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多彩な才能のみうらじゅんさん
みうらじゅんさんの学歴と出身校についてご案内します。
みうらじゅんさんは様々な職業を持っていますが、まずはイラストレーターとして知られています。小さいときから怪獣と仏像が極度に好きだったとのこと。
京都の出身で、地元の東山高等学校から2浪後に武蔵野美術大学に進学しました。
東山高等学校 ⇒ 武蔵野美術大学
武蔵野美術大学では造形学部視覚伝達デザイン学科を卒業。
仏像好きはよく知られており、出身校の東山高校は仏教系の「学校法人浄土宗教育資団」が運営しています。
仏像には、怪獣のように見上げる迫力があったそうです。
「ゆるキャラ」、「マイブーム」、「クソゲー」これらはみうらじゅんさんが作った造語。ゆるキャラがこんなにも浸透した現在、不思議な気にさえなります。
みうらじゅん(本名:三浦純)
生まれ:1958年2月1日
出身:京都府
1964年:(推定)大将軍小学校入学、6歳
1970年:(推定)東山中学校入学、12歳
1973年:(推定)東山高等学校入学(内部進学)、15歳
高校時代に吉田拓郎『気ままな絵日記』に嵌まる
1978年:(推定)武蔵野美術大学入学、20歳
1980年:『ガロ』でデビュー
1982年:『週刊ヤングマガジン』のちばてつや賞、佳作受賞、24歳
1992年:「大日本仏像連合」(バンド)、34歳
2003年:『アイデン&ティティ』映画化
2004年:『ゆるキャラ大図鑑』、46歳
2008年:『阿修羅ファンクラブ』会長、50歳
2018年:『大仏廻国 The Great Buddha Arrival』、60歳
2019年:『いちごの唄』カメオ出演
2020年:『みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議』共著、62歳
2024年:『みうらじゅんのザ・チープ』、『マイ修行映画』、66歳
その他、制作・出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめです。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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みうらじゅんさんの出身高校は東山高等学校(出身中学校も)
仏像好きのみうらじゅんさんは、上記のように仏教系の私立男子校で学校法人佛教教育学園が設置している東山高等学校に入学します。
中学受験での入学でした。面接で仏像への熱い思いを語って校長先生に気に入られたエピソードがあります。
同校は浄土宗教校京都校以来の歴史を持つ学校とのこと。
東山中学・高等学校
所在地:京都市左京区永観堂町51
東山というくらい、すぐ後ろには山岳地域となります。
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同校では受験の各コースの他に、スポーツコースもあります。出身者には、俳優の藤山扇治郎さん、狂言師の茂山宗彦さんなどがいます。もちろんスポーツ選手も多数輩出してきました。
中学から高校にかけて、家庭教師の大学生(美大生)に教わっていたそうです。その影響で横尾忠則ファンに。
また中学の終わり頃から吉田拓郎のずっとファン。さらにボブ・ディラン好きも有名で、来日時はずっと追いかけたとか。
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「大将軍」の町で育ったみうらさん、出身小学校は大将軍小学校
話は子どもの頃に、戻ります。
みうらじゅんさんの育った町は、三浦さんの言葉で「大将軍西町」でした。『マイ京都慕情』という書籍にも、みうらさんいわく「役に立たない」京都情報が多々、あるそうです。(私的な思い出ゆえ、ということ)。
地元の神社は正式名は「大将軍八神社」。「大将軍神社」は京都市内の他の場所に二箇所あります。住所としては、大将軍西町でなく、京都市上京区西町(以下略)になっていました。
この神社などでいつも少年時代のみうらさんは、遊んでいたそうです。(この辺り、2013年にみうらさんががTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』に出演したときの話から。)
そこで、出身小学校は、京都市立大将軍小学校でした。
大将軍などという地名があること自体、驚いてしまいます。まあ、京都の住所については、驚くことはキリがなくあるのですがーー。
京都市立大将軍小学校
所在地:京都市北区大将軍南一条町48−2
追記:大将軍西町は今もありました。上記の大将軍小学校から東に100メートルほど行った一角です。
みうらじゅんさんの育った街を訪ねた方のブログに拠ると、北野白梅町駅(終点)から歩いたそうです。終点駅だから郊外かというと、そんなことはなく、北野天満宮にも妙心寺にも、割と近い一帯でした。
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小学生時代のみうらさんは、太秦撮影所にも遊びに行っていたそうーー。(太秦が出身地とされるのが吉岡里帆さん。)
太秦に近い広隆寺には、貴重な木像がありますが、そこにも行っていたそう。みうらさんの言葉です。
国宝第一号指定された弥勒菩薩像とか。隣に、蚕の社神社っていうのがあるんですよ。それ、学研のムーとかをお読みの方はピーン!と来るところで。三本柱の鳥居が立ってるんですよ。
(https://miyearnzzlabo.com/archives/24191 より)
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小さいときから仏像に惹かれていたじゅんさんらしい話です。
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ついでに・・子役で忍者をやっている小学生を、忍者屋敷に住んでいるのだろうと思って、みうらさんが付けていった話などもありました。色々びっくり!
ちなみに小学校四年生で、土門拳の「仏像写真集」をプレゼントに貰ったというのですから、凄い。ご家族も望むものは与えてくれ、恵まれた環境で過ごしたもよう。
小学生だから、撮影禁止の場面でも油断されて、貴重な仏像写真を撮っていたとーーとも。
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みうらじゅんさんの出身大学は武蔵野美術大学
みうらじゅんさんが進学した武蔵野美術大学は、言うまでもなく私立美術大学の代表的存在
武蔵野美術大学
所在地:東京都小平市小川町1丁目736
武蔵野という名前が示すように、まさに武蔵野地域。津田塾大学も、一橋大学もある一角となります。
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美術作家として活躍する人物は多く、漫画家としてはくらもちふさこさん、西原理恵子さん、辛酸なめ子さん、黒鉄ヒロシさんらがいます。
リリー・フランキーさん、内館牧子さん、榎木孝明さんらも「ムサビ」出身者になります。
みうらじゅんさんは武蔵野美術大学に在学中から、糸井重里さんの事務所に入り浸っていたとのこと。
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現在も続いている(おそらく)髪型は、吉田拓郎に憧れたことから始まっているそうで、吉田拓郎の『気ままな絵日記』から「吉田拓郎になろう」と決めた時期がありました。
吉田拓郎さんははじめの頃「よしだたくろう」さんだったことも「みうらじゅん」名になったことに影響しているとか。
みうらさんが作った「マイブーム」ですがみうらじゅんさん自身のマイブームには、「地獄表ブーム」というのもあるので(バスの本数が地獄のように少ない時刻表)面白いです。
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ちなみに2023年のみうらじゅん賞は奈良国立博物館所蔵の「牛頭天王(ごずてんのう)」でした。牛頭天王もびっくり!?
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以上、簡単ですがみうらじゅんさんの出身校についてでした。