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ベテラン助演の女優、安藤玉恵さん
安藤玉恵さんはベテラン女優さんで多様な番組に出演しているので「あっ!あの方ね」という印象ではないでしょうか。「松ヶ根乱射事件」の国吉春子役で活躍しました。
以前は安藤玉恵さんというとフィリピンという言葉が出てきましたが、特に根拠はありません。荒川区の出身で、実家は「どん平」という評判の良いとんかつ屋さんだそうです。
地元の小・中学校を出て、高校は日本大学第二高等学校を卒業しました。上智大学に入りますが、中退し、その後早稲田大学の第二文学部を卒業しました。
日本大学第二高等学校 ⇒ 上智大学 ⇒ 早稲田大学
外交官を目指して上智大学の外国語学部ロシア語学科に進学しました。しかし違和感が高じて退学したそうです。
その後、早稲田大学の第二文学部に入り卒業しました。早稲田では「早稲田大学演劇倶楽部」で活動していました。
上智を中退して早稲田という経歴は、見事というか羨ましいというか・・ 結婚相手のタニノクロウさんは演出家で精神科医。
安藤玉恵(あんどうたまえ・本名:谷野玉恵)
生まれ:1976年8月8日
出身:荒川区西尾久
1989年:(推定)尾久八幡中学入学
1992年:(推定)日大二高入学
1995年:(推定)上智大学入学 (→後に早稲田に入学)
2003年:『ヴァイブレータ』で映画デビュー
2006年:「松ヶ根乱射事件」
2008年:『ぐるりのこと。』吉田雅子役
2012年:『夢売るふたり』太田紀代 役⇒最優秀助演女優賞
2013年:『あまちゃん』栗原しおり役
2015年:『ソロモンの偽証 前篇・後篇』高木学年主任 役
2016年:『逃げる女』飯塚八重役
2017年:『悦ちゃん』春奴
2018年:『透明なゆりかご 第1回「命のかけら」』
2019年:『腐女子、うっかりゲイに告る。』 安藤陽子
2020年:『絶メシロード 第1話「たかちゃんうどん」』
2021年:『君と世界が終わる日に』 三原紹子
その他出演多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。
やはりそうであった。
安藤玉恵さん。 pic.twitter.com/VmVpzgDavS— shiho14 (@shiho14_shiho) 2017年7月11日
大谷亮平ら6人が「君と世界が終わる日に」出演、竹内涼真と終末世界でサバイバル(コメントあり)https://t.co/VexamXqhjz
#君と世界が終わる日に #きみセカ #大谷亮平 #笹野高史 #マキタスポーツ #安藤玉恵 #横溝菜帆 #鈴之助 pic.twitter.com/F0I2opDYNG
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) November 20, 2020
安藤玉恵さんの出身高校は日本大学第二高等学校
安藤玉恵さんの進学した日本大学第二高校は日大二高と言われ、日本大学系列校の中でも進学校とのこと。3割くらいが日本大学へ進学。
出身者には脚本家の中園ミホさん、女優の松坂慶子さん、おのののかさん、オードリーの若林正恭さんらがいます。
日本大学第二高校
所在地: 東京都杉並区天沼1丁目45−33
スポーツも強い日大二高。
ところで日本大学のという巨大組織の系列校は多々あります。「学校法人日本大学」に対して、「正付属」「特別付属」「準付属」という区分ーー。
日本大学第二高等学校は「特別付属」で、漢数字のつく関係の系列校。同じく日本大学第一高等学校は墨田区に、日本大学第三高等学校は町田市にあります。
安藤玉恵さんの出身地、荒川区西尾久と出身の小・中学校
安藤玉恵さんは荒川区の西尾久の出身で、実家のとんかつ屋さんは『孤独のグルメ』でも取り上げられたことがあるそうです。
安藤さんの出身小・中学校は、いずれも荒川区立の公立校でした。
出身小学校:荒川区立尾久宮前小学校
所在地:東京都荒川区西尾久1丁目4−17
出身中学校:荒川区立尾久八幡中学校
所在地:東京都荒川区西尾久3丁目14−1
いずれにしても安藤さんが生まれ育った西尾久は、荒川に面した一帯で、下町情緒のあふれる町並みが並んで見えます。
そしてこちらは個人情報というより、あくまでもとんかつ屋さんの話ですが、(ご本人はいないと思います)「どん平」さんは、2021年4月現在、営業されています。
東京都荒川区西尾久2丁目2−5
「孤独のグルメ」の、該当回は観ていないのですが、松重豊さんが、とんかつにかぶりつく場面が目に浮かぶようです。
「どん平は、戦後に紙芝居師などをしていた父が始めたお店で、
デミグラスソースのかかったとんかつや、炎をあげて燃える酒鍋しゃぶしゃぶなど(中略)・・
小さい頃はこの商店街が遊び場で、いろんなお店の人たちによく遊んでもらっていました」
(ほっとタウン荒川の人「安藤玉恵さん」 より)
この続きで、西尾久保育園、そしていま挙げた学校が語られていました。
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出身大学は早稲田大学(その前に上智大学)
上記のように安藤玉恵さんは、日大二高からまず上智大学に進学します。
上智大学は外交官を目指すうえで目標となる大学の一つでしょう。しかし、しっくり来なかったようで、退学し早稲田に。上智大学では外国語学部の「ロシア語学科」だった様子。
この間の年代の、安藤玉恵さんの、入学、受験、再入学の細かい経緯は不明ですが、早稲田では第二文学部でした。
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ところで早稲田大学の「第二文学部」はいつまであったのでしょう? 「早稲田の2文」とは一昔前はよく耳にする経歴の一つだったかもしれません。
いつから二文がなくなり文化構想学部と新しい「文学部」が生まれたのかというと、入試の最後は2006年度。2007年4月に「文化構想学部」と新「文学部」が発足しました。
第二部は夜間学部だったので、多岐にわたる学生がいました。いずれにしても単位取得はたいへん厳しかったそうです。安藤さんの在学したと思われるのは、1990年代後半でした。
早稲田の二文出身者は、幅広い世界で活躍しています。風間杜夫さん、加藤剛さん、加藤一二三さん、北大路欣也さん、けらえいこ さん、そして有名な吉永小百合さんら。。
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学部はともかくとして、早稲田の演劇倶楽部に所属していた安藤さん。こちらの演劇倶楽部は30年くらいの歴史で、早稲田大学演劇倶楽部出身の代表的な女優さんとなっています。
早稲田大学
所在地:東京都新宿区戸塚町1丁目104
その間のことを、安藤玉恵さんは上記のインタビューで次のように語っていました。
「なにげなく演劇サークルに入ったら、変わった人ばかりで。
私はそれまで変わってるねと言われることが多かったんですが、
それを認めてもらえたのが嬉しくて。
個性的な人たちと関わるのが楽しくて、どんどんお芝居にハマっていったんです」
(同上より)
そして卒業後は、劇団「ポツドール」に所属し、やがて映画でもデビューしていきました。さらに幅広い出演作は挙げきれないほどの量となっています。
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以上、安藤玉恵さんの出身校について、でした。