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いつまでも若いと言われる筆頭女優さん・・
永作博美さんは若々しいことで人気のベテラン女優。茨城県の麻生町(現・行方市)出身で、大阪万博の年に生まれたので博美と名付けられました。
高校卒業後に女性アイドルグループribbonを結成し、音楽活動。その後、女優として大活躍するようになりました。
実家は麻生町のイチゴ農家とされ、地元の小学校・中学校を経て麻生高校に進学し、卒業後は調理師学校を経て芸能界で活躍するようになりました。
茨城県立麻生高校 ⇒ 調理師専門学校
調理師専門学校は新宿にあったと考えられます。高3でオーディションに合格し、専門学校のほうは調理師として働くまでもなくデビューしたような経緯でした。
永作 博美(ながさくひろみ、本名・内藤博美)
生まれ:1970年10月14日
出身:茨城県麻生町
1983年:(推定)中学入学
1986年:(推定)麻生高校入学
1988年:「オールナイトフジ 女子高生スペシャルベストパフォーマー賞受賞
1989年:(推定)麻生高校卒業、『ribbon』結成
1993年:「My Home Town」で音楽デビュー
1994年:「陽のあたる場所」で女優デビュー
2001年:「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」主演
2004年:「恋のから騒ぎ アニキと呼ばれた女」
2006年:「功名が辻」淀
2007年:「クローズド・ノート」可奈子
2009年:内藤まろ氏と結婚
2011年:「八日目の蝉」野々宮希和子 役
2013年:「四十九日のレシピ」主演
2014年:「私という運命について」主演、「さよなら私」主演
2015年:「さいはてにて-やさしい香りと待ちながら」主演、「夫婦フーフー日記」主演
2019年:「あの家に暮らす四人の女」
2020年:「朝が来る」主演・栗原佐都子
2021年:NHKドラマ10「半径5メートル」亀山宝子役
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。
永作博美さん×河瀨直美監督
— なお (@3JpYe4c3XAoVKVx) March 19, 2021
「朝が来る」
かなり観たい。#日本アカデミー44#日本アカデミー賞 #映画#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/eWESwwCoNF
『八日目の蝉』
— コリン・サリバン (@hyeongdo_Ji) November 11, 2018
野々宮希和子を演ずる永作博美さんによる応じて表情を変化させて行く技と子供を誘拐した事への罪の重さと愛情という対極的にもあるの心情の表し方は匠のそれで絶妙。ある種刹那的と思える様な時間で母親としての“母性の美”を輝かせた演技力にも感服させられる。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/tPEzGRp0sv
あまりにも表情が繊細で、微妙で、そんな表現ができる敬愛する女優さんです。
永作博美さんの出身高校は、茨城県立麻生高校
茨城県立麻生高等学校は行方市の麻生町にあります。行方郡麻生町(なめがたぐんあそうまち)は2005年に、行方市(なめがたし)となりました。
同校は、1929年創立の旧制中学時代からの伝統ある公立高校。2021年3月現在の当校ホームページでは茨城大学合格2名などが告知されています。
学科は普通科のみ。
所在地:茨城県行方市麻生1806
永作さんが「オールナイトフジ 女子高生スペシャル」の美感少女コンテストにおいて賞を得たのは1988年ですから、麻生高校の時代。
その延長で、フジテレビの乙女塾から「ribbon」を結成して活動するようになったのが、卒業した年の1989年。つまり麻生高校卒業を挟んで、これらのことが、慌ただしく進んだように見えます。
以下は2015年、作家・林真理子さんとの対談から・・
いちばん最初はオーディションでした。「オールナイトフジ」の女子高校生版を夏休みに1日だけやるというんで、応募したら受かって。そこからですね。
(中略)
劇団に入ったわけではないんですが、仕事の一環で「劇団☆新感線」の舞台に出演したとき、「お芝居っておもしろいかもしれない」と思ったんです。
そのころはまだ3人組だったんですけど。
(中略)
それまでは演技をすることは恥ずかしいと思ってたんです。「ウソだし」と。でも演劇って毎日同じ稽古をするじゃないですか。
その中で「恥ずかしい」という壁を越えるというか、ぶち破る瞬間があったんです。そこを抜けたらすごく気持ちよくなって、「この快感は何だろう。もうちょっとやってみようかな」と。それが20年ぐらい前です。
(AERA.dot2015年 https://dot.asahi.com/wa/2015052200064.html より)
ということで、「応募したら受かった」ところから、道が開かれていった高校時代と言えそうです。
それまでの高校生活は、バレー部に所属など・・特に芸能的なことはしていなかったもよう。
オーディションは父親が応募、という話もあるようです。そうなのでしょうか。
出身地の麻生町(行方市)と出身中学(麻生中学)について
永作博美さんの出身地、茨城県の麻生町は県の南東部にあります。
霞ヶ浦、北浦、利根川、常陸利根川、外浪逆浦など、水にまつわるものが複雑に入り組んだ一角ーー。
昔から水の観光地「潮来市」にも、鹿島神宮のある「鹿嶋市」にも近い地域です。
このあたりを千葉県方面から車で走ったことがあるのですが、橋を一度渡っても、「また川?」そして「また湖?」という状態になりました。
旧麻生町だけ見ても、出身者には、2021年現在衆議院議員の額賀福志郎さんがいますし、女優の香川京子さんや、もと棋士の永作芳也さんがいます。
永作さんという名字は珍しいと思うのですが、こちらの地域では珍しくないのかもしれません。
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ところで「行方市商工会」のやっているアメーバブログがあり、そこで「麻生高校創立80 周年☆記念式典」において、永作さんが講演したという記事がありました。2009年11月のことです。
2009年は、博美さんが内藤まろさんと結婚した年でもあり、そのことも紹介されていました。
それは、この行方台地に秘密がある?
