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大悟 (お笑い芸人)さん、会社員だったノブさんを誘って千鳥に!
お笑いコンビ「千鳥」の大悟さんの学歴と出身校についてご案内します。
「千鳥」のボケ担当の大悟さんは、岡山県笠岡市の出身で、高校時代の同級生だったノブさん(本名:早川 信行さん)とコンビを組んでいます。
『岡山の漫才番長』とされる「千鳥」の結成は、2000年のことで、その前年に大悟さんは、先に一人で大阪NSC21期(同期)として吉本に入りました。
コンビの二人とも、岡山県立の笠岡商業高校の出身で、特に大悟さんは笠岡市の離島、北木島の出身ということが良く知られています。
笠岡商業高校 ⇒ 進学せず
北木島では「山本大悟の生家」という看板も立つほど、大悟さんについて話題となりました。
また「千鳥」は、関西ローカル番組の『相席食堂』や関東の『いろはに千鳥』などでたいへん人気となっています。
私生活では2010年に結婚し、また、志村けんさんと交流が深かったことも知られています。今やいつも話題の人となった大悟さんは、その発言がたびたび芸能ニュースに取り上げられる人気ぶりーー。
大悟 (お笑い芸人)(本名:山本大悟やまもとだいご)
生まれ:1980年3月25日
出身:岡山県笠岡市北木島
1986年:(推定)小学校入学、6歳
1992年:(推定)中学校入学、12歳
1995年:(推定)笠岡商業高校入学、15歳
1998年:(推定)笠岡商業高校卒業、18歳
1999年:大阪NSC21期を受験、不合格となるが後にオーディションで合格
2000年:お笑いコンビ「千鳥」を結成する、20歳
2001年:M-1・2回戦敗退
2003年:M-1決勝進出9位
2007年:M-1決勝進出8位、27歳
2010年:結婚、30歳
2012年:R-1ぐらんぷり決勝、32歳
2015年:『ガチバン NEW GENERATION』馬場
2018年:『志村でナイト』
2019年:『IPPONグランプリ 〜令和開幕戦〜』優勝、『ひとよ』友國淳也
2021年:『ヤギと大悟』、41歳
2023年:『中居大悟と言いたい女』、43歳
2024年:『大悟の芸人領収書』、『開演まで30秒! THEパニックGP』、44歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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大悟 (お笑い芸人)さんの出身高校は岡山県立笠岡商業高等学校
大悟さんもノブさんも岡山県の公立高校、笠岡商業高校の出身です。
岡山県の笠岡市には公立高校が3校あり、それぞれ次の愛称となっています。
笠岡商業高校・・・かさしょう
笠岡高校・・かさこう、転じて千鳥(ちどり)
笠岡工業高校・・・かさこう
「笠高・笠工」の違いが分かりにくいから「笠岡高校」は女学校時代からのシンボルだった千鳥、または所在地の千鳥ヶ丘にちなんで「千鳥」と呼ばれているとのことーー。
千鳥のお二人は「笠岡高校」に入りたかったという思い出からコンビ名を「千鳥」と名付けました。
二人の出身校ということで笠岡商業高校にとって誇るべき存在だけれど、一方で笠岡高校にとっても縁があるという二重の縁となります。
岡山県立笠岡商業高等学校
所在地:岡山県笠岡市笠岡3203番地
創立:1902年
上記の「笠岡高校」も同校から直線距離で数百メートルのところにあります。
笠岡商業高等学校は、創立当時は笠岡町立商業学校でした。
笠岡商業高校は、名前の通りの商業科の高校。しかし2022年には商業科と情報処理科が募集停止となっており、現在の募集は「ビジネス情報科」のみ。
いわゆる商業高校も、全般に学科名などが変貌しつつあるようです。
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ところで笠岡市は岡山県の中でもかなり西側にあります。
広島県との県境に接しており、広島県の福山市と隣り合っています。
相方のノブさんは高校卒業後に、広島県の福山市で勤務していました。(シャープだった模様)
瀬戸内海では、福山市の西側の尾道市から始まって、四国の今治まで「しまなみ海道」が貫通しています。
一方で、岡山県のもう少し東側で倉敷市から四国まで「瀬戸大橋」がつながっています。
笠岡市はその間にーー。
瀬戸内海には無数の島があり、当然ながらどの島にも橋が掛かっているわけではありません。
船でしか行けない島の一つが、次項の「北木島」ということ。
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したがって大悟さんにとって、同じ笠岡市内でも自宅から高校に通学することは無理でした。
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大悟さんは、高校時代にはあまり勉強しなかったことが、たくさんの取材記事で伝えられています。
