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乃木坂46の1期生だった生田絵梨花(いくたえりか)さん
生田絵梨花さんの学歴と出身校についてご案内します。
乃木坂46の元メンバーで、女優の生田絵梨花さんは、2021年の年末に乃木坂46を卒業し、それ以降は音楽のみならず女優としての活躍も目立っています。
生まれがドイツのデュッセルドルフだったことは有名。しかし小学校に上がる頃からは普通に日本の小・中学校の出身となっています。
活動は早く、小学校時代にすでにミュージカルの『ココ・スマイル5 〜明日へのロックンロール〜』で主演を務めていました。
習い事等に忙しいなか、中3で「乃木坂46」の1期生となり、その活動と重なりながら高校受験を果たしました。高校は東京音楽大学の付属校で、大学もそのまま東京音楽大学に進んだことが分かっています。
東京音楽大学付属高校 ⇒ 東京音楽大学
大学に入ってからの出した写真集も人気を呼び、さらに活動の幅を広めています。
大学の入学は2015年のことでしたが、入学後に多忙だったことは確かで、20204年1月現在、大学を卒業したという情報はない一方で、中退したという確実な情報もありません。
生田絵梨花(いくたえりか)
生まれ: 1997年1月22日
出身:生まれはドイツ、東京で育つ
2003年:(推定)小学校入学、6歳
2007年:『ココ・スマイル5 〜明日へのロックンロール〜』主演、10歳
2009年:(推定)中学校入学、12歳、『アルプスの少女ハイジ』クララ
2010年:『外科医 須磨久善』
2011年:乃木坂46の1期生オーディション合格、日本クラシック音楽コンクールピアノ入選、14歳
2012年:(推定)東京音楽大学付属高校入学、乃木坂46の1stシングル『ぐるぐるカーテン』
2014年:『何度目の青空か?』センターを務める
2015年:(推定)東京音楽大学入学、18歳、『残念な夫。』細井美香
2016年:ソロ写真集『転調』
2017年:『ロミオ&ジュリエット』ジュリエット、20歳
2019年:『レ・ミゼラブル』コゼット
2021年:乃木坂46を卒業、24歳
2022年:乃木坂46合同会社から太田プロダクションへ移籍、『オールドルーキー』糸山留美、『Dr.コトー診療所』西野那美、25歳
2023年:『MEAN GIRLS』主演、『こっち向いてよ向井くん』藤堂美和子、26歳
2024年:『アンメット ある脳外科医の日記』西島麻衣、『晴らしき哉、先生!』主演、27歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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生田絵梨花さんの出身高校は東京音楽大学付属高等学校
生田絵梨花さんの出身高校は東京音楽大学付属高等学校であることが分かっています(詳細は後述)。
東京音楽大学付属高校は、名前の通り東京音大の系列の高校で、在校生の多くは東京音大に進学します。
設立は、1932年のころで当初は「東洋音楽学校」の普通科でした。戦後に東洋高等学校(音楽科)となり、現在名になったのは、1969年のことです。
東京音楽大学付属高等学校
所在地:東京都豊島区南池袋3-4-5
ピアニストの辻井伸行さんも同校の出身。
東京音楽大学付属高等学校は、池袋周辺の都心にあり、メトロの「雑司が谷駅」からは5分程度となります。
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生田さんは、後述のように、中学時代には「東京音大付属の音楽教室」に通っており、有名になるに連れてインタビューも増え、その回答の中でご本人が「音大の附属高校」に進学したということは、明言されています。
ちなみに一般的に「音大の附属高校」的な学校を都内で挙げると、以下の高校があります。
東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校(国立)
武蔵野音楽大学附属高校(私立)
国立音楽大学附属高等学校(私立)
東京音楽大学附属高校(私立)
東邦音楽大学付属東邦高校(私立)
他にも桐朋女子高校の音楽科もあります。
これらの中で生田絵梨花さんが入学したのは、東京音楽大学附属高校であろうと考えられます。その理由は、自身が東京音大の付属の「音楽教室」に通っていたということの他に、2014年の絵梨花さんの休業期間も、その根拠となりそうです。
つまり生田さんは「大学進学のための準備期間」を2014年の4月に宣言し、6月から実際に一時休業し、しかし10月に開催されたミュージカル『虹のプレリュード』では主演を務めており、乃木坂46を休業した期間は2014年の6月〜7月頃と考えられます。
