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独特の存在感の女優、小林聡美さん
小林聡美さんの学歴と出身校についてご案内します。
小林聡美さんは 「かもめ食堂」など、ゆったりした時の流れる作品で知られる女優。
45歳で社会人入試に合格して学習院女子大学の学生になり、その後も大学院に進学したという異色な経歴で、濃いファンが多いことも周知の通りです。
「やっぱり猫が好き」の脚本家、三谷幸喜氏と結婚したことも知られますが、離婚後も独自のペースで勉学を続けました。
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中学校は地元の高砂中学校。その後、やはり江戸川区にある篠崎高校に入学しています。高2で「転校生」の主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しましたから、高校時代は芸能活動に忙しかったことでしょう。
東京都立篠崎高等学校 ⇒ 進学せず ⇒ 学習院女子大学
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「かもめ食堂」や、「めがね」等のファンは、小林聡美さんとともに、もたいまさこさんや、片桐はいりさん等の顔ぶれを思い出します。
着実に、ある意味淡々とドラマ出演をこなしていますが、2024年は特に小泉今日子さんとの共演、『団地のふたり』が人気を博しました。
小林聡美(こばやしさとみ)
生まれ:1965年5月24日
出身:東京都
1972年:(推定)小学校入学、7歳
1978年:(推定)高砂中学校入学、13歳
1979年:『3年B組金八先生』安恵美智子でデビュー、14歳
1981年:(推定)篠崎高校入学、16歳
1982年:『転校生』W主演、17歳
1983年:『廃市』主演、18歳
1984年:『新・大江戸捜査網 「暴走娘五千両の涙」』お文 、高校卒業、19歳
1985年:『気分は名探偵」八田弘子
1986年:『金田一耕助の傑作推理 死仮面』白井澄子、21歳
1988年:『やっぱり猫が好き』トリプル主演、23歳(シリーズは続行)
1995年:三谷幸喜さんと結婚(2011年に離婚)、30歳
1998年:『てなもんや商社』主演
2003年:『すいか』主演、38歳
2006年:『かもめ食堂』主演、41歳
2007年:『めがね』主演
2009年:『プール』主演
2011年:学習院女子大学入学、46歳。『東京オアシス』主演
2013年:『パンとスープとネコ日和』主演
2014年:『紙の月』隅より子
2015年:学習院女子大学大学院へ進学、『山のトムさん』、50歳
2018年:『anone』青羽るい子
2019年:『離婚なふたり』野田今日子
2021年:『ペンションメッツァ』WOWOW、テンコ
2022年:『ツユクサ』主演、
2024年:『春になったら』杉村節子、『団地のふたり』W主演、59歳、事務所「シャシャ」の解散を機に独立
2025年:『法廷のドラゴン』 乾利江、『ゴールドサンセット』小巻沢梨子、60歳
2026年:『岸辺のアルバム』主演
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
小林聡美さんの出身地・柴又にも近い葛飾区と出身小学校(高砂小)、出身中学校(高砂中)
小林さんの出身中学は広く知られるように葛飾区立高砂中学校でした。
ただし名称が変わり、現在は小・中一貫の「高砂けやき学園」となっています。
出身中学:高砂けやき学園(元・葛飾区立高砂中学校)
所在地:東京都葛飾区高砂3丁目32−1
一キロくらいの範囲に柴又の帝釈天もあります。
想像ですが、子ども時代の小林聡美さんは、寅さんの「柴又」にも、子どもが遊びにいけるような地域で育ったのかもしれません。
中学時代に『3年B組金八先生』でデビューということは、いくら当時「金八先生」に出演していた中学生が多かったとはいえ、公立中学に通う中学生の立場では多忙だったことでしょう。
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「 #3年B組金八先生 」に出演していた #小林聡美 さんも
おもしろい女優さんで大好きです~💕
「 #やっぱり猫が好き 」も見てました😻 pic.twitter.com/q8ylnuF8mz— あかぱん キャンディーズ レトロ昭和歌謡 (@akanopanda3) March 31, 2018
なんとも初々しいことです。
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小林聡美さんの出身小学校については今のところ直接的な根拠はありません。ただし隣接している高砂小学校の可能性は充分に考えられます。
出身小学校?:高砂小学校
所在地:東京都葛飾区高砂3丁目30−1
隣接というよりは、写真にも見えているように高砂小学校と高砂中学校は 「高砂けやき学園」として一つの機関ですから、小林聡美さんの出身小学校として推測されます。
