Contents
国民的シンガソングライター、ユーミン
松任谷由実(ユーミン)さんの学歴と出身校についてご案内します。
松任谷由実さんは言うまでもない代表的な女性シンガーソングライター。1954年生まれです。
旧姓名は荒井由実さん。夫は松任谷正隆氏で、1976年の結婚後に松任谷由実さんとして活動するようになりました。「松任谷由実 年齢」と探す方が多いのは、もちろん若々しいからでしょう。
生まれが1954年1月なので、学年としては昭和28年生まれの人と同学年となります。
・
東京の八王子の出身で、老舗の呉服店である荒井呉服店の二女として生まれました。中学と高校は私立の女子校である立教女学院に進学し、立教女学院高等学校を卒業。
美術大学の受験のために御茶の水美術学院(通称、お茶美)にも通い、多摩美術大学に進学しました。
立教女学院高等学校 ⇒ 多摩美術大学
多摩美に入った当初は染色を志していたと言います。学生時代にすでにデビューし、アーティスト活動をしています。
松任谷由実(ユーミン・旧姓:荒井由実)
生まれ:1954年1月19日
出身:東京都八王子市
1960年:(推定)八王子第一小学校入学、6歳
1966年:(推定)立教女学院中学入学、12歳
1969年:(推定)立教女学院高等学校内部進学、15歳
1971年:17歳で作曲家デビュー
1972年:多摩美術大学、入学、18歳
1973年:ファーストアルバム『ひこうき雲』
1974年:ステージ活動を始める
1975年:「あの日にかえりたい」でオリコンチャート1位
1976年:松任谷正隆氏と結婚、22歳
1981年:「守ってあげたい」が年間ランキングでヒット
2005年:紅白歌合戦に松任谷由実 with Friends Of Love The Earth名義で初出演(それまで辞退)
2013年:紫綬褒章受章、59歳
2018年:38回目となる「SURF & SNOW in Naeba」全8公演、第66回菊池寛賞、NHK紅白歌合戦「私が好きなユーミンのうた」
2019年:紅白歌合戦「ノーサイド」特別企画
2020年:紅白歌合戦「守ってあげたい」特別企画、66歳
2022年:「ユーミン万歳!~松任谷由実50周年記念ベストアルバム~」発表、紅白歌合戦「Call me back 他」特別企画、1970年代から2020年代の6年代連続でのアルバム1位獲得を達成、文化功労者、68歳
2023年:日本のアルバムチャートで1位を連続で獲得した最多デケイド数として、ギネス世界記録に認定
2024年:「THE JOURNEY 50TH ANNIVERSARY コンサートツアー」映画、70歳
アルバム、シングル等多数、数多の音楽活動は省略しています。
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
予想どおりのノリ。今度マジで、歌舞伎町案内してもらおうっと!#変態紳士 #髙嶋政宏 pic.twitter.com/QIWA5Z4tE5
— 松任谷由実 Official (@yuming_official) 2018年12月21日
ムーミンならぬ、ユーミン(松任谷由実)さんの活動は、あまりに多彩で記しようもありません。一昔前の学生は、夜を明かして中島みゆきとユーミンについて、両者の違いやよりどっちが好きか等々語り合ったという話もあります。
中島みゆきさんとの比較は、安易に書けないくらいコンテンツが多いのですが、ユーミンさんがみゆきさんをライバルと称していたことは明らかです。
この投稿をInstagramで見る
・
ユーミンの出身高校は立教女学院高等学校(出身中学も!)