2024年3月のインタビューでは、高校時代の成績は「ずっと最下位」だったと語っています。
「高1から高3まで卒業するまでずっと240番。ずっと最下位。ずーと0点だったんですよ。テスト中もおるし、書いても0点。ちゃんと0点」
(万年0点男”千鳥・大悟 高校卒業に“全教科40点”の壁 危機を救った恩師の行動「先生は今から…」 スポニチアネックス より)
そこで担任の先生に「最後のテストだけは40点は取ってくれ」と言われ、正直にそれは無理と答え、先生は・・・
「分かった。先生は今から独り言を言います。教科書に線を引いてみてください」と救いの手を差し伸べてくれた先生。
「たまたま、偶然。先生が言う独り言が全部答えだった」
(同上)
ということでしたが、テストの結果は実際20点。そこで「全教科の先生にあと20点くれと頭下げに行って…」なんとか高校を卒業したそうです。
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また、大悟さんは高校時代は野球部でした。中学に引き続き野球をやっており、ショートを守っていました。
2021年に「アメトーーク3時間SP」に出演した時は、「元野球部芸人」の企画で野球の思い出を次のように語りました。
「島で生まれたんで、メンバーが9人ギリギリ。小・中学はエースで4番。ワシより上手いやつはいなかった」そうだが、島を出て高校に進学すると、
「(野球部に)ワシより下手な奴が1人もいなかった」
(https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/06/29/kiji/20210629s00041000571000c.html より)
ちなみに、高校野球の最後の試合では4エラーを記録したことも知られています。
さらに、野球をしていた大悟さんは、2023年8月には始球式に登場して、漫才ネタ「イカ2貫」を披露しました。
マーです、始球式をした千鳥の大悟さんと!#今日のいちまい #chibalotte #BSW pic.twitter.com/WrAQUPyFZE
— マーくん(千葉ロッテマリーンズ) (@chibalotte_mar) August 11, 2023
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【笠岡商業高校の進路状況】は、同校の公式サイトに寄りますと、2021年(令和5年)度の例で以下となっています。
就職 27名
四大進学 34名
短大進学 8名
専門学校進学 43名
(合計112名)
近年の進学先
岡山大学、香川大学、東京経済大学、日本大学 など
このような状況で、千鳥の二人の時代は20数年前のことですが、大悟さんは吉本に入りました。
大悟 (お笑い芸人)さんの出身地、笠岡市北木島(きたぎしま)と出身小学校、出身中学校
時間を遡り、大悟さんの小・中学校の話になります。
笠岡市の北木島出身ですから、小学校も中学校も北木島の学校でした。
名称はともかくとして現在は、北木島の小・中学校は以下の状況となっています。
◯笠岡市立北木小学校(北木島町7886-13)
◯笠岡市立北木中学校(北木島町13198-1) ⇐ 2020年4月より休校中。
休校となった北木中学校については、2020年2月の「山陽新聞」において閉校決定が報道されました。
北木中学校は4月から生徒数がゼロになるためで、島内で住民説明会を行ったとのこと。それが「大悟さん母校 休校へ」というタイトルでニュースになることが、島と大悟さんの人気を表していそうです。
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大悟さんが小学校に入ったのは、30数年前のことで、小学生の数は現在より多かった様子。
「北木小学校」は現在もありますが、当時は分校や他の名前の小学校もあり、大悟さんが通学した場所が必ずしも現在の北木小学校と、同じだったわけではないでしょう。
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出身小学校:笠岡市立北木小学校(現在の小学校名)
所在地:岡山県笠岡市北木島町7886-13
北木島が石の産地であることも反映され、小学生の卒業制作なども石を使ったものが多いとのこと。
また、北木小学校の玄関前には北木島の石が広く敷かれ、立派な佇まいとなっています。
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なおタウンマガジン誌の取材によると、「僕は、小学校6年生の頃には、吉本に入るって思っていました」と答えていました。
島のお祭りに来ていた吉本の芸人さんを見て、憧れたとのこと。
岡山県の北木島で生まれて、周りには娯楽がなんにもないんですけど、年にいっぺんの楽しみというのが、島の神社で行われる夏祭りで。
そこに来ていた吉本の芸人さんを見て、「自分あっち側に行きたい!」と思ったのがきっかけですね。