2011年の映画『東京オアシス』の公開挨拶では、「今と背が変わらない小学生のころは、エースアタッカーとして活躍してました」と語りました。
このとき、エアーバレーボールをした相手は加瀬亮さんです。小学生の時、すでに同じ身長だったというのも、ちょっと驚きです。
いずれにしても、小林さんのご実家が小学校から引越しなどしていないとしたら、こちらだった可能性は高いと考えられそうです。
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小林さんはいつも気負わず普通(?)にしているイメージが強いのですが、たしかエッセイの『茶柱の立つところ』を読んだときのエピソードで、お姉さんがおられて、周囲から小林聡美に似ているね、と言われるとお姉さんは「誰、それ?」みたいにやり過ごしている・・等々の、面白いエピソードがありました。
弟さんもおられます。
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(「小林聡美Sweet 60th ライブ」 ドキリとするほど素敵です)
小林聡美さんの出身高校は公立の篠崎高校、主演映画『転校生』と『廃市』でブレイク
小林聡美さんが進学した都立の篠崎高等学校は、江戸川区の東篠崎1丁目にあります。
葛飾区が出身とされる小林聡美さんにとって比較的近い高校だったと思われます。
先ほどの地域から、江戸川を東京湾に向かって下ったような位置となります。学校から道路を挟んで旧江戸川が流れます。
出身高校:都立篠崎高等学校
所在地: 東京都江戸川区東篠崎1丁目10−1
高校生の間に新人俳優賞を受けた小林さんはすでに女優であり、公立高校の日程をこなすのは大変だったことでしょう。しかし、転校などもなく都立高校を卒業しました。
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【篠崎高校の進路状況】は同校の公式サイトから一部を抜粋すると、2024年現在、概略で以下のようになっていました。
大学短大・・・65%
専門学校・・・25%
就職・・・・・5%
大学選抜方法
指定校推薦・・75%
総合型一般・・25%
聡美さんの卒業した1984年当時と現在とどれくらい違いがあるか不明ながら、その時は大学等へは進学していません
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小林聡美さんの高校時代は大林宣彦監督の『転校生』、『廃市』などで重要な役どころ、というより堂々と主演しました。
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『転校生』では尾美としのりさんとW主演。
尾美としのりさんは1965年生まれで文字通りの小林聡美さんと同級生でした。
すでに還暦となったお二人が、当時ともに公立高校に通う高校生(尾美さんは都立大附属高校)だったのは、驚きというか感慨深い気がします。
また『廃市』(はいし)は、福永武彦氏原作をファンだった大林監督が映像化したもので、小林さんの美少女にして微妙な心理描写が描かれました。『廃市』にも尾美としのりさんが出演しています。
『廃市』。83年の大林宣彦監督作品。原作は福永武彦。黒澤明の『天国と地獄』を思わせるOPの色使いで既に魅了される。また、長めの語りから最初の台詞へのつながりなどもオペラティックで、音楽的なのは全篇に渡る。そのこととは別にフォーレ的なサントラも印象的。小林聡美さんも素晴らしい。#WOWOW pic.twitter.com/a5jsrx7RFY
— ペト (@petruushukadoux) May 27, 2022
小林さんは『転校生』でブレイクし、大林監督は1年間TVに出ないように提案してその代わりもう1本映画を作ることを約束・・それが『『廃市』』だった等の逸話があります。
2週間で、16ミリカメラで撮影したとのこと。
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小林さんはその後は芸能活動に専念し、高校卒業後の『やっぱり猫が好き』では個性あふれる女優として一気に知名度が上がります。
卒業の年にも、その翌年にもドラマや映画で活躍しており、多忙ぶりが伺えます。
著書もたくさん著しており、本のファンも多いことで知られます。
『やっぱり猫が好き』で後に結婚する三谷幸喜さんとのご縁がありました。
wikiで小林聡美を見てたら「やっぱり猫が好き」はドラマに分類されてて驚いた
バラエティじゃなかったのね(´・ω・`)アレーー?水曜どうでしょうと同じでたまに無性に見たくなる「やっぱり猫が好き」 pic.twitter.com/ZAIzRMPmkR
— 松子2 😉 마쓰코2 ☺️ Matsuko2☺︎ (@matsuko_SF) September 5, 2024
『やっぱり猫が好き』は当時見ていませんでした。3人と猫しか登場しないというこのドラマ、今さらながら見たかったドラマです。アドリブも多かったとか。
