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出身大学はランキングされたり、年収との関わりや、社長数が多い大学は?等々話題になります。芸能人や著名人の出身大学、出身高校はどちらか。大学情報、高校情報も併せてご案内しています。

東京藝大

石丸幹二さんの出身大学と出身高校、東京音大から東京藝大へ

劇団四季で活躍した石丸幹二さん

石丸幹二さんは、出身は愛媛の新居浜。4歳で千葉の市原市に転居し千葉の県立高校(現在の幕張総合高等学校)に入学しました。

「東京音大」を経て「東京藝大」の声楽科に進み、劇団四季に入って「オペラ座の怪人」等で活躍したという華々しい経歴です。

しかしさらに現在では俳優としてもブレイクしています。

千葉県立幕張西高等学校 ⇒ 東京音楽大学 ⇒東京藝術大学

石丸幹二さんが進んだ高校は当時は千葉県の幕張西高校でした。幕張西高校には普通科音楽コースがあり、石丸さんはチェロを学び、東京音大(音楽学部器楽科)に進んでサックス専攻でした。

しかもさらに声楽を目指し、最高峰と言える東京芸大に合格・・・もし、芸能人になっていなかったとしても劇的な経緯と言えそうです。

石丸幹二(いしまるかんじ)

生まれ:1965年8月15日
出身:愛媛県新居浜市

1972年:(推定)有秋東小学校入学、7歳
1978年:(推定)姉崎中学校入学、13歳
1981年:(推定)幕張西高校入学、16歳

1984年:(推定)東京音大入学、19歳
1987年:(推定)東京藝大入学、22歳
1989年:劇団四季に合格(藝大在学中)
1990年:劇団四季『オペラ座の怪人』ラウル役でデビュー、25歳


2007年:劇団四季を退団
2013年:『半沢直樹』浅野匡
2015年:『アルジャーノンに花束を』蜂須賀大吾、『表参道高校合唱部!』
2016年:『水族館ガール』倉野久幸
2017年:『題名のない音楽会』司会

2019年:『ペテン師と詐欺師』
2020年:『十二人の怒れる男』、 『ドンナビアンカ〜刑事 魚住久江〜」、「映画音楽はすばらしい!」NHK-BSプレミアム

2021年:大河ドラマ『青天を衝け』大久保利通
2022年:『ハリー・ポッターと呪いの子』ハリー・ポッター、『アキラとあきら』階堂一磨
2023年:『仮面ライダーガッチャード』九堂風雅

その他出演等多数

*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。

東京音大の学生だった石丸さんが声楽に転じた契機は、アメリカのジェシー・ノーマンの歌声を聞いたからとのこと。

いくら音大の学生とはいえ、サックス専攻だった学生が声楽で東京藝大を目指すとは、大転換に違いありません。

それくらいプロの歌声に衝撃を受け、その後劇団四季に入るほど「歌声」にこだわった石丸さんの歌い手としてのスタートでした。

出身高校は幕張西高等学校(現在の幕張総合高校)

