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大倉孝二さん、180以上の出演作がある名脇役
大倉孝二さんは味のある演技を見せてくれる俳優で、2024年で50歳という年齢です。
『バイプレイヤーズ』にも出演したその名の通り、出演した作品は挙げきれないくらいの数に上り、バイプレイヤーとしても活躍しています。
地元の公立高校を卒業後に入った「舞台芸術学院」を経て、「劇団ナイロン100℃」で活動するようになりました。
都立武蔵村山高校 ⇒ 舞台芸術学院
資料によっては大倉孝二さんは舞台芸術学院を卒業後に劇団ナイロン100℃に入ったとされていますが、『KINENOTE』の略歴によると、在学中に劇団ナイロン100℃のオーディションを受けて合格したのでした。
劇団に入って8年後に出演した『ピンポン』のアクマ役で、一気に有名になりました。
2023年の取材記事によると「芸歴28年、これまで出演した作品は約180作」となっています。
ご本人の言葉で「オファーの大半は頼りない男の役ですね」とのことですが、もちろん本当に頼りないのでなく、クセがあったり、陰影のある演技を存分に見せてくれています。
大倉孝二(おおくらこうじ)
生まれ: 1974年7月18日
出身:東京都立川市
1981年:(推定)小学校入学、7歳
1987年:(推定)中学校入学、13歳
1990年:(推定)都立武蔵村山高校時入学、16歳
1993年:(推定)舞台芸術学院入学、19歳
1994年:劇団ナイロン100℃の入団オーディション合格、20歳
1995年:下北沢本多劇場『ウチハソバヤジャナイ/Version 100℃』で初舞台、21歳
1998年:『踊る大捜査線・秋の犯罪撲滅スペシャル』DV男、24歳
2002年:『ピンポン』アクマ、28歳
2003年:『高校教師』村松保
2004年:大河ドラマ『新選組!』 河合耆三郎、『クリスマス・クリスマス』主演、『消失』主演 チャズ・フォルティー、30歳
2006年: 朱門みず穂さんと結婚、32歳
2007年:『わたしたちの教科書』戸板篤彦
2009年:『となりの芝生』 高平要
2010年:連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』村井雄一、『宇宙で1番ワガママな星』主演
2012年:『持ち主、登場』 主演、作・演出、38歳
2013年:『ダンダリン 労働基準監督官』田中正一
2015年:『ドラマスペシャル 緊急取調室』磐城和久
2016年:『民王スペシャル〜新たなる陰謀』豪徳寺義経
2017年:『リンキング・ラブ』室岡
2018年:『バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら』本人役、44歳
2019年:『俺のスカート、どこ行った?』庄司雅敏
2021年:『妖怪大戦争 ガーディアンズ』 猩猩、大河ドラマ『青天を衝け』大隈重信
2023年:『下克上球児』小柳晴哉、49歳
2024年:『ナイロン100℃ 江戸時代の思い出』、50歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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大倉孝二さんの出身高校は東京都立武蔵村山高等学校
大倉さんは都立高校の武蔵村山高校に進学しており、同校の出身者の一人として知られています。
高校時代はバドミントンをやっていました。
それはのちに、映画『ピンポン』アクマ役で発揮されることになります。
出身高校:東京都立武蔵村山高等学校
所在地:東京都武蔵村山市中原1-7-1
創立:1975年
ところで東京都の「東村山市」は埼玉県の県境に接しており、すぐ近隣に狭山湖があるという地域です。
【都立武蔵村山高等学校の大学進学状況】は同校の公式サイトによりますと、46期生(令和4年)のデータとして次の通りでした。
大学進学 40.1%(95名)
短期大学 7.2%
専門学校 42.6%
就職 4.2%
帝京大学 16名
明星大学 18名
桜美林大学 4名
杏林大学 4名 など多数
高校卒業は20年くらい前のことですが、このようななかで大倉孝二さんは舞台芸術学院に進みました。
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大倉孝二さんの出身地東京都立川市と出身小学校、出身中学校
大倉孝二さんは立川市の出身であることが知られており、出身中学は市立第7中学となっています。ただ中学校については、厳密には情報元がよく分かっていません。
立川市は上記の高校のある武蔵村山市とも接しており、人口17万人くらいの市です。
出身中学校:立川市立立川第七中学校
所在地:東京都立川市西砂町6丁目28−3
立川市の中学校は2024年2月現在、第一中学校から第九中学校まで9校あり、すべて数字の名前となっています。
また小学校は、第一から第十まで中学同様に数字のつく10校があります。さらに、他の名称のつく7校があり、合計17校の小学校があります。
今のところ出身小学校は不明。
今さらながら、地図で見ると「立川第七中学校」は大倉さんの進んだ武蔵村山高校のすぐ側となります。どちらも自衛隊の「横田基地」に近いので、俯瞰すると分かりやすいわけです。
image
大倉さんのご自宅がどこにあったにせよ、まさに地元の都立高校に進学したということが分かります。
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子どもの頃の大倉孝二さんが、どんな少年だったか・・・興味が湧きます。
大倉孝二さんの出身大学はなし、舞台芸術学院に!
