阿佐ヶ谷姉妹の「姉」が渡辺江里子さん
渡辺江里子さんは、阿佐ヶ谷姉妹の「姉役」。ご存知の方には今更ですが、姉妹ではないそっくりさんのお笑いコンビを組んで、渡辺江里子さんは女優としても活躍しています。
東京都に生まれ、栃木県で育ち、栃木県の名門女子校である県立の宇都宮女子高等学校から明大に進み文学部を卒業しました。
宇都宮女子高等学校 ⇒ 明治大学
明治大学時代のことなど詳細は分かりませんが、教員免許(中学校、高校の国語)を取得していることからも、真面目に学生生活を送っていたと想像されます。
相方の木村美穂さんとは「東京乾電池研究所」にいた時に出会ってコンビを組むようになりました。阿佐ヶ谷姉妹としてだけでなく渡辺さん単独でのテレビ出演等も、多々あります。
渡辺江里子(わたなべえりこ、阿佐ヶ谷姉妹)
生まれ:1972年7月15日
出身:栃木県
1988年:(推定)宇都宮女子高校入学
1991年:(推定)明治大学入学
1995年:(推定)明治大学卒業
2002年:阿佐ヶ谷で「姉妹」で同居を始める
2007年:阿佐ヶ谷姉妹としてデビュー
2008年:『とんねるずのみなさんのおかげでした』細かすぎて伝わらないモノマネ選手権
2010年:「阿佐ヶ谷姉妹と変ホ長調の大器晩成ライブ」(2011、2013年も)
2012年:『日本の新しい笑い2012』
2013年:「モテ女100VSモテない芸人&アイドル」
2016年:『第22回細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』」優勝。
2017年:『徹子の部屋』『ボク、運命の人です。』「阿佐ヶ谷姉妹のわいわいフェスタ~今年もありがとう~」
2018年:「女芸人No.1決定戦 THE W」優勝。
その他出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめです。
2008年の『とんねるずのみなさんのおかげでした』細かすぎて伝わらないモノマネ選手権13回では、由紀さおりさんと安田祥子さん姉妹のモノマネをして準優勝、などの成績でで知名度を上げていきました。
16日は東海テレビ「スイッチ!」!三山ひろしさんのけん玉と姉妹の童謡とでまさかのコラボ!光栄でした〜
新衣装でおじゃましましたら、ピーコさんに「前の地味なのよりよくなったわね」と褒めていただけました〜シズエキムラ(みほさんのお母さん、この衣装のデザイナー)にも報告しなくっちゃ!! pic.twitter.com/JDW5eLIRFT— 阿佐ヶ谷姉妹 ワタナベエリコ (@asagayanoane) 2018年2月16日
出身高校は宇都宮女子高等学校
栃木県立宇都宮女子高等学校は、公立女子高として日本で最も早く設立された伝統のある女子校です。栃木県の宇都宮市には、男子校のやはり進学校の宇都宮高校があり、こちらは枝野幸男さんの出身校です。
名称は色々と変わりましたが、現在は、栃木県立宇都宮女子高等学校となっています。
所在地は栃木県宇都宮市操町5-1
出身者にはNHKアナウンサーの礒野佑子さんや、サッカー選手の笠井香織さんらがいます。かつてベストセラーになった『二十歳の原点』の高野悦子さんも宇都宮女子高校の出身者でした。
阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子さんが宇都宮女子高校に入った経緯などは不明ですが、地域で代表的な公立女子校の進学校であることから、中学時代にしっかり勉強していたことでしょう。
渡辺江里子さんの出身大学は明治大学(文学部)
上記のように渡辺さんが、明治大学に進学した厳密な時期は分かりません。しかし現役で入学し、通常に4年で卒業だとしたら1995年に卒業したと推測されます。
大学を卒業してから、阿佐ヶ谷姉妹としてデビューするまでに10年以上あるので、その間のことも詳細は分かりません。しかし、どこかで語られていたかもしれません。(↓追記)
・
追記:渡辺江里子さんは大学を卒業する時に「東京乾電池」に応募して入団。そのときたまたま、木村美穂さんも短大卒業後布団屋さんで仕事をしていたけれど、やはり「東京乾電池」に応募して審査を通っていました。( dot.asahiの2020年8月の記事による)
渡辺さんが東京乾電池に応募した時の心境は、役者になろうとかお笑いに行こうというそういう意図は特になかったようです。
当時の大学生活から「もう一歩逸脱したところに踏み込んでみようかな」と思ってというところが何とも自然体ーー。
1年間の養成期間を経てお二人は、残念ながら、卒業公演を最後に東京乾電池を「卒業」。
その後、渡辺さんはコールセンターで、木村さんは事務職をしながら二人は時々、阿佐ヶ谷で会っていました。似ている二人は、そこで鰻屋さんのご主人に「阿佐ヶ谷姉妹」で何かやったらと、コンビを組むようになったと・・・。
やがて2007年のデビューに。
なにか、この気取らない空気がステキですね。
お二人はよく知られているように、渡辺さんの6畳間で暮らすようになり、2020年現在も阿佐ヶ谷で、駅と家を往復しながら暮らしているそうです。ご近所の方からいただきものがあったりだそうで、ホッコリします(追記、ここまで)。
明治大学の文学部は1、2年が和泉キャンパス。3、4年が駿河台キャンパス。
渡辺江里子さんが入学したと想定される1991年当時、世の中がどんなだったかを見ると、バブルの余韻もあったはず。携帯電話はまだまだ。パソコンも、一般にはまだまだ・・。そんな学生時代ではないでしょうか。
明大の文学部出身者には柴田理恵さん(柴田理恵さんの出身大学と出身高校)がいますが、渡辺さんとは一回りくらい年齢が異なります。
渡辺さんは文学部を出たあと、教師になることもできたことでしょうけれど、デビューまでは、地道な準備期間を過ごしていたのでしょう。
*ちなみに2018年2月21日に逝去された大杉漣さんは、明治大学の出身でした。大杉さんは在学中の1973年に転形劇場主宰者・太田省吾さんの記事に触発され、明治大学を中退し、劇団員に応募したそうです。
活躍中の方の突然の訃報には、共演者の方はもちろんのこと1ファンとしても言葉を失うような気持ちです。ご冥福をお祈りします。
渡辺さんのアメブロ(2017-12-24)に引越しの話が出ていました。二人が別々に住み始めた?的な情報で、心配した方もいたかもしれません。実際は、二人の部屋が隣同士になり、しかも二人で過ごす時間も多いそうです。
そういえば、バナナマン設楽さんのプチ情報で 「姉妹がいよいよ別々に住み始めた」という話が出て、
「姉妹、別居したのか」
「阿佐ヶ谷離れたのかな」
「姉妹、変わっちゃったのね」
みたいな反応があったらしく。 確かに引っ越しはしたのですが、奇跡的にお隣の部屋が空いたので、私が隣に移っただけの形で、相変わらず一緒の事が多いですので、ご安心いただければと思います。
(https://ameblo.jp/asagayashimai-blog/entry-12338232371.html より)
それにしても、どうしても肉親の「姉妹」と思ってしまうそっくりな佇まいのお二人です。
相方の木村美穂さんは、洗足学園短期大学(現在名:洗足こども短期大学)音楽科の出身。1973年生まれなので、年齢も一つ違い。文字通り渡辺江里子さんのほうが「姉」になります。
二人はそっくりに見えますが、あえて同じ美容院に行ったり、多少は「姉妹」を工夫されているようです。