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3歳からピアノを弾いていた松下奈緒さん
松下奈緒さんの学歴と出身校についてご案内します。
松下さんは、女優かつピアニストということで、音大にてピアノ専攻だったこともよく知られています。
母親の影響で3歳からピアノを始め、いつも音楽の流れるような環境で育ちました。
一方で『ロングバケーション』などの影響で女優に憧れ、高校時代にはすでにモデル事務所のコンテストでグランプリを受賞し、モデル活動も始めていました。
地元の公立高校から、受験時には元来続けていたピアノのレッスンに集中して東京音楽大学のピアノ専攻に進学。
兵庫県立川西北陵高校 ⇒ 東京音楽大学
東京音大の学生時代に、ピアノ演奏やドラマ出演で芸能活動を始め、大学は5年で卒業。
卒業後にも順調にドラマに出演し、早々に2010年には朝ドラの『ゲゲゲの女房』で主演を果たし、有名になりました。
その後の出演作はかなり多数に上ります。
一方でコンサートツアーなどの音楽活動も継続されています。
松下奈緒(まつした なお)
生まれ:1985年2月8日
出身:兵庫県川西市
1991年:(推定)小学校入学、6歳
1997年:(推定)中学校入学、12歳
2000年:(推定)高校入学、15歳、コンテストでグランプリ受賞、モデルとなる
2003年:東京音楽大学入学、18歳
2004年:『仔犬のワルツ』でデビュー
2005年:NHK大河ドラマ『義経』義経紀行のピアノ演奏
2006年:『アジアンタムブルー』映画初出演
2007年:『Good Job〜グッジョブ』上原草子、22歳
2008年:大学卒業、23歳、『君の望む死に方』 碓氷優佳
2010年:連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』主演、主題歌『ありがとう』のカバー、『紅白歌合戦』司会
2011年:『CONTROL〜犯罪心理捜査』瀬川理央、『胡桃の部屋』三田村桃子
2012年:『早海さんと呼ばれる日』 早海優梨子
2014年:『芙蓉の人〜富士山頂の妻』野中千代子
2015年:『闇の伴走者』水野優希、30歳
2016年:『往復書簡〜十五年後の補習』岡野万里子、『早子先生、結婚するって本当ですか?』立木早子 31歳
2017年:『トットちゃん!』黒柳朝
2018年:連続テレビ小説『まんぷく』香田克子
2019年:『俺のスカート、どこ行った?』長井あゆみ
2020年:『アライブ がん専門医のカルテ』恩田心
2021年:『脳科学弁護士 海堂梓 ダウト』海堂梓
2023年:『大奥 Season2医療編』田沼意次
2024年:『恋愛戦略会議』倉持冬子、『風の奏の君へ』青江里香、『スカイキャッスル』39歳
その他、出演など多数 (コンサートなどの音楽活動は省略しています)
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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松下奈緒さんの出身高校は兵庫県立川西北陵高等学校
松下奈緒さんは、地元兵庫県の川西北陵高校の代表的な卒業生として知られています。
同校の設立は1983年と、比較的新しく、現在の同校には普通科の中に「探究と表現類型」がありますが、これは松下さんが卒業したあとの2013年のこと。
在学当時は、普通科の中に「英語コース」の1クラスもあったもようです。ただし音大に進んだ奈緒さんは普通に普通科だったと考えられます。
卒業生には、元くるりの森信行さんらがいます。
兵庫県立川西北陵高等学校
所在地:〒666-0157 兵庫県川西市緑が丘2丁目14−1
創立:1983年
松下さんは次項のように兵庫県の川西市で小学校、中学校時代を過ごしましたから、川西市にある川西北陵高等学校へは、ふつうに地元の公立高校に進んだということでしょう。
高校という前に、川西市のおよその位置は、宝塚市よりも伊丹市よりも北にあり、大阪府の能勢町などとも接しています。川西市の市の形がタツノオトシゴに似ているとのこと。
人口はおおよそ15万人。
なお、川西市内には県立高校が3校あり、その一つが川西北陵高等学校です。
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【川西北陵高校 大学合格実績】は「みんなの高校情報」によりますと、2023年の実例で以下となっています。
神戸学院大学 72名
追手門学院大学 45名
大阪経済大学 32名
近畿大学 22名
関西外国語大学 20名
甲南大学 19名
摂南大学 15名
大阪成蹊大学 15名 など多数
美大・音大の分野は特殊なので、2023年の例には音大等は見られません。しかし、松下さんの場合、ピアノを選考するという明らかな選択で東京音楽大学に進んだと見られます。
