写真集でも期待される演技派の女優、吉岡里帆さん
吉岡里帆さんは演技の幅が広く、期待される若手女優。京都出身で、地元の小・中学校から地元の進学校である嵯峨野高校に進み、高校時代から俳優養成所に通っていました。大学は書道家を目指して京都橘大学に進学。
京都府立嵯峨野高等学校 ⇒ 京都橘大学 ⇒ 関東の大学に転学
大学時代に演劇活動を始め、しだいにアルバイト等しながら京都と東京を行き来するようになり、大学の4年目からは、東京の大学に転学しました。
吉岡里帆(よしおかりほ)
生まれ:1993年1月15日
出身:京都市太秦
2008年:(推定)嵯峨野高校入学
2011年:(推定)京都橘大学入学
2012年:『吸血姫』海之ほおずき役、「天地明察」エキストラ出演
2014年:「イルカ少女ダ、私ハ」主演・ルカ 役
2015年:6月に上京、『ドラマ10 美女と男子』朝倉かれん
2016年:連続テレビ小説『あさが来た』田村宜、『ゆとりですがなにか』佐倉悦子
2017年:『ごめん、愛してる』三田凛華、 『カルテット』来杉有朱
2018年:『きみが心に棲みついた』主演
2019年:『パラレルワールド・ラブストーリー』ヒロイン
2020年:『輝く!日本レコード大賞』総合司会
2021年:『レンアイ漫画家』久遠あいこ
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。
吉岡さんは、写真集も人気です。しかしやはり魅力は変化自在な演技にあると言えるでしょう。
吉岡里帆は「あさが来た」ののぶちゃんよね。 pic.twitter.com/aQD2x5m0ho
— 結城花音@夫婦で和洋ミックス着物👘 (@yuukikanon42) May 15, 2019
フォロワーさんに人気の吉岡里帆ですね!!#吉岡里帆 pic.twitter.com/aH8IshKXVS
— 藩士あすかまる2nd (@asuka2nd3031) March 16, 2021
吉岡里帆さんの出身高校は嵯峨野高等学校
吉岡里帆さんの進学した京都府立嵯峨野高等学校は、1941年に「嵯峨野高等女学校」として開校し、1950年に現在名となりました。
同校は「京都こすもす科」を開設することで、京都府全域からの受験が可能。
2021年現在で、京都府の高校の偏差値ランキングを見ると、私立の洛南高等学校や、京都市立堀川高等学校、私立の同志社高校などと並ぶように、嵯峨野高等学校 がトップクラスに出てきます。
また西京高校と、堀川高校、嵯峨野高校を合わせて京都の御三家というそうです。
京都府立嵯峨野高等学校
所在地:京都市右京区常盤段ノ上町15番地
地域は、およそ東映太秦映画村にも近く、JR太秦駅にも近いという一帯となります。
嵯峨野高校の出身者には、衆議院議員の伊吹文明氏や、参議院議員の福山哲郎氏がいます。双方ともに京都大学に進学しています。
生まれは太秦(うずまさ)ということで、地理的な要因だけで高校に進学するわけでありませんが、高校も家から比較的近かったということでしょうか。
実家が太秦(うずまさ)で東映も松竹も近くて、ちょんまげの人がお昼ご飯を食べるのにうろうろしてたりとか、
映画を撮影してる風景が日常でしたね。
(「2015年ブレイク必至“女優・吉岡里帆”の素顔に密着!」 https://nikkan-spa.jp/848620より)
また、高校時代は、演劇に目が開かれた時期でもありました。
高校のときは独学でお芝居を勉強してみて、これじゃダメだってことで高3から養成所に通いだしたり、
地元で学生制作の映画に参加したりしました。
それから大学に入って演劇をしてる子たちに出会ってしまって、
そのエネルギーに触れちゃうともう戻れないんですよ。
(同上)
いずれにしても吉岡里帆さんが、嵯峨野高校に進学したのは、当然ながら中学時代の成績が、ふさわしいだけの実力があったからでしょう。

吉岡里帆さんの出身地太秦と出身中学について
吉岡里帆さんの出身は、上記のように、京都市のなかでも太秦(うずまさ)であったとされます。
父親が映像会社経営というのも、なかなかない環境。
ところで里帆さんの 出身中学校と出身小学校については、いくつかの説があり、公式のプロフィールでは触れていないため、真相はなんとも言えません。
京都市立嵯峨中学校とも、太秦中学校とも言われますがーー
いずれにしても、小学校から高校まで、広い京都のなかの比較的限られた地域で過ごした、ということは言えそうです。
