ロッカーズのボーカルだった陣内孝則さん
陣内孝則さんの学歴、出身校について。
陣内孝則さんを色んなドラマでお見かけする気がするのは、事実の通りに加えてインパクトが強いからでしょうか。
ドクターXの第5期では猪又孝役として白髪の医師が新鮮でした。当初は「ザ・ロッカーズ」のボーカルでデビューしました。
・
福岡県の出身で、中学校は佐賀大学の附属中学校に行っており、高校は、鈴木浩介さんと同じ西南学院高校でした。
なぜ陣内孝則さんが、佐賀市内の中心部にある佐賀大学教育学部附属中学校に通学したか、細かいことは、現在のところ分かりません。
(⇒追記:陣内さんの出身地大川市は、地図で見ると佐賀市に近く、むしろ福岡市のほうがはるか遠い関係でした。詳細は下記に。)
その後、福岡市内にある西南学院に進学します。高校受験には一度失敗して、一浪後に入学しました。現在、高校受験で浪人する人がどれくらいいるか分かりませんけれど、一昔前は結構な数の生徒が浪人して高校に入学していました。
佐賀大学教育学部附属中学校 ⇒ 西南学院高等学校 ⇒進学せず
受験して入学する佐賀大学の附属中学校に入った陣内孝則さんは、高い学力を持っていたことでしょう。高校2年のとき福岡でザ・ロッカーズ(TH eROCKERS)を結成した陣内さん。ロッカーズのライブには沢山の女性が集まったそうです。
「興奮した彼女達が、履いていた下着をステージに投げ込むといったこともあった。」とのことですが、どんな時代だったのでしょう。
1982年に解散してからは、役者としてずっと活躍してきました。可能なら音楽を続けたかったという発言もあったようです。
陣内孝則(じんないたかのり)
生まれ:1958年8月12日
出身:福岡県大川市
1964年:(推定)小学校入学、7歳
1970年:(推定)佐賀大学付属中学入学13歳
1975年:(推定)西南学院高等学校入学(一浪後)、17歳
1976年:高校2年でザ・ロッカーズ(TH eROCKERS)結成、ボーカル、18歳
1978年:(推定)高校卒業、20歳
1979年:福岡でコンテスト優勝
1980年:『WHO TH eROCKERS』でデビュー、22歳
1982年:6月のライブを最後にTHeROCKERS解散。「爆裂都市 BURST CITY」
1987年:『独眼竜政宗』豊臣秀次、29歳
1990〜1991年:ザ・ロッカーズ再結成(ボーカル)、32歳
1994年:『河童』鈴森勇吉
1996〜1998年:『三毛猫ホームズシリーズ』片山義太郎、38歳
2001〜2005年:「時空警察捜査一課シリーズ」伊能恭介、43歳
2003〜2007年:『菊次郎とさきシリーズ』北野菊次郎
2012年:『種まく旅人〜みのりの茶〜』大宮金次郎、54歳
2015年:『黒星警部の密室捜査』黒星光
2017年:『ドクターX〜外科医・大門未知子〜 第5期』、59歳
2020年:『麒麟がくる』今井宗久、62歳
2022年:『松本清張 眼の壁』山杉喜太郎、64歳
2023年:『何曜日に生まれたの』黒目丈治、65歳
2024年:『松本清張ドラマスペシャル 顔』大西彰、『大奥』田安宗武、66歳
その他出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
PCに奮闘していても集中力がないので、ついつい
YouTubeを観てしまうが
いやいや
これは懐かし過ぎる。
そしてみんな若い。
ドラマのタイトルわかる人は
それなりの年齢の方です。#陣内孝則#BARBEE・BOYS#ギバちゃん pic.twitter.com/OETod7T7Uz— ねこくん🐱。 (@0Tr2PUH89ulk8U4) December 22, 2020
朝も夜もNHKに響き渡る陣内孝則の高笑い
#麒麟がくる
#太平記 pic.twitter.com/5MgqVEuAF2— ルルフ (@hervorruf) December 20, 2020
陣内孝則さんの出身高校は西南学院高等学校
上記のように、陣内孝則さんは、中学から高校に進学する折には一浪して西南学院高校に入りました。福岡県の進学校です。
