Contents
八嶋智人（やしまのりと）さん、「メガネベストドレッサー賞」も受賞
八嶋智人さんの学歴と出身校についてご案内します。
俳優として幅広く活躍する八嶋智人さんは、奈良市に生まれ、一貫して奈良女子大学の附属学校で過ごしたことが分かっています。
奈良女子大学の附属高校から、大学は上京して日大に進みました。
奈良女子大学文学部附属高等学校（当時の名前） ⇒ 日本大学
日大では文理学部、哲学科でした。入学後は、「劇団カムカムミニキーナ」を旗揚げし、劇団活動に邁進していた模様。
卒業の正確な時期は分かりませんが、卒業後数年で、ドラマなどにも出演が始まりました。
やがて「トリビアの泉」の司会でも知名度が高まり、ドラマで映画での活躍はおなじみの顔にーー。
奥様の宮下今日子さんは2023年も舞台『レイディマクベス』などで活躍しています。
八嶋智人さんはメガネの笑顔が人気で「メガネベストドレッサー賞」も受賞しています。
八嶋智人（やしまのりと）
生まれ：1970年9月27日
出身：
1977年：（推定）奈良女子大学附属小学校入学、7歳
1983年：（推定）奈良女子大学附属中学校入学（内部進学）、13歳
1986年：（推定）奈良女子大学附属高校入学（内部進学）、16歳
1989年：（推定）日本大学入学、19歳、学生寮「養徳学舎」に入る
1990年：「劇団カムカムミニキーナ」旗揚げ
1993年：（推定）大学卒業、23歳
1996年：『上品ドライバー』、26歳
1998年：『サービス』反町拓哉
2001年：『ココリコミラクルタイプ』
2002年：『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』高橋克実と司会、32歳
2004年：『新選組!』武田観柳斎、「日本メガネベストドレッサー賞」
2006年：『弁護士 灰島秀樹』主演
2009年：『つむじ風食堂の夜』主演、39歳
2007年：『英語でしゃべらナイト』司会
2010年：『わが家の歴史』遠藤周作
2014年：『東京特許許可局』山田川晃司 役
2016年：『早子先生、結婚するって本当ですか?』千駄木廉太郎
2018年：『誘拐法廷〜セブンデイズ〜』 一ノ瀬誠 役
2019年：『ラジエーションハウス～放射線科の診断レポート～』、49歳
2020年：『お花のセンセイ』幸田光喜
2022年：『未来への10カウント』間地真実、『鎌倉殿の13人』武田信義
2023年：『もう一度パパと呼ばれる日』鈴木太郎、53歳
2024年：『劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』 四谷茂
その他、出演など多数
＊略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
この投稿をInstagramで見る
八嶋智人さんの出身高校は奈良女子大学文学部附属高等学校（現：奈良女子大学附属中等教育学校）
八嶋智人さんの出身高校は現在名の奈良女子大学附属中等教育学校です。こちらは2004年からの名称になります。
同校は、1973年から中高一貫教育に移行したため、八嶋智人さんの当時はすでに中高一環でした。
設立は1896年の「奈良県立奈良高等女学校」まで遡ります。女子大学の付属ながら現在は小学校から高校まで、すべて共学となっています。
ちなみに同じく国立の女子大学の代表的存在となる「お茶の水女子大学」には、やはり付属の幼稚園、小学校、中学校、高校までありますが、お茶大の場合は、中学までが男女共学で、お茶の水女子大学附属高等学校は女子校。
皇室の悠仁親王は、中学までが共学のお茶の水女子大学附属で、高校は共学の筑波大学附属高校に進学ということは、広く知られている通りです。
＊＊＊
【奈良女子大学文学部附属高校の大学合格実績】は、「みんなの高校情報」によると、2023年の例で、以下となっています。正式には高校は、「奈良女子大学附属中等教育学校 後期課程」 となります。
国立大学
神戸大学 10名
