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市民ランナーだった、川内優輝さん
川内優輝さんの学歴と出身校についてご案内します。
川内優輝さnは、公務員ランナーとして多くの明るい話題を提供してくれたマラソンランナーさん。公務員生活も2019年春で終わり、その後はプロの陸上競技選手として活動しています。
実業団ランナーの水口侑子(みずぐちゆうこ)さんと2019年に結婚しました。
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川内さんは東京都の出身で、幼時に埼玉県の現在の久喜市に転居し、地元の鷲宮町立鷲宮中学校を経て埼玉県立春日部東高校から、学習院大学に進学しました。
埼玉県立春日部東高等学校 ⇒ 学習院大学
学習院大学では法学部の政治学科でした。
川内さんと言えば「市民ランナー」の名前が定着してきましたが、埼玉県庁を前年の予告どおり退職しました。
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川口さんについて、マラソン日本代表について引退を表明し、しかし撤回したという経緯があり、オリンピックのマラソンについては複雑な事情や経緯がありそうです。
結婚した水口侑子さんは、実業団のデンソーに所属してきたランナーで、結婚発表の前日に開催された「名古屋ウィメンズマラソン」で最後のレースを走りました。水口さんは1985年生まれで、三重大学出身。
川内優輝(かわうちゆうき)
生まれ:1987年3月10日
出身:東京都
1993年:(推定)小学校入学。6歳
1999年:(推定)鷲宮中学入学、12歳
2002年:春日部東高校入学、15歳
2005年:学習院大学入学、18歳
2009年:学習院大学卒業、別府大分毎日マラソン20位、東京マラソン19位、
2009年:埼玉県立春日部高等学校定時制に埼玉県職員として勤務、22歳
2010年:谷川真理ハーフマラソン優勝
2011年:東京マラソン2011で3位
2012年:香川丸亀国際ハーフマラソン、東京マラソン2012出場(ロンドン五輪に選出されず)「かすみがうらマラソン」優勝
2013年:別府大分毎日マラソン優勝
2014年:仁川アジア競技大会男子マラソン4位
2015年:「福岡国際マラソン」、28歳
2016年:「びわ湖毎日マラソン」(リオ五輪の代表に選出されず)、「福岡国際マラソン」3位
2017年:「世界陸上ロンドン大会」、「防府読売マラソン」優勝
2018年:「マーシュフィールド・ニューイヤーズデイ・マラソン」優勝、「ボストンマラソン」優勝、
2019年:「びわ湖毎日マラソン」8位、4月からプロ転向、5月、プロランナーとして日本代表復帰を表明する、水口裕子さんと結婚、32歳
2021年:「びわ湖毎日マラソン」10位、自己記録を47秒更新
その他の出場等多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
2021年に自己ベストを更新とは、なんとも素晴らしいです。
川内優輝の結婚相手の画像探しててこの写真見つけたんだけど、記事に「川内優輝さんと水口侑子さんが初めて出会った時の画像がありました」って書いてあった。いやそれM高史だから pic.twitter.com/WPEhHiVvy9
— kuniken@3/17板橋シティマラソン (@slow_runner68) 2019年3月11日
川内優輝さんの出身高校は春日部東高等学校
川内優輝さんの進学した埼玉県立春日部東高等学校は名前の通り公立の高校で、1977年に開校した、比較的新しい共学校です。
人文科という珍しい科が設置されています。
部活動では陸上競技と野球部の活躍が目立っています。陸上部は部員も多く、川内優輝さんが居たということがステイタスになっていることでしょう。
埼玉県立春日部東高等学校
所在地:埼玉県春日部市樋篭363
春日部東高校は、高校野球でも甲子園出場経験はないものの、埼玉県の決勝に残るような活躍をしています。陸上競技部は部員が100人以上いるそうですから、やはり陸上の伝統校となっているもよう。
プロ野球選手になった加藤翔平さんの出身校でもあります。
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なお、川内さんが埼玉県の職員として勤務した高校は、同じ埼玉県立で同じ春日部ですが『春日部高校』の定時制です。川内さんの出身校、春日部東高校のほうがあとから開校しました。
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川内さんの育った鷲宮町(現・久喜市)と出身中学校
川内さんは生まれたときは都内の世田谷区でしたが、幼時に埼玉県の鷲宮町に転居しました。
父親は川内優輝さんが高校時代に逝去されましたが、アマチュアのボクサーだったという人物。
川内さんの出身校は鷲宮町立鷲宮中学校でした。鷲宮町は2010年に現在の久喜市となりました。出身校も現在名では久喜市立鷲宮中学校となっています。川内さんが育った当時は、ずっと鷲宮町でした。
