Contents
無名塾で、代役から劇的にデビューした益岡徹さん
益岡徹さんの学歴と出身校についてご案内します。
益岡徹さんは山口県の下関市出身で幅広い役柄をそつなく熟す俳優。
信頼できる上司や、頭の切れ味の良い姿で、いつもドラマ等で目にする役者さんです。1956年生まれで、「益岡徹 現在」と探す方もいますが、現在も充分に活躍中。2020年の『半沢直樹』にも登場しました。
地元の名門校下関西高校に進学し、その後何らかの事情で神奈川県の横浜緑ヶ丘高校に転校しました。
大学は早稲田の商学部に進学しています。
下関西高校 ⇒ 横浜緑ヶ丘高校 ⇒ 早稲田大学
益岡徹さんはその「顔」を広く知られている一方で、私生活のエピソードはあまり知られていない傾向ーー。高校を移った経緯や、ラグビーをやっていた(くにまるジャパンの記事より)という件の詳しい内容も、分かってはいません。
しかし確かなことは、早稲田の学生時代、アングラ演劇にハマっていたこと。卒業後に難関の無名塾に4期生として入ったことです。
その後の怒涛の活躍は周知のとおりです。
益岡徹(ますおかとおる)
生まれ:1956年8月23日
出身:山口県下関市
1969年:(推定)中学入学、13歳
1972年:(推定)下関西高校入学、16歳
1975年:(推定)緑ヶ丘高校卒業、19歳
1980年:早稲田大学卒業。無名塾の4期生となる、24歳
1988年:『マルサの女2』三島、32歳
1990年: 『翔ぶが如く』村田新八、34歳
1992年:『夜逃げ屋本舗シリーズ』 野口浩介 〜95年
1995年:『御家人斬九郎』〜- 2002年 西尾伝三郎、39歳
2004年:『釣りバカ日誌』15 ハマちゃんに明日はない!、48歳
2005年〜:『京都地検の女』池内弘二、
2009年:『ウェルかめ』勅使河原重之、53歳
2012年:『宇宙兄弟』 父、56歳
2014年:『ガイアの夜明け』ナレーション
2019年:『空母いぶき』石渡俊通
2020年:『半沢直樹』、64歳
2021年:『おとなの事情 スマホをのぞいたら』六甲隆、65歳
2022年:『HOTEL -NEXT DOOR』中条浩二、『シン・ウルトラマン』狩場邦彦
2023年:『愛にイナズマ』則夫
2024年:『光る君へ』源雅信
2025年:『ゴールドサンセット』吉松一雄、『反乱のボヤージュ』宅間玲一 、『少年と犬』中垣和夫、『雪風 YUKIKAZE』 葛原芳雄、69歳
その他出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
仲代さんとの関わりは、もちろん無名塾ですが、益岡さんの突然のデビューは衝撃的な展開だったそうです。
「影武者」を巡って、開幕直前に役を指名された益岡さん・・・。
「やあ、あの時は大変だったな」と仲代達矢は声をかけた。「まさか鮮明に覚えていてくださるとは」と益岡徹は目を潤ませた。・・(中略)・・・
「さあ今日も幕が上がる」と緊張感が高まる中、舞台裏でアクシデントが起きた。主要キャストのひとりが衣装とメークを済ませ待機中に、体調を崩してしまったのだ。開幕30分前。仲代は若い弟子たちを見回して、「おまえがやれ」と、ひとりを代役に指名した。4期生の益岡である。
(日刊ゲンダイ https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/157386 より)
・
いよいよ明日はプレビュー公演、本公演と変わりません!!
やってきた事を信じて進みます(^^)
楽しみに劇場にいらして下さい!!