いまのところ出身中学校、小学校については保留とさせていただきます。
吉岡里帆さんの出身大学は京都橘大学
吉岡さんはこのように高3から養成所に通い出したわけですが、一方で、大学進学は、もともとの特技であった書道を極めるために、京都橘大学に進学しました。
文学部の日本語日本文学科の「書道コース」となります。書道では8段のウデを持っているそうです。
ところで、書道を目指す高校生が目指す大学といえば、全国的に知られているのは、関東の私立大の大東文化大学と、国立の筑波大学となります。
関西では、こちらの京都橘大学が著名。
所在地:京都市山科区大宅山田34
山科区の、まさに山の手前に広がるキャンパスとなっています。
同大学の創立は1902年で、当初は「京都女子手藝学校」でした。1967年に大学として開学した時は「橘女子大学」で、文学部のみの女子大。
その後2005年に共学化されました。
吉岡さんの入学は2011年なので共学化の後であり、学部も6学部となりましたが、2021年にはさらに3学部も開設されるとのこと。
京都橘大学の出身者には、吉岡里帆さんの他に、日本エレキテル連合の橋本小雪さんらがいます。
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ところで吉岡さんは、京都橘大学に在学していたのは3年までで、4回生の時に編入試験により他の大学に転学しました。 転学先の大学は、書道と関係がどの程度かにもよるので、どの大学かは分かりません。
吉岡さんは橘大学に入学後、小劇場の舞台に立つようになり、唐十郎の『吸血姫』にて主人公を演じました。当初は書道家になることを目標とした大学生活だったけれど、やはり、演劇への情熱は燃える一方だったもようーー。
京都と東京を往復したのは、東京の養成所に通ったからです。
養成所には何千人と所属生が全国から来ていたんです。
だから、このままでは、埋もれてしまって抜け出せないということに2年目くらいに気がついて。
それで(中略)養成所と連結していたA-Teamのマネージャーさんに会わせてもらえないかってお願いして。
(文春オンライン2018/01/16吉岡里帆が語る「グラビアのお仕事のこと」より)
里帆さんは、どうしてもオーディションに通りたくて、近所のカフェで、いきなり「今ここでやって」みたいなやり取りの末、チャンスを掴んでいきました。
そして、京都から東京に通う費用はアルバイトで捻出していたとされます。
居酒屋の厨房やカフェ、歯科助手など、多い時は4つもアルバイトを掛け持ちしていたと自身が述べています。
こうして稼いだお金で、(中略)
深夜バスに乗って上京し、漫画喫茶でシャワーを浴びてオーディションなども受け、また深夜バスで京都に戻るという生活を何年も続けていたそうです。
(AERA.dot2017.6.28 役の幅が広すぎる女優 を支える 下積み時代 より)
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まさに下積み時代でしょうか。笑顔の影にこんな時代があったようです。
「新幹線に初めて乗った時は泣きました。
仕事が加速したら見る景色もこんなに違って見えるんだ」と、
夜行バスから見た当時の景色と、いま見ている景色をリンクさせ、目を潤わせる場面もあった。
(モデルプレス2017.04.27 より)
2015年に上京した後は、『あさが来た』のヒロインオーディションで最終選考まで残り、結局、ドラマにヒロインの娘の友人、丸メガネの「のぶちゃん」として出演しました。
その後の活躍は知られる通りです。
演技の振り幅が広く、カメレオン女優とも言われます。
『カルテット』のアリスちゃんは、実際、怖いような女性として、皆をかき回してくれました。
カルテットを観終えた感想。アリスちゃんが最強 pic.twitter.com/Ftu7e66GkG
— 星田 (@hdfm711) August 14, 2020
2021年の『レンアイ漫画家』では鈴木亮平さんとの共演になりました。まだまだ若いので、ますます振り切った演技を重ねてくれる女優さんと期待しています。
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以上、吉岡里帆さんの出身校についてでした。まだ不明の部分もあるので分かり次第追記させていただきます。