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ピン芸人のお笑いの芸人さんとして人気、やす子さん
やす子さんの学歴と出身校についてご案内します。
ピン芸人としてここ数年、一気にブレイクしているやす子さん。
自衛隊らしいネタや服装で、かつ癒やされるような笑顔で人気となっています。
「やす子」さんは今の芸名で、当初は「新人類」というコンビを組んでいました。しかし相方の欠席という非常事態に「やす子」と名前を変え、ピン芸人として「ソニー・ミュージックアーティスツ」のライブに出場したのが、すべての始まりでした。
ちなみに本名が「安井かのん」さん、ということも今ではよく知られています。
やす子さんは山口県宇部市の出身で、「宇部日報」の報道によると、幼稚園から、小学校、中学校、高校とすべての出身校が明らかとなっています。
山口県立宇部中央高等学校 ⇒ 進学せず
ご家庭の事情で、つらい時期もあったそうですが、地元宇部の公立高校に進み、卒業後は生活の場を求めて自衛隊に入隊しました。
2年ほどの自衛隊時代を経て、上京し、知人から誘われてお笑いを始めるようになりました。
やす子(本名:安井かのん)
生まれ:1998年9月2日
出身:山口県宇部市
2005年:(推定)小学校入学、7歳
2011年:(推定)中学校入学、13歳
2014年:(推定)宇部中央高校入学、16歳
2017年:(推定)高校卒業、陸上自衛隊に入隊、19歳
2019年:ピン芸人やす子として活動を始める、21歳
2020年:『東京オーディション(仮)』テレビで初披露、22歳
2021年:『ぐるナイおもしろ荘2021』、『ゴチになります!』、 『リコカツ』安井、『かまいガチ』、宇部ふるさと大使に就任、23歳
2022年:『くりぃむナンタラ』、『呼び出し先生タナカ』、24歳
2023年:anan AWARD 2023 リプライ部門受賞、『家政夫のミタゾノ』本人 、『やす子のオールナイトニッポン0(ZERO)』、山口ふるさと大使に就任、25歳
2024年:『安村やす子の安心できない!?ヒッチはい~ク旅』、『グルメチキンレース・ゴチになります!』、『アナザースカイ』、即応予備自衛官に復帰、26歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
知名度は急上昇し、2024年には『ぐるぐるナインティナイン』にて「グルメチキンレース・ゴチになります!25」などでレギュラー出演となり、日々、話題となる「元自衛隊芸人」さんとなっています。
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やす子さんの出身高校は山口県立宇部中央高等学校
やす子さんは地元の公立高校、「宇部中央高校」の出身者であることが広く知られています。
山口県にはナレッジステーションのデータによると2024年現在、57校の公立高校があります。
そのうち、住所が宇部市のものは5校あり、「山口県立」を省略すると以下の通り。
宇部工業高等学校
宇部高等学校
宇部商業高等学校
宇部中央高等学校
宇部西高等学校
ということで、宇部市のおもに普通科の高校3校のうち、やす子さんは「中央高校」に進んだということになります。
宇部中央高等学校は、戦後に高等学校になった時点で市立でしたが、1962年以降に県立となりました。男女共学で、女子のほうが多いそうです。
山口県立宇部中央高等学校
所在地:山口県宇部市東梶返4丁目10−30
創立:1941年
そもそも山口県は、日本海にも瀬戸内海にも面しており、関門海峡を挟んで九州に連なるという位置にあります。そのなかでも宇部市は瀬戸内がわにあります。
ちなみにJRの「山陽新幹線」も「山陽本線」も瀬戸内海側を横断するように走っており、県庁所在地の山口市の「山口駅」には、山口線を使って県の中央部に向かうことになります。
とはいえ山口市も、一部は瀬戸内海に面するという面白い地形となっています。
宇部市は「宇部興産」の発祥の地として知られきましたが、2022年から宇部興産は「UBE(ゆーびーいー)株式会社」となりました。このあたり、まるで余談でした。
***
山口県立宇部中央高校の出身者として、やす子さんが有名。
さらにYOASOBIのメンバーである「Ayase」さんも宇部中央高校を卒業しました。「Ayase」さんはYOASOBIのikuraさん(幾田りらさん)とユニットを組んでいます。
「Ayase」さんは1994年生まれで、やす子さんは1998年生まれなので、Ayaseさんよりもさらに若い世代となります。
よって宇部中央高校で同じ時期に在学したことはありません。
【宇部中央高校の進学状況】は同校の公式サイトに寄りますと、令和4年度卒業生のうち・・
31% 四年制大学へ
12% 短大へ
44% 専門学校
9% 就職
3% 浪人など
ということでした。
このように同校の卒業生に就職は少ないようですが、やす子さんは就職として自衛隊を選びました。
