歌人の穂村弘さんは北海道出身
穂村弘さんは2018年に『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞を受賞した歌人。北海道の出身で、神奈川県と愛知県を経て、大学は北海道大学に入学します。高校は、愛知で名古屋市立桜台高校でした。
大学は、北海道大学はその年に中退し2年後に上智大学に入学しています。
名古屋市立桜台高校 ⇒ 北海道大学 ⇒ 上智大学
上智大学では、文学部英文学科でした。短歌に興味を持ったのは、北大時代とされますが、上智の学生時代には短歌を作り始めます。
入学した北海道大学をその年のうちに退学した理由として、留年する学生が多かったという説もありますが、言葉のとおりでは第三者には不思議な気もしますので、真相は不明です。いずれにしても穂村弘さんはその2年後に上智に入学します。
ちなみにご両親は北海道の方で、屯田兵の時代から北海道に縁があったご家族ということです。
現役で北大に進学する実力があるので、上智に入り直すこと自体は自然な流れに見えます。
穂村弘(ほむらひろし)
生まれ: 1962年5月21日
出身:札幌市
1978年:名古屋市立桜台高校入学
1981年:北海道大学入学、退学
1983年:上智大学入学
1986年:「シンジケート」第32回角川短歌賞次席(受賞者は俵万智さん)
1988年:「かばん」に入会。
2003年:「読売新聞の読書委員
2005年:結婚
2008年:『短歌の友人』で伊藤整文学賞、『楽しい一日』で短歌研究賞
2013年:『あかにんじゃ』でようちえん絵本大賞特別賞受賞
2018年:第4歌集『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞受賞
その他受賞等多数
*略歴は当サイト独自のまとめです。
吉澤嘉代子と穂村弘の「言葉の夜会」、たなかみさきがメインビジュアル担当https://t.co/SREA06u1dT pic.twitter.com/hZuZGiJOoP
— CINRA.NET カルチャーメディア (@CINRANET) 2019年3月20日
有難いことに「南沢奈央 × 歌人 穂村弘トークショー」に参加させていただきました!最高に楽しかった❤️南沢さんや穂村さんの本への愛情や感性に触れ、トークショーの間、読書熱が高まりっぱなしでした!#jwave #南沢奈央#穂村弘 pic.twitter.com/98nunUnWZL
— りんちゃん (@uq0JtpbBsK2Ifs4) 2019年3月19日
出身高校は名古屋市立桜台高校
穂村弘さんは札幌で生まれた後、幼時に神奈川県に転居し、小学校は相模原市立相模台小学校、横浜市立瀬谷小学校を経て、名古屋に転居し、名古屋市立鶴舞小学校を卒業。
名古屋の北山中学校を経て、高校は名古屋市立桜台高等学校に入学しました。
名古屋市立桜台高校は、大正時代に名古屋市立第三商業学校として始まりました。愛知県の高校入試では「尾張学区第2群Bグループ」に属しています。
平安時代の住居跡が校庭で発見されたことにより「桜台高校遺跡」という遺跡があります。
所在地は、愛知県名古屋市南区霞町21になります。
名古屋市立桜台高校の出身者は穂村弘さんの他に、松原智恵子さんや、東洋の魔女としてバレーボールで活躍した本田憲子さんらがいます。
穂村弘さん、ちなみに本名ではないようですが、穂村さんは高校を卒業した年に北海道大学の文I系に入学しました。 上記のように詳しい経緯は不明ながらその年のうちに北大を退学。
出身大学は上智大学(文学部英文学科、北海道大学は中退)
北大時代に短歌に目覚めたという穂村さんです。また1986年に「シンジケート」で角川短歌賞次席だった時はまだ上智大学の学生でした。
所在地は東京都千代田区紀尾井町7−1
緑豊かな都心の一つです。
上智大学では文学部の英文学科でした。近ごろのいわゆる大学グループ名で「早慶」より「早慶上智」とか「早慶上理」と言われるようになったのは周知の通り。特に「英語」には昔から定評があります。
上智大学出身者には、女性では道傳愛子さん、花田景子さん、青山テルマさん西田ひかるさんらがいます。
政治家では玄葉光一郎さんや、猪口邦子さんら。野田聖子さんも上智の出身で、作家では関川夏央さんや、久田恵さん、井上ひさしさんらがいます。
穂村弘さんはエッセイによると、会社員の仕事をこなしながら歌人として作品を作り続けてきた様子です。