小林聡美さんの出身大学は社会人入試で学習院女子大学、その後大学院へも進学
その後、小林さんは上記のようにかなりの期間を経てから2011年に社会人入試を経て学習院女子大学に入学しました。
学部は国際文化交流学部。
4月に学生生活が始まり、私生活では5月に三谷氏と離婚したということで、2011年は変動の多い年だったことでしょう。
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社会人入試時の試験科目は、英語と小論文と面接だったようす。
英語では「日本の出生率の低さに対する見解」を書くという問題が出たとか(当時の『週刊文春』による)。
当時は三谷氏との離婚の理由が特にコメントされず、その真相は? 等の記事などでも話題になりました。
学習院女子大学の学生も、報道されて一気に小林聡美さんのことを知り、話しかける人が増えたとか—。エッセイのどこかで語っておられました。
いずれにしても真相は第三者が邪推することではないでしょう。愚痴や悪口のようなことは語らない、当時もサッパリとした聡美さんの対応だったのではないでしょうか。
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学習院女子大学は、安藤サクラさんの出身大学と出身高校にあるように、学習院女子中・高等科と同じキャンパスにあり、早稲田にも近い大学。
背中合わせにように、都立の名門校である戸山高校が建ちます。
学習院女子大は、卒業生の就職率が高い大学という評判も度々耳にします。
出身大学:学習院女子大学
所在地:東京都新宿区戸山3丁目20−1
学習院女子大学では、2004年に共学の「大学院国際文化交流研究科」も設置されています。
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『かもめ食堂』が2006年、大学入学が2011年で『パンとスープとネコ日和』が2013年という経緯になります。
『すいか』と『めがね』で共演したのが市川実日子さん でした。
2011年ころから俳句にも関心を持って句会を立ち上げたという小林さん。
WOWOW×Hulu共同製作の連続ドラマ『コートダジュールN゜10』も注目されました。
2013年発行の『散歩』という著書に、複数の対談相手が登場します。
その中に小林聡美さんと石田ゆり子さんが、お互いの愛犬、どちらもチョコ色のラブラドール・レトリバーを連れて駒沢公園を散歩する箇所がありました。
お互いにネコ好きで、猫を複数飼っている他に、このレトリバーちゃんたちがいて、興味深い対談でした。あらためてお二人のネコ好き、犬好き、動物好きが際立っていて、面白い逸話だらけ・・・。
『散歩』(よろしかったらアマゾンへ飛びます)
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聡美さんがさらに大学院へ進学したのはこのあと、学習院大学を4年で卒業した2015年のこと。
「近世の風俗や落語の歴史的展開」を研究したいとは、また小林さんらしいと言えるでしょう。
仕事の傍ら、小林さんは4年制大学に社会人入学して、20歳以上離れた同級生と仲良くキャンパスライフを楽しみ、今春、無事卒業。
・・(中略)・・新しい扉を開けることを恐れず、軽やかに飛び込んでいく姿は、見ていて羨ましくなるほど清々しい。
(https://www.joseishi.net/2016/05/22/4383/ より)
2021年1月には WOWOWオリジナルドラマの『ペンションメッツァ』が放送され、小林聡美さんとともに、役所広司さん、もたいまさこさんら豪華キャストで、注目されました。
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その後もヒット作に安定して出演しています。
『団地のふたり』は2024年に原作を読んで、爽やかな読後感が印象的でした。同作で小林聡美さんと小泉今日子さんがW主演・・・とは贅沢でぴったりで、驚きました。
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(こちらは2021年のもの。後にお二人は『団地のふたり』で共演)
原作者の藤野千夜(ふじのちや)さん(1962年生まれ、千葉大学出身)は、『じい散歩』もユニークで、今後も読みたい作家の一人です。
ご興味のある方は『団地のふたり』(アマゾンへのアフィリリンクになります)が2024年7月に発売済。
さらに2024年の末には所属していた事務所が解散ということで独立しました。
(事務所の解散により、もたいまさこさんは今後特に活動しない様子)
2026年の主演舞台『岸辺のアルバム』は演出が木野花さんということでもたいへん気になります。
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以上、大好きな女優さんの一人小林聡美さんの出身校についてでした。ご高覧ありがとうございます。