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阿佐ヶ谷姉妹の「姉」が渡辺江里子さん
渡辺江里子さんの学歴と出身校についてご案内します。
渡辺江里子さんは、阿佐ヶ谷姉妹の「姉役」。ご存知の方には今さらですが、姉妹ではないそっくりさんのお笑いコンビを組んでおり、渡辺江里子さんは女優としても活躍しています。
東京都に生まれ、栃木県で育ち、栃木県の名門女子校である県立の宇都宮女子高等学校から明大に進み文学部を卒業。
宇都宮女子高等学校 ⇒ 明治大学
教員免許(中学校、高校の国語)を取得していることからも、真面目に学生生活を送っていたと想像されます。
相方の木村美穂さんとは「東京乾電池研究所」にいた時に出会ってコンビを組むようになりました。阿佐ヶ谷姉妹としてだけでなく渡辺さん単独でのテレビ出演等も、多々あります。
2023年にはJR東日本のCMのメインキャラクターとなり、さらにお見かけすることになりました。
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渡辺江里子(わたなべえりこ、阿佐ヶ谷姉妹)
生まれ:1972年7月15日
出身:栃木県
1979年:(推定)西原小学校入学、7歳
1982年:(推定)一条中学校入学、13歳
1988年:(推定)宇都宮女子高校入学、16歳
1991年:(推定)明治大学入学、19歳
1995年:(推定)明治大学卒業、23歳
2002年:阿佐ヶ谷で「姉妹」で同居を始める
2007年:阿佐ヶ谷姉妹としてデビュー、35歳
2008年:『とんねるずのみなさんのおかげでした』細かすぎて伝わらないモノマネ選手権
2010年:「阿佐ヶ谷姉妹と変ホ長調の大器晩成ライブ」(2011、2013年も)
2012年:『日本の新しい笑い2012』、40歳
2013年:「モテ女100VSモテない芸人&アイドル」
2016年:『第22回細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』」優勝。
2017年:『徹子の部屋』『ボク、運命の人です。』「阿佐ヶ谷姉妹のわいわいフェスタ~今年もありがとう~」
2018年:「女芸人No.1決定戦 THE W」優勝、『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』上梓(2021年にドラマ化)、46歳
2019年:『もみ消して冬』 2019夏~夏でも寒くて死にそうです
2020年:「ヒルナンデス!」水曜レギュラー、「映画公開記念!!今日から俺は!!スペシャル」物売りおばさん
2021年:『阿佐ヶ谷アパートメント』、『Eテレ2355』ヨルガヤ姉妹の今夜も眠れません。、49歳
2022年:『阿佐ヶ谷ワイド!!』50歳
2023年:『大奥 5代・徳川綱吉×右衛門佐 編』お江(江里子)、『褒めるひと褒められるひと』桃子、51歳
その他出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、その年、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
2008年の『とんねるずのみなさんのおかげでした』細かすぎて伝わらないモノマネ選手権13回では、由紀さおりさんと安田祥子さん姉妹のモノマネをして準優勝、などの成績で知名度を上げていきました。
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出身高校は名門校の宇都宮女子高等学校(付属幼稚園も)
栃木県立宇都宮女子高等学校は、公立女子高として日本で最も早く設立された伝統のある女子校です。
栃木県の宇都宮市には、男子校のやはり進学校の宇都宮高校があり、こちらは枝野幸男さんの出身校。
名称は色々と変わりましたが、現在は、栃木県立宇都宮女子高等学校となっています。
栃木県立宇都宮女子高等学校
所在地:栃木県宇都宮市操町5-1
出身者にはNHKアナウンサーの礒野佑子さんや、サッカー選手の笠井香織さんらがいます。かつてベストセラーになった『二十歳の原点』の高野悦子さんも宇都宮女子高校の出身者でした。
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地域で代表的な公立女子校の進学校であることから、中学時代にしっかり勉強していたことでしょう。また渡辺さんの高校時代は剣道部でした。
なお、江里子さんは高校と同じ敷地内にあった幼稚園に通っていたそうです。