西南学院は鈴木浩介さん(鈴木浩介さんの出身大学と出身高校)の母校でもあり、生徒は西南学院大学にも進学しますが他大学への進学が多い私立高校。
かつては男子校でしたが、現在は共学校になっています。九州大学をはじめ多くの大学に合格者を出しているとのこと。
松重豊さん、井上芳雄さんの母校でもあります。
***
陣内さんと鈴木浩介さんでは年齢が開いています。一方で松重豊さんは、割と年代が近く、1963年生まれ。とはいっても陣内孝則さんとは5歳違うので、同じ高校に同時にいた時期はなさそうです。
西南学院高校
所在地:福岡市早良区百道浜1丁目1−1
***
【西南学院高校の大学合格実績】は同校の公式サイトによりますと、2022年の例で以下となっています。(一部の抜粋)
国公立大学合格者数 111名 私立大学合格者数 894名
私立大学の地域別
(関東 243名 近畿 227名 九州沖縄 405名)
国立大学
大阪大学 5名
九州大学 23名
佐賀大学 11名
長崎大学 9名
熊本大学 8名 など多数
私立大学
早稲田大学 11名
東京理科大学 19名
明治大学 19名
慶応大学 5名
関西学院大学 25名
立命館大学 72名
西南学院大学 161名
福岡大学 147名 など多数
(この部分は松重豊さんのページと同じ内容となっています)
***
進学校という環境の高校生が、「ザ・ロッカーズ」を結成し、若い女性が熱狂し・・とは、なんとインパクトの強い高校生活でしょうか。
この投稿をInstagramで見る
ちなみに、一浪して入学した進学校で、萎縮するどころか、さん付けしない同級生のことは殴ったという逸話も、なかなかです。
陣内孝則さんの出身中学は佐賀大学附属中学校
(追記部分)
福岡県など地元に方には今さらの話で恐縮ですが、陣内さんの出身地である「福岡県大川市」は、福岡県では南部で、筑後川を挟んで「佐賀県佐賀市」とはたいへん近い関係にあります。
佐賀大学教育学部附属中学校
所在地: 佐賀県佐賀市城内1丁目14−4
したがって、大川市在住だった陣内孝則さんが、中学受験で佐賀市内の中学、佐賀大学教育学部附属中学校に進学するのは、不思議のないことでした。
佐賀城の西濠、南濠に囲まれるような一角にあり、佐賀城公園に続く、整然とした環境が見て取れます。
***
もっとも義務教育ですから、受験して国立の中学に進学したのは、小学生のうちに高い学力があったから、とは言えます。
全国の中学偏差値をチェックすると、佐賀大学教育学部附属中学は佐賀県の中学受験の中で現在も、私立・公立を含めて、トップ校の一つとなっています。
というわけで、佐賀大学の付属中に進学し、上記のように高校は福岡市内の私立高校に進学しました。
***
・
陣内さんの出身地、福岡県の大川市は、全国でも有数の家具の生産地だそうです。陣内さんの実家は家具を作る「陣内木工」を経営していたとのこと。
大川市では、多い時には職人さんも含めて30人くらいが暮らしていた家族。父親も、祖父も頑固一徹。夫婦喧嘩もーー。
この投稿をInstagramで見る
という環境で育ったとされる陣内さんが、学力に優れた少年だったこと。学力だけでなく、諸々のエネルギーにあふれていたこと。親に嘘を言って、授業に使うなどとエレキギターを購入した等々、並外れた逸話の多い陣内さんです。
陣内孝則さんの出身大学はなし
高校卒業後、しばしは地元にいた陣内さんですが、『ザ・ベストテン』に同郷先輩の大川栄策氏が出演しており、それを見たのが上京のきっかけとされます。
なお高校時代の同級生、月形祐二氏は糸島市の市長となっています。
このような経緯で陣内孝則さんは大学には進学せずに上京して『WHO TH eROCKERS』でデビューしたのを始め、現在に至るまで俳優として活躍中。
***
この投稿をInstagramで見る
その後の活躍の数々から、若いころにロックバンドを組んでいたと、知らないファンもいるかもしれません。目の力が印象的な陣内さんです。
2014年の『軍師官兵衛』宇喜多直家役でも、表情がたいへん印象強いものでした。2020年の『麒麟がくる』では今井宗久を演じました。商人にして茶人の絶妙な役を見事に演じ、じつに流石!
***
以上、陣内孝則さんの出身校についてでした。