市民ランナー、川内優輝さん
川内優輝さんは、公務員ランナーとして多くの明るい話題を提供してくれたマラソンランナーさん。公務員生活も2019年春で終わりますが、3月には実業団ランナーの水口侑子(みずぐちゆうこ)さんと結婚のニュースも飛び込んできました。
川内さんは東京都の出身で、幼児に埼玉県の現在の久喜市に転居し、地元の鷲宮町立鷲宮中学校を経て埼玉県立春日部東高校から、学習院大学に進学しました。
埼玉県立春日部東高等学校 ⇒ 学習院大学
学習院大学では法学部の政治学科でした。
川内さんと言えば「市民ランナー」の名前がしっくり来そうですが、2019年の3月をもって、埼玉県庁を退職して4月からは「プロランナー」になる予定です。
マラソンランナーの水口侑子さんとの結婚が発表され、おめでとうございます。水口さんは、結婚発表の前日に開催された「名古屋ウィメンズマラソン」で最後のレースを走りました。
川内優輝さんと水口侑子との結婚は2019年5月に挙式が予定されています。水口侑子(みずぐちゆうこ)さんは実業団のデンソーに所属していました。
川内優輝(かわうちゆうき)
生まれ:1987年3月10日
出身:東京都
2002年:春日部東高校入学
2005年:学習院大学入学
2009年:学習院大学卒業、2月、別府大分毎日マラソン20位、3月、東京マラソン19位、
2009年:埼玉県立春日部高等学校定時制に埼玉県職員として勤務
2010年:谷川真理ハーフマラソン優勝
2011年:東京マラソン2011で3位
2012年:2月香川丸亀国際ハーフマラソン、東京マラソン2012出場も、ロンドン五輪の代表に選出されず4月の「かすみがうらマラソン」優勝
2013年:2月別府大分毎日マラソン優勝
2014年:「仁川アジア競技大会男子マラソン」4位
2015年:12月「福岡国際マラソン」
2016年:3月「びわ湖毎日マラソン」リオ五輪の代表に選出されず。12月「福岡国際マラソン」3位
2017年:8月「世界陸上ロンドン大会」、12月「防府読売マラソン」優勝
2018年:元日「マーシュフィールド・ニューイヤーズデイ・マラソン」優勝、4月「ボストンマラソン」優勝、2019年4月からのプロ転向を発表
2019年:3月「びわ湖毎日マラソン」8位
その他の出場等多数
*略歴は当サイト独自のまとめです。
さて、2020年の東京オリンピックで川内優輝選手の出場はあるのか・・という素朴な疑問ですが、御本人の意思は、その点については消極的なようです。
ただし、2019年10月の「世界陸上ドーハ大会の男子マラソン」には出場したい意向を示しており、現在2019年3月ですが、まだまだ分からないような印象を受けます。
オリンピック出場だけが焦点ではないはずですが、一般のファンとしてはやはり気になるところでもあります。
川内優輝の結婚相手の画像探しててこの写真見つけたんだけど、記事に「川内優輝さんと水口侑子さんが初めて出会った時の画像がありました」って書いてあった。いやそれM高史だから pic.twitter.com/WPEhHiVvy9
— kuniken@3/17板橋シティマラソン (@slow_runner68) 2019年3月11日
川内さんの結婚はいわば突然に発表された形に見えますが、その交際について、ご家族にも知られていなかったのは、やはり凄いエピソードではないでしょうか。
川内さんは好きな女性について聞かれると「おとなしい感じで真面目に努力してくれて、一緒に走ってくれる人」と答えてきたそうなので、そのイメージ通りの水口さんに見えます。
水口侑子さんは1985年生まれで、現在33歳。三重大学出身。
川内優輝さんの婚約者、水口侑子さん。実績がすごくて、川内さんのお母様似 笑
選手は続けはんのかわかりませんが、世陸が結婚旅行❤💑✈でしょうか⁉
色々お疲れ様です。(^^)👏 pic.twitter.com/vy6MCZ960p— YUKADESUGANA (@ganarLmosa) 2019年3月11日
川内優輝さんの出身高校は春日部東高等学校
埼玉県立春日部東高等学校は名前の通り公立の高校で、1977年に開校した比較的新しい共学校です。
人文科という珍しい科が設置されています。
部活動では陸上競技と野球部の活躍が目立っています。陸上部は部員も多く、川内優輝さんが居たということがステイタスになっていることでしょう。
同校の所在地は埼玉県春日部市樋篭363
高校野球でも甲子園出場経験はないものの、埼玉県の決勝に残るような活躍をしている春日部東高校です。
プロ野球選手になった加藤翔平さんの出身校でもあります。
川内優輝さんの出身大学は学習院大学、
学習院大学への進学については、陸上が強いというよりは、こだわりのない自由な環境での練習を望んだ川内優輝さんらしい選択だったと言えそうです。
学習院大学はご存知のように、山手線の目白駅からすぐの私立大学。 1847年に京都御所で開講された「学習所」が創立となります。
一方で新制大学としての学習院大学は戦後の1949年開校となっています。
所在地は東京都豊島区目白1-5-1
学習院大学の陸上競技部はこれまで「箱根駅伝」には出場していません。しかし川内優輝さんが在学中に「関東学連選抜」として箱根駅伝に出場しました。
学習院大学の出身者には、皇族関係者が多数おられます。
麻生太郎さんや、島村宜伸さんなども政治家も多数。塩野七生さん、舟崎克彦さん、オノ・ヨーコさん、宮崎駿さん、角野卓造さん、六角精児さん、磯村尚徳さんらも学習院大学の出身です。
学習院出身のスポーツ選手では、川内優輝さんの他に、サッカー選手の中西哲也さんらがいます。
学習院大学は、知られているように多くの皇室関係者の出身校である一方で、秋篠宮文仁親王のお子さんたちが、学習院以外の学校を選択したことでも話題になっています。
川内さんに関連して、2019年の4月15日に開催されるボストンマラソンに母親の美加さんも参加することが話題となっています。
前年優勝者が翌年のレースに母子で参加するのは100年以上の歴史を持つボストンマラソンでも異例だという。
美加さんも川内同様にフルマラソンの部にエントリー。美加さんは陸上部出身で、レース経験も豊富。過去には「サブ4(4時間以内)」も何度も達成しているランナーで、ゲストランナーとして出場した先月の愛媛マラソンは3時間40分23秒で完走していた。
(2019年3/21 スポニチ新聞より)
ますますの活躍が待たれる川内さんです。