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青学チャペルで挙式の高橋克典さん
高橋克典さんの学歴と出身校について。
高橋克典さんはひと言でいうなら小学校から大学までずっと青山学院でした。このように出身校についてはまさに一行でまとめられるシンプルな話になります。
一方で高橋克典さんのご両親の血筋をたどると、現在の高橋さんの活躍のバックボーンのようなものが感じられます。
都内で初等部から青山学院に入り、大学は青山学院大学ですが、結果としてはのちに退学しています。
青山学院高等部 ⇒ 青山学院大学
さらに後に、青山学院のチャペルでモデルの中西ハンナさんと結婚式を挙げました。
デビューは歌手活動ながら、その後スマートな、あるいは鋭い会社員や刑事などを演じてきました。近年は大河ドラマや連続テレビ小説への出演も目立っています。
高橋克典(たかはしかつのり)
生まれ: 1964年12月15日
出身:横浜市
1971年:(推定)青山学院初等部入学、7歳
1977年:(推定)青山学院中等部入学、13歳
1980年:(推定)青山学院高等部入学、16歳。『ピーマン白書』に出演
1983年:(推定)青山学院大学入学、19歳
1989年:『さすらい刑事旅情編 』第18話に出演、 25歳
1993年:「抱きしめたい」で歌手デビュー
1995年:『リング〜事故か!変死か!4つの命を奪う少女の怨念』主演
1999年:『サラリーマン金太郎』シリーズ主演・矢島金太郎 (〜 2004年)、35歳
2003年:『特命係長 只野仁』シリーズ主演( 〜2012年)
2004年:中西ハンナさんと結婚、『ハラハラ刑事 』主演、40歳
2006年:『ガチバカ!』主演
2008年:『課長島耕作』主演、44歳
2010年:『同窓会〜ラブ・アゲイン症候群』主演、『大仏開眼』
2012年:『私の叔父さん』主演
2013年:『ファミリーヒストリー』で高橋家が取り上げられる
2015年:『子連れ信兵衛』主演
2018年:『不惑のスクラム』主演
2019年:「NHKニューイヤーオペラコンサート」司会 、『後妻業』柏木
2020年:大河ドラマ 『麒麟がくる』織田信秀
2021年:『醉いどれ天使』真田
2022年:『正直不動産』鵤聖人 、連続テレビ小説『 舞いあがれ!』岩倉浩太、58歳
2023年:『罠の戦争』
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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高橋克典さんの出身地横浜市と出身小学校
時系列を追って小学校からーー 横浜市で生まれた高橋さんは初等部から、青山学院に進みました。
小学校に該当するのが青山学院初等部です。
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青山学院初等部というと「お受験じょうほう」と出てくるくらい、昨今は子どもを入学させるうえで名門校としての扱いとなります。
どの芸能人のお子さんが青学初等部に通っている・・ということが記事になるくらい、世の関心を集めていることも事実。
小・中学校の受験の実相は分かりませんが、メインの私立大学に付属する小学校として、およそ、早・慶の初等部(幼稚舎)に続いて、青山学院が位置づけられていることは確かです。
そして「付属」という位置づけがたとえば「明大付属」は中学から始まるように、およそ付属中学での受験が多いなか、早慶、青学、立教らの「小学校」が注目されます。
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話が逸れると、「筑波大学附属小学校」や「お茶の水女子大学付属小学校」など国立大学付属の小学校受験は、複数回の「抽選」があるなど、私立大学付属校の受験とはまた異なる関門があります。
いずれにしても「小学校受験」というテーマに一定の位置を占めているのが青山学院初等部となります。
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青山学院初等部
所在地:東京都渋谷区渋谷 4-4-25
(住所は初等部も、中等部・高等部も、青山学院大学も同一となります)
創立の起源は1874年まで遡る、歴史のある小学校となります。
初等部は1学年が4クラス。初等部全体で児童数はおよそ720名。
小学校時代からずっと青山学院という点では渡辺大さん、寺島しのぶさん、杏さん(中等部まで)、6代目中村勘九郎さん(高等部途中まで)など歌舞伎役者の方が多数います。
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高橋克典さんの出身中学と出身高校は青山学院中等部・高等部
「青山学院中等部・高等部」には初等部からの生徒、さらに中等部入学試験で入学した生徒、さらに高校段階では高等部の入学試験で入学した生徒がいます。
つまり初等部からの持ち上がりの生徒と、その後の中学、高校の受験でそれぞれ新たに入った生徒を合計して、結局高等部では一学年が10クラス。
その前に中等部は1学年が8クラス。 中等部の受験は「2月2日」型で国語・算数・社会・理科の4教科で試験が行われます。
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さらに、高等部から青山学院大学への進学については、杏さんのページにもありますように「青山学院の公式サイト」によると、
「高等部を卒業する生徒の約85%は青山学院大学へ進学し、 専攻分野の関係で約15%の生徒が他大学を受験しています」
となっています。
高橋克典さんは、その「85%」の一人として青山学院大学にそのまま進学しました。
青山学院中等部
青山学院高等部
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高校時代の高橋克典さんは、勉学に精を出したというよりは、家出もしたり、割と遊びがちだったようです。
また、高校時代に『ピーマン白書』に出演していますが、デビューと言うよりは、長い目で見ると、出演したことがある・・というような一件となりました。
高橋克典さんの出身大学は青山学院大学
青山学院大学は、繰り返すまでもなく同じ初等部や中等部高等部と、広い意味では同じキャンパスにあります。
新制大学として戦後に始まったのは1949年のこと。青山学院大学は、初めは「文学部」と「商学部」と「工学部」という3学部でのスタートでした。