一方で、東京音楽大学附属高校の公式サイトに寄ると、東京音楽大学への内部推薦制度のなかで、「高校3年生の春学期実技試験成績(7月に実施)」が審査されることが明記されています。
すなわち7月ころの試験のために生田さんが休業したと想定すると、期間が一致しており、当時所属していた高校は「東京音楽大学附属高校」と考えるのが妥当と言えそうです。
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ついでながら、公式サイトに寄ると同校の東京音楽大学への内部推薦制度のシステムは、以下となっています。
1.高校で所属していた同専攻・同楽器
2.高校3年間で基準以上の評定平均を修める
3.高校3年生の春学期実技試験成績(7月に実施)
※上記2.3.の成績を東京音楽大学内で審査し合否を判定します。
(https://www.tcm-koko.ed.jp/post/advantage より)
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略歴を振り返ると、高校時代の生田さんはすでに文字通り乃木坂46の中心的なメンバーとして活躍しています。
2015年の2月、つまり生田さんが高校を卒業して大学に進学する直前ころのインタビューでは以下のように答えました。
『音楽の道に進みたい!』って両親に伝えた時、乃木坂46もピアノも『両方やります!』って宣言した時、
それぞれ言ったものの、将来どうなるのかなって不安もありました。
でも今はアイドル活動でピアノを活かせていて、グループを離れたお仕事でもこうやってピアノを披露することができて、ピアノをきっかけによりたくさんの人に自分を知ってもらえていることがすごく嬉しい!
(https://mdpr.jp/interview/detail/1469756 より)
このように、高校でもピアノを極め、一方でグループの中でも自身のピアノの才能も、充分に生かされていました。
このページのタイトルにも引用したように「ピアニストを目指した女の子が、アイドルになり女優にもなった」というのは、絵梨花さんを的確に表した言葉となっています。
まさにピアノ、アイドル、女優という3つの才能が、見事に咲き誇っており、その土台となった絵梨花さんの高校時代でした。
生田絵梨花さんの出身地東京と、出身小学校、出身中学校
ここで時間を遡ります。
生田絵梨花さんは、生まれた時はドイツで、4歳でバレエを始め、5歳ころから日本で育ちました。
ドイツというのは生まれたときの父親の仕事のゆえなので、普通に考えて、ドイツの出身というわけではないでしょう。
日本に戻ってからの小・中学校時代について詳細は不明ながら各種の情報を合わせると、出身中学については、「文京区の音羽中学校」とされています。
「音羽中学校」とされる根拠は、
・ご家族の居住地が文京区と考えられること(父親の動向などから)
・生田絵梨花さん自身が「AKB新聞」の取材で公立の中学校に通っていたと語ったこと。
・その中学において「日本文化部」という部活に属していたこと。
・文京区の公立中学で日本文化部があるのは音羽中学だけであること。
(おもに「インフォちゃんぽん」さんサイトの情報です)
ちなみに文京区の公立中学は、第一、第三など数字のつく中学の他に、本郷台中学、音羽中学など、2024年現在で10校があります。
出身中学校:文京区立音羽中学校
所在地:東京都文京区大塚1丁目9−24
まさに文京区らしい環境に、音羽中学は位置しています。
音羽中学と隣接するのは、名門の「筑波大学附属高校」であり、道路を挟んで反対側は「御茶の水女子大学」です。
生田さんがこちらの中学に通うような範囲に住んでいたと考えると、上記の東京音楽大学付属高等学校も、自宅の近隣範囲だったと言えそうです。
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中3でグランドピアノを買ってもらった逸話も有名。
中学生の時、音楽の道に進みたいと思っていたんですけど『音楽で食べていくのはすごく大変なこと、みんながそれを活かした職につけるわけじゃない。だから簡単には認められない』って親に反対されました。
それでも私は自分の決意を話して、グランドピアノを買ってもらいました。
(https://mdpr.jp/interview/detail/1469756 より)
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次に小学校について、
文京区で「音羽中学」に進むことになる児童の通う公立の小学校を、一応、距離だけで推定してみました。