松任谷由実さん、当時、荒井由実さんは中学の入学にあたり、立教女学院に進学しました。
八王子出身の由実さんが、中学から杉並の久我山へ? と当初、疑問にも思いましたが、やはり中学から立教女学院でした。
2016年にTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」に出演したときには自ら、「スーパー中学生だった」「家から学校まで電車で約1時間の、キリスト教の女子校に通っていました」と語っています。
***
立教女学院高等学校は、キリスト教(日本聖公会)系の私立女子校で、立教大学の「学校法人立教学院」と一応別法人となりますが、創立者を同じくしています。
立教大学との関係は、2005年3月の卒業生から、原則、希望者全員が内部推薦進学が可能となりましたが、再び2016年3月卒業生からは121名に制限とされています。
出身者には、野際陽子さんや山形由美さん、市毛良枝さん、作家の村山由佳さんらがいます。
1877年に都内の湯島に「立教女学校」として設立された歴史ある学校。
立教女学院
所在地:東京都杉並区久我山4-29-60
***
上記のように、荒井由実さんは高校時代は御茶ノ水の「御茶の水美術学院」にも通って美術大学を目指したもよう。その前に、家庭教師について絵も学んでいたそうです。
藝大・美大受験でお馴染みの予備校に、お茶美、たちび(立川美術学院)、しんび(新宿美術学院)などあります。そこで御茶の水美術学院はまさに代表的な存在。
「お茶美」には浪人生も多数通学しています。しかし荒井由実さんは、高校生としてお茶美で受験に備え、現役合格を果たしたことになります。あらためて凄いですね。
・
御茶の水美術学院
所在地:東京都千代田区神田駿河台2−3
余談ながらこの御茶ノ水駅近辺は、駿台予備校の校舎も、中学受験の学習塾も、明大のキャンパスも立ち並びます。
自宅は八王子、学校は久我山、予備校は御茶ノ水という三角地点を忙しく移動していたパワフルな荒井由実さんでした。
この投稿をInstagramで見る
・
松任谷(荒井)由実さんの出身地八王子と、出身小学校
大学の前に、荒井由実さんの子ども時代に遡ります。八王子の荒井呉服店の娘ということは昔から有名でした。
まず八王子の荒井呉服店ですが、2021年6月現在のGoogle Mapでは「荒井呉服店仮店舗」ということで、「甲州街道」沿いに、呉服伊勢屋の近隣に位置しています。
当時と微妙な違いがあるかもしれませんが、この仮店舗荒井呉服店と下記の八王子市立第一小学校は、ほんの100メートルばかりの近隣となります。
この投稿をInstagramで見る
***
出身小学校についてはプロフィール等で一次資料が特定できません。
しかし個人の方のアメーバブログ(氷雨月のスケッチさん)を参照して、松任谷由実さんの出身小学校だけでなく、当時の荒井呉服店の諸々の事情や、お子さんのころの荒井由実さんのことなど、詳しく知ることができて有意義でした。
松任谷由実さんの出身小学校:八王子市立第一小学校
所在地:八王子市元横山町2丁目14−3
・
image
JRの八王子駅からも近い小学校です。
荒井家では由実さんのお兄さんが実家を継ぎ、弟さんが精神科医になっているとのこと。なお荒井呉服店の「荒井」さんは母方で、母の芳枝さんは自営業やPTA活動などに多忙な人でした。父の末男さんは、入り婿として事業を発展させた人物。
多忙な母に代わって由実さんのお世話をした家政婦の秀子さんのことや、中学に入ってからの由実さんのことなど、アメーバブログ(氷雨月のスケッチさん)に詳しく興味深く記されていました。
***
なお、立教女学院は、由実さんにとっては中学からですが、小学校からの生徒も多数いるなか、臆することなく堂々と、ある意味目立って過ごしていたもようです。
この投稿をInstagramで見る
・
松任谷由実さんの出身大学は多摩美術大学
進学した多摩美術大学はご存知のように、代表的な私立の美術大学。
多摩美術大学の創立は1935年のことで、現在の名称になったのは1953年でした。
キャンパスは世田谷の上野毛キャンパスもありますが、主要キャンパスは八王子市。荒井由実さんにとっては、一応地理的にも近い関係だったと言えるでしょう。
多摩美術大学
所在地:東京都八王子市鑓水2丁目1723
多摩美術大学からはもちろん多数の美術関係者が、生まれていますが、芸能人として片桐仁さん、小林賢太郎さん、竹中直人さんらがいます。俳優の加藤諒さんも、また小室等さん、写真家の蜷川実花さんも多摩美の出身。
若い世代では伊藤万理華さんが多摩美術大学の出身と言われています。
・
作曲家デビューは高校生の時で、多摩美に入学した1972年の7月には、シングル「返事はいらない」で荒井由実としてデビュー。
したがって学生時代は、美大生で作曲家で、一般の感覚からは想像できない多忙なものだったことでしょう。
***
音楽家としては、たとえば綾瀬はるかさんに「マーガレット」を楽曲提供していたり、世田谷区の名誉区民になっていたり、多彩な活動はじつに多岐にーー。
サンジャポ見てたら紅白の時のユーミン!!#ユーミン #スモール3 pic.twitter.com/xCqQWKuWB6
— kazumi310 (@tokoyu310) January 10, 2021
2018年には紅白歌合戦にも出場し、その後2019年も2020年も特別枠での出演となりました。2020年には、書き下ろし楽曲の「あなたと 私と」が刀剣乱舞-ONLINE-新主題歌となったことも反響を呼びました。
・
この投稿をInstagramで見る
その後も6年代連続でのアルバム1位獲得で、ギネスにも登録され、そのパワーは衰えることを知らないようです。
***
以上、簡単ですが、松任谷由実さんの出身校についてでした。