「バッテリー」のあさこあつこさん
あさのあつこさんの学歴と出身校について。あさのあつこさんは、『バッテリー』で有名な小説家。
岡山県の美作の出身です。地元の県立高校を経て青山学院大学を卒業し、小学校の先生になったり、子育てをした後に作家デビューしました。
岡山県立林野高等学校 ⇒ 青山学院大学
岡山県立林野(はやしの)高校は、岡山県美作市にある創立110年ほどの歴史のある高校。
青山学院では文学部を卒業しました。
なお、音が同じ読みになる浅野温子さんは、女優で活躍中。(浅野温子さんの出身大学と出身高校)あさのあつこさんは女優の浅野温子さんとと間違われないようにこのペンネームにしたとのことです。
あさのあつこ(本名:浅野敦子)
生まれ:1954年9月14日
出身:岡山県英田郡美作町湯郷(現:美作市)
1961年:(推定)小学校入学、7歳
1967年:(推定)中学入学、13歳
1970年:(推定)林野高校入学、16歳
1973年:(推定)青山学院大学入学、19歳
1977年:(推定)大学卒業、23歳
1990年:(推定)日本同人協会「季節風」同人となる
1991年:(推定)『ほたる館物語』で作家デビュー
1997年:『バッテリー』で野間児童文芸賞
1999年:『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、49歳
2005年:『バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞
2010年:『グラウンドの空』
2013年:『花や咲く咲く』
2017年:『薫風ただなか』(KADOKAWA)、63歳
2021年:『明日へつながる5つの物語』
2022年:『彼女が知らない隣人たち』、68歳
その他著作多数(挙げた作品はごく一部です)
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
バッテリーの凄さは、原作者あさのあつこさん講演のこの言葉に証明されてる。「観た後に私が感じたものは、感動とかそういうのじゃなくて、渦巻くような、嫉妬でありました」
最高の称賛。
OLもまた、業界に多くの嫉妬と称賛を生み、そこから未来が創られるのでは。
#バッテリー #おっさんずラブ pic.twitter.com/oZJyNyIpFS— うつ伏せで (@IT69tg29) July 15, 2018
あさのあつこさんの出身高校は岡山県立林野高等学校
あさのあつこさんの進学した岡山県立林野(はやしの)高等学校のある美作(みまさか)市は、岡山県の比較的に内陸部にあります。
市の北部は、県境を一部鳥取県に接しています。位置として、同じ岡山県でも岡山や倉敷との関わりより、JRを見る限り兵庫県の相生などとの結びつきがあるのでしょうか。
岡山県立林野(はやしの)高等学校
所在地:岡山県美作市三倉田58番地1
林野高等学校は2000年代に岡山県立大原高等学校や、岡山県立江見商業高等学校と統合し、現在は「普通科」のみの男女共学校となっています。
出身者にはあさのあつこさんの他に、映画監督の大谷健太郎さんなどがいます。
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あさのさんの出身地美作市と出身の小中学校
高校の前に、子供のころのあさのあつこさんはどんな少女だったのでしょう。育ったのは、上記のように岡山県の美作(みまさか)市です。
2017年のEduTownのインタビューに拠ると、小学生のころは、漫画家に憧れており、しかし絵の才能がないことを12歳ころに自覚したそうです。
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中学校時代は、本の面白さに目覚めた時期と言えそう。「シャーロック・ホームズシリーズ」を読み、アガサ・クリスティを読み、エラリー・クイーンにも魅せられたとのこと。
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そして高校時代にもたくさんの文章、詩などを書いていたけれど、作家になる手がかりとして大学の文学部に進学したとされます。
ということで、文学部に進む素養が小中学校にも形成されたことでしょう。
具体的な出身小・中学校についてはいまのところ不詳です。
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あさのあつこさんの出身大学は青山学院大学
あさのあつこさんは青山学院大学の文学部を卒業しました。
あるインタビューで、「本当は多くの作家を輩出しているある大学の文学部に行きたかった」と答えています。行きたい所と行ける所は違うと教師に言われての結果。もちろん青山学院大学文学部はハイレベルですがーー。
文学部に行き、学校の先生になり、そうしたら普通の会社員より時間が取れるとそのときは思ったそうです。児童文学を書くサークルに入っていたけれど、そんなに多くを書いたわけでもないと・・・
就職試験では結構、落ちていたそうです。
(このあたりのソースはhttps://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3506117/www.tachibana-u.ac.jp/webtb/special/interview/a3.html より ただし2012年時点のデータです)
大学を卒業し、岡山で教員を2年間勤め、さらに歯科医の夫と結婚したあと、地元の美作市で開業していたとのこと。
上記のように、教員ならまとまった時間を執筆に用いられると考えたことも進路決定の一因だったようで、それについては子どもたちに悪いことをしたと、インタビューで答えていました。
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青山学院大学は文字通り設立当時の地名が「青山」に作られました。青山とは、華族の青山氏の邸宅があったことに由来。
よく知られるように、青山学院大学は、幼稚園から大学まですべて渋谷の都心にあります。
青山学院大学
所在地:東京都渋谷区渋谷四丁目4番25号
蔦のからまる♪・・とペギー葉山さんなどに唄われたのは、青山学院大学の青山キャンパスのチャペルでした。
渋谷の青山キャンパスの他に、相模原キャンパスがあります。相模原キャンパスは社会情報学部と理工学部などの一部の学部になります。
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青山学院の出身者は多く、アナウンサーでは竹崎由佳さん、小川彩佳さん、滝川クリステルさんなどがいます。桑田佳祐さん、加藤シゲアキさん、賀来賢人さん、名取裕子さんも青学出身者です。
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児童文学では異例といわれる1000万部のベストセラー『バッテリー』を生み出したあさのあつこさんです。
また青学出身の作家には、あさのさんの他に、佐藤多佳子さん(『神様がくれた指』など)や、姫野カオルコさん(『彼女は頭が悪いから』など)等が居ます。
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本日発売!映画『バッテリー』Blu-rayは林遣都さんデビュー作!少し影のある天才ピッチャーを演じて日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。あさのあつこさんの同名ベストセラー小説を『おくりびと』の滝田洋二郎監督が映画化した青春映画!https://t.co/TswbzNrIcY#林遣都 #おっさんずラブ pic.twitter.com/qaGMWh9Q9o
— 角川映画DVD (@kadokawa_DVD) June 7, 2019
『バッテリー』は2007年に映画化され、林遣都さん、山田健太さん、仲野太賀さん。が演じました。
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簡単ですが、作家あさのあつこさんの出身校についてでした。