、2人の怒りがぶつかり合った結果、映像に緊張感が生まれ、名シーンが誕生したのだ。
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(https://moviewalker.jp/news/article/122344/)
ちょっと想像が追いつかないくらい、壮絶な撮影現場だったようです。
公開は2009年で、撮影は2007年くらいから始まったことを考えると、満島さんが22歳という若さで正面から大役に挑んでいたことが分かります。
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これは想像になりますが、年齢的に大学生にあたるようなちょうどその時期、ひかりさんは様々な形でその後の活躍の糧となるものをインプットしていたことでしょう。
2022年1月に『A-Studio+』に初出場したときには諸々のエピソードが語られました。これは沖縄での中学時代の話に戻ります。
沖縄での友人関係は濃いもので、その後も続いているのでした。
MCの笑福亭鶴瓶と藤ヶ谷太輔は、中学2年生で上京した満島が、“この人たちを失ったら三日三晩泣く”と語るほどの仲だという中学時代からの親友たちを取材。
「昔から自分の全部を見てきてくれた仲間たちだからすごい楽だ」と語る満島に、親友たちからは「走り方が変!?」「自転車も乗れなかった!?」と意外な素顔が明かされる。
(https://www.rbbtoday.com/article/2022/01/07/195128.html より)
仲良しの比嘉さん一家も取材されていました。
今夜11時~のA-Studio+は #満島ひかり さん☆幼少時代からの仲良し、家族ぐるみの交流を続けている沖縄のファミリーが登場❗️プライベート感満載の秘蔵写真も公開⁉️☆演技は「目の前のひととセッションするのが楽しい」…役作りのアプローチについてなど貴重なトークが盛りだくさん‼️ #Aスタプラス pic.twitter.com/0CbHFOrCCX
— A-Studio+ (Aスタプラス、Aスタジオ) (@a_studio_tbs) January 7, 2022
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なお、元々は「歌っていた」満島さんです。2012年のカロリーメイトのCMで中島みゆきさんの名曲「ファイト!」を歌っており、2015年には「中島みゆき RESPECT LIVE 歌縁」にも登場しました。
ファンにはじつに嬉しい一コマでした。
満島ひかりさんの血筋とご家族など
ひかりさんはご両親がともに体育の先生だったことが知られています。
じつは父親の【満島恵作氏】は、2022年現在で「沖縄市体育協会理事長」という肩書をもっています。
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満島恵作氏については過去の報道を見ると、どちらかというと暴露記事的な文章も存在します。淡々とした事実というよりは、娘さんが著名人ゆえの、やや悪意の混じったテキストでもあるように見受けられました。
いずれにしても満島恵作氏は現在、教師ではなく、体育協会理事長などを務めています。
一時は、満島恵作氏が学校法人つくば開成学園の運営する『つくば開成国際高等学校』の沖縄校の教頭だった 、ということで当時の写真もネットには残っているようです。
いきなり余談ながらつくば開成国際高校というと、単純に考えて茨城県のつくば市にあるのかと気になりました。しかし結局、つくば市に学校はなく、沖縄校と静岡校、滋賀校、そして千葉県の柏市に分校という構成のようです。いずれにしても現在は満島氏は関わっていない様子。
余談ついでに名前が似ている『つくば開成高等学校』ですが、こちらは通信制の高校で、茨城県の牛久市に本校があり、他に沢山の学習センターがあります。ただし「国際」が付く付かないの差があっても、両者に何らかの関係があるか否か、詳しいことは不明です。いずれ満島さん一家とはズレた話でした。
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お母さんも体育の先生だったということで、ステキな方です。
満島ひかり母娘!おかあさん美人だわ pic.twitter.com/rm1pFqw9Kk
— あんじ@4010石余の幹事長 (@angeethon590244) June 28, 2016
ちなみに、両親が体育の先生ならスポーツ万能?と思ってしまいます。実際、能力を受け継いでもいるでしょうけれど、満島ひかりさんは、スポーツ系は苦手だったと語っています。
満島さんのことではありませんが、親の特質というのは、場合によってプレッシャーかもしれません。
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そしてよく知られるように、ひかりさんは、父親の満島恵作氏がハーフの方ですから、いわゆるクオーターとなります。
私の母は鹿児島の人ですが、父方はおばあちゃんが奄美の人で。23歳の時に、友達の引っ越しの荷物の中に入って船で沖縄まで家出して、そこで米兵さんと恋をして、お父さんを産んだんです。
(https://ananweb.jp/news/117685/ より)
ちなみに奄美大島には、「満」さんという名前は多いとかーー。
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(貴重な11歳のころの満島ひかりさん・・・)
鈴木亮平さんが主演したの大河ドラマ『西郷どん』では、奄美大島時代が描かれ、奄美大島での妻、愛加那が二階堂ふみさんでした。
そういえば、坂元裕二さんの名作『Woman』では田中裕子さん、満島ひかりさん、二階堂ふみさんという絶妙の母娘3人が描かれたのでした。冒頭の略歴を振り返ると、2013年、ひかりさん28歳のことでした。
そして『Woman』で、新しい役柄を得られたということが印象的だったのが高橋一生さんでした。ご存知『カルテット』で二人は共演しています。
ひかりさんも、弟の満島真之介さんも、ハーフとかクオーターとか、そういう面影が感じられる方です。
さらに、もうひとりの弟がバスケットボール選手の満島光太郎さん。妹がモデルの満島みなみさんで、それぞれに活躍しています。
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お子さんの頃の満島家は・・というと、これまで何度か記事になってきましたが、朝も号令で始まるような規律あるご家族だったとのこと。
2021年10月6日に弟の満島真之介さんが『徹子の部屋』に出演したときには、こうも語られています。
満島真之介の両親は元体育教師なので厳しくて朝5時起きが当たり前で、それが今でも染み付いていて朝早起きである。
中学生の時父親が通っている中学校に赴任して人生終わったと思った。そのため3年間友達が家に来ることがなくなった。
(https://datazoo.jp/tv/徹子の部屋/1507609 より)
これは状況がいまいち分かりません(徹子さんとの会話の途中・・)が、ご家庭では厳しいお父さんだったのでしょう。
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(2024年『ラストマイル』)
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以上、簡単ですが満島ひかりさんの出身校についてでした。ますます期待しています。