上記のように大倉孝二さんは、高校卒業後に舞台芸術学院に進みました。略歴にあるようにその在学中に「劇団ナイロン100℃」のオーディションに合格ーー。
舞台芸術学院の出身者には、ベテランが多く、もたいまさこさんや、木野花さんらがいます。
若い方には、矢本悠馬さんや、1979年生まれの平岩紙さんらがいます。
出身学校:舞台芸術学院
所在地:東京都豊島区西池袋3-5-19
舞台芸術学院の公式サイトによると、「募集要項」の要点は以下となっていました。
入学定員:40名
修業年限:2年
入学資格:高等学校卒業以上(見込みの者も含む、卒業認定試験も同様)、18歳から30歳まで
なお同じく公式サイトによると、1 年次の学費の総計は、 1,29万円となっていました。
ふつうに私立大学進学する場合と同じくらいと言えそうです。
なお2024年3月上旬現在のお知らせでは舞台芸術学院は「第3期願書受付」の只中でした。(宣伝しているわけではありませんが・・)
ステージアーティスト科15期生
卒業公演『THE GREEKS』稽古の前に小道具など作業。
寒さに負けず頑張っております。公演は3月21日(木)~24日(日)
初日まで2週間切りました!詳細&ご予約方法🔻https://t.co/OLaOOBc9sN
是非観に来てください! pic.twitter.com/GPywZ2hmAP
— 専門学校 舞台芸術学院(通称:舞芸) (@Bugei_TAC) March 8, 2024
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大倉孝二さんは、1995年に初舞台のあと、翌年も『サツバツ/カタコト』に出演するなど、舞台を中心に活動してきました。
その後の長い芸歴の中では、まさにいろんな表情を見せてきました。
たとえば2017年のドラマ『カルテット』(坂元裕二さん脚本、宮藤官九郎さんも出演)では、後半になって、松たか子さん演じる「まきまき」さんを聴取するため深夜にやってきた、ちょっとくたびれた(失礼)刑事でした。
大河ドラマには、『新選組!』と『青天を衝け』に出演しており、『青天を衝け』の大隈重信は、高身長の大倉さんが演じると独特の説得力がありました。
大隈重信役
大隈重信役の大倉孝二さんの顔芸()のために、グン!キュッ!バーン!と寄っていくカメラ。#青天を衝け pic.twitter.com/jKNKU9fExg
— かかまつ (@kakamatsukk) September 19, 2021
『新選組!』で共演した八嶋智人さんとは個人的にも親しいことがよく知られています。
2023年の『下剋上球児』では井川遥さんの元夫。
#下克上球児
清々しいほどにゲス男の似合う大倉孝二さん
けっこう好きな役者さん人生の中に井川遥が嫁やった瞬間があるだけで幸せじゃん、きみ(何目線) pic.twitter.com/TtsNOx5vZY
— あさつきひろみ/読書とドラマ (@hiromiasatsuki1) October 23, 2023
井川さんの夫(役)であることを視聴者が羨んでいるのが、ちょっと笑えました。
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冒頭にある「芸歴28年、これまで出演した作品は約180作」の話題に戻ると・・・
スポーツ報知2023年6月の取材で、大倉孝二さんは、役者になった当初はいい加減な気持ちだったとも打ち明けていました。
「面白そうと思ってなんとなく入ったけど、つらいばかりでしたね。楽しいものを作るから、もっとヘラヘラしてると思ったら、みんなこんなにピリピリしているのかと。
最初はずいぶんいいかげんな気持ちでした」
(https://hochi.news/articles/20230621-OHT1T51180.html?page=1 より)
そうは言っても謙遜があるのでしょう。
ただ生活面では、『ピンポン』で有名になっても、当時はまだアルバイトをしていたそうです。
そして現在も、
「現場で迷惑かけないようにという気持ちが強い。その負担を課しすぎて過剰に緊張し、結局迷惑かけちゃうこともあるんですけど」
ということで、やはり誠実な姿を感じます。
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(当時はARATAさんだった、井浦新さん)
さらに「仕事がなくなる危機感も常にあります」という言葉からは、素人には分からない世界で闘っていることを、あらためて感じました。
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以上、簡単ですが大倉孝二さんの出身校についてでした。お読みいただきありがとうございます。