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高校時代の奈緒さんは、略歴のように、高1の頃にモデル事務所のグランプリを受賞し、モデルとして大変期待されていました。
しかし一方で「日本のスーパーモデルのひとりと注目を集めたが、音大受験のためのレッスンを優先」して音大に進学したと、KINENOTEは伝えています。
音大のピアノ科にピアノの実力で入学するのは、安易なことではありません。必要なときにはレッスンに集中する能力も持ち合わせていたということでしょう。
松下奈緒さんの出身地兵庫県川西市と出身小学校、出身中学校
松下奈緒さんの出身校小学校も中学校も公式な発表はありませんが、周囲の口コミなどから、次のように知られています。
出身小学校:川西市立北陵小学校
所在地:兵庫県川西市丸山台1丁目3番2号
同校の代表的な卒業生が松下奈緒さんとされています。
1987年に創立されたため、奈緒さんが入学した当時はまだ6年生まで揃っていなかった時期、と見られます。
同校は、川西市の知明湖のすぐ側となります。
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出身中学校:川西市立東谷中学校
所在地:兵庫県川西市見野1丁目9−1
同校は1970年に現在地に移転しました。「山下駅」からすぐ側。
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松下奈緒さんについてはこのように現在、出身小学校・中学校は「思い出こみゅ」などに挙げられており、情報の時系列は不明ながら、重岡大毅さんらとともに東谷中学校の卒業生と見られています。
やぶうち@ottsyideti
·北陵小なら松下奈緒やろうねえ。 2015年5月24日淀川篇吟@zgmf38·川西市の東谷中は、女優でピアニストの松下奈緒さんの母校やけどや。
あの人をテレビで見つけるたび、オカンが「おかあちゃんの後輩や!」言うてウルサい。 2023年4月15日
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松下さんのご家族については、妹さんとご両親の4人家族だったことが知られています。
ピアノ好きは母親譲りで、父親の松下隆史氏は三井住友銀行で執行役員などの経歴を持ち、投資会社を設立した人物とのこと。
「実家暮らしが長かった」というのも、小学校から高校まで地元の川西市で過ごしていることからも明らかでしょう。
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ちなみにのちに『早子先生、結婚するって本当ですか?』で主演するにあたってのインタビューでは、次のように述べています。
私生活も早子先生と重なる部分が多い。家族と同居していて、妹がいる家族構成も一緒。
「家に帰れば一人じゃないし温かいご飯も出てくる。結婚を遠ざけているのが凄く分かる」と共感する。
(https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/05/17/kiji/K20160517012601310.html より)
硬いイメージと思われがちだった松下さんですが、「早子先生・・」では中江功監督から「これまでのイメージを出してはいけない」と言われ、わりとコミカルな先生を演じました。
ドラマで初めて「合コン」を経験したそうです。
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松下奈緒さんの出身大学は東京音楽大学
松下さんが「東京音楽大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻」を卒業したことは広く知られています。
在学中にすでにドラマや映画に出演していたため、一年留年の後に卒業した2008年の3月には、卒業の様子が「今後は芸能活動に専念」というタイトルで報道されました。
仕事が多忙を極め、一般科目が3単位足りず留年。一時は中退も考えたが「卒業して胸を張りたかった」とロケ現場に鍵盤を持ち込んで練習に励んだという。
(サンケイスポーツ、2008年3月 より)
東京音楽大学
所在地:東京都目黒区上目黒1丁目9−1
東京音楽大学は代官山駅からも、中目黒駅からも近い都心にあります。
近隣には「旧朝倉家住宅」も・・
生田絵梨花さんのページにあるように、東京音大には「中目黒・代官山キャンパス」と「池袋キャンパス」があり、生田さんの通った「東京音楽大学付属高等学校」は池袋にありました。
卒業生には淡谷のり子さん、黒柳徹子さん、黒柳朝さん、船村徹さん、池田理代子さんらがいます。
そういえば2017年のドラマ『トットちゃん!』では、奈緒さんがトットちゃんの母の朝さん役でした。(トットちゃんは清野菜名さん)