石丸幹二さんの出身高校は、当時の名前で幕張西高校になります。現在名の千葉県立幕張総合高等学校には普通科と看護科があります。

看護科は、千葉県立若葉看護高等学校と2004年に統合されたためで、いわゆる普通科は幕張総合の「総合」ではなく文字通りの普通科になります。

ただし、普通科の入試でも学力検査の以外に、実技検査や自己アピール検査を選択することも可能というユニークな受験になっています。

また千葉県内全域からの通学が認められています。

千葉県立幕張総合高等学校

所在地:千葉市美浜区若葉3丁目1−6

広々とした空気感の広がる同地の近隣に、幕張メッセがあり、イオンモール幕張新都心もあり、休日には交通渋滞になる地域でもあります。

田中圭さんの出身校である渋谷教育学園幕張高校も近くにあります。

***

石丸幹二さんの在校時代には幕張西高等学校だったわけで、幕張西高校の卒業生には、作曲家の新垣隆さんや作曲家の福島康晴さんらがいます。

普通科に音楽コースがあった様子が分かります。

幕張総合になってからの出身者には女子サッカーの宮間あやさん、バスケットの藤岡恵美衣さんらがいます。

石丸幹二さんの育った千葉の市原市と出身中学

生まれは愛媛ながら育ったのは、千葉県の市原市であることが分かっています。pasonica comによりますと石丸幹二さんの出身校は以下の通り。

◯小学校:市原市立有秋東小学校 → 市原市立姉崎小学校

◯中学校:市原市立姉崎中学校

これらの3校はすべて近隣にあります。

市原市立姉崎中学校

所在地:千葉県市原市姉崎2156

市原市は、千葉県でもわりと木更津寄りとなり、都心からは離れています。

念のために通学時間を試算すると、もし高校時代も石丸さんが市原市の姉ヶ崎に住んでいたとして、「姉ヶ崎駅」から幕張総合高校のある「海浜幕張駅」あたりまで、電車に乗ったとしたら30分程度なので、そう遠くもなさそうです。

石丸幹二さんの出身大学、まずは東京音楽大学

石丸幹二さんは当初は東京音楽大学に進学し、サックス専攻でした。(東京音楽大学音楽学部器楽科サックス専攻)

東京音大は、トットちゃんこと黒柳徹子さん、その母である黒柳朝さんの出身校でもあります。

東京音楽大学

(現在は所在地:東京都目黒区上目黒1-9-1)

音楽界で活躍する方に東京音大出身者はもちろん多数おられます。

2017年に逝去された船村徹氏もピアノ科でした。淡谷のり子さんも、春日八郎さんも東京音大出身。山崎育三郎さんも声楽演奏家コースを中退しています。

石丸幹二さんは、東京音大の学生のころ、池袋から渋谷に出かけて演奏していたそうです。

*東京音楽大学は、池袋にありましたが、2019年に「中目黒・代官山キャンパス」を開き、法人本部もこちらに移動しました。現在、池袋には学生課が残り、付属高校もあります。

バブル真っ最中の東京は浮かれていた。渋谷ザ・プライムの最上階では週末ごとにパーティーが開かれ、池袋からサックスを抱えてバスで出かけて、仲間と演奏した。そんなある日、テレビのNHK『芸術劇場』から聴こえてきた歌声に衝撃を受ける。

「アメリカのオペラ歌手ジェシー・ノーマンがシューベルトの『魔王』の3役を歌っていた。いや、演じ分けていたんです。こんなふうに歌うことが、クラッシックの世界にあるんだと。これをやってみたい! と思いました」

(週刊女性2017年7月4日号2017/7/1 http://www.jprime.jp/articles/-/10001より)

石丸幹二さんの出身大学は東京藝術大学、声楽科

そして石丸さんは東京藝大の声楽科を受験。(東京藝術大学音楽学部声楽科)

しかもジェシー・ノーマンの歌声を聞いた翌年には合格しています。凄いことです。

学外で入っていたコーラスサークルの藝大の先生に、「君は、歌を磨こうとは思わないの?」と、のせられて、転向を決める。翌年、東京藝術大学音楽学部声楽科に合格、テノール歌手へと歩みだす。

「藝大ではアカデミックなクラシックの勉強なので、歌詞がイタリア語やドイツ語なのがもどかしくて、僕は“日本語で伝えたい、歌いたい”と、しきりに言っていた」

(同上)

そんな動機から、「ならば劇団四季がいい」と先輩に勧められて学生のうちに劇団四季に合格し、やがてミュージカルの貴公子と呼ばれる存在となります。

東京藝大には美術学部と音楽学部があり、音楽学部は上野キャンパスになります。

1949年に前身である「東京美術学校」と「東京音楽学校」が統合されて東京芸術大学となりました。

東京藝術大学音楽学部

所在地:東京都台東区上野公園12−8

上野駅から東京芸大に歩いて行く途中には、趣のある「旧東京音楽学校奏楽堂」の姿もあります。漱石の『野分』にも登場する、歴史的建造物ーー。

(近年、やっと入場してみることができました@個人)

東京藝大出身の音楽関係者は多数活躍しており、作曲家の千住明さん、指揮者の岩城宏之さん、俳優の井上芳雄さん、小説家の森瑤子さんらがいます。

石丸幹二さんは活躍の場が広がって、劇団四季の出身者ということを、ふと忘れる(?)くらい、TV等でもお馴染みの方となりました。

マルチの才能がこれから、さらに発揮されそうです。

***

以上、簡単ですが石丸幹二さんの出身校について、でした。

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