大阪大学 8名
奈良女子大学 8名
京都大学 7名
奈良県立医科大学 2名
大阪公立大学 12名
東大 1名 など多数
私立大学
同志社大学 61名
立命館大学 36名
近畿大学 30名
関西大学 23名 など多数
このようにハイレベルの進学校となっており、私大で一番多いところが同志社というのも、なるほどのデータです。
関西なので、関東の私大進学の状況はよく分かりませんが、八嶋智人さんは日本大学に進学しました。
この高校で同級生だったのが、松村武（むらまつたけし）さんで、村松さんは俳優でも、演出家でもあります。
奈良女子大学附属中等教育学校（旧：奈良女子大学文学部附属高等学校）
所在地：奈良市東紀寺町１丁目６０−１
位置は大雑把に言えば、奈良公園に近く、つまり春日大社にも、東大寺にも近い一角ですが、校舎そのものは住宅地にあります。
また、「奈良教育大学」が、奈良女子大学よりも同校の近くにあります。
ちなみに奈良教育大学には、隣接するかの位置に『奈良教育大学附属小学校』もあります。
奈良市という規模の年で、国立の小学校が2つあるのは、さすが歴史の街という感想を懐いてしまいます。
＊＊＊
同校は1950年代から1970年代前半にかけては、県下随一の進学校だったそうです。東京でいえば筑波大学附属高校の様子を考えると、西日本において、そのような同校の存在はたいへん妥当な実績と考えられます。
1973年に中高一貫校となったことにより、一時よりは有名校への進学率は低下したそう。しかし上述のように、名実ともに進学校と言えます。
こちらは中等教育学校となり、6年一貫ですから、高校からの入学はありません。2000年以降は奈良県内で初めて設置された中高一貫教育校として注目されています。
八嶋智人さんの出身地奈良市と出身小学校、出身中学校
上記の高校の話と時系列が逆になりますが、八嶋智人さんは小学校から、高校までずっと国立大学の付属校でした。
出身小学校：奈良女子大学附属小学校
所在地：奈良県奈良市百楽園一丁目7番28号
同校の設立は1911年まで遡ります。当初は「奈良女子高等師範学校」の附属小学校でした。
＊＊＊
ところで付属の小学校、しかも国立という希少な小学校への受験事情が気になります。
2024年度の例では、奈良女子大学附属小学校の募集人数は70名で、そのうち内部進学者は最大48名ということでした。
その応募資格の要点は「公共の交通機関（電車・バス）、徒歩によって片道 45 分以内で通学できる場所に、保護者とともに居住している者」ということです。
定員70名のうち、どれくらいが小学校から入るかの詳細データは不明ですが、大雑把に計算しても20数名ですから、狭き門なのでしょう。
＊＊＊
ちなみに上記の「内部進学者」というのは、奈良女子大学付属小学校の前に、【奈良女子大学附属幼稚園】があるからです。
単純に考えて、小学校受験の前に、幼稚園受験を目指すというのも一般的。奈良女子大学附属幼稚園の受験については、たとえば令和5年度入園選考の場合でいうと、以下の経緯でした。
募集説明会：6月
入園願書配付：6月〜7月
適性検査の受検者を決める抽選：8月
実際の入園適性検査：8月 （女児、男児で日付を変えて）
また結果発表は8月にすでに行われています。定員は50名くらいの様子。
幼稚園で入った幼児は基本的には、小学校に進めるようです。
このような仕組みは、「お茶の水女子大学」の付属幼稚園と、附属小学校でもほぼ同様となっています。
この投稿をInstagramで見る
＊＊＊
中学は現在名が「奈良女子大学附属中等教育学校」となっているように、中学・高校がセットとなります。
上記の「附属中等教育学校」の前期課程が、いわゆる中学校となります。
出身中学校：奈良女子大学附属中学校
所在地：奈良市東紀寺町１丁目６０−１
基本は内部進学ですから、八嶋さんは小学校から、中学へも、高校へも内部進学で進んだもようです。
八嶋智人さんの出身大学は日本大学
八嶋智人さんは、日大の文理学部、哲学科を卒業しました。