現在、学部は11学部の体制となっています。
文化系の学部は「青山キャンパス」に集まっており、2000年代になってから設置された学部には「教育人間科学部」や「総合文化政策学部」があります。
文学部
教育人間科学部 (2009年設置)
経済学部
法学部
経営学部
国際政治経済学部
総合文化政策学部
また「相模原キャンパス」には理工学部の他に、2000年代に設置された社会情報学部などの3学部もあります。
理工学部
社会情報学部
地球社会共生学部
コミュニティ人間科学部
青山学院大学相模原キャンパス
相模原キャンパス所在地:神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1
高橋克典さんは青山キャンパスの経営学部に入り、のちに中退しました。
のちにというのは、学生時代に芸能活動をしていたのですが、早々に辞めたというよりは、辞めさせてもらえなかった等々の逸話が残っています。
略歴を振り返ると、大学生になってから、のちに『さすらい刑事旅情編 』でデビューするまでに、5、6年かかっています。
それまで何をしていたかというと、たとえば俳優の上原謙さんの付き人でした。しかしこれは3日でクビになりました。
高橋は1991年に亡くなった俳優・上原謙さんの付き人として芸能界に足を踏み入れました。ところが、3日でクビになったことを17年放送の『徹子の部屋』で告白。
あるショーの稽古中、高橋は主役だった女優を“お弁当屋のおばさん”だと間違え、『ご苦労様』と声をかけてしまいました。
(https://www.excite.co.jp/news/article/Asajo_98302/ より)
さらにその女優さんを、楽屋荒らしだと高橋さんが勘違いして大騒ぎとなり、クビになったとのこと。
その時の徹子さんとの会話でした。徹子さんの語り調子が目に浮かぶようです。
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その女優さんが誰だったかは、2017年に「徹子の部屋」に出演し(出演は何度もあり)、黒柳さんに聞かれても決して名前は明かさなかったとかーー。それもそうですね。
で上原さんのところをくびになってフリーターみたいなことですからいろんなことをなすったんですってね」(黒柳)
28でデビューなんでそこまで結構いろんなことをやりましたね。(高橋)
「上原さんのところを首になったのが20ぐらいのときですから28まで8年間ぐらい金魚のえさやりとかいろんなことやったんですって」(黒柳)
(https://tetuko-room.geo.jp/2020/09/26/20020306/ より)
ということで、若い頃の高橋さんは決して順調なスタートではありませんでした。
徹子さんとの会話の続きによると、当時はデモテープをレコード会社の色んな所に送って、拾ってもらったとか。一時は・・
「CDデビューがきまって2年間で契約一回だめになって2年間何も動きが取れないときがあって」というような、いわゆる下積み時代を超えてきたとのこと。
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ブレークしたのは、1999年の『サラリーマン金太郎』、そして2003年からの『特命係長 只野仁』でした。
高橋さんは早々に華々しい活躍をしていた・・みたいなイメージを持たれやすいかもしれませんが、意外と(?)苦労人ということが分かりました。
ちなみに2018年に『不惑のスクラム』を高橋さんが主演した時は、劇中で尾崎豊の曲を熱唱させられるという展開がありました。
NHK「不惑のスクラム」高橋克典が尾崎豊の「♪15の夜」「♪シェリー」「♪僕が僕であるために」を鼻水垂らし号泣しながら熱唱! pic.twitter.com/Rqgcz0FGAg
— レンブラントちゃん (@rembrantchan) September 23, 2018
尾崎豊さんは高橋さんより一歳年下で、青山学院高等部の後輩でした。当時の面識もあります。
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高橋克典さんのファミリーヒストリー
高橋克典さんのご両親、高橋勝司さん、高橋好子さん(旧姓角田好子さん)については、2013年に『ファミリーヒストリー』でも取り上げられ、芸能界での逸話のように、知られています。
また克典さんの母(角田好子さん)方の祖母と、梅宮辰夫さんの母親が姉妹という関係で、梅宮辰夫さんと高橋克典さんは親戚になります。
角田家にも歴史があり、芸大卒の高橋好子さんは青学関連の名誉教授でもありました。高橋克典さんが望んでも簡単に大学を退学できなかった理由に、その件も関係しているようです。
2019年に好子さんは逝去されましたが、同じ年に梅宮さんも亡くなりました。
若い頃に克典さんが、梅宮さんに「俳優になりたい」と相談すると、梅宮さんは、当初、反対したそうです。
高橋にとって、梅宮さんは子供の頃から憧れのおじさんだった。「『前略おふくろ様』の見学もさせてもらって、その頃が(芸能界への憧れの)ベースにはなっている」。
俳優への夢を相談すると「やめとけ。そんな地味な顔ではやっていけない」と当初は反対された。(https://hochi.news/articles/20191213-OHT1T50046.htmlより)
まさか「地味な顔」とは思えませんが・・ とはいえ、その後は「特命係長 只野仁」で高橋さんと梅宮辰夫さんは共演しました。
また父親の「高橋勝司さん」のご縁で、克典さんは2018年には父親の出身地の北秋田で「北秋田市ふるさと大使」に就任しました。
詳細は略しますが、ファミリーヒストリーとしてご両親のそれぞれの前進的な姿勢が、克典さんに反映されているように感じられます。
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2022年は連続テレビ小説『 舞いあがれ!』で主人公の優しい、穏やかな父親を演じました。町工場の職人的気質もよく表現されていました。
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ヒロインの福原遥さん、妻の永作博美さんとの空気感もいい感じ。
私生活ではモデルの中西ハンナさんと2004年に結婚され、息子さんをたいへん大切に育てていることが伝えられています。
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以上簡単ですが、ひたすら青山学院だった高橋克典さんの出身校についてでした。