二つの大きな湖と豊かな緑のある行方
70種類の野菜が収穫できる雄大な行方、あっぱれ、
それでこそ この行方台地の女性!!
ということです。
この記事の続きによると永作さんの育ったお家が、麻生町の天王崎公園の近くということでした。
この一帯は「霞ヶ浦いちご」の産地なんですね。
天王崎周辺
この地域で育った永作さんですが、行方(なめがた)市は2011年に、地域の宣伝などを担う「なめがた大使」を定め、博美さんもその一人として委嘱されています。
なめがた大使には他に、作家の出久根一郎さんらがいます。
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ところで関連して、永作博美さんの出身中学なのですが、多くのサイトで「北浦三育中学校」であるとされています。
結論として弊サイトでは、北浦三育中学校が永作さんの出身校であるか否かは、保留にしたいと思います。理由は一次ソースが見つからないから。
そして、そもそも「行方市の公式ホームページ」で、永作さんは「麻生中学校」卒業とされているからです。(https://www.city.namegata.ibaraki.jp/page/page001804.html)
何らかの事情で北浦三育中学校が出身校なのかもしれません。しかし卒業生がかなり、広島県の広島三育学院高等学校へ進学するという、おそらく宗教色の濃い全寮制のこの中学に、中学時代だけ永作さんが進んだ理由が、ピンとこない感じです。
細かい話のついでに加えます。ネット上に、「卒アルネットhttps://sotsuaru.net/」さんによる永作さんの中学生?という博美さんの写真が見られます。その写真を参考にしながら、上記2つの中学、北浦三育中学校のサイト(https://www.saniku.net/images/seifuku_2015.jpeg)と、麻生中学校の公式サイト(http://www.sopia.or.jp/n-asojh/)で、あれこれと制服の写真を見てみましたが・・・・なんとも判別がつかない状態です。
もちろん、時代が違うのでここで考えても仕方ないのですが(笑)。じつに細かい話でした。
*追記:「PANASONICA JPN」のサイトでも、永作博美さんの出身中学は麻生中学となっています。
行方市立麻生中学はこちら。
所在地:茨城県行方市 南327−3
推測になりますが、天王崎公園の近くに麻生小学校も見えており、出身小学校は麻生小学校なのではないでしょうか。
永作博美さんの出身大学はなし(調理専門学校へ)
永作博美さんは、麻生高校を卒業してから、調理師専門学校へ行き、調理師の免許も取得したもようです。

オーディションに通ったとはいえ、即、毎日の活動が始まるわけではないので、何らかの学校を選んだのは当然かもしれません。
永作さんの通った「調理師専門学校」の詳細は分かりません。
ただし候補となるのは、当時の状況からして「東京調理製菓専門学校」か「新宿調理師専門学校」ですが、いずれの場合だとしても、西新宿7丁目か、6丁目かという位置。
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ところで、永作さんは調理師としては働いてこなかった思われますが、近年になって、カフェをオープンしていた、そして多忙なある日、永作さんが切り盛りしていたという記事がありました。
「(中略)おいしかったからよかったですが…
でももっと驚いたのは、頭を下げた店長らしき女性。
なんと永作博美さん(48才)だったんです」(客の1人)
この店は、永作が主演した映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』(2015年公開)の舞台となった珈琲店をモチーフに、彼女がプロデュース。
2015年に原宿の路地裏にオープンし、この5月に移転したばかりだった。
(2019年6月6日ライブドアニュース、女性セブン6月号より)
演技派の女優さん、というだけでない、さらなる面も垣間見たような話でした。そういえば、調理師免許をもつ女優さんなのでした。
上の文でも登場する「さいはてにて-やさしい香りと待ちながら」も珈琲の香りが漂ってくるような心地よい映画でした。
週末旅行の移動中に「さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-」を鑑賞。永作博美が良き。 pic.twitter.com/2D3LEFuNYz
— ポテト (@potato___yuki) December 6, 2020
アマゾンで「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」
(タイミングによってはアマゾンプライムで視聴可能)
グループ「ribbon」で歌っていた姿より、女優としての永作さんのほうを知る人が多くなったようです。
個人的には、『八日目の蝉』がなんとも素晴らしかったーー。原作を書いた角田光代さんも凄いし、演じた永作さんの表情が忘れられない作品です。主演は井上真央さんでした。
2021年は早々に「半径5メートル」では芳根京子さんとの共演が面白いです。
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以上、簡単ですが、永作博美さんの出身校についてでした。