日大のキャンパスは、あちらこちらにありますが、文理学部は世田谷にーー。旧名は「文学部」で、1958年に文理学部となりました。
日本大学文理学部
所在地：東京都世田谷区桜上水３丁目２５−４０
日大の文理学部には、名前のとおり文学系の哲学科や史学科もあり、理学系の化学科や地球科学科もあります。
出身者をたどると、古くは中原中也がおり、ファッションデザイナーの山本寛斎さんもこちらの出身。芸能人では和田正人さんも、日大文理学部の出身です。
日大出身者は、周知のように芸術学部の出身者が多いのですが、八嶋さんのように他の学部の方もいます。また日大出身のスポーツ選手の所属学部は多様ながら、文理学部は多いようです。
＊＊＊
八嶋智人さんは、学生時代を『養徳学舎』という寮で過ごしました。養徳学舎は奈良県出身者のための県人寮です。2023年現在も運営されている様子。
奈良県養徳学舎
所在地：東京都文京区小日向４丁目３−３
こちらの最寄り駅は、茗荷谷で、茗荷谷駅は、筑波大学附属高等学校、お茶の水女子大学（付属校含む）の最寄り駅というだけでなく、近年は、中央大学茗荷谷キャンパスも、駅前のような位置となります。
地図では養徳学舎の近くに「岐阜県学寮」も見えていますから、昔から県人寮を運営してきたところは、こんな好立地に寮を構えることができたのでしょう。
家賃は35000円ということで、都心のこの位置で暮らすには、格安と言えることでしょう。
一般に各県の出身者のための寮は、一昔前ほど多数存在した模様。
時代も状況も異なりますが、村上春樹さんの『螢』の舞台となっている寮の情景を思い出します。
＊＊＊
上記のように、奈良の高校で同級生だったのが村松武さんで、村松さんは奈良女子大学文学部附属高等学校から早稲田大学第一文学部に進学しました。
八嶋さんと村松さんが、早大を拠点に作ったのが『劇団カムカムミニキーナ』でした。
智人さんは、入学して早々から劇団活動に打ち込んだようで、卒業後も、就職ということなく劇団などを中心に活動し、やがてドラマにも出演するようになりました。
奥様の宮下今日子さんとの出会いは以下のように語っています。
「彼女が新宿のゴールデン街でアルバイトしていて、ちょうど30歳になるから、大人として1人で飲みに行く店みたいのを（探したい）。でも、1人で飲むのは嫌なんですよ。
そしたら『あいつ、バイトしてるじゃん！』って思って、行き出したんですよ」
（https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/05/01/kiji/20220501s00041000584000c.html より）
メガネが特徴的で、上記のように2004年に日本メガネベストドレッサー賞を受賞しています。その同じ年に、大河ドラマ『新選組』で、あの時代だから、簡素なものながらメガネをかけていた（三谷幸喜さんの演出？）のも印象的でした。
大河ドラマでは『新選組！』では武田観柳斎、『鎌倉殿の13人』では武田信義だったことも話題になりました。
新選組！→武田観柳斎
鎌倉殿の13人→武田信義またしても「武田」役の八嶋智人さん🤭#新選組#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/IwuaWGpVbN
— たすく (@chi_biya33) February 13, 2022
こちらは、ラジエーションハウスにて。
フジテレビ『ラジエーションハウス2』11月1日㈪21時から放送！第5話
またまた、素敵なドラマに出演させて頂きます。久しぶりに八嶋智人さんと会えました！是非とも、皆様、宜しくお願い致します！もちろん、今日の放送も是非‼️#上島竜兵 #フジテレビ#ラジエーションハウス2 #ラジハ2#八嶋智人 さん pic.twitter.com/mklNJuL1SZ— ダチョウ倶楽部 Official (@dachoclub33) October 25, 2021
＊＊＊
以上、簡単ですが八嶋智人さんの出身校についてでした。