今日のゲネ終わりにお父さん役の益岡徹さんと写真を撮っていただきました!優しいお父さんと真面目トニー!笑#ビリーエリオット#益岡徹 さん#中河内雅貴 pic.twitter.com/ftXVURxxm7— 中河内雅貴 (@aminoMASAvital) 2017年7月19日
この投稿をInstagramで見る
益岡徹さんの出身高校(入学時の高校)は山口の下関西高校
益岡徹さんの出身地は山口県の下関市。
下関西高等学校に入学した後、いずれかの時期に神奈川県の横浜緑ヶ丘高校に転入しています。
下関西高等学校は、創立が1920年という歴史ある進学校で旧制中学時代は「下関中学」でした。その後、下関高等学校を経て、現在名になっています。
山口県立下関西高等学校
所在地:山口県下関市後田町4-10-1
・
下関西高校は、山口県内の高校ランキングでトップ3に入る公立高校。他に徳山高校や山口高校、宇部高校などがあります。
【下関西高校の大学合格実績】としては、「みんなの高校情報」によりますと、2020年の例から一部を抜粋して以下となります。
山口大学 40名
九州大学 18名
大阪大学 5名
東北大学 4人名
立命館 49名
福岡大学 40名 など多数
***
主な出身者には益岡さんの他に、小説家の船戸与一さん、国会議員の林芳正さん、気象予報士の寺川奈津美さんらがいます。
林芳正氏は、よく知られるように同じ山口出身ということで安倍晋三氏といわばライバル関係の自民党議員。
なお、益岡徹さんの出身の小・中学校については今のところ詳細不明です。
・
この投稿をInstagramで見る
(『ビリーエリオット』の練習風景 2024年版 )
転校した高校は神奈川の名門、横浜緑ケ丘高校
益岡徹氏のもう一つの出身高校、転入した神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校は、公立で神奈川県のトップクラスの高校の一つとなります。
公立高校の編入試験はおよそ夏休みに行われ、一般に同程度の高校を受験するもの
山口県立下関西高校から、神奈川の横浜緑ケ丘高等学校への編入は、レベルの高さから普通の流れだったと思われます。
いずれ、高偏差値の高校時代を過ごしたことでしょう。
出身高校:神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校
所在地:横浜市中区本牧緑ケ丘37番
横浜だからというか名前のとおり、坂に囲まれた丘の上の高校となります。
横浜緑ケ丘高校の出身者には、旧制横浜第三中学校時代の岩田一男氏や松山善三氏、脚本家の篠崎絵里子さん、J-WAVEのクリス智子さんらがいます。
・
山口でお生まれになった益岡徹さん。子供の頃から映画が好きだったそうです。高校に入ってラグビーをやっていた益岡さん。友達の8ミリ映画に出演して「役者になろう」と思ったんだそうです。
(http://www.joqr.co.jp/japan/2010/11/post-79.html くにまるジャパンより)
ここでの「高校に入ってラグビーやって」は下関でのことかもしれません。いずれ、逞しい高校生だったということでしょう。
この投稿をInstagramで見る
(ミュージカル「ビリーエリオット 」にて、2017年)
・
益岡徹さんの出身大学は早稲田大学
卒業時から逆算すると、詳細は分かりませんが益岡徹さんは受験も含めて大学卒業時まで5年をかけています。
しかし一般の就活はしなかったそうです。学生時代、演劇に打ち込んでおり、その道(就職)はないと思ったとかーー。
早稲田大学では学部は商学部でした。
演劇を極めながら、しかし商学部のふつうの学位を収めたことも確か。
早稲田大学
所在地:東京都新宿区戸塚町1丁目104
・
早稲田は今さらながら、卒業生のうち芸能関連だけでも活躍する人々はあまりに多数。
小田和正さん、デーモン閣下、ドリアン助川、藤木直人さん、ラサール石井さん、堺雅人さん、佐藤B策さん、長塚京三さん、室井滋さん、南奈央さん、矢柴俊博さん、渡瀬恒彦さん、吉永小百合さん、サンプラザ中野くん、らがいます。
・

・
そして、学問でも名門の早大ながら益岡さんが卒業と同時に無名塾に入塾したのは、流石の経緯でした。
200倍を突破して、と数字で淡々言っても、200人の人が応募してきて一人しか受け付けないのが無名塾なわけです。
仲代達矢さんが自宅を提供という形だそうーー。
無名塾
<
所在地:東京都世田谷区岡本1丁目6−2
【無名塾の主な出身者】
益岡徹
第四期生(1980年入塾)
山口県下関市出身#益岡徹 #無名塾 #オーディション写真:無名塾公演「どん底」(1985) pic.twitter.com/iJjbS6CHA7
— 無名塾オーディション2017 (@nyujuku_shinsa) January 16, 2017
この投稿をInstagramで見る
・
ドラマ等で安定感、安心感のある益岡さんの姿を見ると、ホッとするような気分です。無名塾に進んだ女優さんの一人が若村麻由美さんでした。
出演の作品は挙げきれない状況ですが、70前後となった昨今も、活躍が続いています。
***
以上、大変簡単ですがベテラン俳優、益岡徹さんの出身校についてでした。