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高校時代のやす子さんは、高校生として普通に暮らすことがなかなか困難だったことが伝わっています。
2歳のころにご両親が離婚し、母子家庭で育ち、経済的に苦しかったもよう。
特に高校時代は「16歳から22歳まで」母親とは会っていなかったということで、諸々の逸話で語られてきたように、やす子さんが施設などで暮らした時期と考えられます。
2023年1月の『デイリー』の記事では【やす子 高校3年間「ずっと便所でご飯食べていた」 イジメ、中学で「学費も払えず」人生に絶望】という記事タイトルがつけられていました。
ちょっとこういう表現は恣意的でどうかと思うのですが、ことの経緯としては以下の様子だったそうです。
高校では、いじめに遭った。
「すごいネチネチした子」に「○○ちゃんって、ほんと女子だよね」と言ったことがきっかけで、「ハブられ」てしまい、「ずっと便所で3年間ご飯食べて」いたことも明かした。居場所は図書館だったという。
(https://www.daily.co.jp/gossip/2023/01/30/0016008630.shtml より)
この続きで、自衛隊に入った経緯も
「18歳を過ぎたら誰も助けてくれない、家も借りれない、衣食住も揃ってる、安定を求めて入って。・・(中略)・・・パチンコ屋さんが落ちたので自衛隊に入らざるをえなくて、入った」
とも述べています。
衣食住が揃っている環境として、パチンコ屋さんと自衛隊だったとのことでした。
やす子さんの出身地、山口県宇部市と出身小学校、出身中学校(すべて明らか)
高校以前について、著名になるにつれやす子さんについては情報が多くなりました。やす子さんの出身校は、『宇部日報』の2024年1月の記事で、以下と伝えられています。
4歳まで山口市
宇部市の明光幼稚園、
常盤小学校、
西岐波中学校、
宇部中央高を卒業後、陸上自衛隊に入隊。
学校法人常盤学園による明光幼稚園は現在も、宇部市にあるようです。
やす子さんの出身幼稚園:明光幼稚園
所在:山口県宇部市西岐波大沢東4428−3
やす子さんの出身小学校:山口市立常盤小学校
所在地:山口県宇部市大字西岐波 論瀬1337-12
常盤小学校は上記の幼稚園からも近く、高速の「山口宇部道路」も近隣となります。小学校の入口は坂道の途中の様子です。
近くに「常盤池」があり、やす子さんは後に「常盤池」を取材番組で訪れていました。
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(なんと、可愛らしい)
やす子さんの出身中学校:山口市立西岐波(にしきわ)中学校
所在地:山口県宇部市床波4丁目1−40
こちらは上記の「常盤池」から少し離れ、白土海水浴場などに近くなります。
なお、やす子さんが「山口ふるさと大使」に就任した折に、山口県の村岡知事から委嘱状が渡されたのですが、村岡知事は同じく西岐波中学校の出身だそうです。
(山口県知事の村岡嗣政・つぐまさ氏は、西岐波中学校から宇部高校を経て東大経済学部を卒業)
二人は、「常盤公園」についてこんなことを語っていました。(日テレNEW S2024年1月29日 より)
知事:「いいところです。動物園もできてさらに良くなっていますよね、サルが見やすくなった」
やす子さん:「常盤公園に先日ロケに行ったときも、栃木だったり県外からロンギヌスの槍を見に来られてて、自分はエヴァファンなので、すっごいうれしかったです」
***
このように、やす子さんは宇部市の「常盤公園」にも近い近隣で小学校、中学校時代を過ごしていました。
小学校のころは、あだ名が「しけちゃん」とつけられるような、控えめな雰囲気だったということも、日本テレビの『しゃべくり007』出演時に語っていました。
なお、先述の『デイリー』の記事によると、14歳か15歳のころ、つまり中2か中3のころに「死ぬくらい」の大きな交通事故に遭ったそうです。
事故の後、「家庭環境も悪くなり、親元を離れて生活してたこともありました。学費も払えなくて散々な状況」だったといい、
「これ言ってもいいか分かんないけど、人生をやめちゃおうかな、と思う時がありました、中学生の時」
(https://www.daily.co.jp/gossip/2023/01/30/0016008630.shtml より)
中学生にして、まさにつらい時期を耐えていたようです。
しかしそれを乗り越えたので現在、視聴者はやす子さんから元気をもらっているわけです・・・
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なお、やす子さんが「宇部ふるさと大使」に就任した時、「全国郷土紙連合」の記事は次のように伝えました。
宇部で一番のお気に入りは常盤公園。
小学生のときは常盤湖の用水路でオタマジャクシを捕まえたり、かくれんぼをしたり。
中学は水泳部で、冬には遊歩道2周のトレーニングに励んだ。
このように、元気な頼もしい小学生、中学生だった姿も感じられます。なお、この記事でやす子さんのことを端的に次のように伝えていたのは、とても参考になります。