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同町は、源頼朝のころから記録の残る鷲宮神社の周辺に発展した歴史のある町でした。現在もいわゆる鷲宮地区となっています。
久喜市立鷲宮中学校
所在地:埼玉県久喜市鷲宮782
200〜300メートルの距離に久喜市立砂原小学校も見えています。川内選手は中学時代、やはり陸上部だったそうです。ここから上記の春日部東高校に進みます。
久喜市から南に宮代町を挟んで、その南が春日部市となります。
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川内優輝さんの出身大学は学習院大学
川内優輝さんは学習院大学法学部政治学科に進学しました。
学習院大学への進学については、陸上が強いというよりは、こだわりのない自由な環境での練習を望んだ川内優輝さんらしい選択だったと言えそうです。
学習院大学の陸上競技部はこれまで「箱根駅伝」には出場していません。しかし川内優輝さんは在学中に「関東学連選抜」として箱根駅伝に出場しました。
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学習院大学はご存知のように、山手線の目白駅からすぐ、目白通りに面した私立大学。 1847年に京都御所で開講された「学習所」が創立となります。
一方で新制大学としての学習院大学は戦後の1949年開校となっています。
学習院大学
所在地:東京都豊島区目白1-5-1
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学習院大学の出身者には、もちろん皇族関係者が多数おられます。
麻生太郎さんや、島村宜伸さんなども政治家も多数。塩野七生さん、舟崎克彦さん、オノ・ヨーコさん、宮崎駿さん、角野卓造さん、六角精児さん、磯村尚徳さんらも学習院大学の出身です。
スポーツ選手では、川内優輝さんの他に、サッカー選手の中西哲也さんらがいます。
学習院大学は、知られているように多くの皇室関係者の出身校である一方で、近頃は秋篠宮文仁親王のお子さんたちが、学習院以外の学校を選択したことでも話題になっています。
プロのランナーとなった川内さん、日本代表を引退表明するも撤回
上記のように2019年以降、川内優輝さんはプロのランナーとなりました。
川内さんの結婚はいわば突然に発表された形に見えますが、その交際について、ご家族にも知られていなかったのは、やはり凄いエピソードではないでしょうか。
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川内さんは好きな女性について聞かれると「おとなしい感じで真面目に努力してくれて、一緒に走ってくれる人」と答えてきたそうなので、そのイメージ通りの水口さんに見えます。
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ちなみに2018年の「ボストンマラソン」で優勝したときは、1600万円ほどの賞金を受け取ったそうです。それが理由というわけではありませんが、公務員としての立場に区切りをつけようと思ったことを、成田に到着した時のインタビューで答えています。
公務員ランナー川内優輝がボストンマラソン優勝の快挙!外国人「凄すぎる男だ」 https://t.co/HtAlRjSQj8 pic.twitter.com/GRk2F8wKI2
— 海外の万国反応記 (@all_nations2) April 17, 2018
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翌年2019年の4月の「ボストンマラソン」では川内さんは近くのレッドソックスの本拠地で始球式にも登場しました。本番での2連覇達成はならずでしたが、優輝さんの母親の美加さんもエントリーしたことが話題となりました。
美加さんも陸上部の出身で、レース経験も豊富な方。その前の3月の愛媛マラソンでは3時間40分23秒で完走したそうです。
上記の、父親の葦生さんとも合わせて、優輝さんはご両親の運動神経を相続したと思われます。
ところで川内選手は一旦はマラソン日本代表から引退を表明しましたが、その後、引退を撤回する流れとなりました。
・・今年4月にプロランナーに転向した“元公務員ランナー”の川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=が、2大会連続4度目の代表入り。17年ロンドン大会で日本代表からの引退を表明していたが、プロに転向したことで翻意。日本代表復帰となった。
これにより、世界選手権と同時期の開催となる東京五輪代表選考会のマラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)の出場権を持っていた川内だが、こちらは辞退することになった。
(デイリースポーツ2019.5月)
残り1枠のMGCファイナルチャレンジで東京五輪代表選出へ是非挑戦してみたいとのこと。「東京2020」でのマラソン代表は実現しませんでしたが、これからのことも期待される川内さんです。
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以上簡単ですが川内優輝さんの出身校についてでした。