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大学卒業後、15年くらいのあいだに松下奈緒さんは毎年のように主演作を演じてきました。いつの間にかのベテランで、医師や教師など、しっかりした女性という役が多いのも、生来の姿が現れているように見えます。
一方で略歴では略していますが、「ピアニスト」の活動も続けています。
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2009年のインタビュー、つまり大学卒業の翌年で、まだ『ゲゲゲの女房』の主演より前の時点での奈緒さんのインタビューで、この質問・・
「ちなみに女優業でちょっと悩んだりしたときに、ピアノを弾くと気持ちが落ち着いたりすることってあるんですか?」
に対して次のように答えたのが印象的でした。
それはまったくないです。
それがあったら、逆にもう音楽のほうへ行っちゃうんじゃないかなと思うんですよね。音楽は音楽で、やっているうちに自分を追い込んでいってしまうんので。
(https://web.archive.org/web/20090214073639/http://musicshelf.jp/?mode=static&html=special_h10/index より)
そして、だから女優とミュージシャンの両立は大変だけど、追い込まれるのは好きだとも言います。
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「そこでもがいているというか、解決できなくてもそこで自分なりに試行錯誤するということ」が好きとのこと。
ミュージシャンにはセリフがないからこそ、嘘がつけないということも語っており、流石と思いました。
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また、その10年後2019年のインタビューで、つまり、もうかなり女優としての地位が確立された頃にあらためて、「女優だけで行こうとは思わなかったか?」を質問されて、それは「まったく考えませんでした」と答えているのも印象的でした。
『ゲゲゲの女房』でヒロインを演じさせていただき、多くの方から「あ、ゲゲゲの子や」と声をかけていただくことも増えましたし、本当にありがたいことですよね。
私自身、他の作品と変わらず、目の前にあることを「全力でやりきったな」って気持ちでした。
(https://www.walkerplus.com/article/211803/ より)
ゆえに「結局は自分自身との向き合い方なんだなってそのときに思いました」というのもなるほどでした。
また、お芝居と音楽、両方やることでバランスが取れている気もするというのも、率直な感覚だと思われます。
11/21(日)に調布市グリーンホール大ホールで【松下奈緒コンサートツアー2021“PLAY LIST”】ファイナル公演を開催する、#松下奈緒 さんからメッセージが届きました!
「#ゲゲゲ忌 2021」スペシャルバージョンで紡ぎ出される素敵な音楽を是非会場でお楽しみください。
▼詳細はhttps://t.co/5om0vud7MN pic.twitter.com/TN3b3yCJLp— 調布市観光協会 (@chofukankou) August 3, 2021
こちらは調布市観光協会のお知らせでした。
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2020年の『アライブ がん専門医のカルテ』では木村佳乃さんと共演しました。こちらは医師の役が板についており、「最愛の夫が意識不明の重体」という、妻や母としての難しい姿も演じていました。
【コラム】『アライブ』最終回はまさに“ハッピーエンド”に 松下奈緒、木村佳乃、清原翔らが歩んでいく道#アライブ #松下奈緒 #木村佳乃 #清原翔 @alive_cx https://t.co/80AlV8ZNMR pic.twitter.com/jT23u2EEXU
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) March 19, 2020
一方で、その前年の『俺のスカート、どこ行った?』では、「私に任せていただければ、偏差値を10上げてみせます」という容姿端麗の数学教師でした。
どちらも、松下さんの品格がそのまま現れるような演技でした。
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こちらは2024年の『恋愛戦略会議』
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以上、簡単ですが松下奈緒さんの出身校についてでした。