トレードマークの迷彩服姿で、自衛隊50音(50音何を言われても自衛隊ぽくできる)、
自衛隊勧誘(どんな職業を言われても自衛隊に向いているところを言える)、
自衛隊体操、5段階ほふく前進などの特技を生かしたネタを繰り広げる。
射撃、柔道、水泳も得意。
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ところで、2024年になってやす子さんは母校の宇部市立西岐波中を訪れました。日テレの「Google Pixel Presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)」に出演した折です。
中学3年間は家庭環境が厳しくご飯に困り、遠足代を先生に前借りするような状況だった。
「漫画家になったり動物のお医者さんになりたいという夢はあったけど半ばちょっと諦めてた。
(https://hochi.news/articles/20240210-OHT1T51340.html?page=1 より)
西岐波中学校で、想い出深い場所として図書室も訪れました。当時のオアシスだったそうです。
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しかし、現在ではお母さんや妹さんと楽しい時間を過ごすこともあるとのこと。
やす子さんの出身大学はなし、パチンコ屋でなく自衛隊へ、「24時間テレビ」マラソンランナーにも!
このように、パチンコ屋さんか自衛隊かという二択で、やす子さんは進路を決めており、大学等へは進学していません。
やす子さんは2023年8月に「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に出演した時に、こう語りました。
「本当は大学行きたかったんですけど家庭が貧しくて、住み込みで働けるところを探していた」
そして高校の部活顧問の先生から「自衛隊に行ったらどうだ?」と勧められたそうです。
ところで自衛隊には階級も多々ありますが、意外と女性の任官も多いというデータもあります。
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(とても綺麗・・・)
ちなみにこの番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の中では「本当に自衛官なのかという疑惑についてトーク」したとされています。ーー少々失礼な疑惑に見えますけれど、「元自衛隊芸人」が有名になったからこそ、でしょう。
射撃をスタジオで実践し、見事、その実力を見せました。
現役自衛官は2年だったけれど、一方で「即応予備自衛官」としては4年とのこと。
これを一時休んでいましたが、2024年4月からは「即応予備自衛官」に復帰。即応予備自衛官とは、ふだんはそれぞれの職業に従事しながら、 訓練招集命令があると自衛官の仕事をするという立場ーー。
***
なお、もう一つの選択肢だったパチンコ屋さんというのは、面接で落ちたと言うよりは、面接室に入る時に、ドアに挟まるような形でつまずいて、そのまま帰ってしまった・・という逸話が伝わっています。
しかし、自衛隊に入ったことで、そんな意図ではなかったにせよ、上記のように「自衛隊50音」や「自衛隊勧誘」、「自衛隊体操」、「5段階ほふく前進」などの芸が生まれたわけです。
まさに人生はどう転ぶか分からない、ということでしょう。ちなみにやす子さんは名字の一部を使った名前ですが、名字だけ使っているのがお笑い芸人の吉住さんです。吉住さんはやす子さんより10歳くらい年長。
やす子さんの人気の要因は、ご本人の醸し出す柔らかな空気もあるでしょうし、逆境を超えてきたという人物、ということへの共感や感動もあるようです。
まだ2024年で26歳という若手なので、もっともっと活躍されることでしょう。
なお、やす子さんは2023年上半期ブレイク芸人ランキングでは「見取り図」、「なすなかにし」を抑え1位を獲得しています。
Youtubeの「やす子の生存報告記」も人気。
【伝達】
今年の #24時間テレビ のランナーを務めさせていただくことになりましたお世話になっていた児童養護施設に恩返しをするために全力で走りたいと思います‼️
寄付金の全額が全国600ヶ所以上の児童養護施設に届きます
そこで暮らす子供達がより豊かに生活できるよう頑張ります😆はい〜✋ pic.twitter.com/ttMZhyA3Mw
— やす子 (@yasuko_sma) July 17, 2024
2024年の「24時間テレビ」マラソンランナーをやす子さんが務めました。「マラソン児童養護施設募金」も新設。猛暑につきマラソン企画は物議を醸したようですが、ご本人はやるべきことをやるという意志が感じられるような姿でした。
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以上、簡単ですがやす子(お笑い芸人)さんの出身校についてでした。