文京区などによると同校と直線距離が1000メートル以内の小学校は、以下の通りです。
文京区立窪町小学校(文京区大塚3-2-3)
文京区立小日向台町小学校(文京区小日向2-3-81)
文京区立大塚小学校(文京区大塚4-1-71)
文京区立関口台町小学校(文京区関口2-6-1)
文京区立青柳小学校(文京区大塚5-40-18)
他にも、文京区立金富小学校など、多数の小学校があります。
ただし今のところ、出身小学校については、確かな情報はありません。
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生田さんは小・中学校時代にクラシックバレエ、書道、水泳、英語、ピアノ、数学などの教室に通っていたことはよく知られています。
たいへん利発な中学生だったようすです。
また、中学時代に東京音大の付属の音楽教室に通っていたとされ、中2のころに音楽教室の主宰する演奏会に出演した記録も残っているようです。
生田絵梨花 高画質画像コレクションhttps://t.co/E4DsiVybob#生田絵梨花 pic.twitter.com/Cv5q8193Iv
— 乃木坂46の1期生びいき (@nogizaka46or) January 29, 2024
そもそも、デビューは小学生のころの『ココ・スマイル5 〜明日へのロックンロール〜』でした。
ミュージカルを目指していた少女が、中3の頃にグランドピアノを買ってもらい、音楽の道に進みたいと願い、しかし同時進行のように、「乃木坂46の1期生オーディション」に合格したことで、アイドルへの道もスタートしていた小学校、中学校時代でした。
生田絵梨花さんの出身大学は東京音楽大学
このような経緯で、生田絵梨花さんは東京音楽大学のピアノ科に進学しました。
ただし卒業等についての結論は、2024年1月現在、明らかになっていません。ネット上には推定で中退という説がありますが、真偽は不明。
在学期間のリミットや、休学期間のリミットを最大限に計算すると、2024年3月までは猶予があるという説もありますが、今のところ詳細不明です。
ご本人は真面目な性格で、可能な限り単位を取ろうとしたことも考えられますが、時間的、物理的限界も想定されます。
東京音楽大学は上記の附属高校とは場所が異なります。
東京音楽大学
所在地:東京都目黒区上目黒1丁目9−1
こちらも代官山駅などから歩いてすぐの都心となります。
設立は1907年のことで、当初の名前は「東洋音楽学校」でした。
キャンパスは、「中目黒・代官山キャンパス」と「池袋キャンパス」があり、言い方を変えると池袋キャンパスには附属高校も併設されているということになります。
1954年に東洋音楽短期大学として短大が設立され、1963年に4年制の東洋音楽大学となりました。現在名となったのは、1969年のこと。
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歴史が長いだけに、淡谷のり子さん、黒柳徹子さん、船村徹さんといった歴史的人物も輩出しています。黒柳朝さんも、池田理代子さんもこちら。
女優の松下奈緒さんもこちらのピアノ科出身で、松下さんはピアニストでもあります。山崎育三郎さんも東京音大でした。
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このように生田さんが大学に入ってから10年くらいの間に、じつに多忙な活動を続けてきました。
「乃木坂46を象徴する」というような表現もされてきた生田さん。
もう8年前になりますが、2016年の記事では「『ドイツ生まれのお嬢様』『才色兼備の優等生』と多くのメディアで紹介された。」という表現もありました。
【お知らせ】
映画「Dr.コトー診療所」
に出演致します✨志木那島で生まれ
彩佳さんに憧れ
数年前から診療所で看護師を務める
西野那美を演じます。12月16日公開です#Drコトー診療所#背中を追いたい人がいて#そしてここに生きている@coto_movie
Staff pic.twitter.com/t9nO7fHX3x
— 生田絵梨花-STAFF (@ikuta_staff) September 26, 2022
優等生的な経緯は、繰り返し指摘されてきたことですが、一方でバラエティ番組にも出演し、殻を破ってさらに自由になり、表現の幅が広まったと評価されています。
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(『晴らしき哉、先生!』)
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以上、簡単ですが生田絵梨花さんの出身校についてでした。