(https://townwork.net/magazine/life/48885/ より)
逆に言うと、地方の小さな祭典でもそこに将来を夢見ている少年がいたら、後に大きな転機になりえるということでしょう。
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出身中学校:笠岡市立北木中学校(現在休校中)
所在地:岡山県笠岡市北木島町13198−1
北木島の産業として、北木石と呼ばれる良質の花崗岩が産出されています。
この花崗岩、北木石は豊臣氏を滅ぼしたあとに再建した大阪城の石垣に使われているとのこと。この島は、笠岡港からは15キロほど南下した場所にあります。
直線距離は、笠岡市街までそう遠くありませんが船が必要ですから、先述のように大悟さんは笠岡市内に住んで高校に通ったそうです。
また笠岡市のある方の個人ブログによると、大悟さんが育ったのは、「丸岩」という辺りで、「漫才千鳥・大悟の生家」という案内は、「NPO法人かさおか島づくり海社」による地図にも掲載されています。
大悟さんの父親についても、これまで諸々と話題となったことがあり、職業は石関係の職人をされているとのこと。
お父さんが中学に様子を見に来たときの姿が、当時の生徒から「立ちカブタオル」と呼ばれて話題となったこともありました。
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さらに「NPO法人かさおか島づくり海社」によると、「北木島は笠岡諸島最大の島で、人口も約960人(H26.9)で笠岡諸島有人島の中で最多」と紹介されています。
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その文章の続きとして「また近年はお笑い芸人千鳥の大悟の出身地としても認知されつつあり」とーー。
大悟さんも、島の思い出を時々ネタとしても出しており、地元愛が見えます。
今では著名人ですが、もっと前の2013年の記事でも、【「島の大学芸会」で千鳥が凱旋ライブ】と紹介されました。
大悟は「まさか自分の母校の北木中学校で漫才する日がくるとは思ってもみなかったです。
よくテレビで北木島のことを大袈裟に言っていますが、それは島・故郷を愛するがゆえ。なので許してください!」とコメント。
(https://natalie.mu/owarai/news/85967 より)
この企画には、「岡山住みます芸人・江西あきよし」さんと、北木島出身の「バードメン」も参加しました。
大悟 (お笑い芸人)さんの出身大学はなし
このように、大悟さんは大学等には進学せずに1999年には「大阪NSC21期」を受験し、その時は不合格になり、しかしオーディションに受かって21期と同期扱いで、「大阪NSC」に入りました。
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まだ売れていなかったころには、たこ焼き屋などで働いていました。
「僕が一番長く働いたのは、たこ焼き屋。大阪に出てきてすぐ始めて、5年くらい働いたのかな? 後半3年くらいは店を任されて、ひとりで仕込んで焼いていたんですよ」と、そこの店長さんはシフトに融通を利かせてくれた模様です。
また、「パチンコに通いながらネタを作ったり、週1ペースでライブをやったりっていう生活が意外と楽しかったなぁって、今になると思ったりしますけどね」ということで楽しみながら、しかし、仲間が有名になっていくことに、焦ったりという時期がありました。
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志村けんさんと交流の深かった大悟さんは、2020年に志村さんが新型コロナウイルス感染で逝去されたおり、志村さんの愛車だった「キャデラック・エスカレード」を購入したことも話題となりました。
千鳥・大悟、譲り受けた志村けんさんの
愛車の現状語る🚗「久しぶりに見たら…💭」🔻写真・記事詳細はこちらhttps://t.co/0rDCZ1oLil#千鳥 #大悟 #志村けん #酒のツマミになる話 #人志松本の酒のツマミになる話 @cxSAKEnoTSUMAMI
— モデルプレス (@modelpress) March 9, 2024
「いや、そんな美談じゃないです。家にはクルマもないし、いつかクルマを買うならというのもあるし」とのこと。たぶん、奥様が運転することになるだろうと・・・
ご本人は免許を持っていないことも知られています。
ノブさんとともに、また一人でも、大悟さんの躍進が続きます。「ヤギと大悟」は2024年3月で終了だそうですが、その都度、報道されることも、人気を証明しているようです。
ちなみに音は「だいご」さんでもDAIGO(ダイゴ)さんはまたイメージが異なります。
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以上、簡単ですが大悟 (お笑い芸人)さんの出身校についてでした。