現在は閉園された「栃木県立宇都宮女子高付属みさお幼稚園」に2年間通学し、高校とあわせると5年間とのことでした。(「毎日新聞、ぐるっと首都圏」2017年8月 より)
渡辺江里子さんの出身地宇都宮市と出身中学校
渡辺江里子さんはもはや著名人となり、『ヒルナンデス!』等への出演も多いため、出身小・中学校についても情報がもたらされるようになりました。
2013年11月放送の『さんま&くりぃむの第16回芸能界(秘)個人情報グランプリ』では、木村美穂さんの『神奈川県市立洗足学園高等学校時代』とともに、渡辺江里子さんの『栃木県宇都宮市立西原小学校時代』が扱われました。
また、出身中学が宇都宮市立一条中学校であることは複数のかつての同窓生からコメントが寄せられています。
出身小学校:宇都宮市立西原小学校
所在地:栃木県宇都宮市西原2丁目5−42
出身中学校:宇都宮市立一条中学校
所在地:栃木県宇都宮市京町9−25
両校は一見住所は異なりますが、じつは道を挟んで両側に建つような関係。
ただし口コミによると現在の「一条中学校」は移転してきたという話もあり、渡辺さんが通っていた当時は、場所が違ったかもしれません。
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しかし少なくとも現在、この2校は上記の宇都宮女子高等学校に数百メートルで行けてしまう近所です。
距離で高校を選べるものではありませんが、江里子さんは、つまり幼稚園から高校まで、この一帯で過ごしていたと言えそうです。
中学時代には剣道部で、しかし合唱部とも掛け持ちしたそうです。
「剣道部だったんですけど、
途中から合唱に興味が出はじめて部活の掛け持ちをしていて、
どっちつかずで」・・・(https://fairylamp.net/uranai/archives/2547.html より)
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渡辺江里子さんの出身大学は明治大学(文学部)
渡辺さんは明治大学文学部に進学しました。
上記の「毎日新聞、ぐるっと首都圏」によると高校の1990年度の卒業(1991年春)とされ、通常に4年で卒業だとしたら1995年に卒業したと推測されます。
大学を卒業してから、阿佐ヶ谷姉妹としてデビューするまでに10年以上あるので、その間のことも詳細は分かりません。しかし、どこかで語られていたかもしれません。(↓追記)
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追記:渡辺江里子さんは大学を卒業する時に「東京乾電池」に応募して入団。その時たまたま、木村美穂さんも短大卒業後に布団屋さんで仕事をしていたけれど、やはり「東京乾電池」に応募して審査を通っていました。( dot.asahiの2020年8月の記事による)
渡辺さんが東京乾電池に応募した時の心境は、役者になろうとかお笑いに行こうという意図は特になかったようです。当時の大学生活から「もう一歩逸脱したところに踏み込んでみようかな」と思って、というところが何とも自然体ーー。
#ボクらの時代 来週は #岡部たかし さんと #阿佐ヶ谷姉妹 という御三方。なんと 劇団東京乾電池の養成所で同期だったとか。岡部たかしさんと渡辺江里子さんは「岡っち」「エリリン」と呼び合う仲だそうです。意外な繋がり! 阿佐ヶ谷姉妹は 養成期間終了後の選考に落ちたからこそ 生まれたそうです。 pic.twitter.com/ZAjAysqvp1
— ひぞっこ (@musicapiccolino) August 3, 2024
(東京乾電池では意外にも岡部たかしさんと同期でした。2024年の『僕たちの時代』より)
1年間の養成期間を経てお二人は、残念ながら、卒業公演を最後に東京乾電池を「卒業」。
その後、渡辺さんはコールセンターで、木村さんは事務職をしながら二人は時々、阿佐ヶ谷で会っていました。似ている二人は、そこで鰻屋さんのご主人に「阿佐ヶ谷姉妹」で何かやったらと言われ、コンビを組むようになったと・・・。
やがて2007年のデビューに。
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なにか、この気取らない空気がステキですね。
お二人はよく知られているように、渡辺さんの6畳間で暮らすようになり、2020年現在も阿佐ヶ谷で、駅と家を往復しながら暮らしているそうです。ご近所の方からいただきものがあったり、だそうでホッコリします(追記、ここまで)。
明治大学
所在地:東京都杉並区永福1丁目9−1
明治大学の文学部は1、2年が和泉キャンパス。3、4年が駿河台キャンパス。
渡辺江里子さんが入学したと想定される1991年当時、世の中がどんなだったかを見ると、バブルの余韻もあったはず。携帯電話はまだまだ。パソコンも、一般にはまだまだ・・。そんな学生時代ではないでしょうか。
明大の文学部出身者には柴田理恵さんがいますが、渡辺さんより一回りくらい年齢が上となります。
渡辺さんは文学部を出たあと、資格があるから教師になることもできたことでしょうけれど、デビューまでは地道な準備期間を過ごしていたのでしょう。
あるインタビューでは、教師になるには日々のルーティンワークをこなしていく自信がなかったと言っていました。向いているように見えるのですが・・
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渡辺さんの所属した「東京乾電池」
また卒業後に入った「東京乾電池」とは、1976年に柄本明さん(柄本佑さんの父)らが結成した劇団。
渡辺さんたちが入団した1995年ころはと言うと・・
東京乾電池ではその前の4年間は、チェーホフの4大劇を上演し、1996年には映画『しとやかな獣』を舞台で上演したという時期でした。
いずれにしても渡辺さんと木村美穂さんは、1年で東京乾電池を卒業。言い方は悪いですが、それ以上、居させてもらえなかったということでもあります。しかしそれが阿佐ヶ谷姉妹の誕生につながることに!
かつて所属した役者さんとしては岩松了さん(東京外国語大学出身)、現在も所属の女優さんに江口のりこさん(本名:江口徳子さん)がいます。
東京乾電池
公式サイトが公開している所在地は東京都世田谷区北沢3丁目22−2。
「アトリエ・乾電池」の看板が見えています。
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ある時、渡辺さんのアメブロ(2017-12-24)に引越しの話が出ていました。
2017年のことです。二人が別々に住み始めた?的な情報で、心配した方もいたかもしれません。実際は、二人の部屋が隣同士になり、しかも二人で過ごす時間も多いそうです。
そういえば、バナナマン設楽さんのプチ情報で 「姉妹がいよいよ別々に住み始めた」という話が出て、
「姉妹、別居したのか」
「阿佐ヶ谷離れたのかな」
「姉妹、変わっちゃったのね」
みたいな反応があったらしく。 確かに引っ越しはしたのですが、奇跡的にお隣の部屋が空いたので、私が隣に移っただけの形で、相変わらず一緒の事が多いですので、ご安心いただければと思います。
(https://ameblo.jp/asagayashimai-blog/entry-12338232371.html より)
それにしても、どうしても肉親の「姉妹」と思ってしまうそっくりな佇まいのお二人です。
相方の木村美穂さんは、洗足学園短期大学(現在名:洗足こども短期大学)音楽科の出身。1973年生まれなので、年齢も一つ違い。文字通り渡辺江里子さんのほうが「姉」になります。
(ところで渡辺えり子さんだった、現在の「渡辺えり」さんは、2007年に改名するまでは、読みの音が同じになる「わたなべえりこ」さんでした。世代は渡辺えりさんのほうが先輩になります。)
渡辺さんんと木村さん、二人はそっくりに見えますが、あえて同じ美容院に行ったり、多少は「姉妹」を工夫されているようです。
阿佐ヶ谷駅は阿佐ヶ谷姉妹推しが徹底してました。ここまでやると爽快感ですね。 pic.twitter.com/YahorUGIm1
— 地図ラーの会 (@chiba_chizu) August 18, 2023
(阿佐ヶ谷姉妹由来の阿佐ヶ谷駅は、凄いことに! ちょっと立ち寄りたいです。)
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ご本人のTwitterプロフィールに「スマホ使いこなせない芸人の為・・」と謙遜なコメントがあります。
2021年に放送された『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』では木村多江さんが渡辺江里子さんを演じました。相方の木村美穂さん役は安藤玉恵さんでした。
さらに2024年にはNHKプラスの、あれはNHKなのでCMというのか分かりませんが、NHKプラスをさりがなく(?)コマーシャルしているようです。
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以上簡単ですが、気取らなくて静かに愛を感じる女優さん、渡辺江里子さんの出身校について、でした。お読みいただきありがとうございました。